元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回はスターダムの大阪2連戦の1日目の感想を書きます。
OSAKA 2days-day1
あえてそうしてるのかも知れませんが、新日のビッグマッチのときすぐ近くスターダムの大会があること多くないですか?
前も福岡がカブってましたね。
どっちも行きたいと考えている人は、日程がカブるとどっちかしか行けないので困りものです。
ボクの場合は、どうしても新日ビッグマッチを中心に考えてしまうので、今回の大阪城ホールに行かないと決めてしまったら、その時スターダムがどこで何をやっているかまで考えが及ばない程度のファンです。
大阪城ホールに行かないなら、エディオンアリーナに行けばよかったな〜と何もかもが終わってから思ったり、
大阪プロレスは12日、大阪市立淀川区民センターにて『ビリーケン・キッド25周年記念大会』を開催した。 25周年…
むしろビリーケン・キッド選手の25周年興行に行くべきだったと後悔したりしてました。
日程がカブっちゃったので、今回のスターダムは2日間だったんですかね。
それでは振り返ってまいります。
グラウンドの月山
まずは5★STAR GPの予選リーグ戦の向後桃 vs 月山和香です。
以前から月山選手はなぜかロックアップには行かず、タックルから試合をスタートさせます。
この試合もそうだったんですが、しっかり決まったことはないのですが、この試合ではなんとか決まりました。
最初のタックルこそヒドいもんなのですが、そこから先のグラウンドの攻防はなかなかどうして、かなり向上しているように見えました。
単純にグラウンドの技術だけだったら、向後選手よりも上なんじゃないかという気もしました。
ただ、立ち上がって走ってみたり、ドロップキックをしてみたりと普通にプロレス的な動きをしだすと運動ができない人感が出てしまって、どうにも締まりません。
寝てるときは良いのに、立ち上がるとダメダメなんです。
スタンドでは最近は地獄突きを繰り出すことが増えましたけども、これもなんとも滑稽です。
近いウチ誰かから勝ち星を奪うとは思いますが、スターダムに来て月山選手がこれほど勝てないのは、コズエン(コズミック・エンジェルズ)に加入しちゃったからなんじゃないかと思えてきます。
つまりグラウンドのレスリングをコッテリ教えてくれる先輩がいないんじゃないかと思うからです。
※白川未奈選手やウナギ・サヤカ選手もかな?が柔術を習っているというような話は知っていますが、後輩に教えられるレベルではないので、試合でもその技術を出せてないんじゃないかと推測しております。
実は月山選手はGod’s Eyeに異動になって、グラウンとの技術を磨いたら、あっさり勝っちゃうはずです。
COLOR’Sの加入により大所帯になったコズエンですから、その気になったら月山選手も異動することも可能だと思いますので、一度ご検討下さい。
かたや向後選手ですが、ボクは初めて観た気がするのですが、岩谷麻優選手ばりのトラースキックを繰り出してましたね。
岩谷選手のトラースキックはまるでゴムゴムのピストルーってな感じでグイーンと伸びるんですが、
※ちなみにゴムゴムのピストルはパンチです。
そこまでの伸びはなかったのですが、ペースを変えるのにはかなり有効な技ですし、ぜひ上手く使いこなして欲しいです。
またほんの僅かな時間ではありましたが、攻撃を腕にしぼる腕殺しを実行してましたね。
試合時間が極端に短いのでじっくり腕殺しに勤しんでいる時間はないのですが、これが普通にやれたらシングルベルト巻けると思います。
こういうのはたぶん葉月選手がそこそこやれるんじゃないかと思うので、今、しっかり練習してるんでしょうね。
両者とも技術が向上しているのが見えて、楽しかったです。
豪快なのと雑なのは違う
次も予選リーグ戦の飯田沙耶 vs レディ・Cです。
この両者はボクがイマイチだな〜と思う部分が同じなんですよね。
それは体幹が弱そうに見えるところと、豪快さと雑さを勘違いしているように見えるところです。
飯田選手は見るからにマッチョでパワーがありそうなんですけど、前にも書きましたけどリングに上ってポージングするまでがピークでそこから先、パワーファイター的なことがほとんどちゃんと出来てないんですよね。
例えばボディスラム。
レディ選手は67キロと重いほうの選手ではあると思いますが、これを小さな飯田選手が難なくぶん投げることで、飯田選手はパワフルな選手なんだな、と観てる側は理解します。
