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それでもYOSHI-HASHIさんのG1出場はなし:6.17 KIZUNA ROAD 2019 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

昨日はG1のカードが発表されました。昨年は大阪大会を2日とも観に行ったわけですが、今年は行きません。久しぶりに全戦ワールド観戦にしました。

 

さて、本日振り返りますのは6.17『KIZUNA ROAD 2019』後楽園ホール大会のメインです。

6.17 メイン イリミネーションマッチ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

いろいろ見どころがあって楽しかったです。新日ではタッグはあんまり盛り上がらないのですが、イリミネーションマッチは大変盛り上がりまして、大好きです。

鈴木みのる選手大暴走

G1に出場できないということで鈴木みのる選手は大荒れでした。

鈴木みのるの一本足頭突き

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

本当にこのまま鈴木選手が出場しないままで、G1がスタートするとは思えないのですが、カードが発表され、鈴木選手がただただ暴れて退場という扱いをみると、こりゃ本当に今年のG1出場はないのかも知れないな〜と思えてきました。

そうやって、ああ? 新日本、てめえらみんなでグルじゃねえか! 正義の味方・オカダが勝つように! なんだあれ? なんだあれ? 蹴ったの誰だ!? おい! レフェリー! 貴様だろう! 誰に手あげてんだ? 誰のこと足蹴にしてんだよ! おい、新日本!絶対許さねえからな……。俺はプロレス界の王だ……

そりゃまあ、最後は正義の味方が勝つようにはなっているのだから、今更何を言ってんだという気にもなるのですが、怒りの矛先がレフェリーのレッドシューズ海野さんに向かって、これから毎試合海野さんがひどい目あうというだけの展開はご勘弁願いたいです。

 

近頃、鈴木選手はヤングライオンをぶん殴るだけの選手っぽくなってきましたが、以前はもうちょっとクレバーなイメージもあったように思います。どうしたんでしょう。歳をとるとよりキレやすくなっちゃうんでしょうか。

 

新日本プロレスを相手に上手く立ち回って、まんまとG1の出場権を獲得するという流れにならないかな〜と思います。そのためには棚橋弘至選手をこのシリーズの間に再び欠場に追い込む程攻めるのが一番いいんですが、棚橋さんとは全然当たらないんです。

 

これは本当にマズい。鈴木選手がG1に出ないのは、あまりにも勿体無い。

アーチャー火山大噴火

このメインはランス・アーチャー選手が主役でした。ロッポンギ3Kがまさに子供扱いでした。

ランス・アーチャー vs ロッポンギ3K

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

オカダ・カズチカ選手をもカンタンにあしらってまして、G1では同じブロックなので実に楽しみになってまいりました。オカダ選手は好きだけど、アーチャー選手に勝って欲しい。そしてIWGPヘビーに挑戦して欲しいです。

moongoose2.com

IWGPタッグ戦線を盛り上げてくれると信じていたK.E.S.がデイビーボーイ・スミスJr.選手が退団ということで、消滅しました。

www.killerelitesquad.com

このサイトも閉鎖になっちゃうんでしょうか。実に残念です。

 

その代り、この夏、アーチャー選手には今日以上の大噴火をしてもらって、今年の下半期はさも以前からシングルプレーヤーだったかのような気になる大活躍をして欲しいです。あ、そうそう、アイアンクローのチョイスもセンスを感じます。

有名なテーマパークでは毎年お客さんにわんさか水をかけているのだから、G1では解禁して欲しいと僕も思っております。これは本当に宜しくお願い致します。

それでもYOSHI-HASHI選手のG1出場はなし

さてYOSHI-HASHI問題です。イリミネーションマッチという誰にでも勝つチャンスのあるルールで勝ったところで、そんなに威張れるもんでもないと思うのですが・・・。

YOSHI-HASHIのマイクアピール

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

オイ! ザック・セイバーJr.、お前が試合前、俺のこと、スゲェおちょくって来るだろ!? そんだけお前がオイ! 次のタイトルマッチ、余裕で勝てる自信があるとすれば! お前の! 『G1』の! エントリーも! 一緒に懸けて闘え!!

