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【NJPW】YOHの今後もブレるしジメジメします宣言:5.25 BEST OF THE SUPER Jr.29 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回も『スーパージュニア』の感想になります。

昨日は久しぶりに元井美貴さんが解説をしました。

最近、スターダムで実況を担当した影響なのか、物凄く出しゃばってました。

解説者は実況者に話を振られてから喋れば良いのに、隙間があったらドンドン入ってきて、時には実況とカブっちゃうなんてこともあって、かなりウザかったです。

でも、元井さんを不快に感じているのはボクだけなんですかね?

どうしても実況してる人のことを考えてしまいます。

元井さんの情報って中の人じゃないとわからないってことじゃないことが多いでしょ?

だったら実況の人だって大会前に準備してると思うんです。

それなのに、それ潰しにくるわけでしょ?

しかも元井さんだって実況をやってるなら実況の人の気持ちも分かりそうなものなのに。

BEST OF THE SUPER Jr.29

解説はアレですが、試合は最高でした。

近頃は喋る選手が結構多いので、実況オフ機能欲しいですね。

実況で選手が喋ったことをちゃんと拾ってくれたら良いんですが、大抵は実況者が喋っていて選手が何を言ったのかよくわからないってことになりますし。

矢野通選手がゲスト解説だったのですが、矢野選手の解説は選手目線の解説で興味深いのであるほうが良いんですけどね。

これまででいちばんの決まり具合

まずはエース・オースティン vs アレックス・ゼインです。

ボクは2人のSNSを追いかけてはいないのですが、どうも仲良しみたいですね。

それだけに?よく噛み合った試合をしていた気がします。

というか、若いオースティン選手を年上のゼイン選手が上手く導いているような感じがしました。

オースティン選手がチャンピオンですから「カッコよく勝たないと自分の団体に帰ってからカッコつかないでしょ、任せといて」というような感じで、フィニッシャーのTHE FOLDも最も美しく炸裂していた気がします。

これまでは中腰の相手に食らわせていたのですが、この日は立っている、しかも背が高いことを取り上げられがちなゼイン選手に食らわせたので、余計にキレイでしたね。

これからも仲良くして欲しいです。

オースティン選手はジュニアで、ゼイン選手はヘビーで新日に継続参戦して欲しいです。

そうすれば闘わなくて済むので、今後はそうして下さい。

しつこいイタリアン・ストレッチ

次はBUSHI vs DOUKIです。

BUSHI選手のトペ・スイシーダは新日ナンバーワンの美しさです。

なんなら日本一かも知れません。

だから、それが飛び出すとBUSHI選手の仕事は完了ということになってしまう気がします。

逆にいうとトペの後のBUSHI選手が燃えているかどうかで、大体の勝敗はわかってしまいます。

DOUKI選手にも勝って欲しいんですけど、BUSHI選手はDOUKI選手にはあまり勝ててないそうなので、そろそろ勝っても良いんじゃないかと思っていました。

デイブレイクをコードブレイカーで切り替えしたときは、今日は行けるぞ!と思ったんですけどね。

なんとMXをイタリアン・ストレッチNo.32で返されてしまいました。

それまでも散々イタリアン・ストレッチを貰っていたのですが、ここまでしつこくイタリアン・ストレッチ極められたら、さすがに万事休すでしたね。

やっぱりDOUKI選手はこのシリーズで格上げがなされます。

とりあえず、明らかにBUSHI選手より上の格付になったというところでしょうか。

なにしろBUSHI選手はTシャツを着たまま負けちゃいまして、完封負けですから。

なぜケツを出さない?

