元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
更新が遅くなってしまいまして、申し訳ございません。
今日は休みだったので、ただ更新をサボってただけでございます。
今回もスターダムの感想です。
盛岡大会
盛岡市はMIRAI選手が故郷なんですかね。
大漁旗っていうんでしたっけ、あれをGod’s Eyeでかかげてマイクしてましたね。
メインでもないし、勝ってもないのにマイクする羽目になってちょっとかわいそうな感じでしたね。
次に盛岡に来るときは、チャンピオンだったりメインだったり、勝利だったりを飾って欲しいな、と切に思いました。
それでは振り返ってまいります。
ドローの後にスイッチが入るのはヤメて
まず5★STAR GPの予選リーグ戦、レディ・C vs 桜井まいです。
しっかりと首をとったり手首を取ったりの攻防を見せてくれましたね。
特に桜井選手がかなり練習なさっている感じがうかがい知れまして、嬉しくなりましたね。
ヘッドロックのクラッチを切る時に、自分の足を使ってやるのは、後の試合でジュリア選手もやってるのを観て一緒にちゃんと練習してるんだな〜と感じて、これまた嬉しくなりました。
なんで嬉しくなっちゃったのかは、今のところ自分でもわかりません。
練習というのは、ユニットごとに分かれてやるものなんですかね?
最近のスターダムの試合は序盤にきちんと基本的なレスリングの動きをしっかりやったり、グラウンドの攻防を見せたりと明らかにスタイルが変わりました。
おそらくですが、コーチにミラノコレクションA.T.さんが就任したことが影響していると思われます。
それまではここまでしっかりレスリングを見せてはいませんでしたし。
たぶん基本的なことだけをミラノさんが全員に伝授したところで、あとはそれぞれのユニットで反復するという感じなんじゃないかと思います。
そういう基本の練習に割く時間はそれぞれのユニットで違うんじゃないかと思うんですが、そこで技術の差が出るんでしょうね。
桜井選手とレディ選手にはちょっと差が出ていたように見えました。
DDM(ドンナ・デル・モンド)のほうが基本の動作にたくさんの時間を割いて練習しているんだと思います。
いや、特に桜井選手に対する練習がそうなのかも知れませんね。
もしかしたらジュリア選手がスターダムにやってきた時に、重視したのが基礎練習で、そのおかげで今やスターダムの中心人物になり得たのだから、桜井選手にもせっかく一からDDMでやり直す覚悟ならば、基礎からやろうとなったのでしょう。
同じムーブでも、多少ぎこちないのは両者ともありましたが、一つ一つがきちんとやれていたのは、桜井選手のように感じたので、上に書いたような考えに至りました。
差を感じただけに、結果ドローとなってしまったのは、桜井選手にとってはちょっと気の毒な気がしました。
さて、問題はドローの後にセコンド割って入る乱闘劇を見せたことです。
同じようなことがセミファイナルでもあったのですが、それとはちょっと事情が違って見えました。
あと3分とか、あと2分とかいうアナウンスが入ってから特にラッシュをかけようと両者ともしてないんですよ。
何が何でも勝ちたいんだったら、なりふり構わず勝ちに行く姿勢を見せなくてはいけないはずです。
それなのに、ドローとなってから闘志を剥き出しにするのは、ちょっと冷めます。
それなら試合中からもっと闘志を剥き出しになってないと。
一生懸命やった結果、試合時間では相手を倒せなかったと、自分の不甲斐なさに悔しがるなら理解できるんですけどね。
こういうの時間切れドローが多いのでよく観ますが、ボクは要らない派です。
ヤメて欲しいです。
なぞの3WAY
次は中野たむ vs 月山和香 vs飯田沙耶の3WAYです。
欠場選手が出たおかげで選手の人数がいま奇数なんでしょうね。
実に奇妙なカードが組まれてしまいました。
ただ、これは月山選手にとっては大チャンス。
コズエン(コズミック・エンジェルズ)のリーダーがいるのですから、実質2 vs 1のハンディキャップマッチです。
飯田選手が多少奮闘しようともたむ選手にはまず勝てません。
2 vs 1となればなおのことです。
ボクが月山選手に本当に勝たせてあげたいと考えるリーダーならば、このカードで月山選手の勝利のお膳立てをしっかりやってあげます。
それなのに、普通に3WAYマッチをやってなんならたむ選手自身が勝とうとしてました。
月山選手に対してちょっとシャレにならないレベルのバックドロップまで食らわせてました。
やっぱり月山選手はシングルマッチで勝つしかありませんね。
白川は着実にステージを上げている
次は上谷沙弥&林下詩美 vs 白川未奈&ウナギ・サヤカです。
これがドローになれば、ピンクカブキの2人のランクが1つ上がったことになるな〜と期待していたのですが、やっぱりそうは行きませんでしたね。
ウナギ選手と上谷選手はなんとなく試合のテンポが似ている気がしました。
2人とも運動神経がすごい良いのだけども、他の選手よりもほんの少しテンポが遅いのが共通しているところです。
普通はこのほんの少しのテンポの遅さが試合全体のテンポを悪くしてしまうことがありますが、この2人だとあまりそれが感じられなかったので、テンポが似ている気がしました。
手が合うってやつですね。
上谷選手とウナギ選手の一騎討ちは、名勝負になるんじゃないでしょうか。
さて白川選手ですが、最近足四の字固めを使用なさってます。
誰に対しても使える技なのですし、ギブアップを奪える技でもありますので、とっても良いチョイスだと思います。
