元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は先日の長州力引退興行?のメイン以外についての感想を書いてまいります。
初めて見る選手が多かったので、トンチンカンな感想になったり、場合によって選手を間違えていたりすることがあるかも知れませんが、ご了承下さい。
第1試合:佐々木貴&杉浦透&吉田綾斗 vs 葛西純&浅川紫悠&平田智也
かろうじて葛西選手は名前だけ知っている程度で、他の方(一部除く)はどういう選手なのか知りませんし、FREEDOMSという団体があることも
初めて知りました。団体所属だけどFREEDOMSってややこしい名前だなと思っちゃいました。
佐々木選手が社長で、葛西選手がエースなのかな?2人とも体中が傷だらけでデスマッチ系だということがパッとわかって、そういう試合をするのか思っていたのですが、普通にプロレスでした。
特に上手いとか下手とかは思わなかったんですが、この2人はちゃんとお客さんとコミュニケーションを取りながら試合を進めていたので、安心して観たいられました。ま、普段は自分のところの団体でメインを張ってるんでしょうし、当たり前ですかね。
FREEDOMSの平田選手が若い時の佐山聡さんに似てました。身体のぽっちゃり具合も。ブリッジも柔軟でキレイだったし、良い選手になりそうな気がしました。キックの稽古をしたら、ホントに佐山さんになるんじゃなきでしょうか。
でも、葛西選手に憧れてFREEDOMSに入団したということで、デスマッチやりたいんでしょうから、佐山さんのスタイルとは真逆ですね。
そして一部除いた選手というのは、名前は知ってるし試合も見たことがある、以前はKAIENTAI-DOJOという名前で、今は2AWの吉田綾斗選手です。新日ではずっとヤングライオンに合わせて黒だったので、白のコスチュームは新鮮でした。
WebサイトはまだKAIENTAI-DOJOなんですな。
浅川選手も2AWの選手だそうですが、全く印象に残ってません。吉田選手と並んでエース候補?らしいですね。
最後は杉浦選手が勝って、俺が杉浦だ〜ってなことを言ってたんですが、若手に勝って威張ってもらっても困るな〜と思っちゃいました。
第2試合:関本大介&橋本大地 vs マサ北宮&稲村愛輝
この試合は面白かったです。大日本の関本選手も橋本選手も知ってますし、NOAHの北宮選手も知っていて、第1試合よりは入りやすかったのもありましたが、何と言ってもNOAHの若手、稲村選手が素晴らしかったです。
石井智宏選手だったか真壁刀義選手だったか忘れてしまいましたが、もしかしたら両方だったかも知れませんが、ヤングライオンの誰か(多分辻陽太選手)がついてきてました。この試合観たかな?
このキャリア1年にも満たない選手が、これだけの試合を見せたら、ヤングライオンも黙ってられないだろうな〜と思いました。こりゃ帰ってからスクワット1000回ですよ。
稲村選手の攻撃も凄かったんですが、この攻撃を真正面から受け止めた橋本選手の力強さ、頼もしさ、逞しさにお父さんの橋本真也さんの大ファンだった僕としては嬉しくて涙が出ました。
そりゃ大日本プロレスでチャンピオンにもなっているから、その逞しさもすでに認識していたのですが、しっかりとプロレスをやってくれていて、嬉しかったです。なんかずっと心配なんです。しょっちゅう試合が観られたら、そんなに心配しないでしょうけどね。
北宮選手はマサ斎藤オマージュになってからは動いているところを観たことがなかったのですが、こりゃトレーニング積んでないとキープできない身体だな〜と思わせてくれたところが良かったです。普段から、マサの名に恥じないプロレスをやってるんだろうな〜と思いました。
マイケル・エルガン戦が決まった関本選手ですが、この試合は不発でしたかね。体つきの凄まじさに圧倒されて試合内容が頭に入ってこないので、いつも結局関本選手のプロレスはどうだったんだろう?となるのですが、今回はしっかり観ました。
出落ちでした。
内容でもインパクト残して欲しかったです。
第3試合:NOSAWA論外&MAZADA&FUJITA vs ディック東郷&カズ・ハヤシ&MEN’Sテイオー
急にベテラン感が強い試合になりました。リングネームに世代が出てますね。名字をアルファベットで表記するリングネームって、僕はあんまりカッコよくないと思ってしまうんですが、それは僕が海援隊DX世代だからでしょうかね。
安心して観ていられる楽しい試合でした。
久しぶりに観たテイオー選手は中年太りがひどく、上手さはあれど動きのキレは落ちていて多少ガッカリしてしまったんですが、ビックリしたのは東郷選手です。
マンゴーパフェが食いとおて、食いとおて‼️
ピッサリ‼️ pic.twitter.com/XZyE772Jm4
