元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今日は随分遅くなってすみません。
今回は5月12日に行われました新日の『BEST OF THE SUPER Jr.30』の感想を書いてまいります。
宜しくお願い致します。
BEST OF THE SUPER Jr.30
今年も?メキシカンが少なめですね。
『スーパージュニア』各国のジュニア戦士が一同に介した感じが好みです。
とはいえ、30回目になる今年の『スーパージュニア』は異常にレベルが高いですね。
もう誰が優勝しても驚かないです。
それでは10試合もありますので、出来るだけカンタンに振り返ってまいります。
ヒール宣言
まずはケビン・ナイト vs クラーク・コナーズです。
ボクにとってはコナーズ選手のBC(バレットクラブ)になっての初陣です。
コナーズ選手にとってはどうなんですかね?
ゲスト解説の棚橋弘至選手いわく、BC肝煎だから外道選手がセコンドに付いているということですが、BCのジュニア部門は石森選手だけになっちゃったのかな?
あ、エース・オースティン選手やクリス・ベイ選手がいたか。
でも、今年の『BOSJ』には出てないから実質いないのと同じってことなのかな?
SHO選手はHOT(ハウス・オブ・トーチャー)だからちょっと違うのかな?
だから、大事に育てていこうということでしょうかね?
そうなれば初陣はしっかり勝たねばならぬということで、初挑戦でしっかりチャンピオンになった超新星と呼んでいいケビン選手をしっかりと倒してしまいました。
トロフィーキルからNo Chaserという腕を巻きつけてのインプラントDDTにフィニッシャーも変えて、最後はイスを振り下ろして、ボクは今日からヒールなのでそういう目で見てください、と言われた気がしました。
田口隆祐選手と赤パンツで暴れてことが信じられなくなるような活躍をして欲しいです。
シリアスな負け
次は田口隆祐 vs 石森太二です。
長らく観たかったシリアスな田口選手が観られて本当に良かったです。
ボクが再びプロレスを観るようになった時から、田口選手はずっとふざけてました。
観たところ、かなりのテクニシャンであることは間違いないのに、ずっとふざけてました。
最初の頃はそのおふざけもスベりにスベっているように思えて好きになれませんでした。
そのうち、このおふざけを受け入れられるようになってからはすっかり楽しめるようになってはいたのですが、心のどこかずっと年一度ぐらいはちゃんとしてくれないだろうか、と考えていました。
そしてついにおふざけなし、多くのプロレスラーがすごい技と称したケツ攻撃までも封印して石森選手と闘いました。
戸惑った石森選手はなんといつものミスターパーフェクトぶりはどこへやら。
ボーンロックオンリーで攻め、そしてそのまま勝ってしまうのでした。
これはもう田口選手のほぼ勝ちだと思いました。
でもシリアスな負けでした。
パワー1発
次はBUSHI vs ダン・モロニーです。
刮目せよと書いたモロニー選手の試合を初観戦となります。
元気ですか〜!?どうも、ろけねおです。今年の『BOSJ(BEST OF THE SUPER JR.)』のメンバーが発表になった時に「誰?」となった選手がいたのですが、そのうちの1人、ダン・モロニー選手のインタビューが新日の[…]
ジュニア用に小さくした身体にヘビーのパワーを持っている選手であると言っていたことをまさに証明したような試合ではあったのですが、ボク的にはBUSHI選手の上手さのほうが出ていた気がします。
観たかったドリラ・キラが観られて良かったです。
あの力に任せての一発だけで勝ってしまった感じなのは少々残念に思えてしまいました。
KUSHIDAの引き出し開きまくり
次はKUSHIDA vs DOUKIです。
この試合は、ボク的にこの日のベストバウトでした。
つまりボクの好みということです。
こんなに積極的に攻めに攻めるKUSHIDA選手は観たことがないんじゃないか。
しかもこれまでに観たことがないような技までガンガン繰り出してきます。
DOUKI選手もジャベの技術で対抗して、総合の技術をベースにしたKUSHIDA選手のサブミッション技術の攻防が見られるんじゃないかとワクワクしたのですが、なんとKUSHIDA選手はジャベの技術もまた普通に有していて、DOUKI選手はなすすべなしといった感じになっていたので驚きました。
ボクは知らなかったのですが、ルチャドールになるにはライセンスが必要だそうですね。
そのライセンスをDOUKI選手はもちろんのこと、KUSHIDA選手も持っているとのことで、言わばKUSHIDA選手もまたルチャドールなのです。
だからきっとジャベの技術でも対抗出来たんですよね。
引き出しを惜しげもなく開けまくりのKUSHIDA選手でした。
そして、いつものKUSHIDA選手のように徹底した腕殺しを敢行して、まさに勝負の年だと(ボクが勝手に)思っていたDOUKI選手は、今年も変わらずの扱いになってしまうのか、と思ってしまいました。
しかし、最後の最後、ホルヘ・リベラ・スペシャルが炸裂して逆転の3カウント。
通常、このような勝ち方は力の差を見せつけた後のKUSHIDA選手の逆転負けですから、DOUKI選手が勝ったとはとても思えない感じなのですが、技術合戦の末の勝利ですから、今回は技術的に上を行ったのはDOUKI選手だと思えました。
この調子で、DOUKI選手の上にいる選手をどんな形でもいいから倒して、ぜひとも優勝して欲しいです。
アキラに期待
次はマスター・ワト vs フランシスコ・アキラです。
田口 vs 石森やBUSHI vs モロニーと同じようにたった一発の技でサラッと終わってしまいました。
アキラ選手はワト選手の動きを読み切って、ワト選手を圧倒しているように思えたのに、負けてしまいました。
やっぱりワト選手も今年の『BOSJ』で活躍し、なんなら優勝してしまったりするのでしょうか。
いつまでも高橋ヒロム選手、エル・デスペラード選手の時代ではマズいというのはわかりますが、ワト選手よりもアキラ選手を推して欲しかったです。
ゲスト解説の棚橋選手も行ってましたが、G1では初戦負けたほうが優勝しやすくなっています。
アキラ選手には期待します。
東郷はもう出ないの?
