元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
何も予定がなかったのでリアルタイムで見るはずだったのに、G1のことをすっかり忘れてMinecraftをやってしまってました。
19時頃、妻が何気に「内藤負けたんやね」とか言い出して、棚橋弘至 vs 内藤哲也がすでに終わったことを知りました。
ということで、注目のメインだけ結果を知った状態で観る羽目になってしまいました。
観られるのならリアルタイムで見たほうが良いです、ね。
G1 CLIMAX 32
この大会でG1も5日目になるんですが、まだ一回も公式戦をやってない選手もいるんです。
トム・ローラー選手がそうなんですが、早くシングルマッチが観たいものです。
それに引き換え、すでに公式戦を2回終えている選手もいるのですから、少々バランスが悪い気がします。
ファンタズモ、ピーターをお持ち帰り
まずはエル・ファンタズモ vs 高橋裕二郎です。
BULLET CLUBの同門対決ではすっかりおなじみとなった闘わずして決着つけようという流れが今回もさっそくありました。
※世間ではこの流れウケてるんでしょうか。ボクは全くです。
この試合では裕二郎選手から仕掛けます。
ダンサーのピーターさんをファンタズモ選手に差し出すので、オレに勝ちを下さいと持ちかけるのです。
ピーターさんは若干の戸惑いを見せながらも、ファンタズモ選手の頬にキスして見事に交渉成立。
まさかの裕二郎選手の2連勝となるかと思いきや(誰もそうなるとは思ってなかったでしょうけどね)ファンタズモ選手がちゃんと裏切って試合スタートとなりました。
素直に寝たファンタズモ選手の上に、なぜか背中からカバーに行く裕二郎選手。
この時点でファンタズモ選手がひっくり返してしまうことが明白で、こんな感じでこの後ちゃんと出来るんかな?と心配になりました。
ボク的には結果ファンタズモ選手が勝っちゃうのなら、試合開始直後の裏切ってフォールで終わりでも良かったんですがね。
さて問題はピーターさんです。
そこそこの熱戦の末にファンタズモ選手のサンダーキス86(この技「86」なんて数字がついてたんですね。知りませんでした)でしっかりと負けてしまいました。
サンダーキスの前に金的攻撃を受けて大ダメージだったということではあるんですけども、故意なのかアクシデントなのかわかりませんが、ファンタズモ選手も裕二郎選手に金的攻撃をもらっている状態だったので、しっかりと負けてしまったのは少々残念ではありました。
金的をもらい、ジュニアのウエイトのファンタズモ選手のスプラッシュでしっかり負けた、気の毒な裕二郎選手に当然ピーターさんが寄り添うものだと思ったら、ファンタズモ選手と一緒にバックステージに引き上げてしまうのです。
ファンタズモ選手がピーターさんをお持ち帰りしたのです。
いや、ピーターさんが自らお持ち帰りされたというほうが適切か。
負けた上にピーターさんまで奪われてしまう踏んだり蹴ったりな裕二郎選手。
バックステージコメントを見ますと、ピーターさんを譲渡するつもりサラサラなく、最初から一晩だけ貸すつもりだったそうですが、そういう扱いにされてしまったピーターさんは果たして裕二郎選手のもとに戻ってくるのでしょうか。
これが抗争の火種になり、ついに有耶無耶になっていたBULLET CLUBとHOT(ハウス・オブ・トーチャー)の関係がはっきりしてくるのかも知れません。
ボク的にはG1に集中させてくれよ、と思ってしまうのですが・・・。
そうそう、SHO選手がまた出てきたんですが、ファンタズモ選手には通用しなかったのは、デビッド・フィンレー選手がアホに見えてしまうので、ボク的にはここがいちばん残念でした。
2敗がキツいとなると・・・
次はSANADA vs タイチです。
今年はブロックが4つに分けられて、公式戦が1人6試合ですので、2敗すると優勝戦線から脱落するというようなことを、散々実況の人が言うわけです。
そうは言っても2敗ぐらいは全員するだろうよ、と思っていたのですが、この前の試合で初戦勝った裕二郎選手が負け、初戦負けたファンタズモ選手が勝つという事実を見せられたら、この試合もバランスを取ってくるのか?と思わずにはいられません。
いやいや昨日石井智宏選手が2敗してるし、そんなこともないだろう、と思い直して試合を観ていました。
結果、初日に勝ったタイチ選手が負け、初日に負けたSANADA選手が勝ってしまったのです。
今日はそういう感じなの?
優勝戦線に残る選手は本当に1敗なの?