— ディック東郷 (@boliviacuba) 2019年6月27日
一時期体調を崩していたりしたそうですが、本当に昔と全然変わらない動きでビックリしました。
長州さんの引退興行終わりました。
控室には石井ちゃんと坪ちゃんがいてノスタルジックな雰囲気に。#みちのくプロレス pic.twitter.com/bj92BzP5pM— ディック東郷 (@boliviacuba) 2019年6月26日
とても49歳とは思えません。来年の『スーパージュニア』に出て欲しいくらいです。
最後はペディグリーからのダイビング・セントーン。泣けました。
第4試合:田中稔&小坪弘良 vs ヨシタツ&上野勇希
小坪選手はつぼ原人というリングネームのときしか知りませんが、藤原組出身だったんですね。この試合ではそれが一番ビックリしました。見た目も藤原喜明選手に寄せてきている感じなので、ヨシタツ選手をサブミッション地獄に誘うのかと思っていたら、全然でした。
ストンピングも下手ですし、期待し過ぎたのもあってこの日一番のガッカリ選手でした。
以前『ジャイアント馬場没20年追善興行』でヨシタツ選手を観た時、新日にいたとき(WWEから帰ってきて後)よりも動きが良くて、
凄く嬉しかったんですが、この試合ではダメでしたね。空気が読めない感が凄く出てました。最初から自分だけ目立ってやろうという、底意地の悪さ、厭らしさが見えました。
それに引き換えパートナーの上野勇希は良かったです。DDTの選手だそうですが、自分勝手なヨシタツ選手のせいで出番こそ少なかったのですが、センスを感じました。
DDTもちゃんと観たほうが良いのかな〜と思いました。
そして、現NOAHのジュニアチャンピオンである田中稔選手にもビックリしました。46歳ということですが、こりゃチャンピオンとして説得力があるな〜と思わせる身のこなしでした。
僕は新日ジュニアで活躍していたという田中選手をあんまり知りません。もっと前のバトラーツ所属で新日に出ていた頃だけ知っているのですが、その頃遜色ない動きに見えました。記憶は美化されるので、大体は衰えのほうが目についてしまうものですが、ディック東郷選手同様に変わらなさに驚きました。
こりゃNOAHも観に行かないとマズいかな。
第5試合:清宮海斗&谷口周平 vs中嶋勝彦&熊野準
NOAHのチャンピオン・清宮選手の試合を始めて観たわけですが、キャリア3年ということを考えると凄いのかも知れませんが、チャンピオンとしてみると物足りなさのほうが強く感じてしまいました。
相手に当たる瞬間にグンと伸びるドロップキックはインパクトがありましたが、その他の動きで目を見張るようなところはありませんでした。フィニッシャーがタイガー・スープレックスというのも、インパクトが薄い原因かな。
ブリッジが柔軟だとか、ブリッジの高さがエグいとか、スピードがえらく速いとか、そういうのが何にもない普通のスープレックスなんですね。
そこまでの試合の組み立て方とか、展開や流れが良くても最後の最後に小さくまとまってしまうように見えてしまいます。なんかもったいない気がしてしまいます。
これからの選手なんでしょうけど、なんかもうひと捻り、ふた捻り欲しいです。
逆に中嶋選手はキックのインパクトが凄いですし、ヒールっぽい戦い方をしてお客さんとコミュニケーションを取ってましたし、むしろ中嶋選手のほうがチャンピオンぽかったですね。
でも、この試合で僕が印象に残ったのは谷口選手でした。前までマイバッハ谷口というリングネームだったのに本名に戻して心機一転という感じらしいですね。
マイバッハ時代に少しだけ試合を観たことがあるのですが、なんかしょうもない選手だな〜という印象しかありませんでした。
この試合でも特にインパクトを残したということはないのですが、清宮選手を盛り立てよう、清宮選手を立派なチャンピオンにしようという奉仕の精神と言うか、NOAHの復興は清宮選手にかかっているから何とかしたいという思いを感じました。
たぶん、見た目が地味なのでマスクでも被って派手に行こうとしていたんでしょうが、地味な見た目こそが個性であり、輝くための武器になりえるんじゃないでしょうか。
なんでかわからないんですが、素直に活躍してほしいな〜という気持ちになりました。
ということで、ベテランと若手がインパクトを残し、今が全盛期という世代がパッとしないという大会でした。
普段は新日本プロレスしか観てませんし、日本では1番レベルの高いリングなんだろうな〜と何となく思っていたのですが、こうやっていろんな団体を並べてみてますと、規模が違うだけで、もしかしたら技術的なものは大差がないのかも知れないと思えてきました。
特にFREEDOMSの平田選手、NOAHの稲村選手、DDTの上野選手にはプロレス界の未来は明るいなぁと思わせてくれて感謝したいです。
それではまた。
ありがとう!