好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

凄いけど驚きがない試合:5.4 レスリングどんたく2021 観戦記

元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。

どんたく2日目。途中からの観戦でしたので知りませんでしたが、何人かの選手が発熱で欠場となり、今日になって2名がコロナ陽性ということで、今後の展開が不安になってきました。

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

なんとかビッグマッチには間に合って欲しいですね。

IWGP世界ヘビー級選手権試合:ウィル・オスプレイ(王者) vs 鷹木信悟(挑戦者)

勝敗は予想通りでした

今回はメインのIWGP世界ヘビー級選手権試合のウィル・オスプレイ vs 鷹木信悟の感想を書いてまいります。

実は、ボク的にはこの試合にはあんまり期待してませんでした。

この次のIWGP世界ヘビー級の挑戦者がオカダ・カズチカ選手であることが決まっているということは、ほぼ間違いなくオスプレイ選手の防衛だろうと思ったからです。

オスプレイ vs オカダというのは、今年の正月から引っ張ってきたネタですから、そろそろ一旦オチをつけないといけないタイミングです。

もちろん、そのオチというのは、オスプレイ選手がオカダ選手に勝つというオチです。

これでオカダ選手への裏切りからスタートし、ユナイテッド・エンパイア結成を経て、頂点のベルトを獲得するというオスプレイ選手のシンデレラストーリーが完成します。

鷹木選手は大変好きな選手なのですが、このタイミングで挑戦はただの噛ませ犬でしかないように見えて、実にもったいないと思っていました。

しかも、前回の対戦からそんなに間が空いていないことも、ボクの興味を削ぎました。

それでも、予想を裏切る結果になってくれたら嬉しいな〜と思いながら観ていたのですが、予想通りの結果に「やっぱりね」という気持ちにしかなりませんでした。

かつての四天王プロレスを彷彿させるようなタフマンコンテスト的な内容で、あんなに身を削ってるのに報われない鷹木選手がちょっと気の毒に思えました。

ただ、試合後にTwitterを観ていると、多くの方がこの試合を絶賛してました。

ボクのこの感覚のほうがおかしかったんだなと思い知らされました。

やっぱりライガーさんは邪魔だった

ボクのテンションがいまいち上がらなかったのは、獣神サンダー・ライガーさんが解説者として喋っていたことにも原因があります。

いつも、どの試合を観ても、同じことしか言わないし、同じ解説者のミラノコレクションA.T.さんに比べると選手に対する思い入れもないので、いずれのコメントも薄っぺらく感じます。

しかも、実況の人や、ミラノさんを遮ってまで喋ったりもするので、気持ちが冷めます。

解説を始めだした頃の、ただただ「スゲー、スゲー」言ってるだけのライガーさんのほうがマシでした。

ライガーさんは試合見ながら雑談する副音声で良いんじゃないでしょうか。

次のオスプレイ vs オカダのタイトルマッチの時には解説しないことを切にお願い致します。

ちょっと前までは、テレビ朝日のアナウンサーの大声張り上げるだけの実況や、技名の間違いのほうが気になって仕方がなかったのに、ライガーさんのおかげでそれが薄まったのだけがメリットでしたかね。

「ユナイテッド・エンパイア」のことを、「エンパイア・ユナイテッド」と言っていたのは笑いました。

凄いけど驚きがない試合

ボクは一つの試合の中でグラウンドの攻防があったり、打撃の攻防があったり、派手な投げ技や、空中戦があったりしながら、プロレスのいろんな要素が詰まっていて、なおかつ展開にストーリーを感じさせる内容だったら、いい試合であったと評価します。

そういう意味では、この試合そのものは間違いなく、いい試合ではあったと思います。

なのに、全く感動しなかったのは、2人の試合に慣れてしまったからなのではないかと思っています。

冷静に振り返ってみると、凄いシーン連発だったのですが、上に書いたとおり割と最近見たばかりだったし、この後こうなるんだろうな〜という展開がそのまま繰り広げられたことで、驚きが凄さの割に極端に少なかったように感じました。

いい意味で予想を裏切るということが、結果だけでなく内容もそうだったのです。

きっと、プレイヤー的にはその驚きを演出するための動きが、机の上へのメイド・イン・ジャパンだったり、鷹木選手のリバース・フランケンシュタイナーだったり、オスカッターのカウンターでのTKOだったりしたんだと思います。

いずれも普通の試合ではまず観られないシーンですから。

でも、鷹木選手はこれまで相手選手の技を相手選手と同等以上に繰り出すことを何度もしてきましたから、新鮮味はありませんね。机の上の攻撃も前回の対戦でも観てますし。

ライガーさんのようにいつも初見のような気持ちで試合が観られたら良いんでしょうけども、残念ながらそうは行きません。

凄さには違いないのに感動できないという、インポになっちゃった感じです。悲しいことです。

オスプレイ vs 鷹木は、これが限界なんでしょうね。これ以上を求めるのは選手に申し訳ないという気持ちにもなるんですが、やっぱりこれ以上の何かを求めて試合を観てしまうのです。

そもそも試合そのものに興味が湧いてなかったわけですから、何か驚きの仕掛けがあれば、カンタンに印象が変わっていたと思います。

これで鷹木選手はしばらくベルトに絡むことから遠ざかることになるでしょう。それは凄く残念です。

オスプレイ選手がチャンピオンのうちに、もう1回挑戦して次は是非勝ってもらいたいです。

それではまた。

ありがとう!


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