元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
さ、本日よりG1CLIMAX再開です。
アメリカはダラスでの開幕戦は随分と遠い昔のような気がしてしまいます。あれはあれで単独の大会だったかしら、とすら思えてきません?
本日はこれから行われるG1CLIMAX29のBブロックの予想をします。が、その前に公式戦以外の見どころも少し書きます。
まずは第3試合です。

野毛 vs LAの道場の威信をかけたヤングライオン同士の熱い対決が気になります。「野毛」は子供の頃から憧れ続けた聖地。小学生の頃の僕はいずれそこで稽古をする気でいました。そして時は流れ、高校時代の僕はPoisonやMötley CrüeやRATT(この順番おかしいって言わないでね、僕の好きな順です)というLAメタルと呼ばれるバンドが好きになりました。LAもまた僕の憧れの地。いずれ僕もLAメタルになるつもりでした。
憧れと憧れの激突は僕を熱くさせないわけがありません。棚橋 vs KENTAという新日 vs NOAHのエース対決?の前哨戦など、少年時代のあこがれの前には霞んでしまうわけです。
そして第4試合。

やる前から、これほど前に誰が負けるのかわかりきったカードがありますか?このカードはハナから勝敗なんてどうでもいいのです。もちろんオカダ vs ザックの前哨戦ということも大した問題ではないのです。
世界一性格の優しい男、鈴木みのる選手がついにYOSHI-HASHI選手に手を差し伸べるのです。ザック選手にリスクを追わせるだけ追わせてタイトルマッチを組ませておいて、自分は負けても何の代償も払わず、以前と同じ日常に普通に戻る男。こんな男に砕けるハートなど、最初からないのです。
そんな男はなぜか、放ってはおけない何かを持っていて、やらかしてもやらかしても、必ず誰かが救いの手を差し伸べたり、守ってくれるのです。
それが今回は鈴木選手なのです。どういった形でYOSHI-HASHI選手に魂を吹き込むのか。もしかしたら、これまでのアホとしか思えない行動の数々は、この日鈴木選手に魂を吹き込んでもらうためのフリだったのかも知れません。
注目です。
もちろん、な〜んにもないことも大いに考えられることも念頭には置いてます。
ジュース・ロビンソン vs 鷹木信悟
前置きが長くなってしまいました。ここからがBブロック開幕戦の予想です。
昨日書きました通り、鷹木選手は3勝6敗予想で、
ジュース戦は負けます。
ジュース選手は前USヘビーのチャンピオンです。ジョン・モクスリー選手にリベンジするまでは、負けるわけには行かないのです。ま、本当にそうならモクスリー選手との対戦が最終戦なので、全勝ということになってしまいますが・・・。
大体そういう位置づけにはなるだろうと予想しまして、スーパージュニア準優勝者と元IWGPヘビー級チャンピオン(小島聡選手)を破ったという実績のジュニア上がりの選手には負けるわけにはいかんのです。
モクスリー戦以前のジュース選手は明るく楽しい感じで、時々明る過ぎて躁病なんじゃないかと心配になるようなことを、デビッド・フィンレー選手にやらかしていました。

そのちょっとヤバいんじゃない?という感じで鷹木選手に接して欲しいです。鷹木選手には瞬発力を活かした強力な打撃、パワー活かした相手を持ち上げて投げる技が特徴的ですが、これをまともに相手しないところが観たいです。
まだ、お前のようなジュニアは顔じゃないとばかりに、パンピングボンバーを平気な顔で受け止め、逆にネックブリーカーのようなラリアットで吹き飛ばし、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンのように相手を担ぐ技には、そもそも担がせもしないという防御を見せて欲しいのです。
大人げないジュース選手の爆発を観たいです。
ジョン・モクスリー vs タイチ
元WWEのスーパースターが初戦からコケるわけが無いと多くの人は考えると思うのですが、僕はここはあえてタイチ選手の勝利を予想します。
そしてこのタイミングでこんなニュースが飛び込んできました。
この一番下に