次はリオ・ラッシュ vs SHOです。
SHO選手の入場時のガウンには手が生えていて、腕が4本に見えました。
あれは何を意味してるのでしょうか。
さて、SHO選手は会見で正々堂々と闘うと宣言していたのですが、いつも通りでした。
しかし、絶対に出ないと言っていたディック東郷選手が本当に出てこなかったです。
SHOの決意を素直に受け取れない心の汚れたやつらが多くいるな。
そういうことであれば俺もセコンドにつかない。絶対につかない!😎 https://t.co/BLJsXqoJiw— ディック東郷 (@boliviacuba) May 11, 2023
Twitterでの東郷選手の発言を見た人は、レジェンド芸人ダチョウ倶楽部の伝統芸だと思った人ばかりだったのではないかと思います。
今後も本当に東郷選手は出てこないのでしょうか。
リオ選手が勝ったこと、EVIL選手が介入したことよりも本当に最後まで東郷選手が出てこないのか?そのことのほうが気になっています。
やっぱりロビーは優勝を狙っている
次はYOH vs ロビー・イーグルスです。
ロビー選手の肩に大きめのテーピングが施されているところを見ると、コンディションはあんまり良くなさそうです。
それでなのか、ロビー選手は優勝を目指さないわけではないけども、楽しむことを目標の1つにすると会見でおっしゃっておりました。
もう新日での活躍は諦めちゃったのかな、と思えて悲しくなりました。
またこの場に戻って来れた。俺は過去の4回出場した中で、毎年『今回は優勝する』と言い続けてきたが、毎回少しだけ成績が振るわず優勝しきることができなかった。なので、今回は優勝するのはもちろんだが、楽しむということも目標の一つにしていきたいと思っている。
引用:新日本プロレスリング公式サイト
しかしながら、試合はロビー選手が優勝してもおかしくない、まさに完勝と呼んでもおかしくない闘いっぷりでした。
YOH選手のトラースキックをカウンターで軸足に対してトラースキックを放つというのは、ロビー選手の足殺しが名人レベルになった気がしました。
またしても最後は足殺しでフィニッシュかと思いきや、シャイニング式のレッグラリアートといった感じのTriggerという新技でした。
名人レベルの足殺し、達人クラスの試合運び、新フィニッシャー、ロビー選手は今年もしっかり優勝を狙っていることは間違いないです。
とにかくTJPがカッコいい
次はティタン vs TJPです。
唯一のメキシカンで純粋なるルチャドールのティタン選手に対して、しっかりルチャで対抗してしまうTJP選手に心を奪われました。
むしろ、ティタン選手をルチャドールとして上回っていた気すらしました。
それでもティタン選手がスルッと勝っちゃいました。
鎌固めと同型と思われるジャベ・インモルタルでギブアップとは驚きました。
なんとCatch2/2は揃って負けてしまいました。
Catch2/2のシングルマッチでの活躍を観たかったボクとしてはなかなか厳しい現実でした。
でも、TJP選手はとにかく負けてもカッコ良かったです。
合わせ鏡
次はエル・デスペラード vs 金丸義信です。
かつてデスペラード選手がヒロム選手と金丸選手とのタイトルマッチのときだったか、ゲスト解説をなさっていたように記憶しています。
その時に、金丸選手というのは自分の上位互換だというようなことをおっしゃっていたかと思います。
この試合はそれを証明するかのような試合でした。
使う技こそ違うけど、同じように足殺しを真ん中においた試合の組み立てはまさに合わせ鏡と行った感じで、どちら上位なのかは判別が付きませんでしたが、同種のプロレスラーという感じがしました。
そして試合は、デスペラード選手が言ったとおり金丸選手が1枚上手を行って、金丸選手が勝ちました。
これを以て金丸選手が現時点ではデスペラード選手の上位互換ということになってしまいました。
しかし、今後もこの闘いは継続して行われるでしょう。
次はタイトルマッチであって欲しいです。
ヒロムの4連覇の可能性がある
最後は高橋ヒロム vs マイク・ベイリーです。
ベイリー選手にはビックリです。
あんなにほぼほぼキックだけで試合を構築することが出来るんですね。
試合そのものはセミファイナルのほうが好みで楽しめましたが、ベイリー選手は面白いな〜と思いました。
特に苦戦することなく、IWGPジュニアヘビー級王者を倒してしまったのは、なかなかインパクトがありました。
停滞感のある新日ジュニアが変わろうとしてるように思えて、良かったんじゃないでしょうか。
でも、ちょっと怖いのが初戦で負ける選手が優勝しやすいため、ヒロム選手の4連覇があり得ることです。
いくら人気者だからって、4連覇は流石に止めたほうが良いんじゃないかと。
まだ一度も優勝したことがない選手はいくらでもいるんですから。
それではまた。
ありがとう!