元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
今回は去る5月14日に行われました『CINDERELLA TOURNAMENT 2021』の観戦記です。
前回はジュリア vs 舞華を取り上げましたが、今回はひめか vs 岩谷麻優の感想です。
CINDERELLA TOURNAMENT 2021
前回はジュリア vs 舞華以降の試合は観れてなかったんですが、今回やっと全試合観ました。
この日にシンデレラ・トーナメントのベスト4が決定しました。上谷沙弥選手、舞華選手、ひめか選手、そしてウナギ・サヤカ選手の4人なんですが、サプライズが起きやすいシンデレラ・トーナメントを表すような4人になっています。
宇宙一煌めくプロレスリング「 #スターダム 」の公式アカウントです。出演・取材依頼 teamsd@bushiroad.c…
こちらはスターダムのTwitterですが、ご覧のように中野たむ選手、岩谷麻優選手、ジュリア選手、林下詩美選手の4人がプロフィールに使われています。
つまり、この4人がナウリーダーで、シンデレラ・トーナメントのベスト4がニューリーダーということです。
今後はナウリーダー vs ニューリーダーの世代闘争が起きたらいいのに、と昭和のファンにそんなことを考えさせるベスト4でした。
試合には触れませんが、朱里 vs ウナギのウナギ選手もとっても良かったです。技の精度が少し前に比べると上がったんじゃないでしょうか。技の見た目もグッと美しくなって躍動感がありました。
強力なフィニッシャーを手に入れたら、少なくともフューチャーはあっさり獲れるんじゃないでしょうか。
ベスト4のメンバーの名前だけ見ると、ウナギ選手だけ不当に持ち上げられた感は否めないんですが、試合を観るとそこまでの不当感はないと思わせましたので、一安心です。
スピーディーでパワフル
先日、ひめか選手目当てで『VISUALIST』を購入しました。
ひめか選手目当てではあったのですが、これまで知りもしなかった選手を知るいい機会になるのではないかという期待もあって購入しました。
だがしかし、ひめか選手がぶっちぎりでした。他の選手を見てもピクリとも動かず、ひめか選手だけお腹いっぱいになりました。
もうこんな十把一絡げにせず、ひめか選手単独写真集を作って欲しいです。あったら買います。
それくらいひめか選手のルックスが大好きなのですが、試合も素晴らしいからますます「惚れてまうやろ〜」です。
さて、ひめか vs 岩谷麻優です。
ひめか選手のロープワークのスピードがハイスピード選手権に絡む選手に見劣りしてないんじゃないかと、思わせるくらい速いです。
一見すると岩谷選手のほうがスピードがありそうな感じがするし、体格やパワー勝負になったら勝てそうな気が全くしないわけですから、スピードで翻弄するしかないと思えてしまいますが、そのスピードでも岩谷選手のほうが速いという感じはしません。
試合前のコメントで、ひめか選手がスターダムにやってきて初めて黒星をつけられたのが岩谷選手なので、借りを返したいと言うようなことをおっしゃってましたが、序盤を観ただけでも岩谷選手は前回どうやって勝ったんだろう?と思わせるくらい劣勢に見えました。
もちろん、贔屓目で観てるというのもありますよ。
それでいて表情でもしっかりプロレスしておりまして、ルックスが大好きというのは横に置いといても、素晴らしいレスラーでなんでこの人がシングルのベルトを巻けてないのか不思議なくらいです。
世間は大きい女性は好きじゃないのかな?
この仕上がりなら、どう考えてもシンデレラ・トーナメント優勝だという感じです。今度こそ、ゾンビの岩谷選手をグシャッと潰して勝ち上がってくれるだろうと期待して観ておりました。
STARS vs 大江戸隊を持ち込まれる
岩谷選手だって真正面からぶつかって勝てるとは思っていない様子で、最初からガンガン丸め込んでいきます。
少し前の彩羽匠戦もそうでしたが、十中八九攻められていても、決して3カウントは奪われず逆転してしまえるのが岩谷選手の強みですから、ひめか選手の勝ちが確定するまでは安心して観ていられませんでした。
予想通り、JPコースターも通常のパワーボムもキックアウトして、あとは対角線に走っての倒れ込むパワーボムしかないというところで、これが決まらないという、ひめか選手負けちゃうんじゃないの?とハラハラする展開になったところで大江戸隊が乱入します。
大江戸隊のターゲットはSTARSの岩谷選手ですから、岩谷選手に攻撃をします。
そのせいでひめか選手に勝ちが転がり込んだ形になってしまいました。
STARSと大江戸隊の抗争自体はボク自身はそんなに楽しんではいませんが、わかりやすいベビーとヒールの対立構造なので良いんです。
でも、それをシンデレラ・トーナメントに持ち込むのはどうなのよ?と腹が立ちました。
シンデレラ・トーナメントだけのシリーズじゃないでしょ?シンデレラ・トーナメントをやらない日だってあるのに、なんでわざわざシンデレラ・トーナメントのときに、抗争ネタを持ち込む必要があるのか?