※(新日本プロレス)⬅この表記が泣けます。
飯塚高史選手復活です。現役当時と変わらぬコンディションは作り上げているということです。
そして、この写真の飯塚選手が手にしているアイアンフィンガーを今持っているのが、
タイチ選手です。17日のももクロ一座特別公演にアイアンフィンガーを手に出演するとすれば、今日取りに来るしかありません。
つまり、飯塚選手のアイアンフィンガーでモクスリー選手を倒すのです。
矢野通 vs 内藤哲也
一つ前の試合でサプライズが起きているので、ここではサプライズも何もなく、普通に内藤選手が勝つと予想します。
まあ、もし自分がファンの立場だったら、「どんでん返しをやらかすかもしれない」と思って、楽しんで観る選手かもしれないし、普段戦うぶんにはほかの選手と異なるスタイルなので、おもしろかったりするんですけど。
インタビューで矢野戦についてこう語っている内藤選手。面白がっている場合ではないと僕は思っております。
前にも書きましたが、ここのところの内藤選手は良い試合が出来てません。チャンピオンには返り咲きましたが、スランプ状態なんじゃないかと思っています。
そして矢野選手との試合といえば、同じロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのSANADA選手が迷勝負を繰り広げて、プロレスラーとしての懐の深さ、技量、上手さをみせてグイグイと評価を高めてきています。
実績こそ内藤選手が勝っていますが、存在感はSANADA選手に負けているように思えます。
ここはSANADA選手以上のスウィングする試合を矢野選手と繰り広げて欲しいです。勝つのは当然で誰もそのことに関しては興味が無いでしょう。だからこそ、矢野選手とどんな内容の試合を構築できるのか、内藤選手のプロレス頭が試されます。
石井智宏 vs ジェフ・コブ
メインが気の毒になりそうな屈指の名勝負を繰り広げてしまいそうなカードです。石井選手が開幕前日の会見でこんな事を言っています。
「結果、内容、インパクト、これにこだわって挑みます」
たぶん、これまでもこだわってきたと思います。ただこだわりの順番が今回は違っているのではないかと。一番最初に「結果」を持ってきたところに僕は注目しました。
内容やインパクトは常々こだわっておられると思いますし、実際そういう試合をたくさん重ねてこられてます。ただ、結果に関しては今はNEVERのチャンピオンですが、IWGPヘビーには届いてません。G1に優勝したこともありません。年齢的なことを考えると、そろそろ大きな勲章を取っておかないと、という気持ちになることでしょう。
そこで「結果」にこだわる、と仰ったのではないかと思うわけです。
チャンピオンとして望むわけですから、例年以上に負けにくい立場ですので、ここはそのこだわりに懸けまして、石井選手の勝利と予想します。
後藤洋央紀 vs ジェイ・ホワイト
後藤選手にとっていきなりの天王山。
絶対に負けてはいけない戦いなのです。ここで負けたら、もう後藤選手は終わりです。YOSHI-HASHI選手と同じです。そうなってもらっては困るので、ここは勝つと予想します。
しかも勝ちゃあ良いってもんでもありません。ジェイ選手を乗り越えた感が絶対条件です。ジェイ選手がミスったので勝てた、外道選手のご助力で勝てた、クルッと丸め込んでの逆転で勝てた、ジェイ選手にやる気がないから勝てた、ではダメなんです。
ジェイ選手を力でねじ伏せる勝ち方が必要なのです。前哨戦ではジェイ選手の得意技(流れを変えるのにうってつけのオリジナリティあふれる技をたくさん持ってますよね)をバンバンもらってましたが、公式戦では全て封じて、昇天で勝つという展開を期待しています。
今のところ、LA道場でダイエットに成功した、という成果しか見えてないので、今日は後藤選手が一皮むけたところを見せて欲しいです。本当にお願いします。

後藤選手がこの試合に勝ったら、目標達成したということで、ここから後の試合は全部消化試合みたいになってもらっても困るんですが、この試合に全神経を集中させて、後藤史上屈指の名勝負にして欲しいです。
それではまた。
ありがとう!