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リスペクトを感じる試合:7.10 SUMMER STRUGGLE in SAPPORO 観戦記

元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。

久しぶりに新日本プロレスが観られた気がします。

リアルタイムでの観戦ではなかったのですが、全試合観ました。その上で今回はIWGPジュニアヘビー級選手権試合のエル・デスペラード vs 石森太二の感想を中心に書くことにしました。

SUMMER STRUGGLE in SAPPORO

本題に入る前に少しだけ、どうしても触れておきたいカードがありましたので、触れます。

それは一番最初のマスター・ワト vs 上村優也です。

飯伏幸太選手がコロナワクチンの副反応で急遽試合を欠場したことで実現したカードなんだそうです。

ワト選手にとっては、かなりしんどい試合になりました。

結果はワト選手の勝ちですが、あとは全部上村選手が持っていっちゃいました。ワト選手の今後が心配になるくらい、ヒドい内容でした。

どっちがヤングライオンなのかわからなくなりました。上村選手が出来すぎなのかな。

海外に出ても、ワト選手のように用意してもらったキャラクターを乗りこなせなかったら、すぐに伸び悩んでしまいます。

そんなキツい状態を目の当たりにすると、上村選手や辻陽太選手はどうしたら自分はこんな事にならずに済むか、必死になって考えることになるでしょう。

それにしてもワト選手。凱旋して1年が経とうとしてるそうですが、その存在をすっかり忘れてました。

コロナで試合数が減ったとは言え、あまりに自己主張がなさ過ぎです。

どれだけ身体能力が高かろうと、ルックスが良かろうと、自分で前に出て存在をアピールしない選手はチャンスは与えられません。

今の「グランドマスターへの道」というキャラ、イマイチよくわからないので一度完全に消えて(理由は修行に出たでOK)グランドマスターになって帰ってくるしかないんじゃないでしょうか?

普通、凱旋したら何かを獲得してるものなのに、まだ獲得してないと堂々と宣言するキャラって斬新だけど、中途半端な印象を受けるんじゃないですか?

素材は悪くないと思うので、何とかしてあげて欲しいです。ボク的にはマスクマンに変身が良いと思います。

理由は聞かないで。

理詰めの攻防

さてIWGPジュニアヘビー級選手権試合です。

両者とも試合でストーリーが作っていける1流のプロレスラーなので、どちらの攻め方も楽しかったです。

デスペラード選手は右足を中心に、石森選手は左肩から腕を中心に攻撃を重ねて、少しずつ体力とか気力を削っていき、最後は自分の得意技で仕留めるという流れで進行しました。

必ずしも道筋を作って試合を組み立てなければならないということもないんでしょうけども、理詰めの攻めが見られるとチャンピオンシップな雰囲気が出ますし、試合もスッキリ整理された印象になって見やすくなると思います。

予定調和、お約束は試合をわかりやすくする要素です。

ただ、時々ちょっと違うことも混ぜてくるので、何もかも予定調和で流れていくわけではありません。

見てる側はこの場面なら3つくらいの選択肢があるぞ、なんて考えながら観ることになるのです。

それは試合に集中するということになります。

これを両者ともやってくるわけですから、観てる側もなかなか疲れますが、実に心地よい疲れ、なわけです。

そして両者とも相手の流れをどう断ち切って自分の流れに持ってくるか、とせめぎ合うわけですから、一瞬たりとも目が離せません。

ボクは何度か目を離してしまい、何度か時を戻しました。

さらにはここに反則攻撃も混ざってくるわけですから、ボクらは2人によって敷かれたレールの上をいつものように進んでいくのに、ハラハラドキドキさせられてしまうのです。

ゲストの高橋ヒロム選手はこの状況に嫉妬を覚えるというようなことをおっしゃっていましたが、そりゃそうでしょう。この攻防はプロレスの試合の完成形の一つと言えるからです。たぶん。

高度な切り返しと介入

さらにこの試合がすごかったのは、これまで観たことがない(ボクが知らないだけかも)高度な技の切り替えしが随所に見られたところです。

一瞬で攻守が入れ替わるわけですから、やっぱり集中して観ざるを得ません。

デスペラード選手が比較的力技な切り返しを見せたことに対して、石森選手は技術で切り替えしていました。体つきを見ると逆のイメージなんですが、石森選手はそんなに力押しでは勝負しませんね。

パワーを使うべきところでしっかりパワーを発揮するという、出しどころがわかっているのもまたテクニックになるんですかね、ムダも隙きもない試合運びをしていました。

その隙きのなさに、こりゃ石森選手の二冠王あるな〜と思ってしまいました。

ところが石森選手が大ピンチになると、エル・ファンタズモ選手がしっかり介入してくるんですね。

ヒールユニット同士の対決である場合は、両者ともが反則しまくりのグチャグチャの展開になることもあるのですが、ここも必要最小限の介入に留めたところが素晴らしかったです。

エル・デスペラード選手、金丸義信選手、石森太二選手、エル・ファンタズモ選手の4人はどの組み合わせでも高水準の試合を見せてくれる新日の宝だと思います。

先にファンタズモ選手が出てきちゃったということは、この試合においてヒールは石森選手ということになりました。

そしてデスペラード選手が土手っ腹にファンタズモ選手のサドンデスを貰ってしまった時に、これはデスペラード選手の防衛を確信しました。

サドンデスでもぎ取ったタッグとの違いを見せるに違いない、そう思ったのです。

結局デスペラード選手が防衛。もうヒロム選手くらいしか防衛戦の相手がいないと思ったら、次はロビー・イーグルス選手でした。

ロビー選手もこんな試合を見せられたら、プレッシャーを感じるでしょうね。あのVTRは試合観る前なんでしょうね。

観てたらおいそれと挑戦させろとは言いづらくなるような素晴らし過ぎる内容でした。

リスペクトを感じるフィニッシュ

ボクは残念ながら両者のSNSでの攻防は追いかけてなかったのですが、実況の方が言うには、お互いリスペクトをしながらの言葉の応酬だったそうですね。

お互いどこにもイチャモンつけられなかったということみたいです。

攻防が素晴らしかったのは、お互いにリスペクトしているからこそでしょうが、フィニッシュにボデスペラード選手の石森選手に対するリスペクトをいちばん感じました。

普通、ロコモノからピンチェ・ロコでフィニッシュですが、今回はロコモノとピンチェ・ロコの間にダブルアーム・フェイスバスター、いわゆる旋回しないピンチェ・ロコを挟んだんです。

これは棚橋弘至選手のハイフライフローの両面焼きとか、オカダ・カズチカ選手のレインメーカー連発とか、内藤哲也選手の入り方を変えてのデスティーノの連発とかと同じです。

基本的に一撃必殺であるはずのフィニッシャーを重ねることによって、相手が強敵だったことをお客さんに印象づける効果と、相手に対する最大の賛辞だとボクは考えます。

この試合の勝ち方はこれまでになかったんじゃないですかね。

これだけでデスペラード選手にとって、石森選手は特別な相手であることがよ〜くわかりました。

これでしばらくはまた2人のシングルマッチは組まれないでしょうが、折に触れて組んでもらいたい名勝負数え唄でした。

それではまた。 ありがとう!


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