元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
本日は公式戦の感想を書くのですが、その前に昨日、見どころとしてあげた公式戦以外のことも少しだけ触れます。
公式戦以外の感想
第1試合
辻陽太選手、期待通り良かったです。良かったのでこんな目に合いました。
名古屋だけにシャチホコ固め。石井智宏選手のこういうところ好きです。辻選手の攻撃には、石井選手もちょっとビックリしたんじゃないでしょうか。
第2試合
ジュース・ロビンソン選手は元気いっぱいでしたね。フィニッシュも決めたし。ただ、モクスリー戦への機運が高まったかというと、そんなこともなく普通にジュース選手でしたね。
BEST OF THE SUPER JR.中ですから、気を使ってくれたのかな?
エル・ファンタズモ選手とロビー・イーグルス選手ですが、もうちょっとギクシャクするかと思ったら、すっかり元に戻ってました。ロビー選手にとって、BULLET CLUBは居心地が良い場所なんでしょうね。
第3試合
しっかり決着はつきましたけど、試合後に大暴れのタイチ&DOUKI。
こんな感じになるんだったら、タイチ vs 石井の前哨戦もやれば良かったのに、と思っちゃいました。
第4試合
トーア・ヘナーレ選手のバックステージコメントです。
アイチノ・タメニ・タタカウ。負けが続いてしまっている。だけど恥ずべきことじゃない。恥じるようなことじゃない。どういう結果であろうとも。俺の髪型がパイナップルのようだとかヤシの木のようだとか言われても気にしない。髪型なんて関係ない。ヘビー級で闘うための髪型だ。次は彼だ。ナイトー、お前は日本で最高のレスラーだ。だから、お前に何度負けようとも、それを恥じる必要はない。何度やられようとも、闘うたびにお前をつけ狙う。毎回毎回な。そして、少しずつ階段を上っていく。ナイトー、いつか必ず……
こりゃシングルマッチは遠いです。
では、公式戦の感想です。
SHO vs ティタン
ティタン選手は、足の負傷を感じさせない動きで大変良かったんですが、試合そのものは、もうひと盛り上がり足りない感じで終わってしまいました。
開脚した相手を飛び越えて前転せずに倒立したり(今回はSHO選手に倒立したところ蹴っ飛ばされてしまいましたが・・・)、ラリアットを反り返って避けたり(マトリックス)、序盤から中盤の動きは楽しいのですが、終盤ティタン選手の攻めの場面に来たときに爆発力が足りないんです。これじゃあ、SHO選手に勝ちそうな気もしませんから、盛り上がりにくいです。
メキシコではどんな試合をしているのかは知りませんが、きっとメキシコでの戦い方をそのままやっているんじゃないかという気がします。日本で活躍するには、日本寄りの技とかを導入しないとキツいでしょう。ファンタスティカマニアのときなら、これで良いんですが。
解説にタイチ選手がいると面白くて試合を観るのがおろそかになりがちです。この試合でのタイチ選手の言葉では「耳ひしぎ」がいちばんインパクトがありました。
タイガーマスク vs 石森太二
2人とも最初から早めに決着つけようとしているかのような展開でしたね。
フィニッシュのYes Lockも厳しい極まり方だったように思いましたが、タイガー選手のこの羽折り固めかな?これも厳しかったです。
タイガーさん、コンディション悪いんか?#njpw #njpwworld #njbosj
— ろけねおP@はてなブログ (@locatedonneouni) 2019年5月29日
こんなに試合があっさり終わったのは、タイガー選手があまりにコンディションが悪くて、これ以上は続けられないということなのかな?と思ったのですが、それよりも試合の序盤でタイガードライバーの要領で持ち上げての膝蹴りが、石森選手の胸に突き刺さりまして、石森選手のほうが長く試合ができない状態になったんじゃないかと思えてきました。
(※右ヒジを押さえながら)ちょっと関節、取られ過ぎたけど、まあ、今日、調子悪かったみたいだね、向こうが。やっててわかったよ。でも、俺にとっては勝ち点2、大きいし、あと残り1戦。愛媛(5.31松山)、(相手は)ジャイアンだな、ジャイアン……。あいつが独走状態だけど、誰かがあいつを止めないと。ホントにヤツの思い通りになるから。俺が、ストップ・ザ・ジャイアン、必ず決めてやる
こちらは石森選手のバックステージコメントですが、別に石森選手の胸は問題ないみたいですね。やっぱりコンディションが悪いのはタイガー選手のほうだったようです。
ジョナサン・グレシャム vs 鷹木信悟
最初から弱々しく入場してきたので、今日もグレシャム選手はダメなのかな〜と思ったら、なんのなんの。最後までどうなるかわからない展開で、今シリーズのグレシャム選手のベストバウトだったんじゃないでしょうか。
場外でスリーパーホールドを決めてリングアウト勝ちを狙ったり、
ここまで出す機会もなかったシューティング・スター・プレスを出したり、
ラ・マヒストラルかと思ったら、ちょっと雑になっちゃいましたが、この固め方で決めたり、と実に多彩でした。
最後はオクトパス・キャッチをはずして、そのまま背中に乗ってるグレシャム 選手を持ち上げて、強引にラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決めるという驚きのフィニッシュでした。
オクトパス・キャッチがあんなにガッチリ決まったのに、はずされて逆に相手のフィニッシャーを浴びるというのは、ただでさえネガティブなグレシャム選手ですが、さらにネガティブになりそうです。もうあと1試合ですから、しっかり戦って欲しいです。
タイチ選手は以前から、グレシャム選手が出てくると「ジョナサン」以外のファミレスの名前を出すというボケを繰り返してましたが、鷹木選手もバックステージコメントで
ミスター・オクトパスか? ジョナサンかデニーズか知らねぇけどよ、今日のタコは、最高にうまかったぜ。
同じようなことを言っていたのが面白かったです。
ドラゴン・リー vs 金丸義信
完全なる金丸選手の試合でした。攻めも受けも本当に素晴らしかったです。
マスクを剥いだり、レフェリーを道具として使ったり、
ラフ攻撃というか反則をやりながらも
ムーンサルト・プレスをキレイに決めてみせるんですから、堪りません。
残念ながら画像はありませんが、マスクを剥がされて倒れているリー選手に追い打ちのウイスキーミストを食わそうとしたところ、逆にリー選手に蹴りを食らって空中にウイスキーミストを噴射しちゃったシーンも金丸選手ならではでした。天才です。
さらには解説のタイチ選手も試合に介入するといった
サービス満点の試合内容でした。勧善懲悪のとってもわかりやすい名勝負となりました。
リー選手もきっとあっちこっち悪いとは思うのですが、全然スピードが衰えないですね。終盤の爆発力がなければ試合が締まりませんでしたので、良かったです。
ただ、チャンピオンとしては終始ペースを握られっぱなしだったので、若干だらしないようにも思えました。若いし仕方ないのかな?
とはいえ、そのおかげでほぼ100%の金丸選手を味わえました。ありがとう、ドラゴン・リー選手。
選手の皆さんに疲れが見えました。これ以上、誰もケガのないようにして欲しいものです。
それではまた。
ありがとう、