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ジェフ・コブには勝てそうにない:5.25 Road to WRESTLE GRAND SLAM 観戦記

元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。

今回は5.25Road to WRESTLE GRAND SLAMの感想です。

昨日も残念ながらリアルタイムでは観られませんでした。リアルタイムで観ながら試合のことをツイートしたかったです。

Road to WRESTLE GRAND SLAM

あっさりチェーズ

まずは辻陽太 vs チェーズ・オーエンズです。

なんとなく、チェーズ選手にとって辻選手はそんなに面白い選手ではないのかな?という気がしました。

しっかり試合は作っていくんですけど、物凄くあっさりしていたように思いました。リアクションが薄いというか。

いつものチェーズ選手はもっといろんな引き出しを開けてくれるんですが、この試合ではそれも最小限にとどめて、あえてなのかも知れませんが、辻選手との差を見せつけたような感じがしました。

せっかく好きな有名人が同じなのに、仲良くなれなかったんですかね。

辻選手にとっても自分がやりたいスタイルとは違うし、仕方ないですかね?

え?コブラ?

続きましてはザック・セイバーJr.&DOUKI vs 高橋裕二郎&石森太二です。

石森選手はタッグを組むとサポートに回るようなところがあって、裕二郎選手も基本的にはサポート役なので、このタッグはどうなっちゃうんだろう?というのを楽しみにしていました。

結局は石森選手のほうがサポートに回った感じでしょうか。やれることの範囲を狭めて、裕二郎選手寄りの攻撃をチョイスしていたように見えました。

この試合でビックリしたのはフィニッシュがグラウンドのコブラツイストだったことですね。

ザック選手の肩がマットについていたような気もしたのですが、早々に裕二郎選手がタップしちゃいました。

ボクがプロレスを見始めてから今まで、コブラがフィニッシュになったことがほとんどなかったので、コブラツイストがギブアップを奪える技であることをすっかり忘れてました。

足のフックをちゃんとやってコブラツイストをかける選手が皆無の中で、ザック選手は必ずきちんとフックするところに、コブラがいつフィニッシュになってもおかしくないことを予測できたはずなのですが、驚いてしまいました。

それで試合結果を見ると、

出典:新日本プロレス公式サイト

あれ?コブラじゃないの?両足引っ掛けてたもんな。また名前が長いですね。

そうそうリバースのインディアンデスロックからのボー・アンド・アローは昔、よく猪木さんが見せていたムーブですが、それもザック選手は披露しましたね。

しかも、足で相手の足をフックしたまま行ったのがシビレました。

転がった末に鎌固めにも移行しました。

一昨日の試合のバックステージで猪木さんの巻いてたベルトを巻きたいなんて言ってて、なんだかとっても嬉しかったんですが、この試合を観て、ザック選手は本当に猪木さんにリスペクトがあったことを知りました。

IWGP世界ヘビーをとったら名前を変えるそうなんで楽しみです。

マジックキラーでいいの?

続きましては天山広吉&マスター・ワト vs タマ・トンガ&タンガ・ロアです。

タマ・トンガ&タンガ・ロアのゲリラズ・オブ・デスティニー(G.o.D.)の試合って、全然盛り上がれません。すごくいい選手だとは思うんですけどね。

せっかく鍛え上げた肉体があるのに、服着て試合するのももったいないし、トンガンツイストって合体技があるのに、フィニッシュにマジックキラーを選択するしと、期待する以上のことは絶対しないところが盛り上がれないところなんでしょうか。

この試合は邪道選手が介入しなかったので、純粋にG.o.D.の良いところを全面に出せたはずなのに、それをしないからいくら最多戴冠記録を持っていようともパッとしないんです。

そもそもマジックキラーはいろんなタッグチームが擦り過ぎな気がします。とっても便利な技なのはわかりますが、G.o.D.にはG.o.D.の良いところが反映される躍動感のあるフィニッシャーを考えて欲しいです。

