元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
久しぶりにスターダムの感想です。
3大会の5★STAR出場権争奪リーグ戦だけを振り返ってまいります。
5★STAR GP 出場権争奪リーグ戦
すでに全ての日程が終了して、誰が出場することになったのかはわかっているわけですが、ここまで全試合追いかけてまいりましたので、残りもしっかり観戦していきます。
6.18 仙台大会
まずは仙台大会です。
この大会では2試合の争奪リーグ戦が行われました。
吏南 vs 天咲光由
結果を知った上で観ていたのですが、吏南選手は5★STAR本戦には出場できなかったのはなぜなんだろう?と試合を観ながら思っておりました。
学業が忙しいぐらいしか見当たらない気がしました。
でも、5★中は夏休みか?
スターダムでは格が上の選手と格が下の選手のシングルマッチが組まれるので、何も5★でないと当たれないというわけではないんですが、ちょっと残念でした。
吏南選手か琉悪夏選手のどっちかは本戦に行って欲しいな、と思っていたんですがね。
かたや天咲選手ですが、キャリアは半年ほどですかね?なのに、こんなにやれたら、このレベルに到達するのに3年ぐらいかかっている選手にしたら、試合に勝ったとしても自尊心が傷つけられるんじゃないかと思いました。
膝十字固めを起点とした足殺しがホントにきちんとやってるんですよね。
相手がキックアウトした力を利用して膝十字に入ったりして、このリーグ戦に出てるどの選手よりも頭を使って試合している感がありました。
※大江戸隊の2人も同じぐらいフル回転してるように見えてます。
フィニッシャーの天聖がキックアウトされちゃったのはちょっと厳しいなと思いましたが、天聖の改良版とかすぐ作っちゃいそうですから、これは天咲選手の成長を促す行為な気がしました。
妃南 vs レディ・C
吏南選手と妃南選手って双子だし、ず〜っと比較されることになると思うんですが、技量にはそんなに差がないのかも知れませんが、アピール力とか自己プロデュース力という部分で、吏南選手に大負けしている印象です。
あくまで現時点では、ですが。
QQ(クイーンズ・クエスト)なのでクールなのはフィットしているんですが、もうちょっと他のQQの方達を見習ってアピールが欲しいですね。
逆に何もアピールしないなら、いっそ装飾という装飾を全部取っ払って、競泳水着で出てきて、アピールも何もせず、コールを受けたらペコっと頭をちょっと下げて、試合が始まったら終始グラウンドで勝負して帰っていくというのも、最高クールです。
最後は外道クラッチで妃南選手が勝ったわけですけども、これは逆転勝ちを演出する技ですから、キャリア的には普通に妃南選手が勝っていいと思うんですが、それが出来ないというところに今後の課題があるように思います。
つまり休んでる間にレディ選手のほうが、やや格が上になったということですから、先輩らしさを試合の中でアピールすることも重要かも知れません。
これはレディ選手が頑張っている証拠でもあるんですけどね。
で、そのレディ選手ですが、この日のジャイアント・スイングも危うかったですね。
ジャイアント馬場殺法を中心に組み立てるレディ選手ですから、技名に「ジャイアント」がついているのでこの技を採用したんだと思います。
でも、馬場さんはこの技は使ってないんじゃないかと思いますし、この技はどちらかというとパワーファイターのイメージです。
ヒョロっと細長いレディ選手にはあんまり似合わない技だし、実際試合で使うレベルにも達してないように思いますので、ヤメたほうが良いんじゃないですかね。
飯田沙耶選手が使ったほうが良いでしょうね。
あと、レディ選手は一つ一つの動きをもう少しゆったり大きくしたほうが美味しいと思います。
速く動ける選手が多いので、そこであえてスローに動いて、ここぞという時だけパッと速くなるともっとカッコよく見えるはずです。
6.19 山形大会
続きまして山形大会です。
