元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
昨日清宮海斗選手の試合後の発言を取り上げましたので、
今回は試合を観させていただきました。
メインしか観てないので、これから時間の許す限りほかの試合も観たいな〜と思っております。
ブログに書けるネタはあればあるほど嬉しいわけですから観たいのですが、長らく試合を観る生活から遠ざかっていると、以前はいつ観てたんだろう?と考えてしまいます。
そろそろボチボチ日常が帰ってきそうな感じなので、観る側も試合を観ていた生活に戻していかなければなりませんね。
リングが小さいのが面白い
試合云々よりもリングが明らかに小さいのが面白い試みだな、と思いました。
以前芦野祥太郎選手だったか吉岡世起選手だったかのインタビューでNOAHのリングはちょっと広いみたいなことをおっしゃっていたので、普通サイズのリング作ったのか〜と思ってたんですが、レネ・デュプリ選手が大きいのもあるんでしょうけども、リングがあからさまに小さかったです。
ちなみにメインは清宮海斗 vs レネ・デュプリです。これを書くのを忘れてました。
ロープワーク1つとってもいつもと違うし、サブミッションを仕掛けてもすぐロープブレイクになってしまいそうですから、かなりプロレス頭が試されるリングなのではないかという気がします。
このリングで面白い試合を作れた選手は通常のリングではもっと面白く出来るんじゃないかという気がします。スキルアップにつながりそうです。
実際レスラーの皆さんがどう思うかはわかりませんけどね。
意外にそんなに違いはなかったりするかも知れませんが、観る側としてはかなり小さく見えました。
また、試合時間も20分一本勝負ということでかなり短いです。
解説の潮崎豪選手も決着がつくのかな?とかおっしゃってましたが、ボクも同じことを思いました。
でもこの短い時間の中で、それなりの試合を構築していくというのも選手のスキルアップにつながるに違いありません。
どうもこのところ、試合時間が長いのが名勝負みたいな風潮(勝手にボクがそう思ってるだけですが)もありましたから、そのアンチテーゼにもなっているようで楽しいです。
スターダムでは10分一本勝負でスリリングな試合がやれてましたから、それよりはいくらマシではないかと。
通常のプロレスが始まってもこれは続けていくとNOAHの強みになるでしょう。面白くなる予感がしました。
レネ・デュプリは平均点が高い
少し前にタッグのベルトを戴冠した試合が、初デュプリ選手でした。そのときもこりゃいい選手だな〜と思っていたのですが、シングルマッチでもその良さは出てました。
ただ、この試合では左肩のタトゥーの「日本」以外はあんまり印象に残りませんでした。
プロレスラーの能力にはいろんなパラメーターがありますが、デュプリ選手は全部のパラメーターが平均的に高めという印象です。たぶん、どんな相手でもそれなりの試合を作ることが出来るでしょう。
しかし、それではついつい相手を輝かせてしまうだけの選手になってしまいそうな気がします。これからのNOAHの外国人枠でトップを張るレスラーになるならば、もうちょっとアクとクセが欲しいです。
便利屋さんとして使われそうで不安です。
それだけにこのカードは清宮選手がしっかり輝けるカードであったし、清宮選手の力量が問われる試合であったとも言えるわけです。
全然知らなかったんですが、デュプリ選手は日本が大好きで日本のビールが大好きで、奥様も日本人なんだそうですね。そう言われると大変嬉しくなりまして、清宮選手よりもデュプリ選手を応援したくなりました。
奥様が日本人ということは、日本語もそこそこいけるのではないでしょうか。
ということは、もっと欲を出して闘えば、NOAHのトップを獲った上でマイクで日本語のアピールすれば人気も爆発。一時期のケニー・オメガ選手みたいになりそうな気もします。
どれだけ素晴らしい外国人選手でも日本語がサッパリではなかなか主役の座を取れません。逆に言うとちょっと日本語が行けるだけでも他の外国人選手よりも頭1つ2つはリードできるでしょう。
でも、確かデュプリ選手は杉浦軍の一員でしたよね?ヒールユニットですよね?