次はクラーク・コナーズ vs フランシスコ・アキラです。

せっかくコナーズ選手に新兵器が生まれたと思っていたのに、コナーズ選手はこの試合でその新兵器を一切使いませんでした。

ケツですよ、ケツ。

ケツなしでアキラ選手に勝っちゃイカンとすら思いました。

またアキラ選手もコナーズ選手との違いを見せるために、もっと意識的に飛んでも良かったんじゃないかと思いました。

見るからに小さいアキラ選手をパワーでぶん投げるという絵はカンタンに予想つきますので、空中殺法でキリキリ舞いさせられるコナーズ選手という絵も欲しかったです。

フィニッシュのトロフィーキルも一回ぐらいは逃げて良かったんじゃないですかね。

ここに来て、アキラ選手が退屈に思えてきました。

ティタン悔しいだろうな

次はティタン vs ウィーラー・ユウタです。

ユウタ選手の試合は序盤がピークですね。

こんなきれいな序盤を作れるのだから、終盤そりゃエラいことになるんだろうな、と期待してしまうのですが、それ以上のことは何も起こらないんですよね。

アキラ選手と同じくユウタ選手も若干退屈になってきました。

その分、張り切って動いてルチャルチャして盛り上げようとしていたっぽいティタン選手ですが、最後はルチャの技であるシートベルト・クラッチで負けてしまいました。

ゴリゴリのルチャドールがルチャの技で負けるのって悔しいだろうな〜と思いました。

試合後にユウタ選手から握手を求められて、応えてはいましたが釈然しないものを感じているようにボクには見えました。

DOUKIに負けたのが悔しかったのね

次はエル・リンダマン vs エル・ファンタズモです。

『スーパージュニア』出場選手の中で一番小さいリンダマン選手に対して、あえて高さを出した技ばかりを連発したファンタズモ選手。

こういう攻め方をしてくるところが、ファンタズモ選手の素晴らしいところです。

どんな技もきちんとやれるから、こういう攻め方も出来るんでしょう。

こういうところに才能を見事に活かしている感じがしました。

※この試合は「才能の無駄遣い」ではなかった、ということ。

前日にDOUKI選手に騙されて負けてしまったファンタズモ選手ですが、それが余程悔しかったんでしょうね、リンダマン選手にDOUKI選手にやられたようなフェイクを使いました。

ところがリンダマン選手は首固めに来たファンタズモ選手を引っこ抜いてブレーンバスターを決めました。

散々たかいたか〜い攻撃を食らわせた相手から、小さくてもパワーは人並み外れているところをしっかり見せつけられてしまいました。

しかし再びファンタズモ選手がフェイク。

これはさすがにマジのアクシデントじゃないかと近づいたリンダマン選手にサドンデス一閃。

ファンタズモ選手らしい見事な勝ち方でした。

リンダマン選手は自分の団体でベルト防衛を決めたあとは、残り全勝するとおっしゃっていたそうですが、そうは行きませんでしたね。

こんなんいらんのです

次は田口隆祐 vs SHOです。

後楽園ホールは一回は暗転しないといけないルールでもあるんだろうか。

いろいろ仕掛けがあったんですが、ボク的には概ねスベっていたと思います。

ちょっとネタを盛り過ぎた気もします。

カーテン?というか、入場ゲートの向こうで生尻食らわせたのを引っ張って試合を組み立てたほうがもうちょっとスッキリしたんじゃないかと思います。

ボクは『スーパージュニア』にこんな試合はいらない派です。

個と個の闘いを観たいです。

団体芸は通常のシリーズで普通にやれるんですから。

しかも10試合もあるのに、余計な時間使った気もしました。

またも金丸劇場

次は金丸義信 vs 石森太二です。

いつまでも石森選手の天敵であり続ける金丸選手が好きです。

ヒールとしての格の違いをSHO選手に見せつけたばかりの石森選手でしたが、「ヒールマスター」の金丸選手には通用しませんでした。

ベルトを持ち出すようなマネをせず、より得意なフィールドで勝負していたら結果も違ったんじゃないかと思わせるいい試合でした。

最後の金丸選手の技は面白いエビ固めでしたね。

昔、あの形に相手の足を畳んでジャックナイフで丸め込んでしまう技をNOAHの小川良成選手が使っていたのを思い出しました。

足を四の字にされるとキックアウトしづらいんでしょうね。

プロレスの百科事典

次はロビー・イーグルス vs TJPです。

矢野選手もおっしゃっていましたが、プロレスの技術が凝縮したような試合でしたね。

何でも出来る者同士の至極のテクニック合戦でした。

どこかの国のスタイルに偏ったテクニック合戦も楽しいのですが、両者とも様々な国のエッセンスを習得していますので、これまでに観たことがないほどバラエティに富んだ攻防に見えました。

プロレスの百科事典とでも言いましょうか。

ロビー選手的には、足攻めを徹底できないと勝ちにつながらないという弱点?が見えたような気がしました。

逆にTJP選手はどんな試合展開でも最後まで勝つのか負けるのかわかりにくいという印象を持ちました。

それだけに最後までハラハラするわけですが、勝ちパターンでしっかり勝つというところも観たいので、難しいところです。

でも、マンバスプラッシュからのピノイストレッチが勝ちパターンか?

