元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
今回はスターダムです。半月くらい前の試合ですみません。
アーティスト・オブ・スターダム選手権試合:中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ vs 舞華&ひめか&なつぽい
結果は防衛というのは知った上での観戦だったので、どういう内容であったかを注目して観ていました。
最多防衛記録を樹立
現王者のコズミック・エンジェルの3人が、この試合で防衛すると歴代最多防衛記録を達成する記念試合です。
それなりの試合でないと、これまでこのタイトルに関わってきた全選手に申し訳が立たないでしょう。
そのような状況ですが、コズミック・エンジェルの中野たむ選手以外の2人は、まだちょっとチャンピオンをやるにはしんどい感じです。
それでもお客さんを納得させるだけのチャンピオンシップが出来るかどうか、というのが見どころです。
結果、出来てなかったとボクは思いました。
時間切れドローしか防衛の手段がなかったわけですが、これも一進一退の攻防の末に決着がつかなかったというのではなく、ドンナ・デル・モンド側が決めに行かないようにしていたみたいな感じに見えまして、その辺は残念でした。
だから、チャンピオンだけが悪いわけではありません。
時間切れドローならば、もっとコズミック・エンジェルをボコボコにしても良かったんじゃないかと思います。
終わったときにどっちがチャンピオンなのかわからないという状態にしたほうが再戦が盛り上がるように思います。
逆にこうなったら(もしかしたら最多防衛記録を樹立したので、次はもう負けてしまうかも知れませんが)泥臭く粘って粘って次もやっぱり時間切れ防衛、その次も時間切れ防衛と、その調子で前人未到の記録を打ち立てるトリオになっても良いんじゃないかと思えてきます。
そのためには、白川未奈&ウナギ・サヤカの2人がもうちょっと派手にやられてないと成立しないですし、そのためには受けの技術をしっかり磨いていかないとつまらなくなってしまいます。
美女が苦しむところを応援したいんです。
防衛が続くならその辺考慮していただきたいです。
ドンナ・デル・モンドは勝ちに行ってない
ドンナ・デル・モンドの中で唯一、スターダムにやってきてから何も巻いていない(スターダム以前のことは知りません)わけですから、心中穏やかではないはずです。
追記
ボクの勘違いでとんでもないことを書いてしまいました。ひめか選手は第20代ゴッデス・オブ・スターダムのチャンピオンになっておりました。何も巻いていないは間違いです。ひめか選手、およびひめかファンの皆様、本当に申し訳ございませんでした。
ひめか選手が好きなので、ベルトを何でも良いから巻いてほしい気持ちでいっぱいです。
ベルトの中では、このアーティストのベルトがいちばん獲りやすそうな感じだったのですが、コズミック・エンジェルの最多防衛がかかっていたために勝てませんでした。多分。
ボコボコにされながらもコズミック・エンジェルがなんとか時間切れまで逃げ切ったという展開であるならば、防衛という結果にも説得力が出たと思うんですが、ドンナ・デル・モンド側が勝負を決めに行ったのは、なつぽい選手がフェアリアル・ギフトを狙いに行った場面だけです。
勝ちに行っていて、この展開は無理がありました。
タッグなんですから、仮にフィニッシャーが炸裂したとしても仲間がカットに入れば良いわけですから、いくらでも試合続行が可能です。
それなのに、そういうシーンが作れなかったというのは、最初にドロー防衛ありきな感じがしました。
また、舞華選手の炎華落としとかみちのくドライバー、ひめか選手のJPコースターやパワーボムを白川&ウナギが受けきれないというところもあったのかも知れません。
いずれにしても、ドンナ・デル・モンドの3人は本当にこのベルトが欲しいというのなら、もっとガンガン行かないとウソです。
これじゃあ、コズミック・エンジェルファンも素直に喜べないんじゃないでしょうか?
今後は白川が鍵です
ウナギ選手は徐々に動きがプロレスごっこからプロレスラーに変わってきている感じがしまして、もしかしたらシンデレラ・トーナメントも優勝しちゃうかも知れないな〜なんて思わせますが、白川選手はまだ時間がかかりそうですね。
なつぽい選手に対してフライングメイヤーを繰り出すシーンで、なつぽい選手の首がスイングしてのネックブリーカーみたいになっちゃっているのに、構わず繰り出してなつぽい選手が変な形で投げられてました。
ボクはプロレスを経験してないので、本当はスゴく難しい技術なのかも知れませんが、フライングメイヤーは基本的なプロレスの動きの一つだと思うんです。
これがキチンとやれないというのはいかがなものかと思いました。基本的なことはベルトを任されている人は当たり前でキチンとやれないとキツいです。
ま、なつぽい選手がミスった可能性もありますが・・・。
また、あれは新技だったのかな?胴タックルみたいに舞華選手の胴に組み付いて、股に腕を差し込んでパワースラムのように投げる技をやっていたんですが、これが舞華選手の頭がクラッチされてなかったようで、頭から真っ逆さまにリング突き刺さりそうな感じで怖かったです。
きっと舞華選手は柔道経験者ですから、受け身は上手なほうなんだろうと思いますが、どういう技なのか定まってないのに見切り発車で繰り出したように見えました。
その他にも白川選手がもう少しちゃんとやれたら、もっとコズミック・エンジェルは良くなるのにな〜と思う場面が見受けられました。
受けに回っても、白川選手だけがいつも時間短めな気がしてましたが、この試合もそうでした。
ロメロさえやれたら、自分の仕事は終わりって感じなんでしょうか。
この物足りなさが、ウナギ選手との差になって来たように思います。
もっと貪欲にリングに残っても良いと思うんですが、ついついまわりに気を遣っちゃうタイプなのかも知れませんね。
そうなると、プロレスラーとして大成しづらいんじゃないでしょうか。
とはいえ、何もかもがダメということではなく、序盤の舞華選手相手にグラウンドから入ったのは良かったんですね。
確か柔術を習いに行っておられるんでしたっけ?
形の不格好な飛び技よりも絞め技やサブミッションを主体に組み立てるほうが美味しいと思いますので、今後も柔術の技術を磨いて欲しいです。
でも、空中胴締め落としはいつもドンピシャです。フィニッシャーの一つとして磨いて欲しいですね。
今後のアーティスト戦線ならびにコズミック・エンジェルの爆発のキーウーマンは白川選手だと思うので、いっそう気張って欲しいです。
それではまた。 ありがとう!