元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
様々なタイプの試合が観られる良い大会でしたね、高松大会。ライブで観戦した人が羨ましくなりました。
それでは折り返しを迎えたAブロック公式戦、振り返ってまいりましょう
飯伏幸太 vs バッドラック・ファレ
ファレ選手の評価の低さが如実に現れた試合でした。ファレ選手は本当に来年のG1には出ないんじゃないでしょうか。チェーズ・オーエンズ選手と入れ替わったほうが良いです。
この試合でも邪道さんとオーエンズ選手が介入しまくりました。この介入で試合が面白くなれば良いんですけど、大して面白くはなってませんし、観る側の多くはデカいファレ選手と飯伏選手の真っ向勝負が観たかったんじゃないでしょうか。
最後はボマイェ→カミゴェ一発。
ランス・アーチャー選手はカミゴェをカミゴェで返したり、まとも食らったのに耐え抜いたり、見せ場を作りましたが、ファレ選手は一発。しかもニアロープだったのに、ファレ選手はピクリとも動きませんでした。
ファレ選手は指導者に専念したいのかも知れませんね。お疲れさまでした。
ウィル・オスプレイ vs ザック・セイバーJr.
全然覚えられない技名でフィニッシュ。
すぐにオスプレイ選手がタップしたので、首が相当悪いんだな〜と思っちゃいました。
それにしてもムチャクチャ面白い試合でした。オスプレイ選手のコンディションが万全の時にもう一度みたいです。
恒例のザック選手の試合後のコメントです。
まんまと仕掛けにハマってくれたな。プロフェッショナル・レスリングにおいては、感情のままにではなく、正確なテクニックの方が勝っているってことさ。これでわかっただろう。でも、数百人の歓声を浴びるところで披露するようなものじゃないはずなんだが。頭のいいレスラーとはどういうものかということを見せられて、驚きの声をあげてさせるってのはな。まあ、運がよかったってことだ。世界的にもこんなにできのいいレスラーの闘いが見られたんだから。でも、割に合わないよな。才能の無駄遣いってとこだ。これってとんでもないことなんだぞ。サンドイッチを手にピクニックに行くのはいいけど、楽しみにしてたピクニックがブチ壊された感じだ。これが『G1』(公式戦の)6戦目。それがオスプレイとの試合で、ニュージャパンのリングで、それも『G1』で実現したのはいいけど、なんでメインイベントじゃないんだ? それもカガワでだぞ。タカマツでだぞ。カガワのみんなにとってはよかったかもしれないけど、リョーゴクやトーキョードームのメインイベントにふさわしいカードなんだ。おかしくないか? 頭がイカれてるんじゃないか? この意見に同感だと思うだろ? さて、ここから巻き返すか。2019年を振り返ったとき、思い返す試合だったな。今日は狙い通りだった。してやったりだったな
最近は試合以上にザック選手のコメントが楽しみになっていますが、訳が変なときがあるそうで、困っています。ワールドのバックステージコメントのほうが正確らしいので、本当のところを知りたいときはそっちを観るようにしています。
ザック選手の言う通り、これがメインじゃないんですよね。しかも言っちゃあなんですが高松なんですよ。公式戦の2つ目にこんな試合されたら、このあと試合する選手はキツかったでしょう。
ゴチャゴチャ書いても意味がありません。ご覧になってない方はぜひご覧下さい。この試合のためにワールドに入会しても良いくらいの試合です。
あ、そうそうこの試合のレフェリー(マーティー浅見さん)、下手くそだったので次回はこの人じゃない人をレフェリーにしてやって欲しいです。このレフェリー、ちょいちょいミスってて、ずっと気になってたんで、G1では裁かない良いんじゃないですかね?
