元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
一昨日のヤングライオンの試合はもうヤングライオンと呼ぶのがしんどくなってきたな〜と思ったのですが、この日のヤングライオンの試合はやっぱりヤングライオンだな〜と思うような内容になってしまいました。
結局は相手する選手がヤングライオンの2人に対して、2人がどういう風に見えるかをコントロールしていたんだな、と思いました。
そう簡単にはトップ選手にはなれませんな。でも、めげないで下さい。確実に前進してます。
IWGPジュニアタッグ選手権試合
今回はジュニアタッグ選手権試合、YOH&SHO vs 石森太二&エル・ファンズモの感想を書いてまいります。
前からずっと書いてますけど、ロッポンギ3Kはたとえタイトルを防衛したとしても、このまま継続するのは、2人にとってもプラスはそんなにないと思うんですよね。
ゲスト解説の高橋ヒロム選手がこの試合のポイントについて聞かれて「SHOの再覚醒」という言葉を使っていましたが、せっかく覚醒したはずなのにロッポンギ3Kを組んだ途端に覚醒前に戻ってしまったように見えることから、少なくともSHO選手にとってはプラスはないです。
そりゃたまにCHAOSの先輩方とタッグを組んで、気を遣って自分を押さえ込むようなことがあっても仕方がないですが、YOH選手とのタッグでそうなってしまってはマイナスでしかありません。
YOH選手的には、どっちかと言うと持ち上げてもらうほうなので、SHO選手ほどマイナスではないかも知れませんが、なんとなくSHO選手がそばいることで、リミッターがあるような気がしてます。
これは、少なからずマイナスでしょう。
それでもやっぱり3Kをチャンピオンとして継続させるのか。注目はそこですね。
YOHの売り
このところ、相手側にYOH選手から熱が伝わってこないというようなことを指摘され、あからさまにメラメラと燃えるのは自分のスタイルではないというような返しをしていたYOH選手。
自分は変拍子である(変拍子が好きだったか?)というようなことをおっしゃってました。
それは新入場テーマ曲に現れています。
ボクには入場にはそぐわないと思えるあの曲がYOH選手のスタイルであるというのです。
これはロックでいうとプログレでしょうか。
プログレは、レベルの高いテクニックの応酬が繰り広げられる音楽で、楽器やってる人は楽しいし、やっていない人はなんだかよくわからないけど凄いことになっていることだけは伝わるという音楽です。
※あくまで個人的感想です。
では、YOH選手はこの試合で、レスラー仲間を唸らせて、ボクらファンは何が何だかわからないけどとにかく凄いことをやっているのを見せていたでしょうか。
ボクはさっぱり見せられなかったと捉えてます。
もちろん下手ではないと思いますが、そこまで凄いというほどでもないと感じでしょうか。
序盤ではグラウンドのテクニックで石森選手に勝てませんでしたし、変拍子と言える変幻自在の闘いを見せたのは、ファンタズモ選手のほうでした。
変拍子がどうしたとコメントしたからには、それを期待してしまいます。
得意にしていることが出せなかったり、出させてもらえなかったりしたら、そりゃガッカリしますし、勝てないです。
あんなので勝っちゃいけません。
売りにしていることが全く売りになっていないのですから、厳しいです。
そんなファッションや音学で個性を打ち出そうとしているようにしか見えない選手のほうが、3Kの場合、全面に出てしまうから、SHO選手に再覚醒が求められるような状況になってしまうのです。
本当は両方の個性がど〜んと前に出てこそ、良いタッグです。1+1が3にも4にもならないと行けないのです。
やっぱり3Kはタッグチームとしてやっていくのは良くないし、王座陥落でもう解散ということで良いんじゃないでしょうか。
SHOの再覚醒
結果、負けてしまいましたから、またSHO選手はシングル戦線で活躍することになるでしょう。
いや、なって欲しい。
そうなると、すぐに再覚醒するはずです。そして、それからはもう誰かに気を使って自分を押し込めるようなことがないようにしてもらいたいです。
でも、
俺たちは俺たちの闘い方を変えるつもりはない。俺たちは俺たちの闘い方で必ずベルトを取り戻してやる
新日本プロレス公式サイト
SHO選手は試合後、こんなコメントを残しています。
SHO選手的にはYOH選手のタッグは心地良いんでしょうかね?タッグのベルトを取り戻したいおっしゃってます。
ここでなんなら、あいつが負けたからベルトを失ったとYOH選手を責めるコメントがあったら良かったのにと思いました。
「俺たち」の闘い方はもう忘れて良いんじゃないでしょうか。SHO選手には「俺」の闘い方をしっかり確立して欲しいです。
予想は書いてませんでしたが、これ以上3Kが勝っても盛り上がりそうにないと思っていたので、まず間違いなく石森&ファンタズモが勝つだろうと思っていました。
やっぱり負けちゃうのはSHO選手だろうなと思っていたので、YOH選手が3カウント獲られての負けは、ちょっとホッとしました。
本当の3K
一般に「3K」と言いますと、「キツい」「汚い」「危険」ですが、石森&ファンタズモは
俺とファンタズモのタッグチームは、カッコいい、かわいい、輝いてる。俺たちこそが! “3K”だろ、オイ!
新日本プロレス公式サイト
とアピールしていました。ロッポンギ3Kは何を意味しているのかよく知りませんけども、たしかにこっちのほうが本当の3Kだなと思わせる内容になりました。
石森&ファンタズモが「3K」まで奪ったら、それこそ解散しかないので、ぜひ、このコンビには「3K」を名乗って欲しいです。
どこ3Kが良いのかな?
どこを切っても3Kの2人が、石森&ファンタズモに勝っているところがありません。
最後も3Kの2つの必殺技をもらった上での逆転勝利と、展開は完璧でした。ヒーローの勝ち方です。
こんな勝ち方されたら、3Kの存続は難しいんじゃないかと思うくらいです。
ロッポンギの3Kは終わり、本当の3Kが誕生します。
それではまた。 ありがとう!