元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は5月14日に行われました新日の『BEST OF THE SUPER JR.30』の感想を書いてまいります。
宜しくお願い致します。
BEST OF THE SUPER JR.30
3日目です。
3日目ともなると、よくわからなかった選手もだんだんわかってきて、観たことないも観た驚きは減るかも知れませんが、知ってる動きを待ってて、待ってましたで出てくる喜びが増えてきます。
つまりは何日目になってもやっぱり楽しいということです。
ということで、振り返ってまいります。
やっぱり負けた
まずはケビン・ナイト vs 金丸義信です。
こう言っちゃあなんですが、金丸選手の連勝というのは出来過ぎです。
優勝候補に上がるエル・デスペラード選手をしっかり倒したということは、ここらで負けちゃうんじゃないか、なんて思っておりました。
この日の金丸選手の相手は売出し中のケビン選手。
こりゃ負けそうだ。
と思ったら、ケビン選手の必殺技がついに炸裂して負けてしまいました。
金丸選手の全勝優勝なんてのも観てみたい気持ちもあるんですが、それはさすがにないでしょうね。
角瓶のCMに金丸選手が起用されるようなことがあれば
万に1つぐらいはそんな事があるかも知れません。
とはいえ、ケビン選手の勝ちは決して勝たせてもらったという感じではなかったです。
逸材ですから、上手に育てて欲しいです。
2/3だけマジメ
次は田口隆祐 vs SHOです。
この『スーパージュニア』でずっとシリアスモードで闘っている田口選手に対して、SHO選手もここに来ていよいよ正々堂々と闘うのか、とワクワクしましたが、どうせすぐいつものSHO選手に戻るんだろうなと思ってました。
ところが真っ向勝負が続きます。
あれ?これは本当にこの試合だけは正々堂々と行くのかとSHO選手を信じ始めたところで、場内は真っ暗。
ああ、やっぱりダメだ〜と思って明るくなったら『スーパージュニア』のTシャツを着ているEVIL選手がいました。
まるでレフェリー。
そのままレフェリーとして振る舞うEVIL選手。
EVIL選手が介入しても、やっぱりこの試合は正々堂々で行くということなのか、と嬉しくなったところで金的攻撃→トーチャーツールアタック→ショックアローでSHO選手の勝ち。
そろそろヒールじゃないSHO選手を観たいと思っているボクの気持ちを打ち砕きました。
でも、ここまでは全くのゼロだった正々堂々スタイルが、この試合では2/3ぐらいまではマジメな青年のSHO選手に戻っただけでも喜ぶべきなんですかね。
この『スーパージュニア』で100%正々堂々なSHO選手が1試合でも観られたら良いんですけどね。
と思ったら、メイン終了後ヒロム選手を蹂躙するという暴挙。
お知らせ
5.16秋田大会の出場を予定しておりました八王子という名の便所から生まれた蛆虫こと高橋ヒロム選手ですが、当日は欠場となります
これによりSHO選手の不戦勝となります
ご理解のほどよろしくお願い致します#BOSJ30 pic.twitter.com/u05k8GEN8V— SHO (@njpwShowT) May 14, 2023
ここの便所は和式なのか、と思いました。
どうやら、SHO選手の正々堂々は観られそうにないですね。
BUSHIが勝てない
次はBUSHI vs クラーク・コナーズです。
コナーズ選手が売出し中だから仕方がない部分があるんですが、BUSHI選手もいい内容を残しているのに、勝てません。
唯一の全敗ということですが、以前、4連敗した後に残り全部だったかな?勝って優勝戦線に絡んできたことがあったように思いますので、BUSHI選手の連敗はあんまり気にしなくても良いのかな?と思ったりもしますが、やっぱりいい動きをしてるときには結果を出させてあげて欲しいです。
かたやコナーズ選手はまだヒールが板についてないですね。
外道選手から今絶賛レクチャーを受けている最中だと思います。
『スーパージュニア』が終わる頃にはそれなりに仕上がっていたら良いな、と思いました。
やっぱりミスターパーフェクト
次はDOUKI vs 石森太二です。
DOUKI選手は相当良いんですけどね。
DOUKI選手には優勝してもらって、一気に格上げをしてほしいとは思うんですが、石森選手の試合運びの安定度を崩せないとなかなか難しいですかね。
解説のミラノコレクションA.T.さんもおっしゃってましたが、DOUKI選手の新しい技にもしっかり対応しているところがスゴいですよね。
こういう今までにないパターンでちょっとでも慌てた石森選手を引き出したいところなのに、慌てさせることが出来ないのはDOUKI選手的にはキツいです。
やっぱりミスターパーフェクト。
こんな石森選手にちゃんと勝てる若手はいるんでしょうか。
似た2人
次はロビー・イーグルス vs フランシスコ・アキラです。
ロビー選手がやや足殺しに特化しておりますが、この2人は似たタイプのプロレスラーだなぁと思いました。
それだけにしっかり噛み合ったシーソーゲームになってて面白かったです。
ただ、終わり方はやや唐突な気はしました。
それは、未だにアキラ選手のフィニッシャーにフィニッシャー感を覚えてないところがあるからですが。
またロビー選手は石森選手的に試合運びが巧みなんで、なんで負けちゃったのか、観てたのによくわかりませんでした。
KUSHIDA3連敗
次はKUSHIDA vs ティタンです。
KUSHIDA選手がティタン選手に負けるとは。
しかも丸め込みではなくて、ちゃんと負けました。
なんでだろ?