オカダ・カズチカ vs ランス・アーチャー
この試合はオスプレイ vs ザックとは方向性の違う、大きい選手と大きい選手がぶつかり合う昔からあるプロレスらしい試合の進化版でした。
ついさっきビッグマッチのメインレベルの試合が展開されて、あとに出てくる選手はキツいな〜と思ったのに、あっさり超えていくんですから、G1のレベルの高さがわかります。
何しろ覚醒したアーチャー選手がすごい。
まずはロープの上を歩くオールド・スクールからのムーンサルト・アタックです。
これまで何度もロープの上を歩いてみせてるアーチャー選手ですが、今度は何とロープの上からムーンサルト・アタックを敢行したのです。度肝抜かれました。2メートルある選手がこれをやっちゃうんですから、ジュニアの選手は困るでしょうね。
オカダ選手がいつものレインメーカー・ポーズをする時にアーチャー選手に見せつけようと近づいたところ
EBDクローが炸裂します。フィニッシュホールドのひとつですから、まさかこのまま抑え込まれちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしました。
いや、アーチャー選手の勝利を予想していたので、それはそれで良いんですが、この試合のほとんどオカダ選手が攻め込まれていましたので、そんな負けた方で良いの?と心配になりました。
そしてアホな高さの
チョーク・スラム。オスプレイ選手が同じような目にあってましたが、オスプレイ選手はジュニアで軽いから、あんな高く持ち上げられちゃったんだろうな〜と思っていたのですが、ヘビー級のオカダ選手も軽々と持ち上げられてしまいました。
攻撃もエグいんですが、守備も堅い。レインメーカーをもらっても倒れないのです。
この日、レインメーカーは4発発射されたのですが、3発まで倒れませんでした。そんな選手今までいなかったんじゃないでしょうか。この写真をよく見ると、オカダ選手の足が逆なので、3発の内何発かはショートレンジのラリアットだったかも知れませんが。
それでも最後は正調レインメーカーをズバリと決めて
オカダ選手が勝っちゃいました。全勝です。アーチャー選手に勝ってもらって、秋にIWGPヘビーに挑戦して欲しかったんですがね。残念です。
それにしてもホントに凄かったアーチャー選手。昔、ビッグバン・ベイダー選手とかスコット・ノートン選手とかを観たときのような迫力、楽しさ、喜びがありました。これからが楽しみです。
KENTA vs SANADA
KENTA選手ってどうにも中途半端です。
外敵感を出そうとするも試合終盤には忘れちゃうし、キックばかりかと思えば、当たりの浅いフライング・ラリアットをやってみたり、パワーファイター御用達のパワースラムを使ってみたり、見た目はジュニアなのにスピードはそんなに早くないし、大して飛ばないし、多用するキックも普通。
この人、一体何が出来て今の地位にいるのか、全然わかりません。
『KENTAのプロレス』とは一体なんなのか、現状やれているのか、これからどうするつもりなのか、これまたサッパリ分からないのです。
SANADA選手が、この試合を盛り上げるにはどうしたら良いのか、凄く困りながら試合をしているように見えました。
ファイアーマン・キャリーで担いでもなかなか決まらないTKOが決まったら、ここのところドラゴンスリーパー止まりの
スカルエンドが決まったりと、KENTA選手は相手選手の近況を勉強せずにリングに上がってるのかな?とすら思えてきました。この辺、ちゃんと頭に入ってるジョン・モクスリー選手とは真逆です。
SANADA選手の技が観れて良かったんですがね。
アーチャー選手を倒したGameOverが決まった時は、まさかこれでSANADA選手が負けたりしないよな?とちょっと不安になりましたが、KENTA選手を背中に乗せたままでSANADA選手が動けたので、大丈夫とすぐ思えました。
最後はスカッとラウンディング・ボディプレス。普通に勝てて良かったです。
棚橋弘至 vs EVIL
昔、まだEVIL選手になる前、棚橋選手と一緒にコマーシャルに出てました。ユニットは違ってしまいましたが、きっと棚橋選手にとっては気になる後輩なんじゃなかろうか、と勝手に思っていました。
今年のG1の棚橋選手は絶好調。この絶好調のうちにEVIL選手にぜひ勝ってもらいたかったし、棚橋選手ならこの試合はキチンと負けてくれると思ってました。
しかし、棚橋選手が勝ってしまいました。試合後バックステージで
EVILにひとこと言っとこうかな。ちょっと、上から言われるのは、本人、気に食わないかもしれないけど。すげぇレスラーになったなぁ・・・・・
このようなコメントを残しています。だったら負けてやってよ、と思いますが、こんなコメントが出されてる内は棚橋選手には勝てないのです、きっと。
この日の棚橋選手は絶好調。
ハイフライアタックも見事に決めますが、ここで膝を強打。これでガクッと動きが悪くなるかと思いきや、少し前のモタモタ感はほとんどなく、キビキビとした動きを継続してました。
さらには美しいブリッジでドラゴン・スープレックス・ホールド。
ここまでやられたら、もうEVIL選手は勝てないです。EVIL選手がどうこうよりも、棚橋選手が本当に素晴らしかったと思います。
やっぱり棚橋選手も超人です。
それではまた。
ありがとう!