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【NJPW】フィンレーほぼ優勝!:7.26 G1 CLIMAX 32 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

これほど嬉しい夜はありませんでした。

G1 CLIMAX 32

昨日は予想した上で試合を観たわけですが、

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半分しか当たってないんです。

正直言うと公式戦4試合のうち3試合の行方なんて、どうでも良かったんです。

メインだけ。

メインだけしっかり勝ってくれれば良かったんで、本当に良かったのです。

そんなおっさんの振り返りです。

普通に-O-カーン負けた

まずはグレート-O-カーン vs チェーズ・オーエンズです。

初っ端、オーエンズ選手が珍しいパウダー攻撃が炸裂したので、これはさっそく予想通りの-O-カーン選手の勝利だな、と思っちゃいました。

こんな姑息なことをやるテクニシャンなんて、-O-カーン選手に勝てるわけがないと。

ところが、なんだかんだでオーエンズ式正攻法で普通に-O-カーン選手が負けてしまいました。

-O-カーン選手が負けることはないと考えていたですが、負けるとしたら若きベテランの老獪なテクニックの罠にハマって(つまり丸め込み)負けてしまうんだろうと想定しておりました。

ところが、フィニッシュはパッケージドライバー。

未だオーエンズ選手のほうが格上なのかな、と思わせる負け方でした。

オーエンズ選手は誰にも勝てて、誰にも負けられる貴重な選手です。

この勝利はG1の優勝の行方をわからなくさせる調味料になっていることに、かなり後になってから気がつきそうな気がします。

-O-カーン選手推しではあったので残念でした。

主役は東郷

次は同門対決のKENTA vs “キング・オブ・ダークネス”EVILです。

後楽園ホールは真っ暗になることを忘れてました。

実況の人がそのことを言っているのを聞いて思い出しました。

そして、しっかり暗くなってしました。

ボク的には暗くなるのは記憶に残らない程度の仕掛けなんだな、とここで気が付きました。

結果はEVIL選手がリングアウトで大きく揉めることなく終わっちゃって、完全にボクの予想が外れてしまいました。

考えてみれば、KENTA選手の自伝の発売されたばかり。

宣伝さえ出来れば、勝ち負けなんてどうでも良かったのかも知れません。

結局HOT(ハウス・オブ・トーチャー)はBULLET CLUB内で落ち着くということですね。

さて、この試合は完全にディック東郷選手のコントロール下で行われたものでした。

以前、EVIL選手はでっかい鎌をもって入場していました。

鎌が試合で使われたことはないと思いますが、毎試合EVIL選手とともに試合に参加していたものです。

今はその鎌の代わりが東郷選手で、その東郷選手は鎌とは違い、意思を持ってEVIL選手を勝たせるために動きます。

鎌がEVIL選手と共にG1に参加していたように、東郷選手もまた、G1にEVIL選手とともに参加しているのです。

これまではあくまでアシスト程度だったのですが、この試合ではガッツリ参加して試合を動かしてましたし、フィニッシュまで奪ってしまいました。

記録上EVIL選手に勝ち点2ですが、本当は東郷選手が2点なのです。

まさにこの試合の主役は東郷選手でした。

あんなところを見せられると、東郷選手をセコンド業務だけじゃなく、選手としてしっかり試合をするところが観たくなりますね。

この試合を観て、きっと多くのファンの方に東郷待望論が湧いてきているのではないかと思いました。

ちなみにボクはずっと前から湧いてます。

普通にアーチャーが勝っちゃった

次はトム・ローラー vs ランス・アーチャーです。

推していたアーチャー選手が勝ったわけですから、嬉しいには違いないんですけども、ここまでローラー選手が何もできない感じになるとは思ってませんでしたので、ややガッカリです。

ローラー選手のアーチャー対策が、結局おんぶしてもらうようにしてのスリーパーしかなかったのは残念でした。

MMAで培った技術であっという間に寝かせて極めて、相手が少々大きくてもしっかりと渡り合っていくところを想像していたのですが、全然ありませんでした。

考えてみれば、MMAはこんな体重差のある試合は行われません。

行われないということは、こんな体重差がある場合の技術もない、ということになるんじゃないですかね。

とはいえ、アメリカではデカい選手はゴロゴロいるからそんな苦にしないだろう、と考えてたんですが、思いっきり苦にしてました。

この調子ではローラー選手の活躍は望めそうにもないですね。

それとも逆にアーチャー選手が、ローラー選手のMMA技術をしっかり使ったら対応できないので、このぐらいで勘弁してもらったんですかね?