全く理解できませんでした。
これが岩谷選手の対戦相手が、大江戸隊の誰かだったらまだしも、全然関係のないドンナ・デル・モンドのひめか選手なんですよ。
しかも、前の一騎打ち負けてるから星を取り返すと意気込んで、ボクもしっかり勝って欲しいと、出来ればオーバー・ザ・トップロープではなく、きっちり3カウントを奪って欲しいと願っていたんです。
それなのに、この結果です。記録上は勝ったことには違いないんですが、こんなの素直に喜べないでしょ?
ボクは喜べません。
こうでもしないと、現在のひめか選手の勝ちに説得力がないとおっしゃってるんですか、スターダムの偉い人たちよ?
ウナギ選手が相手だったならしっくり来るんですがね。
それでなくても、このところひめか選手が負けることが多いんですよ。
ドンナ・デル・モンドの面々がガンガン活躍している中で、1人光があたってないんですよ。
このトーナメントは大チャンスです。岩谷選手にしっかり勝っておけばシンデレラ・トーナメント優勝にも箔がつくってもんですよ。
逆にこんな感じにしてしまったら、ひめか選手は優勝する以外では報われません。
ひめか選手が団体に舐められてる気がして、ムカムカしました。
岩谷選手も大江戸隊も古いスターダムは全部なくなってしまえばいいのに、とすら思いました。
コグマ登場
さらに、ひめか選手に対する冷遇は、何もSTARS vs 大江戸隊の抗争を盛り上げるためだけではなかったのです。
「プロレス・スターダム」(14日、後楽園ホール) 15年9月に退団したコグマがリングに現れ、6年ぶりの復帰と、岩谷麻優…
コグマ選手の復帰も絡んでいたからです。
ボクはコグマ選手のことを全く知らないんですが、3月の武道館大会のバトルロイヤルに出場されており、その時初めて試合してるのを観ました。
そのとき、とってもいい動きをしておられて、引退したのに凄いな〜と思いましたし、こんな動けるのなら復帰したら良いんじゃないの?と思ってました。
そこで、そもそもなんで引退したのか?と気になりました。
たび重なる規則違反を行い、団体として更生させるために何度も面談を行いましたが、本人に復帰する意志がないと判断し、9月15日付で退団という結論になりました
何も引退はしてなかったみたいなんですが、「たび重なる規則違反」で「更生させる」となると、悪事を働いたとしか思えないので、見た目の可愛らしさとは裏腹にアウトローな人だったように思えます。
そんな人が6年を経て更生を認められたので復帰となったんでしょう。
本来は良かった、良かったとなるところですが、何もシンデレラ・トーナメントで、しかもひめか戦で復帰を演出することはないじゃないの?と思いました。
大江戸隊の乱入も、コグマ復帰あってのものでしょう。STARSの劣勢に加勢するマスクウーマンの登場なんて、これまでに擦りに擦った演出をシンデレラ・トーナメントに持ち込む必要あります?
別にシンデレラ・トーナメントが終わってからの復帰でも良かったのに、なんでわざわざひめか選手の試合をぶち壊してまでやったのか?それだけの逸材ってことですか?
このひめか選手に対する扱いには大いに不満です。シンデレラ・トーナメント優勝したくらいでは到底許せないレベルです。
赤でも白でも年内に巻けるようにしてあげて下さい。いくらなんでも、かわいそ過ぎます。
出来れば朱里選手が赤いベルトを巻いて、1回くらいは防衛したところで、それをひめか選手が獲るという展開が良いですかね。
朱里選手に勝てば、ここまで不当な負けも帳消しにできると思いますし、ドンナ・デル・モンドの同門対決によるタイトルマッチというのもドンナ・デル・モンド推しとしてはたまらないし、激闘すえ朱里選手を倒して号泣してしまうひめか選手の腰に朱里選手がベルトを巻いてやるとシーンで、ボクも泣きたいです。
ウナギ選手もいいですし、舞華選手も良いんですが、今年はひめか選手の年にしてあげて下さい。よろしくお願いします。
それではまた。 ありがとう!