こちらは1試合だけでした。
壮麗亜美 vs 向後桃
壮麗選手は勝てる技がいっぱいあるイメージですね。
このリーグ戦に出なくても本戦出場で良いんじゃないかというレベルです。
きっと壮麗選手の本戦出場は最初から決まっていたんでしょうけども、このリーグ戦を闘う選手と本線に出場する選手との間にどれほどの差があるのかは明確にするために、このリーグ選手に出場してたのかな〜と思えてきました。
向後選手に好きなようにさせた上で旋回式ブレーンバスター一発で仕留めた感じがして、明らかな差を見た気がします。
さて向後選手ですが、このところ腕殺しをやっておられます。
一点集中というのは、勝ちやすくなりますし、パワーファイターの壮麗選手の腕を殺すと技のダメージも減らせるでしょうし、良いことばかりです。
ただ、この試合においてはちょっと単調だったかな〜と思いました。
飛びつき腕十字をマスターしつつあるということで、何度もトライしちゃったのかも知れませんが、そういうのは練習でやってもらうとして、試合ではいろんな形の腕殺しを披露した上での、仕上げの飛びつき腕十字だともっと良かったでしょう。
新人の天咲選手が足殺しを上手にやってしまっているので、余計に向後選手が何も考えてないように見えてしまい、だから負けるのね、と思ってしまいました。
スターダム参戦直後はトントンと良いところまで行きそうな感じがしましたけども、このところは足踏み状態で本人が一番しんどいと思います。
だけど、試合を重ねるごとに課題が生まれていると思うので、それを一つ一つ焦らずクリアしていけば良いんじゃないでしょうか。
6.25 天咲光由凱旋シリーズ2
今回の最後は京都大会の『天咲光由凱旋シリーズ2』と銘打たれた大会です。
天咲選手の特別扱いがエゲツないですね。
最初の1回は良いとして、特に何もなしてないのに大会名に使ってしまうのは本人的にもキツいんじゃないかと。
無駄に周りの選手の嫉妬心をも煽ってしまって、試合で仕掛けられたりしやしないかと心配になります。
天咲光由 vs 月山和香
凱旋シリーズですから、まず負けないですよね。
しかも相手が月山選手となりますと、余計に勝率は上がります。
それでも、ここで月山選手が初勝利なんてことになったら最高だったんですけどね。
凱旋してる選手に花を持たせないで勝ってしまうというのは痛快ですし、今までの未勝利も報われる気がしますし、何しろキャリア的にはもっと勝ちやすいわけですから、勝っても全然不思議じゃないですから。
でも、天咲選手は素晴らし過ぎました。
上に書いたように足殺しをキチンと(新人にしては、ですが)やれて、しっかりしたフィニッシャーがあって、なおかつこの試合の決まり手になったオリジナルの丸め込み技まであるんですから、どうにもなりません。
月山選手もエルボーというかフォアアームはいい音鳴らしてましたが、攻めにストーリーがないので勝ちにくいです。
出来る技をデタラメに並べているだけでは、勝たせてもらえないんじゃないでしょうか。
これがすでに一回ぐらい勝ってるということなら、勝てることもあるでしょうが、何しろ未勝利。
劇的で誰もが納得できる展開を作れないとキツいように思えました。
でも、今年中には勝てそうな気がします。
レディ・C vs 琉悪夏
琉悪夏選手がクリップラー・クロスフェイスを繰り出しましたね。
葉月選手も使っている技です。
ナガタロックⅡかな?
琉悪夏選手のサブミッションというのは新しい要素だと思うのですが、使っている選手が他にいる技をチョイスするというのは、どうなんだろう?と思いました。
ボクの好みだと、関節技よりも絞め技をチョイスして、力尽くで落としてしまうという感じがフィットするんじゃないでしょうか。
候補としてはEVIL選手の使ってたバンシー・マズルなんて良いと思います。
冷凍庫爆弾もかわされる前提になってますので、そこに繋ぐための技にもっと注力して欲しいです。
とはいえ、この試合では炸裂しましたが。
レディ選手には特に何もありません。
それではまた。
ありがとう!