優勝の行方が更に見えなくなってきてしまいました。
試合は大胸筋合戦からはじまって、三沢光晴 vs 川田利明&田上明テイストで、四天王プロレスリアルタイム世代としては楽しかったです。
「俺が田上」が出るかと期待していたのですが、出たのはコーナートップから飛んでくるSANADA選手に対してのカウンターの喉輪落としでした。
田上殺法が観られて嬉しかったです。
ちょっと気になるのは、このところタイチ選手の体を回転させてのキックが低空なことです。
バックを取られた相手へのオーバーヘッドキックだったり、ロープに振ると見せかけてのバックスピンキックだったりが、いずれも以前よりも低空飛行です。
解説の方もそれについて触れないので、触れちゃいけないことなのかとちょっとだけ心配になってます。
単純に頭部に蹴りが入るとケガする可能性が高くなるということなのかも知れませんがね。
ファレが島流し
次はジェフ・コブ vs バッドラック・ファレです。
コブ選手に対する信頼度は厚いんですが、ファレ選手に対する信頼度はかなり薄いので、ランス・アーチャー戦みたいに期待し過ぎると裏切られてしまうような気持ちで観てました。
コブ選手の人並み外れたパワーがファレ選手にどこまで通用するのか、そこが見どころだと思っていたのですが、しっかり通用してましたね。
通用し過ぎてました。
昔から体重の重い選手は、打撃であったり、スプラッシュであったりが絶大な威力を発揮する反面、なかなか投げられることがないから投げられると大ダメージを負うというようなことが言われます。
それでもファレ選手は新日道場出身ですから、たまにしか投げられないにしても受け身の技術はしっかりしてるはずだから、少々スープレックスパーティーになってもケロッとしてるんじゃないか、なんて思っておりました。
ところが、ブレーンバスターで派手に投げられたら、その次はあっという間にツアー・オブ・ジ・アイランド。
ファレ選手が抱えられ島流しにされてしまったインパクトもかなりなものでしたが、それよりも「え?もう島流し?」という驚きが勝ちました。
きっと重過ぎてこれ以上投げるのはコブ選手であっても無理だったんでしょうね。
勝ったコブ選手が腰を押さえていたので、素人目にも体に負担がかかるだろうなと思わせるツアー・オブ・ジ・アイランドですが、ファレ選手のサイズになるとエグいダメージになるんだなとわかりました。
この試合も初戦に勝ったファレ選手が負け、初戦に負けたコブ選手が勝ったので、優勝戦線に絡む選手は本当に1敗しかしないんじゃないかという気持ちが濃くなりました。
2敗でも大丈夫なのかも
最後は棚橋弘至 vs 内藤哲也です。
さて問題です。
このカードは両者ともに初日に負けています。
優勝戦線に絡むには1敗が条件だとすれば、この試合に負けたほうは早くも優勝戦線から脱落するということになります。
となると、そりゃ内藤選手が勝つだろうと思ったはずです。
でも、この試合だけは結果を知っていたわけですから、内藤選手が連敗するということになります。
そうなると、内藤選手の膝の具合など、コンディションに少々不安があるということなのか?
だとすると、内藤選手はこの試合で膝に大ダメージを負う展開になるんじゃないか?と予想して試合を観ました。
すると、通常棚橋選手がサンセットフリップに行くところ、内藤選手の膝にアトミック・ボムズ・アウェイに繰り出します。
雪崩式ストンビングと呼ぶべきか、ダイビング・ハーフフットスタンプと呼ぶべきか、ともかく膝に明らかに最近ぽっちゃりしてる棚橋選手が落ちてきたのです。
これを起点に足殺し祭になるんだな、やっぱり内藤選手のコンディションが去年に引き続き良くなかったんだな、と納得しました。
ところが、足殺し祭とはならず普通に一進一退の攻防となるのです。
なんなら徐々に内藤選手が押すのです。
え?この展開で内藤選手が負けるのは無理あるなぁと思ったら、デスティーノをスモール・パッケージ・ホールドで切り返してカウント3。
ドラゴン殺法炸裂での薄氷の勝利。
ドラゴンボンバーズ正統継承者(とボクが思っているだけ)らしい勝利となりました。
内藤選手が連敗したことで、G1は2敗までは大丈夫だと気がつきました。
「逆転の内藤」のキャッチフレーズ通り内藤選手が生きるのはまず負けないといけないわけですから、これはもう内藤選手優勝のフラグが立ったのでは思いました。
さて、近頃バックステージで感極まる棚橋選手を見かけがちですが、何をそんなに泣くことがあるのかがボクにはイマイチわかりません。
だって今の状況になったのは何も棚橋選手のせいじゃないし、声出してよくなったらきっと元に戻ると思うので。
「ちょっくら」で優勝出来るほど甘くないと思うので、そっちのほうをもうちょっと気をつけてほしいです。
それではまた。
ありがとう!