ただ、あの技一本で倒されるトップ選手はなかなかいません。
足を殺す意図をもって攻撃を重ねて、最後の仕上げに足の四字というのが大原則だと思います。
それが出来るようになれば、詩美選手に勝っちゃうなんてこともあるでしょうし、それはそんなに遠くないんじゃないでしょうか。
現状はまだ詩美選手は旋回式のハイジャックパワーボムで仕留めませんでしたので、白川選手をライバルとは認めてないんだと思います
だけど、今の調子で闘っていけばいずれ狙わずにはいられなくなるはずです。
白川選手は着実にのステージはを上げてます。
舞華は進化してます
次は朱里&MIRAI&壮麗亜美 vs ジュリア&舞華&ひめかです。
これは時間切れドローの匂いがプンプンするカードですね。
そろそろGod’s Eyeは負けてもいいと思うんですけどね。
基本的なレスリングの攻防は、このユニット間だと実にしっかりと見せてくれます。
序盤のジュリア vs MIRAI、舞華 vs 朱里はたまりませんでした。
そしてひめか vs 壮麗になると打って変わってこの2人にしか作り出せない肉弾相打つ闘いでした。
この対戦にどっちがヒールとかはないはずなんですが、そこはあえてジュリア選手がヒール感を出していきます。
MIRAI選手が凱旋試合だったからでしょう。
MIRAI選手を称える3拍子に対して、ジェイ・ホワイト選手やエル・ファンタズモ選手のようにムチャクチャな手拍子をしてみせてました。
こういうところの空気を掴む力は素晴らしいです。
ジュリア選手はたぶん、自分がどう見えているのかがわかっているんじゃないかと思います。
きっとこれは一流の選手はみんなそうなんじゃないかと思うのですが、それがスターダムの他の選手と決定的に違うところなんじゃないかと、この試合を見て感じました。
ジュリア選手との対戦で、MIRAI選手がジュリア選手に足を取られたときのクラッチの切り方がザック・セイバーJr.選手が見せるような形でやりました。
MIRAI選手はあんなこともしっかり練習しているんだな〜と嬉しくなりました。
なんで嬉しくなったのかは、やっぱりわかりません。
またジュリア選手と朱里選手の絡みも最高でしたね。
独特の緊張感があります。
スターダムのラスボス対決みたいな雰囲気があります。
こちらも近いウチ一騎打ちが観たいです。
それから壮麗選手の逆水平がスターダムではナンバーワンかな、と思いました。
この日、飯田選手やレディ選手が逆水平を見せたわけですけども、インパクトでは群を抜いてました。
飯田選手やレディ選手は、これからはちょっと工夫しないと見劣ります。
さて舞華選手ですが、この試合ではこれまで見せたことがおそらくなかったのではないかと思う技を見せてました。
1つはMIRAI選手に対してスリーパーホールドから移行した片羽締めのような形の絞め技ですね。
これは出そうと思って出したというよりもMIRAI選手がロープに逃げようとしたのを阻止するためにやったら新しい技になっちゃったという感じに見えましたけども、胴締めまでプラスしたら普通は試合が終わるでしょうね。
それとローリング・ラリアットをしました。
ラリアットを使う選手は何人かいるのですが、ちょっとずつそれぞれ変化を加えてまして、いい傾向だと思います。
同じ技でも使う人が違えば違う技だったりするわけですけども、しっかり違うとこっちも理解しやすくて良いです。
キャリアの割にかなり完成されているプロレスラーに見える舞華選手ですが、こうやって新しい技を試してくるところに舞華選手の進化を観た気がしました。
本当に素晴らしいプロレスラーだと思います。
桃がまた埋もれそう
最後は岩谷麻優&葉月&コグマ&向後桃 vs 渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希&琉悪夏です。
結果岩谷選手が琉悪夏選手からムーンサルト・プレスで3カウントを奪ったわけですけども、印象に残ったのはまたしてもキッド選手でしたね。
最初の向後選手との対決で、向後選手がハイスピードに挑戦しても試合として成立しそうだと思わせてくれました。
今のキッド選手は何でも出来るんだな、と思いました。
これは葉月選手のコーチの賜物でもあるんでしょうし、向後選手の努力の賜物でもあるでしょう。
でも、その成果を引き出してくれる相手がいないと、どうにもならないわけですから、それを引き受けてくれたキッド選手が、自分だけのことだけでなくスターダム全体のことを考えていることがわかります。
もうずっとキッド選手が主役です。
ところでボクが気になるのは桃選手です。
大江戸隊異動時はなかなかのインパクトだったんですが、ジワジワとQQ(クイーンズ・クエスト)の時のように存在感の薄くなってきたように思います。
ここに来て、キッド選手が乗りに乗っているし、鹿島選手も起死回生をスパパパパーンと呼んでから勢いが出てきてる中、スパナでなつぽい選手でケガをさせてしまったりして、逆風まで吹いてきちゃってます。
赤いベルトの挑戦も決まっているのに、まだ先とは言え試合への期待感も湧いてきません。
せっかくヒールターンしたのにトップグループに食い込めないではキツいです。
思えばジュリア選手がコラムの中で、外から来た選手を嫌がるだけの生え抜きばかりと書いていましたが、桃選手も確か嫌がってましたね。
キッド選手と桃選手の差がここに出てる気がしました。
まだ赤いベルト戦まで時間がありますので、なんとか存在感を増す方法を考え出して欲しいです。
それではまた。
ありがとう!