BUSHI選手と同じく、ここで早くも優勝戦線からは脱落というわけではないと思いますが、負ける相手だとは思ってなかったのでかなり驚きました。
でも、ティタン選手はCMLLでチャンピオンだから、誰にでもホイホイ負けるわけにもいきませんよね。
とはいえ、KUSHIDA選手はタッグチャンピオンですし。
ティタン選手のボクの評価よりも世間の評価は遥かに高いんでしょうか。
モロニーちゃん
次はYOH vs ダン・モロニーです。
憑き物がとれたみたいに、解放感たっぷりのYOH選手は本当に楽しいです。
この試合ではなぜか天山広吉選手のシュッシュッからの喉元への手刀落としと小島聡選手のマシンガン逆水平をやってました。
YOH選手に採用されなかった第3世代の選手の技も次の試合では唐突にやってくれるんじゃないかと期待してしまいます。
負けてしまいましたが、どんどん面白くなっているから良いのかな、と思ったりします。
ただ、ベルト戦線に絡むほどには至ってない変化でマイナスだったのがやっとプラス方向に動き出した、という印象です。
派手な選手が多いので、目立ちにくいとは思いますが、ここから更なる変化を遂げてベルト戦線での活躍を期待します。
さて、ミラノさんのおかげで、モロニー選手を「モロニーちゃん」と呼びたくなってしまいました。
なんとなく、モロニー選手に親しみを感じていたのはこのせいだったのか、と気が付きました。
さて、これからどんどん気温が上がっていき、鍋の季節から遠ざかって行きますが、モロニー選手は活躍出来るでしょうか。
日本語を使ってくれる外国人が大好きなので、これからも覚えたらすぐ使って、会場を盛り上げて暖かい気持ちになったところで、ドリラ・キラの角度で凍りつかせるというパターンが定着したら、面白くなりそうです。
ベイリーのスゴさに気が付きました
次はTJP vs マイク・ベイリーです。
なんとなくベイリー選手の見た目が90年代のプロレスラーぽくて、古臭さを感じてしまいイマイチ好きになれないなぁなんて思ってました。
でも、この試合でTJP選手のテクニックに翻弄されずに、しっかり倒してしまう実力を目の当たりにして、そんな見た目のちょっとしたことで興味を失うのはもったいないなと、思い直したところです。
3日で10試合ということばかりで持ち上げられてるのも、なんか気に入らなかったのですが、独創的なフラミンゴ・ドライバーを観て、もうそんなことはどうでも良いや、と思うようにもなりました。
危なげなく実力者に勝ち続けていますので、一体誰に負けるんだろ?と思ってます。
優勝決定戦には出そうな気がしてきました。
デスペラードが熱い
次はエル・デスペラード vs マスター・ワトです。
デスペラード選手はマスクマンなのにワト選手よりも表情豊かです。
なんならいつも以上にリアクションを大きめにして、ワト選手に火をつけてやろうとしてる気さえしました。
きっとワト選手本人的には大いに燃えているんでしょうが、ボクには今一つ伝わってはきませんでした。
身体能力の高さと技の美しさは、出場選手の中でもトップクラスなのに、しかもボクと同じ大阪の人間なのに、応援しようという気持ちにさせないものがあります。
本当なら、そろそろデスペラード選手を難なく倒してジュニアの中心人物になってもおかしくない実力があると思うんですが、人を惹きつける要素や魅せる要素が壊滅的なのか、凱旋してきてからずっと伸び悩んでいます。
きっと本人も悩んでいることでしょう。
YOH選手を見習って、自分を解放したら良いんじゃないでしょうか。
「マスター・ワト」というマスターへの道半ばというキャッチフレーズとは辻褄が合わない名前や、イジられるためにあるかのようなポーズなどを一旦全部捨ててしまうのも良いんじゃないでしょうか。
ヤングライオンの「川人拓来」のほうが魅力的だった気がします。
リオ推しの声がバンバン聞こえた
最後はリオ・ラッシュ vs 高橋ヒロムです。
きっと放送席の近くに座ってる方でしょうね。
女性のリオ選手を応援する声がバンバン聞こえてきました。
大半がヒロム選手を応援してるんだろうなぁと思って観ていたのですが、あの声はたった一人でヒロムファンに立ち向かってる感じがしまして、この方を応援する気持ちになりました。
この女性の期待に応えるには、リオ選手よ、何がなんでもヒロム選手に勝ってくれ!と思って観てました。
応援の甲斐あってか、見事にヒロム選手を打ち砕きました。
あの女性にとっては最高の夜だったでしょうね。
いつまでもプロレスを好きであって欲しいです。
それではまた。
ありがとう!