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【AEW】【NJPW】6.26 AEW✕NJPW:FORBIDDEN DOOR 観戦記 3

AEW

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回で最後になる『禁断の扉』の感想です。

AEW×NJPW:FORBIDDEN DOOR

せっかく休みを取って家でゆっくり観てたんですが、何とメインの試合中に映像が止まるという事故が起きました。

せっかくのライブが台無し。

仕方のないことなのかも知れませんが、そこそこの料金支払っててこれじゃしんどいです。今後はよっぽど出ない限りPPVは購入しない、と心に誓いました。

それでは残りの試合を振り返ってまいります。

ロサってスゴいのな

まずはAEW女子世界王座戦のサンダー・ロサ vs トニー・ストームです。

シェイクハンドからのレスリングの攻防でスタート。

ロサ選手、半分顔にペイントしているので、変なキャラが乗っかった怪奇派なのかな?と思っていたのですが、全然違いまして、メチャクチャ正統派な闘い方でした。

もしかしたらストーム選手が大きいのかも知れませんが、ロサ選手は思ってたよりも小さく感じました。

ロサ選手の技で印象に残っているのか、ロープにもたれかかってる相手へのドロップキックでした。

背中に一発、土手っ腹に一発と打ち込んだのですが、全体重をどんと相手に乗っけた後に、トンと立っちゃうんですね。

スターダムでも観られる光景ではあるんですが、ドロップキックのあとは背中だったら胸だったり受け身を取るので、トンと立ってしまうところにロサ選手の身体能力の高さを感じました。

かたやストーム選手ですが、ケツがデカいなぁと思っていたら、しっかりそれを武器にしていましたね。

コーナーに座り込んでいる相手に対して、ダッシュいちばん、でっかいケツがロサ選手の顔面を襲ってました。

コーナーマットが新日のと違って各ロープ事にあるので首がグニャってなってました。

女子は1試合しかなかったんですが、ボクには絶大インパクトでした。

ストーム選手はスターダムで赤いベルトを巻いていたり、WWEでもチャンピオンになっていたかと思うので、確かに凄い選手ではあったのですが、ロサ選手はさらに想像以上でした。

ロサ選手は7月には東京女子に登場するとか。

ということは、スターダムには来ないってことでしょうね。

いや〜スターダムで観たかったです。

終盤のエグい角度のデスバレーとエイプシットみたいなのは「うわっ」と声が出てしまいました。

そんなスゴい技をキックアウトしちゃったストーム選手も凄いんですがね。

最後のエイプシットみたいな技はロサ選手のフィニッシャーだったのかな?

こうなると、普通はストーム選手が勝っちゃうんですが、ロサ選手はストーム選手の反撃を大して許さずに最後はブレイドバスターみたいなのでロサ選手が勝ちました。

ロサ選手に心奪われた試合でした。

主役はキャシディ

次はIWGP USヘビー級選手権のウィル・オスプレイ vs オレンジ・キャシディです。

キャシディ選手には心を掴まれましたね。

最初から面白かったです。

両手をポケットに突っ込んだまま闘うキャシディ選手。

言うてもすぐにポケットから手を出さざるを得ないだろうと高をくくっていたのですが、結構そのままで闘ってましたね。

ああいう、キャラをしっかり最後まで守って闘う選手は好きにならずを得ないです。

全然知らん選手だったのに、一発刻まれました。

オスプレイ選手は相変わらず素晴らしいし、最後はしっかり勝つんですけどもキャシディ選手が全部持っていってしまいまして、オスプレイ選手は損をさせられた感じに見えました。

いや、キャシディ選手の良さをオスプレイ選手が完全に引き出したということですかね?

さらに試合後、勝ったオスプレイ選手とエンパイアの誰なのかよく知らないメンバーが、さらにキャシディ選手を痛めつけようとしたら、な、な、なんと柴田勝頼選手が登場。

柴田選手はエンパイアを蹴散らして、オスプレイ選手をやっつけてしまいそうな勢いでした。

躍動する柴田選手に泣けました。

これで柴田選手が全部持っていくのかと思ったら、最後の最後にキャシディ選手が柴田選手にサングラスをかけてサムズアップ。

やはりこの試合はキャシディ選手が主役であることをしっかりアピールしてました。

キャシディ選手が好きになりました。

第1試合の次にこの試合は興奮しました。

セザーロの人が来た

次はザック・セイバーJr. vs クラウディオ・カスタニョーリです。

そもそもはブライアン・ダニエルソン選手と闘う予定だったのがケガをして欠場ということになって相手はXだったようです。

Xが誰が来ても、多分ボクの知らない選手なんだろうな、と思っていたらWWEでセザーロだった人でした。

中邑真輔選手がWWEに移籍した直後、しばらくの間WWEを観ていたことがありましたが、その時に活躍していたのがこのセザーロだった人であるカスタニョーリ選手でした。

セザーロ選手はそんなにハッキリと記憶していたわけではないんですけど、いいイメージしかなかったのでメチャクチャ嬉しかったです。

いきなりフィニッシャー?が炸裂して、まさかのザック選手が秒殺なんてこともある?とビビりました。

カスタニョーリ選手は見た目よりもずっとパワーがあるそうで、ホントにそうなの?と観ていたのですが、確かにザックが好きなように極められないところを見ると、そうなんだな、と納得せざるを得ませんでした。