カッコよくマイクを決める場面で、いちいちオイオイ言うもんだから、さっそく後楽園ホールのお客さんにいじられてました。ちょっと面白い感じに仕上がってしまったのは、YOSHI-HASHI選手がザック選手を倒してしまうとは誰も考えてないからなんだろうな〜と思ってしまいました。

 

そもそもなんでザック選手がそんなリスクを背負わにゃならんのか。ザック選手にそこまで要求するなら、YOSHI-HASHI選手はこの試合に一体何を懸けるつもりなんでしょう。ザック選手はそれでなくてもベルトを懸けさせられているのに、G1の出場権まで懸けさせられたら、たまったものではありません。

 

しかもYOSHI-HASHI選手に勝ったところで、ザック選手は何も得るものはありません。誰もが「でしょうね」って感想しか持たないでしょう。ザック選手の立場からすれば、こんなアホなタイトルマッチはないのです。現在のYOSHI-HASHI選手の仕上がりから、名勝負にするのもしんどそうだし、ザック選手が気の毒でなりません。

 

さらにYOSHI-HASHI選手はバックステージでも吠えます。

今言ったとおり、ザック・セイバーJrが、それだけ余裕で俺に勝つっていうのであれば、ベルトと、『G1 CLIMAX』の、アイツの出場権をよこせ。これはオフィスが決めることであって、何ともわかんないけど。あと、ザック・セイバーJr、アイツがホントにビビってないのなら、懸けろって。そして、次の仙台で俺がアイツからベルトを獲れば、チャンピオンとして『G1 CLIMAX』に臨む……と言いたいところだったけれども、俺が思うに、今回、選考から漏れた人いるでしょ? 仮に俺が勝って俺だけ出たら、その人たち、不満でしょ? 俺が仙台でもしアイツに勝って、アイツの出場権をいただくとしたら、今度の『G1 CLIMAX』の開幕戦、ダラス、第1試合前のダークマッチでもいいからさぁ、バトルロイヤルで決めたらいいんじゃない。不満がある人が出て。俺はそう思うけどね。どうだろうか。まぁとりあえず、次の仙台、アイツからベルト、獲ってみせます!

いやいや、そういうもんじゃないのです、G1って。twitterを見てますと、これに勝ったらYOSHI-HASHI選手のG1出場も文句はないだろとか、そもそもG1出場を懸けて戦えばいいとか、そういう意見を見ましたが、そういうことではないのです。

 

それじゃあ、全日本プロレスのチャンピオンカーニバルとかと同じです。あ、最近のは知りませんので、あくまで90年台のチャンピオンカーニバルのことです。ヘビー級の選手なら誰でも出られる総当りリーグ戦でした。だから必ず白星配給係がおりまして、最初から勝負が見えてる試合もいっぱいありました。

 

そのおかげで選手は身体を休めることが出来たのでしょうけど。

 

でも、そういうのが一切ない、誰が優勝してもおかしくないという出場選手が全員チャンピオン、またはいつでもチャレンジャーになれる選手しか出ない、厳選したメンバーによるリーグ戦、それが『G1CLIMAX』なのです。

 

G1前にバトルロイヤルやって勝ったら出場ってアホか!と。昨年のG1終了後から、今日至るまでの活躍が評価されて出場となるのが筋です。点でなく線にして自分の価値を高め続けてきた選手が出られるのです。

 

『G1CLIMAX』の「G1」は競馬好きの坂口征二さん(元新日本プロレス会長)が名付けたそうですが、競馬におけるG1レースに出走する馬の条件は、こういうことになっているそうです。

www.onecityonestory.com

トライアルレースに出て高成績を残し、たくさん賞金を稼いだ馬しか出られないんです。

 

これをプロレスに例えると、ベルトのかかった試合で好勝負して、たくさんメインやセミに出場して、集客に一役買うとか、そういうことなんじゃないでしょうか。

 

果たしてYOSHI-HASHI選手はそこまで選手でしょうか。今後、ブレイクしてそういう選手になってIWGPヘビーに挑戦したりすることはあるかも知れませんが、この1年、何もなかったんですよ、何も。そりゃ出られないでしょ?

 

ま、せめてファン投票枠というのが設けられてて、実績がなくともファンがG1出場できるとしても、YOSHI-HASHI選手が選ばれるでしょうか?

 

そもそもザック選手にシングルマッチで勝てるとは思ってませんけど、勝てるんじゃないかという場面をいくつも作れるようなら、そして、そういう試合を1年を通じて展開できるようなら、来年のG1には出られるかも知れません。

 

そう、今からが来年のG1に向けての挑戦になるのです。頑張って下さい。

 

ということで、たとえタイトルマッチに勝ったとしてもYOSHI-HASHI選手のG1出場はありません。

 

それではまた。

ありがとう!


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