この試合を観ながら酒が飲めるいい試合でした。

何もない

次はマスター・ワト vs エル・デスペラードです。

特に何の印象にも残らない試合でした。

ちゃんと観たんですけどね。

第1試合で良かったんじゃないですかね。

今後もブレるしジメジメします宣言

最後はYOH vs 高橋ヒロムです。

連戦ということもあってか、前日の試合の影響を上手に使う選手がいる中、YOH選手はそれをあんまり活かせない試合をしてしまいました。

前日ヒロム選手は割と短い時間で金丸選手の執拗な足殺しでギブアップしてしまいました。

これはYOH選手にとっては美味しいシチュエーションで、YOH選手も足殺しは得意なはずだから、面白くなるんじゃないかと期待しました。

ところがあんまり足殺しをしないんですね。

前にも書いたんですが、YOH選手にはもっと足殺しのバリエーションがあったはずなんですが、なぜか寝技は膝十字固め一本。

ドラゴンスクリューに至っては右足にやっちゃったり、攻撃がブレブレなんです。

終盤になると、足殺しをやっていたことをころっと忘れて、牛殺し系の技を連発。

最後はほぼほぼダブルアーム・スープレックスのダイレクト・ドライブを決めて終わりました。

ヒドい勝ち方で、ヒロム選手が気の毒でした。

しかも試合後のマイクでは、プロレスはもっと自由だということで、こんなにブレブレの攻撃した試合でもいいじゃないかとおっしゃいました。

※ボクにはそう聞こえました。ご了承下さい。

感情の表現が下手でも良いじゃないかと。

負け続けたヒロム選手にやっと勝てたメインの締めに、ジメジメしたマイクをやっても良いじゃないかと。

それを肯定する方が大変多かったので、これで良いんでしょうね。

ボクは最悪だと思いました。

ボクはYOH選手のダメなところは感情の表現が下手ということではないと思っています。

人の意見に流されてブレブレになっているところだと思います。

ロッポンギ3Kが良かったわけではありませんが、まだ3Kのときは周りからなんと言われようとパリピキャラを貫いていたように思います。

むしろSHO選手のほうがパリピキャラがしっくり来てなくて困っていた?ような気がします。

どんな闘い方を選択してもいいけど、自分の闘い方はこうだという一本筋の通ったところをトップ選手には求めるられるんじゃないでしょうか。

3Kが終わってから、コスチュームを短期間で変えてますし、入場テーマも変えてますよね。

前の報道ステーションのオープニングテーマみたいなのが良かったわけではないですが、今のよりも個性的でYOH選手らしさが表現されていると思います。

今のはSHO選手のゲーム音楽みたいな入場テーマが「SHO、SHO」言うてウケてるから、自分もそれに乗っかっとくか、という感じの「YOH、YOH」言うてるテーマになってます。

ここにYOH選手の個性あります?

コスチュームだって、KUSHIDA選手に寄せたようなものになっていますよね。

YOH選手ってプロレスラーの中ではオシャレなほうじゃなかったの?と思いました。

今が周りの意見をとりあえず取り入れて試行錯誤している段階だったら良いんですが、考えることすら諦めたということなら、ここでヒロム選手に勝ったところで状況は何も変わりません。

もしかしたら、ここから勢いが出たということになってYOH選手が優勝ということもあるかも知れませんが、現状のまま優勝しても、やっぱり何も変わりません。

YOH選手に自分のセンスを信じて、好きなようにやったら良いんです。

マイクで今の心情を吐き出したのは、良い方向に向くかなぁとは思います。

YOH選手が好きなので、SHO選手とともに新日ジュニアの顔になって欲しいです。

それではまた。

ありがとう!


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