元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
決勝戦のカードが決まりました。予想通りでしたね。
多くの人の予想通りだったでしょうから、予想が当たったところで自慢にも何にもなりませんけどね。
予想通りの決勝戦になったということは、この決勝戦の内容は保証付きですと、間違いないのでぜひご期待下さいと、新日本プロレスが言っているということです。何の心配もなく、目一杯楽しむだけということで気楽な観戦になりそうです。
ということで、公式戦を振り返っていきましょう。ちなみに試合の勝敗も予想してました。
次はベストコンディションで
まずは成田蓮 vs BUSHIです。
予想通りでしたね。勝敗もさることながら、内容も
何の盛り上がりもないままにササッとMX決めて勝ってしまうんだろうな〜という気がしてます。
予想通りでしたね。こんなことを書いたものの、盛り上げてくれるんじゃないかとBUSHI選手に期待していたのですが、
こういう試合するからBUSHI嫌いなんだよ。何もないじゃん。#njpw #njbosj
— 92齋藤 (@kunisaito188) 2019年6月3日
僕も同じことを思ってしまいました。
成田選手はもっと感情的になって欲しかったです。
前哨戦で会場がざわつく張り手を炸裂させていたので、この張り手合戦もBUSHI選手を圧倒してくれるんじゃないかと期待していたのですが、圧倒されちゃいました。一度打ち負けてもすぐに立ち上がって更に張り返すかと思っていたのですが、それもありませんでした。
解説のミラノコレクションA.T.さんの話によると、肩の調子がよくないようで、右の張り手にも力が入らなかったのかも知れません。イヤ、そうです。
肩の調子が良ければ、これ⬆︎もいきなりホールドできたでしょうし、
この成田スペシャル3号ももっと足を持ち上げて、エグい角度で決めることが出来たでしょう。
ベストコンディションであればBUSHI選手にも勝てたはずですので、次回のシングルマッチに期待しましょう。それがいつになるかはわかりませんが・・・。
バンディード選手、好きです
続きまして、ロッキー・ロメロ vs バンディードです。
バンディード選手をMSGで初めて観た時は印象に残ってなかったのですが、このBEST THE SUPER JR.(以下BOSJ)で、すっかりその魅力にやられてしまいました。基本的にルチャドールは好きではないんですが、この選手は別です。
こういうヨーロピアンな展開もしっかりついていくところも好きですし、今回ではロープに振ってのヒザへの低空エルボーとか、相手を正面から抱えあげてのニークラッシャーとか、カウンターのゲレーロ・ムーンサルトとか、観たことのない技を最終戦にして出してくるというのも好きです。
ただ21プレックス。これはバンディード選手のフィニッシュホールドなんですが、BOSJを通して、なかなかいい感じで決まりませんでした。この日も名人ロッキー選手が相手でも、ロッキー選手が技をもらうのを待っているように見えてしまう「間」が空いてしまいましたし、投げた時にしっかりブリッジも出来ませんでした。
あの面白い入り方も、ルチャではあれで良いんでしょうけど、日本ではもっとスピーディーに入らないと見てる側が冷めちゃいます。
バンディード選手は好きなんですけど、この試合はロッキー選手に勝ってもらって有終の美を飾って欲しかったです。
SHO選手とは真逆のYOH選手
次はYOH vs ロビー・イーグルスです。
これで良いのかな?YOH選手は現状をどう捉えているのだろう?最後のドラゴン・スープレックスはとっても美しく決まりましたが、
内容では終始ロビー選手に圧倒されていました。
足狙いを中心に試合を組み立てる、技巧派同士の対決ということで、もっと濃厚なレスリングの攻防が観られると思っていたのですが、主にロビー選手の上手さだけが浮き彫りになっただけでした。
この技はフィニッシャーではないのかも知れませんが、これをキックアウトしてもあんまり盛りがらなかったのはもったいなかったです。唐突に出たのも良くなかったかな?
結果YOH選手が勝ちまして、SHO選手よりも多く勝ちました。ただ内容やインパクトを残してきたのはSHO選手のほうで、内容がアレだったからせめて勝ち星くらいは上回らないとタッグチームとしてのバランスが取れないという処置に思えました。
結果も大事ではあるのですが、記憶に残るということのほうがプロレスでは大事なんだと僕は思ってます。YOH選手はSHO選手とは何もかもが真逆の立ち位置になりました。
ベビーになったDOUKI
次はエル・ファンタズモ vs DOUKIです。
ヒール対決だったのですが、ヒール然とした戦い方において、ファンタズモ選手はDOUKI選手の上を行ってしまいました。
そのおかげでDOUKI選手はベビーになってしまったので、試合内容は素晴らしかったのですが、DOUKIというキャラが死んでしまいまして、本人的にはマズい試合内容だったのではないかと思います。
さらにはDOUKI選手もあらゆるテクニックを見せてました。たとえば
このイタリアン・ストレッチNo.32なんか良いところで出せてて、良かったのですが、テクニックにおいてもファンタズモ選手が上を行ってしまいまして、結局ファンタズモ選手を追い込むところまでは行きませんでした。
DOUKI選手の完敗でした。
成田選手以外は全部負けというのは、厳しい評価だなとこの試合を観るまでは思っていたのですが、この試合を観ると仕方がないかなという気になりました。
でも、継続参戦で良くなると思いますし、思い切ってベビーターンするとさらに良くなるような気がします。
ちょっとやそっとじゃ壊れないオスプレイ
最後は田口隆祐 vs ウィル・オスプレイです。
変幻自在のオーマイ&ガーアンクル。
様々な入り方で驚かされました。そして、このタイミングでなら、タップアウト取れるだろうと何度も思いましたが、ダメでした。
オスプレイ選手は、前哨戦でも足を攻撃され、そこから中2日あったとは言え、またしても散々足首に攻撃を受けたにも関わらず、大いに飛び、大いに蹴りました。
コツコツと一点集中でダメージを重ねて、動きが鈍くなったところへ大技どかん。大きくない選手が大きい選手に勝つためのセオリーが、オスプレイ選手には通用しないのです。
今までも首を痛めてたり、脇腹を痛めたりしましたが、ほとんど動きには支障がなく、本当にダメな時だけ欠場してました。リングに上がってるということは、常に好調のオスプレイ選手なのです。たとえケガをしていても、リング上にいるということは、いつも通り、ということなのです。
オスプレイ選手を倒せるのは、力でねじ伏せられる選手だけということになってしまいました。もしくはズルをするか。
Bブロックを勝ち上がるのは、やはり必然でした。つまんないけど、こんな勝ち方を見せられたら納得するしかありません。
そんなオスプレイ選手を力でねじ伏せられそうなのが鷹木信悟選手です。まさに頂上対決。どうなりますでしょうか。
それではまた。
ありがとう!