ところが、持ち上げた時にフラついちゃうんです。
ボディスラムも投げ方1つでいろんな選手の個性を見せられると思うんですけども、そこまで神経が行き届いていないんでしょうね。
あの体を見れば努力をしてないはずはないのですが、飯田選手には肉体作りよりもサイコロジーというんですかね?そっちを今後は重点的に学んでいかないとキツくなると思います。
かたやレディ選手も体が大きいということで、パワフルな技もお使いになられます。
このところよく出す、ジャイアント・スイングをこの試合でもやっておられましたけども、見るからに小さい飯田選手ぐらいはしっかり回して欲しかったです。
飯田選手は筋肉の塊ですから、ああ見えてもかなり重いのかも知れませんけどね。
ジャイアント・スイングを使うからにはしっかりとブレずに回して欲しいです。
そのうち事故を起こすんじゃないかと不安になります。
ぜひライオネス飛鳥さんのジャイアント・スイングをご覧になって勉強してほしいものです。
でも、今回のフィニッシャーは工夫がなされていて、凄く良かったです。
ジャイアント・バックブリーカーがフィニッシュになったわけですが、これを角度を3段階にキツくしていきました。
この使い方は良いですね。
説得力がググっと増したのではないかと思います。
先輩の飯田選手に勝ったことで勢いに乗って欲しいです。
チェッカーズに謝れ
次はジュリア&桜井まい vs 渡辺桃&琉悪夏です。
琉悪夏選手のヒールとしての振る舞いがまた1つお上手になっておられました。
レフェリーとの会話がそれです。
反則を注意したり反則カウントを数えるレフェリーとのやり取りもまたヒールレスラーの腕の見せ所ですからね。
琉悪夏選手の試合は平均点高いです。
さて、この試合で印象に残ったのは、ジュリア&桜井の「Oh!まい☆ジュリア」のコンビ名がダサいだの古いだのと桃選手がジュリア選手に言ったところです。
するとジュリア選手は「チェッカーズに謝れ」と返したのです。
ああ、やっぱりチェッカーズ由来のコンビ名だったのね、と嬉しくなりました。
ただ、嬉しかったんですが、桃選手のおっしゃるとおりとボクも思ってしまいました。
試合後、そんな桃選手のお腹のお肉をムンズと掴んだジュリア選手。
たしかTwitterで機嫌が悪いのは白米を入れてないからじゃないか的な絡み方をジュリア選手からされてました。
大阪でOMG炸裂!
渡辺桃は機嫌悪そうだったな?
もっと白米与えた方が良いんじゃねーの🥴#stardom #DDM #OMG pic.twitter.com/toKSppOujy— ジュリア=Giulia (@giulia0221g) June 11, 2022
朱里選手との対戦を控えている桃選手ですが、スリムなジュリア選手とぽっちゃり系の桃選手の絡みも大変楽しみになりました。
試合数が多いので両リン
次は上谷沙弥&林下詩美 vs MIRAI&壮麗亜美です。
壮麗選手はやっぱり予選リーグ戦に出る選手ではありません。
だって、肉弾戦で詩美選手に引けを取らないんですから。
逆水平チョップも団体ナンバーワンの使い手だと思いますし。
しっかり全勝で通過して、詩美選手とのシングルマッチを5★で観たいものです。
さて、この試合壮麗選手が予選リーグ戦に出てるぐらいですから、1人だけちょっと格下ということになるので、きっと壮麗選手が負けちゃうんだろうな〜と思ってみていたのですが、なんと両者リングアウト。
ついこの前もGod’s EyeはDDM(ドンナ・デル・モンド)と対戦したときも両者リングアウトでした。
そこまでしてGod’s Eyeに負けさせないようにするのは、ちょっと不自然です。
誰の目にも壮麗選手が格下という感じには全然見えなかったと思いますが、予選リーグに出ている以上は本戦出場がすでに決まっている選手から見れば格下です。
だから、壮麗選手が負けても大丈夫なんですが、ここを両者リングアウトにしたのは、気持ち悪かったです。
本来なら、いつも時間切れドローを選択するところなんでしょうけども、セミファイナルの3WAYで時間切れを予定しているので、同じドローでも時間が短めの両者リングアウトをチョイスしたということだと思います。
で、試合後に何の脈絡もなくKAIRI選手が出てきて、白いベルトに挑戦をぶちあげるのならまだしもタッグマッチを要求するというよくわからないことをしました。
そこまでしてKAIRI選手を起用しないといけないのか?と思いました。
しっかり巡業をしてストーリーを温めていくのなら、何の問題もないんですけども、スポット参戦ならもう充分なんじゃないですか?
