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全日本プロレス5.21後楽園ホール大会 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

久しぶりに全日本プロレスの試合をテレビで観戦しました。ボクの知っている頃の全日本プロレスとは全然違うものになっていましたが、楽しめました。

第1試合 !BANG!TV 世界ヘビー級選手権試合 バトルロイヤル

テレビを付けた時には試合が終わってまして、勝者の西村修選手がインタビューを受けているところから観始めました。

 

かなり久しぶりに西村選手の姿を観ました。インタビューでは近頃のプロレスにおける大技中心の試合の組み立てに苦言を呈しておられます。

 

きっと近頃の、特に新日本プロレスは観ておられないんでしょうね。苦言を呈されるような大技にだけ頼った雑な試合はしていません。

 

それよりも西村選手の緩んだ体のほうをまずどうにかして欲しいと思ってしまいました。

 

残念ながら、しっかりトレーニングを積んでいるレスラーの身体とは思えません。そこそこのお年ですが、同年代の鈴木みのる選手や小島聡選手はあそこまでは緩んでませんしね。

 

そんなレスラーの試合や技に説得力はありません。

 

ま、試合は観てないんですけどね。ごめんなさい。

第2試合 ジャンボ鶴田メモリアルマッチ 渕正信&ザ・グレート・カブキ vs 大森隆男&井上雅央

この試合は、何から何までに漂うゆるさが良い味を出していました。昔のファミリー軍団 vs 悪役商会のほのぼのした試合を思い出しました。こういうのは全日本プロレスの良いところだと思うので、ぜひとも無くさないで欲しいです。

 

それにしてもカブキ選手はさておき、他の3選手は昔(90年台前半)とほとんどイメージ変わりませんね。大森選手なんてむしろでっかくなった感じがします。

第3試合 ジョー・ドーリング&青木篤志 vs ジェイク・リー&野村直矢

やっとノスタルジックなものとは無縁の現状の全日本プロレスの試合です。いずれの選手も全く知りません。

 

かのブルーザー・ブロディを彷彿とさせるドーリング選手に目を奪われたのですが、ちょっと迫力に欠けました。たまたま調子が悪かったのかも知れませんね。とはいえ、もうちょっと観たかったです。

 

ジェイク選手と野村選手は顔つきを見ますとまだ若いので、これからの全日本プロレスを背負って立つ存在なのだと思うのですが(ジェイク選手が28歳で、野村選手が23歳なんだそうです。)二人共ポッチャっとしてますね。そういう部分の全日本プロレスの伝統を受け継がなくていいのに、と思ってしまいました。

 

2人とも特に記憶に残るようなところはありませんでした。ドロップキックが高いな〜とか、動きが早いな〜とか面白い技を使うな〜とかそういうのはありませんでした。まだ個性があんまり出せてないんでしょうか。やっぱりこっちも調子悪かったのかな。

第4試合 GAORA TVチャンピオンシップ 秋山準 vs 長井満也

知らぬ間にどちらもツルッパゲになっていまして、同じようなルックスです。秋山選手なんてイケメンだったのにね。

 

長井選手は名前こそ知ってますけども、リングスのときにチラッと観たくらいで特に何の印象もありませんが、解説者さんの話だと長井選手はヒール志向ということですので、リングスのときのとは全く違う方向のレスラーになっておられたようです。

 

客席になだれ込んで秋山選手を攻めている姿は、飯塚高史選手を思い出させます。どうしてツルッパゲにしたら、みんなヒゲを生やすのだろう、と思いながら観てました。

 

秋山選手が動いているのを観たのは、たぶんノアの旗揚げして間もない頃以来です。その頃から比べるとずいぶん動きが悪いと思いましたが、そんなに後ろのほうで試合するのではないなら、問題ないかと思います。

 

