元気ですか〜⁉︎
どうも、ろけねおです。
書きたいことが多くて感想を2回に分けて書いてます。今回はIWGPヘビーのタイトルマッチを中心に感想を書きます。
ひらめきがなかった
オカダ・カズチカ選手のV12のかかった棚橋弘至選手とのタイトルマッチは、予想通りオカダ選手の勝利となりました。棚橋選手は自身の持つ防衛記録を塗り替えられてしまいました。
前哨戦での棚橋選手の不甲斐なさに、こりゃタイトル移動もあるかもしれないとほんの少しは思いました。仮にここでオカダ選手の記録が棚橋選手と並ぶV11で止まっても、またすぐにV12を狙える年齢です。だから、これまでの棚橋選手の功績を称えての戴冠はあるかもと思ってました。
だけど、この試合に勝つということは新日本プロレスの東京ドーム大会と並ぶビッグイベント、大阪城ホール大会のメインに立つということです。
それを考えるとオカダ選手、ケニー・オメガ選手、内藤哲也選手を差し置いて、さすがに棚橋選手メインはしんどいか、と思い、やっぱり棚橋選手の勝ちはないとなりました。
試合を観ても、やっぱり棚橋選手は動けてません。ケガのせいで動けてないのか、加齢のために動けてないのかはわかりませんが、体のキレやスピードは明らかに鈍っています。
そんな肉体的なものよりも棚橋選手の魅力である試合の中での【ひらめき】も、今回はありませんでした。いずれの攻防もいつか観たことがある光景で、オカダ vs 棚橋のダイジェスト版を観ているようでした。あえてそういう展開に持ち込んだのかも知れませんが・・・。
最後の最後だけちょっと違いました。オカダ選手が、徹底的に棚橋選手の張り手を受けまくってからの、レインメイカー1発で決着しました。両者の力の差をハッキリと示した終わり方です。
僕はオカダ選手推しではありますが、寂しさを感じずにはいられませんでした。
大阪城ホールはvsケニー戦
クリス・ジェリコ選手の登場で、内藤哲也選手が大阪城ホール大会のメインに登場しないことが確定してしまい、じゃあ誰が次の挑戦者なんだ?と困りました。僕が困ることではないんですがね。
すると試合後のレインメーカーは、ケニー・オメガ選手を指名しました。
「またか」と一瞬思っちゃいましたが、内藤選手がジェリコ選手に盗られたら、もうケニー選手しかいないんですよね。この一年、内藤選手やケニー選手に並ぶ人が出てこなかったんで、仕方がないのです。
しかも試合形式が無制限3本勝負です。これはどういうことになるのか、いろんな考え方が出来てしまいます。60分以上の戦いを3回で1試合で3時間を超えてしまうかも知れないし、開始数分で丸め込んで1本目がサラッと終わって、その勝った人が2本目も勝ったら、トータルで30分くらいで終わる可能性もあるのです。
勝負の行方もいろいろ考えられます。V12という新記録を作ったので、オカダ選手のお役御免感がありますし、オカダ選手本人もオカダ王者路線に飽きてるような気もします。よってオカダ選手の負け濃厚な気がします。
ただ大阪城ホールの後は、G1ですからタイトルの移動はありません。ということは、大阪城ホール後にチャンピオンだと、東京ドームのメインにも立つということになります。東京ドームのメインのカードにオカダ選手を外すということは、現状考えにくいので、オカダ選手の負けはドームまでお預けかも知れないとも考えられます。
また大阪城ホールでオカダ選手が負けて、東京ドームのメインにも立つとなると、オカダ選手がG1に優勝するしかありません。オカダ選手はもうG1で優勝する必要がないので、大阪城ホールで負けると東京ドームのメインには立たないことになります。ということで、大阪城ホールでは負けないとも考えられます。
いずれにしても、大阪城ホールが大きな分岐点になるでしょう。個人的にはオカダ選手推しですが、大阪城ホールではケニー選手に勝って欲しいです。というかケニー選手にIWGPヘビーを巻かせてあげたいです。
今こそヒールターン
棚橋選手が負けたことで、今後IWGPヘビーに絡むことはほぼなくなりました。
ここで「ほぼ」と書いたのは、現状のキャラクターではないということです。キャラチェンジをすれば、もう一度IWGPヘビーのタイトルマッチも可能だと考えます。
最近、WWEではシンスケ・ナカムラ選手がヒールにターンしましたが、棚橋選手も今こそヒールターンすべきです。もう一度ドームのメインでIWGPヘビーのタイトルマッチのリングに上がる可能性があるとしたら、これしかないとすら思います。
※映画で悪役をこなしているのだから、大丈夫なんじゃないかと。
入場テーマ曲のアレンジ、コスチューム、フィニッシャーや使う技、お客さんへの神対応と、名前以外は全て変えてもらいます。
凶器には頼らない反則やテクニックで相手を倒す、かつてのリック・フレアーさんのようなNWAのチャンピオンのような(現在のCody選手もこんな感じではあるんですがね)そういうキャラクターになって欲しいです。いや、もう一度新日本の中心に位置するなら、これしかないとすら思います。
出来れば棚橋選手をサポートするマネージャーやディーバがいると良いんですが、誰か適任者いますか?タイチ選手や高橋裕二郎選手にもディーバがくっついてますが、毎試合は出てこないのが難点だと思うので、毎試合キチンと出てくると良いですね。
僕がプロレスを観るのをやめるきっかけにもなった若い時の棚橋選手のテクニック志向。僕は若い棚橋選手が藤波辰爾さんのような戦い方を志向することに、プロレスの未来に希望が持てなくなって、プロレスから離れたのですが、今こそそれを存分に出す時が来たのです。力やスピードで勝負せず、キャリアで培った経験とテクニックでオカダ選手、内藤選手、ケニー選手を苦しめて欲しいです。
ま、無理にヒールターンしなくても、それこそ藤波辰爾さんみたいな戦い方にシフトしても良いかな?ファンとしてはハイフライフローが観れなくなって残念ですが、思えば藤波さんのドラゴンスープレックスが観れなくなったけど、その代わりにドラゴンスリーパーやドラゴンバックブリーカーが産まれたしね。きっと棚橋選手もやれます。
でも、まずは腕のカバーがなくなって、キチンと腕の筋肉が見えるように、ケガを治して欲しいですね。
楽しみです。
それではまた。
ありがとう!