ボクが単にKAIRI選手に何の思い入れもないからそう思うだけなのかも知れませんが、KAIRI選手が出場することでスターダムの誰が降格することになるんでしょうし。
KAIRI選手のパートナーは誰なのかは気になりますけども、もう次でKAIRI選手は終わりでいいと思います。
白川が見劣りしなくなった
ちょっと前ならアーティストのタイトルマッチだった中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ vs 舞華&ひめか&なつぽいです。
試合は最後なつぽい選手がたむ選手に丸め込まれて、ケージマッチで決着戦という流れに沿ったものでした。
揉め方がかなり無理があるような気がして、このたむ vs なつぽいにはボクは正直あんまり乗れてません。
2回しんぐるやるんでしたかね?
だったら1勝1敗でしょ?と思っちゃいますもんね。
さて、前にも書きましたけども、白川選手のスキルがずいぶんと上がったな〜という印象をこの試合で設けました。
このカードになると、白川&ウナギのピンクカブキの2人がやや見劣りしていました。
ウナギ選手はまだちょっと見劣りするような気がしますけども、この試合では、白川選手が全然見劣りしなくなったように感じました。
近々シングルマッチがあるのですが、ひめか選手と対等に闘えると感じました。
ボクは完全なるひめか推しなんで、ぜひともスカッと勝って欲しいんですが、今回の白川選手にはなかなか難しいかも知れないと、ちょっと不安になっております。
白川選手の足四の字も良かったですし、このところはキックもお見事ですし。
キッドが主役
次は朱里 vs 岩谷麻優 vs スターライト・キッドの3WAYです。
シングルチャンピオン2人を相手にして、見事にいちばん目立っていたのはキッド選手でした。
いずれシングル戦線で活躍する気でいる選手は、今後マークしておかないといけないのは、キッド選手だと気がつかされる試合になったんじゃないかと思います。
序盤なんか試合に参加してなかったのに、ほぼほぼ全部持って行かれてしまったわけですから、朱里選手も岩谷選手も悔しかったんじゃないですかね?
この悔しさがメインの〆で呼ばれたのにメイク落としから出られないってことにつながったんじゃないかと思っちゃいました。
朱里選手的にも、God’s Eyeは結成以来ほとんど負けなしですが、この試合は結果は引き分けですが、実質朱里選手の負けに思えました。
コグマにはもっとしっかり勝って欲しい
最後はゴッデス・オブ・スターダム選手権試合の葉月&コグマ vs 鹿島沙希&フキゲンです★です。
ふと思ったんですが、もしも葉月&コグマのFWCがタイトルを失ったら、今タイトルマッチで着用しているコスチュームは着なくなってしまうんでしょうか?
アーティストを失った舞ひめぽいは、それまで来ていた揃いのコスチュームを着なくなってしまいました。
ボクは今のコスチュームが大好きです。
なんなら、いつもこのコスチュームで良いとすら思います。
もしも、着なくなってしまうのなら後1年ぐらいは防衛し続けて欲しいです。
思えば前にチャンピオンだった時のコスチュームも今は着なくなってしまいました。
やっぱりそういうことですね。
さて葉月選手は見た目がカッコいいのに、使う技とか動きはそんなにカッコ良くなくて感情が先走っているイメージです。
かたやコグマ選手は見た目は着ぐるみみたいなのに、使う技や動きはカッコいいんですね。
2人は間逆な個性でありながら、しっかり噛み合っているところがFWCの楽しいところです。
これまでは葉月選手がポイントゲッターで、コグマ選手がサポートという感じで噛み合ってましたが、今回は葉月選手のほうがサポート的でした。
どちらの役割もすんなりこなせるわけですから、これは防衛回数重ねます。
ただ気になるのは、今後も今回のような勝ち方が多くなるかも知れないという部分です。
つまり丸め込みの決着にやや不満です。
タックチームとして強いというイメージがあまりないのは、丸め込みによる勝ち方が多めだからではないかと思います。
合体攻撃を喰らわせてからの個人フィニッシャーでしっかり勝つというのをもっと見せてもらうと、長期政権を期待出来ます。
今回の相手は、しっかり勝って良い相手だったと思うので不満を持ってしまったのでした。
次は若手?のMIRAI&壮麗です。
このチームには力でねじ伏せて欲しいです。
それではまた。
ありがとう!