好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

後藤洋央紀=木村健悟:7.24 G1 CLIMAX 29 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

今回の予想はこんな感じでした。

www.g1climax.jp

1つだけ外しちゃいました。

ジュース・ロビンソン vs 矢野通

某ブログで、あんなにディスってたジュース選手のことをついホメてしまうくらい今年のG1のジュース選手は変わりました。

devon-shiki.com

僕としてはこの変化を歓迎していません。そして、この試合ではこの変化がダメなほうに出てしまったと思います。

 

矢野選手とのコミカルな試合において、どこまでコミカルにして良いのか、その匙加減を測りかねたまま、試合が終わってしまいました。

ジュース・ロビンソンのパルプ・フリクション

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

現在のキャラ設定上仕方ないところもありますが、コミカルなほうにもしっかり付き合って試合を盛り上げることが出来ないと、USヘビーのチャンピオンに返り咲いたとしても格付けを上げることは難しいでしょう。

 

早いことジョン・モクスリー選手を直接倒して、元のすこぶる明るい軽薄なジュース選手に戻って欲しいです。

 

あ、またディスられちゃいますね。

後藤洋央紀 vs タイチ

本当にもうダメってことですよね、後藤選手。

www.loca-neo.com

後藤選手を推していたので、前回の内藤哲也戦の不甲斐なさにガッカリしましたが、それでもタイチ選手には勝ってくれると予想していました。

 

だがしかし、新日本プロレスはもう後藤選手には期待しないということなんですね。

 

それでも内容で「後藤洋央紀ここにあり」を示して欲しかったんですが、完全にタイチ選手のコントール下で試合が進みました。後藤選手はただタイチ選手にぶら下がっているだけでした。

タイチのバズソーキック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

LA道場での特訓によって、鋭さが増したはずのキックも、出しどころ、説得力、多彩さ、いずれにおいてもタイチ選手が上を行き、ラリアットとアックスボンバーの打ち合いでも圧倒することが出来ず、LA道場Tシャツを踏みつけられた怒りも、あっという間にいなされて、

後藤。ラ・ドホ。ラ・ドホのキャプテン。いわゆる“キャプテン・ラ・ドホ”。何が変わった? (※記者に)何が変わった? 具体的に言ってみろ。言ってみろ。あ? 何も変わってねぇんだろ? オマエもそう思うんだろ? ラ・ドホのキャプテンになったのに、それ以外何も変わってねぇ。海外行こうが、白塗りしようが、滝に打たれようが、ラ・ドホを結成しようが、変わらねぇんだよ。そういうとこだぞ。

こんなことを言われる始末。格の違いをまざまざと見せつけられました。

 

しかも後藤選手はバックステージで

タイチに言っとくぞ! あのロス道場の若手たちは、俺が連れてきたわけでも、俺がリーダーなわけでもない。彼らは彼らの意志で来てんだよ。

こんなコメントを残してしまってます。

 

これでもかと、ダメっぷりを僕ら刻んで行くのです。もうどれだけ応援してもこの人はダメなのかな、と思わざるを得ないという所まで来てしまいました。

そうか、後藤選手は木村健悟さんだったんだ。

www.k-kengo.com

そうだとわかると、後藤選手がIWGPヘビー王者になるわけないので、とたんにモヤモヤがスッキリしました。

 

この結果はごく自然なことだったのです。

ジョン・モクスリー vs 鷹木信悟

何でも出来るところも当然凄いんだけど、試合運びに無駄がないところが一番凄いんです、モクスリー選手は。

 

序盤からちょっと足の調子が悪そうだった鷹木選手。それにすぐ気がついたんでしょう、モクスリー選手は徹底的に足狙い。

ジョン・モクスリーのフィギュア・フォー・レッグロック

ジョン・モクスリーの鉄柱を使ってのフィギュア・フォー・レッグロック

ジョン・モクスリーのイスでのヒザ攻め

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

「狂犬」のニックネーム通り、噛み付いたり、荒々しく蹴ったり殴ったり、ロープワークもバタバタしたり、動きは実にワイルドなんですが、試合の組み立ては昔の強いアメリカのチャンピオンという感じの緻密で丁寧です。