それでいうと、スーパーパワーボムもどうかな?と思い始めています。

鷹木と内藤の今後が気になる

続きましては石井智宏&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&田口隆祐 vs 内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHIです。

一昨日の続きで、石井選手は最初から内藤選手に突っかかっていきました。一昨日の試合を観てる人ならば、当然こうなるわな、という展開で、ホッと一安心です。

これを軸に展開していくんだろうな〜と思ってみていると、途中からその石井選手を鷹木選手がインターセプトするんですね。

鷹木選手はIWGP世界ヘビー獲りをいち早く宣言して、ポカッと空いたオスプレイ選手の穴を埋めにかかることで新日の中心に躍り出てやろうと目論んでいることでしょう。

でも、試合が始まると内藤 vs 石井で盛り上がって、これ以上ヒートアップしたら、世界ヘビーをかけてこの2人が戦えばいいじゃないか、みたいな流れになってしまいそうな空気を感じたんでしょうかね。

内藤選手を助けるふりして、鷹木 vs 石井のほうが楽しそうじゃないですか、お客さん!とアピールしたように見えました。

これでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがギスギスしたら、ちょっと楽しいですね。

SANADA選手とBUSHI選手が間に入ってなんとかするんでしょうけどね。

もうこの際だから、世界ヘビーを懸けて内藤選手と鷹木選手が闘っても良いんじゃないかと思います。いや、闘って欲しいです。

ところで田口選手は本当に素晴らしいですね。

このメンツの中でしっかり自分の美味しい場面を作ってきました。YOSHI-HASHI選手はこの日誕生日だったとか、そんなことお構いなし。これぞプロレスラー。

こういうオレがオレがと出ていく貪欲さがないと上にはあがれません。

コブに勝てそうにない

メインは飯伏幸太&棚橋弘至 vs ジェフ・コブ&グレート-O-カーンです。

いずれ飯伏 vs コブがあること前提で連日肌を合わせていると思うんですが、こっちも世界ヘビー級王座絡みになるかも知れませんね。

それにしても、コブ選手の仕上がり具合を見ますと、とてもじゃないけど今のコブ選手に勝てる選手はいないと思わせます。

少なくとも飯伏選手が勝ってしまうと、物凄く嘘っぽく見えてしまいそうです。

この試合で不発に終わりましたが、コブの選手の使うカミゴェことコブゴェ?は本家本元の飯伏選手のカミゴェよりも説得力があったように思いましたし、この試合にしたってその場飛びのムーンサルトも明らかにコブ選手のほうが破壊力がありそうでした。

飯伏選手のキックも相当キチンと良いところに入らない限り決定的なダメージを与えられないでしょう。筋肉のあるところをモモペチで蹴っ飛ばしてもダメでしょう。

他のレスラー相手ならそれで良いんでしょうけど、コブ選手相手ですとあまりに説得力を失ってしまいます。

というか、そろそろ飯伏選手はモモペチをやめたほうが良いんじゃないでしょうかね。

足の裏で蹴っ飛ばすと音が出にくいでしょうから、モモペチがあったほうが効果的なのかも知れませんが、スネで蹴っ飛ばすとちゃんと音出ますし、ね。

また、コブ選手相手には破天荒な投げ技も出せてないですし、この感じで飯伏選手が勝つのは厳しいでしょうが、やっぱり勝っちゃうんですかね。

コブ選手は世界ヘビーを巻いてもおかしくない存在です。だから、ボクはコブ選手を応援します。

ところで、この日のワールドの解説は元井美貴さんだったのですが、今回のウンチクはなかなか面白かったです。

この日のようなウンチクだったら大歓迎です。

これまではちょっとプロレス知ってる人なら皆わかっとるようなことばっかり言うてましたが、辻選手とチェーズ選手が選手名鑑で同じ人を好きな有名人としてあげているなんて、2人のファンじゃないと知らないんじゃないですか?

この日をきっかけに元井さんが覚醒なさることを期待します。

それではまた。 ありがとう!


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