ちょっとローラー選手的にはキツい試合でした。

フィンレーほぼ優勝!

最後はメインのデビッド・フィンレー vs ジュース・ロビンソンです。

最高です。

もうこの勢いで優勝しそうな気がしてます。

いや、もう半分ぐらいは優勝しています。

いやいやほとんど優勝です。

ジュース選手がなんだかんだとフィンレー選手の悪口を言ってくれたおかげで、ジュース憎しの気持ちが、ボクだけでなく多くのファンの方の中にもあったでしょう。

そのうえで、古傷(がどっちの肩なのかは忘れてしまいましたが)をジュース選手が徹底的に痛めつけたおかげで、精神的な痛みと身体的な痛みに耐えに耐えての逆転サヨナラホームランという展開に持ち込めました。

上から降ってくるフィンレー選手をナックルで迎撃された時は、やっぱりフィンレー選手は勝たせてもらえないのか、と負けが確定したわけでもないのに、泣きそうになりました。

このG1からどうもフィニッシャーにしたっぽいトラッシュ・パンダも決まったし、以前のフィニッシャーだったACID DROPだって決まったのに、3カウント入らないとなって、さらに絶望しました。

場外ではマットなしのパイルドライバーをもらい、ジュース選手の新フィニッシャーのロックスライドの体勢になった時は、もう完全にダメと思っちゃいました。

さらにお馴染みの海野失神(これだから海野さんはBULLET CLUBのメンバー説が流れるのです)と来たら、完全に流れはジュース選手のものだと思い込んでしまいました。

ジュース選手がUSヘビーのベルトを凶器として持ち出したところで、ついにフィンレー選手もG1から持ち出した(正確にはアメリカではすでに持って入場していたみたいですけどね)フィンレー家に代々伝わる(かどうかはわかりませんが、少なくともお父さんはつかっていました)伝家の宝刀、シレイリが炸裂。

ファミリーの伝家の宝刀というのは燃えますね。

ファンクス・ファミリーの伝家の宝刀といえばスピニング・トゥ・ホールドで、暴れた牛を黙らせるのにドリー・ファンク・シニアさんが使っていたのを『スーパースター烈伝』で読んだのを思い出します。

シレイリでガードされたベルトがまっぷたつに割れるんじゃないかと心配になりましたが、それを乗り越えてジュース選手にしっかりお仕置きの一撃。

昨日は

ヒールのジュース選手に対してシレイリでぶん殴ってしまうことが出来れば勝てるんでしょうけど、それをやるとジュース選手がせっかく張り切ってヒールになったのに、どっちがヒールやらわからない感じになってしまいます。

それはどっちの選手にとっても美味しくないように思います。

と書いていたぐらいですから、シレイリがフィニッシュだったらイヤだな〜と思っていました。

そこでフィンレー選手は、シレイリでぶん殴られてグロッキー状態のジュース選手をカウント2で無理やり起こして、しっかり自分のフィニッシャーであるトラッシュ・パンダを再び決めたのでした。

この方法があったか〜!とシビレました。

完全にフィンレー選手はボクの上を行ったのです。

ボクの上に行くなんてのは、大して難しいことではないし、それぐらいのことはカンタンにやってもらわんと新日のトップにはいけないんですけどね。

泣けました。

海野さんが失神してたことを忘れて3カウント目を叩いてくれた時に、何もかもが報われたような気がしました。

そういえばジェイ・ホワイト選手に勝ったときにも同じような気持ちになりましたね。

最悪、他の試合には負けてもジュース選手にだけは勝ってほしい願っていたので、本当に嬉しかったです。

で、しかもボクの期待通りにUSヘビーのベルトにも絡んでくれました。

ウィル・オスプレイ選手に勝つのはなかなか難しいと思いますが、誰が観てもオスプレイ選手のライバルと認知されるような闘いはきっと出来るはずですから、楽しみです。

本当に最高でした。

もう今日でG1終わってもいいぐらいです。

あ、いやいや、まだライブ観戦してなかったんだ。

それではまた。

ありがとう!


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