きっとパワーでサブミッションを防御されるなんてことは今までもあったでしょうから、ザック選手なら何とかしてくれると思っていたのですが、あんまり対処できてなかったように見えました。

悔しいですね。

ただ、ザック選手とテクニック対決ができる相手というようなことでしたが、純粋なテクニック対決という感じではなかったので、そんなにザック選手の価値が落ちたということはないかなぁとは思います。

でも、もっと好きなようにサブミッション決めまくるところを見せて欲しかったので、残念でした。

最後はパワフルなクロスアームのパワーボムでクラウディオの勝ちまして、パワーの前にテクニックが粉砕されたように見えました。

アダム・コールのスーパーキック祭

次はIWGP世界ヘビー級選手権4WAYマッチのジェイ・ホワイト vs オカダ・カズチカ vs アダム・ペイジ vs アダム・コールです。

メンバーは豪華なんでしょうけど、4WAYなんかにIWGPを懸けないで欲しいというほんのりとした怒りと、全員が薄味になるんだろうなぁという期待出来ない状況でした。

いい意味で期待を裏切ってくれたら、バンザーイなんですが、結果は予想通りに大した試合にはなりませんでしたし、タイトル移動もないし、ホントにしょうもなかったです。

アメリカのファンは楽しいのかも知れないし、日本でもAEWも新日も大好きという人は面白がれたんでしょうけどね。

ただ、感心したのはコール選手のスーパーキックです。

あんなに乱射してもほとんどが的確だったのには驚きました。

さながらスーパーキック祭でした。

これでコール選手が勝ったら良かったんですが、なんだかよく分からないけどコール選手が負けたんです。

また、ブレードランナーが炸裂したんだからオカダ選手が負けても良かったと思うんですけど、何でそうしなかったのか?

事前にそれぞれの関係性を知らなければ楽しめない試合だったのかも知れません。

この日最も退屈な試合でした。

やり過ぎなメイン

最後はジョン・モクスリー vs 棚橋弘至です。

そもそもこれだけでもライブで観たかったのでPPVを購入したわけですが、なんとライブでは観られないという恐ろしいアクシデント。

ということで、この試合だけ後日観戦です。

モクスリー選手の入場テーマは、新日の時のやつからの『ワイルド・シング』に変わるというパターンでした。

ただやっぱりボクと同世代の人は『ワイルド・シング』をプロレス会場で聴くと、大仁田厚さんしか思い浮かばないのではないでしょうか。

モクスリー選手ではイマイチしっくり来ません。

さて、試合はじっくりとしたグラウンドの攻防からスタートして、棚橋選手のエアギターを受け取るお客さんがいっぱいいたりして、好勝負の予感がします。

しかしながら、やり過ぎるモクスリー選手。

謎の流血をします。

頭に攻撃を受けたようなシーンは無かったように思ったのですが、場外に落ちた途端に流血してました。

これ、流血しないとダメですか?

こういうところは大仁田リスペクトなんですかね?

モクスリー選手は入場テーマが示す通りワイルドなキャラなので、使う技がいちいち荒削りな感じがしますが、よく見るとテクニカルな攻撃ばかり。

ちゃんと出来なかってからデスマッチに走った大仁田さんのワイルドさとは根本から違うのです。

ま、大仁田さんの『ワイルド・シング』は映画の『メジャーリーグ』の主人公球団と当時のFMWをダブらせていたから使ったということだったと思うんですがね。

ワイルドっぽく見せながらテクニカルなストロングスタイルで、あんまり動けない棚橋選手をリードしていたように見えました。

かたや棚橋選手ですが、途中カミゴェを繰り出しましたね。

休んでる飯伏幸太選手へのメッセージなんだと思うんですが、飯伏選手には全く響いてないみたいで、やり損になってしまった感じです。

そして、棚橋選手もやり過ぎます。

ハイフライフローが決まったのになぜかすぐフォールに行かないのです。

ハイフライアタックからのハイフライフローは棚橋選手必勝パターンです。

決まったらほぼほぼ終わりなんですが、両面焼きではないのでキックアウトもあり、という場面ではありました。

それなのに、なぜかそのままじっとしてたら良いだけなのに、胸あたりを押さえて苦しみながら、一旦モクスリー選手から距離を取るんですね。

ハイフライフローがいつもよりもしっかり炸裂したとしても、そこはしっかりフォールしないと今までこの技で勝ってきたのはなんだっだ?と思えてきます。

散々胸に攻撃を喰らってとかならまだしも、そういうのはなかったはずです。

この試合、両者一ヶ所ずつやり過ぎたシーンがあったので、ちょっと冷めてしまいました。

それにモクスリー選手は棚橋選手のことをちゃんと予習してきたのがわかったんですが、棚橋選手はそこまでモクスリー選手のことを勉強しているような感じがしませんでした。

そういうところは常に誠実であって欲しい棚橋選手の時々出る黒い部分を観た気がしました。

しかも、試合後はモクスリー選手と棚橋選手がお互いの健闘を讃えるというシーンで大団円となって欲しいところ、ジェリコ感謝協会が乱入してきてグチャグチャになるというエンディング。

余韻もクソもなかったのにもかなりガッカリしました。

AEWと新日の合同興行ということでしたが、AEWの興行に新日の選手の何人かがゲスト出演しただけ感が強かったです。

もう次あっても観ないかなぁと思ってしまいました。

AEWはAEWで、新日は新日でやったら良いと思います。

それではまた。

ありがとう!


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