好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

もうちょっと観たかったチャンピオン棚橋:5.3 レスリングどんたく2021 観戦記

元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。

お久しぶりでございます。

ブログを書く環境を少し変えまして、四苦八苦しております。わからないことだらけなのですが、今日からは少しずつ投稿しながら、調整していくつもりです

多少変な感じになっているところもあるでしょうが、お許し下さい。

お客さんは悪くない

今回はメインのNEVER無差別級選手権試合の感想を書いていきますが、まずは解説である獣神サンダー・ライガーさんの試合後のコメントがあまりに酷いと思ったので、そのことを記しておきます。

そもそも解説者としての仕事はほとんどしてないところが、以前からボクは気に入らなかったのですが、昨日はさらにしんどかったです。

矢野通選手がゲスト解説者でいたんですが、ゲストに話をチョイチョイ振るんですね。

それは実況の人の仕事ですから、ライガーさんは実況の人に聞かれたことにしっかり答えればいいのに、逸脱するのです。

ライガーチャンネルをやってることで、もう自分の役割がわからなくなってしまっているんですかね。

プロレスラー時代は名レスラーだっただけに、少々的外れなことを言っても、解説者として呼ばれますけども、昨日はついにお客さんの反応について、苦言を呈するという、実にトンチンカンことをやらかしました。

ヒールであるジェイ・ホワイト選手を福岡のお客さんが応援したことを批難したのです。

「古い人間だから」という言葉を頭につけて、「炎上覚悟」と言いながら、お客さんを批難したのです。

昔の人というのは、プロレスをプロレスと捉えずに、プロレスを総合格闘技であると捉えているということだと思います。内部にいる人間なのに、プロレスを見てあんなに熱くなるライガーさんには微笑ましく感じることもありました。

だから、昔の人ならジェイ選手のヒールとしての振る舞いに本気になった怒るまでは理解できる出来ます。

ただ、お客さんのほうはすっかり成熟しているのです。

ベビーの選手に声援を送りながらも、ヒールの選手の非道っぷりにも拍手喝采するわけです。ボクは現在のお客さんのリアクションは実に健全だと思っています。

昔のお客さんなら、その結末が気に入らないと暴動を起こしたことだってあるんですから。ライガーさん的にはこのときのムチャクチャなファンのリアクションのほうが健全であり、プロレスファンであるならば、そうあるべきだと考えているんでしょうか。

昨日のライガーさんのコメントでどの程度炎上したのかは知りませんが、たぶん多くのファンはただただ呆れただけなんじゃないですかね?

あえて苦言を呈するのならば、お客さんを怒らせなかったジェイ選手のヒールとしての振る舞いに苦言を呈するのが筋だと思います。

あんなことをコメントしながらも、今日も放送席にライガーさんがいます。需要があるということですかね。

ボクはしばらく謹慎でも良いんじゃないかと思ってました。

ダラダラした試合

さて、試合の感想ですが、ボクにはあんまりいい試合だったとは思えませんでした。

というのも、中盤から終盤にかけて、両者の膝の痛みで立って試合が出来ない時間がかなり長かったからです。このシーンがボクには動けない棚橋弘至選手に付き合ったジェイ選手の優しさが出過ぎたと思えました。

だったら、あのときジェイ選手はどうしたら良かったのか?というと、思いつかないわけですが、ジェイ選手ならなんとかあのダラダラとした感じを上手く転がしてくれるんじゃないかと期待して観ていたので、ガッカリしちゃったのかも知れません。

これで結果、棚橋選手が防衛ということなら、まだこのダラダラにも意味が出てきたのです。

結局、棚橋選手のペースを崩すことが出来なかったから、あんなに攻めまくったけどジェイ選手は敗れたということなら、納得できたと思います。

でも、ご存知のようにジェイ選手が勝ちました。

結局勝つのなら、あんなに棚橋選手に付き合わなくても良いんじゃないか。若き匠であるジェイ選手としては残念でした。

今後の、NEVER戦線をどう盛り上げてくれるか、その辺りに期待したいです。

もうちょっと観たかったチャンピオン棚橋

新しいNEVERのカラーを出して欲しかったし、それが棚橋選手なら出来ると考えていたので、ここで負けるはずがないと、棚橋選手だからこそ出来る無差別級の使い方をもっと観たかったので、残念でした。

一線級のジェイ選手を挑戦者に迎えた時点で、こういう運命だったのかなと思えなくもないんですが、これはきっと失われたインターコンチに変わるタイトルにしようということなのかも知れませんね。

膝攻撃で動けなくなっても、しっかりハイフライフローを決めるところが棚橋選手の素晴らしいところだとは思うのですが、あんなに動けなかったのに、やっぱり終盤はハイフライフローをやれてしまったのは、せっかくジェイ選手が付き合ってくれたのに、実はあんまり効いてなかったみたいにボクには見えてしまいまして、ちょっと冷めました。

とはいえ、膝にハイフライフローを落として、テキサスクローバーホールドという流れは良いと思いました。この複雑な気持ち、わかりますかね?

つまりは、かなり前から唱えているのですが、そろそろ棚橋選手にはハイフライフローに頼らない試合を構築して欲しいと思っているので、こういう気持ちになるのです。

序盤こそコンディションが良いような感じに見えましたけども、やっぱり中盤以降は全然走れてませんでした。

それなのに、若い時と同じようなパターンを使い続けるのは、晩節を汚すように思います。

多くの名レスラーと同じように、歳を重ねるとともに闘い方を変えるか、それが出来なくなったら引退するか、そういう決断をしてほしいです。

それにしても、もっと棚橋選手と普段シングルマッチをしない選手とのタイトルマッチを観てみたかったので、残念です。

それではまた。

ありがとう!


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