試合はそんなに盛り上がりがないまま終わってしまいました。

第5試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 佐藤光留 vs ブラック・タイガーⅦ

昔から世界ジュニアはIWGPジュニアに比べると地味なタイトルマッチでしたが、その伝統は今もキチンと受け継がれています。

 

ブラック・タイガーってもう7代目なんですね。で、ブラック・タイガーって名前なのに青いんです。多少混乱しました。

 

チャンピオンの佐藤選手は、見た目がとにかくカッコ悪いですね。ポチャッとした体型で色白、変な髪型、裸足でした。そういうカッコ悪さをウリにしたレスラーなのかも知れませんね。

 

チャンピオンだから技術や試合運びはそれなりなんだろうな〜と観てましたけど、期待したほどではなかったです。

 

むしろブラック・タイガー選手のほうが上手いな〜という印象を受けました。

第6試合 世界タッグ選手権試合 ゼウス&ボディガー vs 真霜拳號&KAI

タッグは昔から新日本よりも全日本のほうが断然面白かったんで期待して観ていました。今風のタッグマッチ(流れるような連携や斬新な合体攻撃、スピーディーな動きを駆使した試合)ではなく、昔ながらの、昔懐かしいタッグマッチでした。

 

入場時からギクシャクした感じの挑戦者チームの真霜&KAIがタイトルを獲るという展開も懐かしかったですが、やっぱり盛り上がりに欠けましたかね。

 

チャンピオンチームは見るからに強そうで、ロード・ウォリアーズみたいにわかりやすいチームでもっともっと暴れるところを観たかったです。このタッグチームには新日本プロレスで試合して欲しいです。 

第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 宮原健斗 vs 石川修司

この試合は三冠ヘビー級選手権試合の名に相応しい好試合でした。

 

やっと噂の宮原選手の動いているところが見れて嬉しかったです。噂通りの良い選手でした。そんなに棚橋選手に似てるような気はしませんでしたけども、この日観た全日本のレスラーの中では一番輝いていましたし、三冠チャンピオンの名前はダテじゃないな〜と思いました。

 

そして、挑戦者の石川選手も素晴らしかったです。ジャンボ鶴田さんに憧れておられたそうですが、ジャンボ鶴田メモリアルマッチが行われた日にチャンピオンになれるなんて、なんか運命を感じます。

 

戦い方そのものはジャンボさんとは全然違う戦いっぷりでしたが、体の大きさを活かしたダイナミックな動きや技は全日本の選手っぽいな〜と思いましたが、全日本の選手ではなくフリーの選手なんですね。

※かつてはデスマッチをガンガンやっていた選手だったんですね。体の傷を見ればすぐにわかりました。デスマッチはちゃんとプロレスが出来ない人がやるもんだとばっかり思っていたのですが、石川選手を見るとそれが認識違いであったことがよくわかりました。

5月の試合ですので、すでに石川選手の初防衛戦が終わっていましてキッチリ防衛しているようです。リマッチあるなら観たいで、その時まで石川選手に防衛して欲しいです。

 

それにしても実況の人が石川選手のことを「平成の大巨人」と呼んでいたのですが、さすがにそれは盛り過ぎだと思います。たしかに大型の選手ですけど「大巨人」のニックネームを使って良いのは身長2メートル以上です。

 

デカいことも当然ウリの選手ではありますけども、そこをそんなプッシュする必要のないちゃんと試合ができる選手であると思いました。フィニッシュのジャイアントスラムも大変迫力がありました。

 

そう言えば、諏訪魔選手は欠場?諏訪間選手も観たかったな〜。

 

もうちょっとテレビ観戦して情報を集めた上でライブ観戦したくなりました。新日本だけでなく、日本のプロレス界全体が盛り上がるためには全日本プロレスももっともっと盛り上がってもらわないといけません。

 

でも、きっと全日本プロレスもかつてのように盛り上がる可能性を観た気がしました。もっと勉強させていただきます。

 

それではまた。

ありがとう!


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