 

古くからのファンにはどこか懐かしく、新しいファンには新鮮なプロレスをしてるのでモクスリー選手の試合に惹き込まれるんじゃないでしょうか。

 

またデスライダーがズバリと決まって終わりだろうと思っていたら、

ジョン・モクスリーのテキサス・クローバー・ホールド

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

最後も足攻めで〆るところも憎い。棚橋弘至選手よりもガッチリ極まってます。

 

ジュニアで無敗を誇った鷹木選手がなんとギブアップ。モクスリー選手が負けるイメージが全然出来ない圧倒的な上手さでした。

ジェフ・コブ vs ジェイ・ホワイト

コブ選手は自分の良さを活かしきれてません。それがこの試合を盛り上がりに欠けたものにしたように思います。

 

ジェイ選手はわかりやすくヒールなんで、何をやっても相手はヒーローに見えます。なので、かなり試合をしやすいのではないかと思うのですが、上手く行きませんでした。

 

コブ選手の場合、スープレックスのインパクトが飛び技のインパクトを超えないんです。でも、飛び技は割と序盤に出てしまうので、試合展開が尻すぼみになってしまうのが原因でしょう。技を出す順番を変えて、フィニッシャーのツアー・オブ・ジ・アイランドも唐突に出さずに、何か布石になる技やってから、しっかりロープに振って決めたら、もっと良い感じになるように思いました。

これを読んでから、外道さんに怒りを感じていたので、コブ選手が外道さんにアバランシュ・ホールドを食らわせた時はテンション上がりました。

ジェイ・ホワイト&外道

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

でも、こんな笑顔されたら、もうええかな、という気になりました。外道さんは最高のヒールです。誰かもっとグチャグチャしたって下さい。

石井智宏 vs 内藤哲也

名勝負製造機の石井選手を相手にして、しょうもない試合をやってしまったらえらいことなので、メインですし、内藤選手はちょっと緊張しているように見えました。

 

でも、さすが内藤選手。終わってみればヒジョ〜に両者の良さが噛み合った良い試合でした。

 

ハイスパートな攻めの石井選手と派手な受け身を得意とする内藤選手が特にガッチリ噛み合ったのがこちら。

石井智宏の雪崩式ブレーンバスター

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

凄い雪崩式ブレーンバスターです。

 

これなんて内藤選手でないと受けきれないんじゃないでしょう。石井選手も内藤選手が相手なら思いっきりぶん投げてる気がします。

 

そして、内藤選手を相手にすると石井選手はいつも以上に強そうに見えます。

 

終盤にバレンティアがでました。

内藤哲也のバレンティア

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

実況の清野茂樹さんも久しぶりに出たと言ってました。奥の手だからたまにしか出さないわけですが、デスティーノが返された時の最終奥義として使って欲しいです。つなぎに使うにはインパクトがでかすぎると思います。

 

いや、最終奥義はスターダスト・プレスなのかな?

でも現状を変えたい人が、もしこのコメントを見ているのであれば、周りの反応は気にせず、いま自分が表現したいことをしっかり表現すること。それが、一番の近道だよ。経験者が言ってるんだからね、間違いないと思うよ。まぁそれと同じ方法をやったとしても、失敗するか成功するか、その答えはもちろん、トランキーロだけどね

内藤選手も後藤選手のことを気にしているようです。優しいですね。

 

石井選手が引き出したのかもしれませんが、内藤選手の動きがこれまでよりも良くなっているように見えて、ホントに優勝決定戦に進出しそうな気がしてきました。

 

次はモクスリー戦。これが内藤選手の天王山でしょう。新日におけるモクスリー選手の初黒星は内藤選手につけてもらいたいです。

 

それではまた。

ありがとう!


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