となると、マイクで日本語を喋って、ほっこりさせる場面はないかな?だとしたら残念です。
いい選手ですので上手に使ってNOAHを盛り上げて欲しいです。
これからの選手
かたや清宮選手ですが、これが初めての清宮選手のシングルマッチ観戦となります、多分。
やっぱり普通にカッコいいですから、今後のNOAHを引っ張っていくのはどう考えてもこの選手しかいないと思わせるものがあります。
ただ、試合でインパクトを残せたかというと、この試合ではダメでしたかね。
凄いな〜と思わせるものは何一つなかったように思いました。
中堅選手でやっていくならそれでも良いんでしょうけども、これからのNOAHを背負って立つNEW HOPEなわけですから、この程度では物足りないです。
オカダ・カズチカ選手はやっぱりドロップキック1つでまさにレベルが違うわ、と思わせる説得力がありました。
清宮選手からはそういうものが観られませんでした。他の試合では観られるのかも知れませんので、これだけで判断するのは早合点でしょう。
それは身体能力がどうのこうのというよりも、一つ一つの技をどう見せると説得力が生み出せるのか、このレスラーは凄いな〜とか強いな〜とか、如何にしてお客様に思わせることが出来るのか、それをまだ掴みきれてないという感じです。
実際、実況で今年のはじめにタイトルを失って、別のタイトルに挑戦したけど負けて、今はリニューアルに向けていろいろ試している時期であるなんて話をしておられました。
だとすれば、現状何が足りてないのかがちゃんとわかっているんだろうと思います。だからこそ、武藤敬司選手への対戦表明であったり、レインメーカーを出したりして、足りないものを補おう、自分を追い込んで行こうということなんでしょう。
これは期待が持てます。
フィニッシャーがタイガー・スープレックスというのは、それはそれでいいと思いますが、そこに行くまでの過程でいかにタイガー・スープレックスに強力な技であるかを演出していく必要があります。それがこの試合では、比較的唐突に時間が来たので終わらせましたという感じがしました。
20分でそこまで丁寧に積み上げるのは難しいかも知れませんが、だったらタイガー・スープレックスにもう少しなにか付加価値をつけて欲しいです。
ブリッジが高いとか一連の動作がやたら早いとか、パッと見てわかるインパクトがこの技にあったら、かなり印象が違うはずです。
あと、毛量が多いのが良いですね。
オカダ選手なんかはちょっと心配になりますが、清宮選手は心配ないでしょう。
若い時の小林邦昭さんを彷彿とさせる毛量です。
小林 邦昭 (@9mHbJuK7DCuCrke) | Twitter
髪の毛って大事だと思います。武藤選手は慣れましたが、秋山準選手はいまだに慣れませんし、大谷晋二郎選手もいつもどうにかならんかと思ってしまいます。
ところで解説に週プロの記者さんがいたんですが、NOAHを過剰に持ち上げた解説をしていたのがちょっと鼻につきました。
逆水平チョップやエルボーを嫌がる外国人が多い中、デュプリ選手は逆に向かってきます、とか打撃が強いNOAHにピッタリの選手というようなことをおっしゃてましたが、どこの団体でもチョップやエルボーをあからさまに嫌がる選手なんて使えないでしょ。
打撃で言えば、張り手を嫌がる外国人のほうが多いイメージがあります。
外国人にとって張り手は侮辱されたと捉えるそうで、本当に頭にくるからアカンというようなことを聞いたことがあります。
NOAHの中継だから、NOAHを持ち上げるのはわかりますが、あんまりやられると冷めます。
前もこの同じ記者が適当なことを喋っていたような気がするんですが、何だったか思い出せません。スターダムで解説してる別の週プロの記者さんは、本当に丁寧に選手のことやらシチュエーションを語ってくれるのに、こっちは思い入れが強すぎてめんどくさいやつに思えてます。
解説は元選手が良いですね。取材したこと喋らないで自分の感想を言う解説者なんて不要です。
それではまた。
ありがとう!