元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は5月1日に行われました新日の大分大会の感想を書いてまいります。
宜しくお願い致します。
Road to レスリングどんたく 2023
熊本大会もワールド観戦したんですが、昨日感想書き残していたスターダムの感想を書いてしまいましたので、熊本大会を飛ばして大分大会の感想を書きます。
鹿児島大会も熊本大会もチケット完売だったそうですが、大分大会はどうだったんでしょう?
もしも完売ならば放送中にそれに触れると思うんですが、触れてましたかね?
ビーコンプラザというところはきっとかなり大きいんでしょうね。
このところ九州シリーズと比べますと、スカスカしてるように見えましたね。
というか、会場がちょっと明るすぎるんですよね。
リングだけに照明が当たる感じだと、このスカスカ感が薄れて、観る側もリングにもっと集中できると思うんですけどね。
こんな大きい会場だったらば、NEVER無差別級選手権試合とかSTRONG無差別級をメインにして据えたら良かったんじゃないかと思いました。
個人的なことなんですが、昨年九州地方に旅行に行きまして、鹿児島とか熊本とか行った後に大分にも行きました。
それが熊本で人身事故による電車の遅延に巻き込まれまして、 熊本から別府に行く電車に乗れず、高速バスで行くことになってしまい、地獄めぐりが出来なかったという思い出があります。
べっぷ地獄めぐりのホームページへようこそ…
余談でした。
ということで、特に印象深かった3試合を振り返ってまいります。
ロイベが燃えている
まずはオスカー・ロイベ vs ボルチン・オレッグです。
オレッグ選手がデビューしてから、ロイベ選手の動きが実にシャープになった気がしますね。
同じ外国人のヤングライオンですが、格闘技のバックボーンのオレッグ選手がすぐに目立ちました。
アマレス世界5位という、そりゃ強いだろうとすぐわかる指標があるわけですから、どうしても世界5位がどんなもんかとボクらファンもつい注目してしまいます。
で、しかも実際動いているところを見ると、まず見た目がヤングライオンらしからぬゴツさに加えて、基本的な動きがいちいちスピーディーかつ強烈です。
ボヤッとしてたらロイベ選手の存在が薄れてしまいます。
それはロイベ選手本人が一番良くわかっているんでしょうね。
元々大きな身体をより大きく使って、ダイナミックに動くようになったと感じました。
この試合では最後、技をかけられた状態で時間切れを迎えました。
記憶違いだったらすみませんが、昔、ジャンボ鶴田さんがジャイアント馬場さんからのアドバイスとして、時間切れを迎えるなら最後に技をかけて終われ、というようなアドバイスを受けたという話がありました。
結果が引き分けでもそのほうが強く見えるから、と。
この試合でもゲスト解説の棚橋弘至選手も同じようなことをおっしゃってまして、やっぱりそうなんだと思いました。
きっとロイベ選手は悔しくてこの日眠れなかったんじゃないですかね。
しかも、このあとの試合でデビッド・フィンレー選手にシレイリでボコられちゃいましたし。
でも、こういう悔しさがバネになってプロレスラーを良くするんです、多分。
実際ロイベ選手の動きが切れて来てますし。
何年後かにこの2人の間で世界ヘビーが争われているかも知れないと思うと、今からワクワクします。
順調に育って欲しいです。
石井が大人
次はオカダ・カズチカ&石井智宏&真壁刀義&本間朋晃 vs 成田蓮&鈴木みのる&エル・デスペラード&中島佑斗です。
熊本大会でNEVER6人の挑戦者チームのもうひとりのXが棚橋選手だとオカダ選手からアナウンスされて、多くの方はエースが復帰だ〜と喜ぶよりも、大丈夫?といろんな意味で心配する方のほうが多かったんじゃないですかね。
ボクもその1人です。
頑固一徹な石井選手が棚橋選手とは組まんというようなことを言ってたので、このまま試合をしても試合が成立せずに有耶無耶のうちにチャンピオンチーム防衛というお茶を濁した結果になるんじゃないかと思いました。
石井選手がこれをきっかけにCHAOSから離れてSTRONG STYLEに異動するんじゃないかという意見もありました。
でも、ボクはそれはないかなぁと思ってます。
それは石井選手が天龍源一郎さんのお弟子さんだからです。
成長の過程で長州力さんの薫陶を受けておられますが、長州さんは新日出身ですがストロングスタイル継承者ではありません。
※諸説あるでしょうが、ボクはこのように考えています。
ストロングスタイルの対岸に立つ男なのです。
だから少し前ですが、ザック・セイバーJr.選手が自分こそストロングスタイルの継承者だ的なこと(ごめんなさい、正確には覚えてません)を行った時に、それを聞いちゃあ黙ってられないと石井選手が噛みついたわけですし。
ギクシャクするのは間違いないとは思いますが、その後オカダ選手と仲違いはしないと思います。
それにバックステージで
今回、すべて決定権はオカダが持ってんだよ。俺もお願いしてる身分だしな。ましてやデスペラードの件もあるし。俺に“NO”という選択肢はねぇんだ。だからOKしたんだ。
引用:新日本プロレスリング公式サイト
こんなことをおっしゃっています。
そうでした、そうでした。
そもそもデスペラード選手とどつき合いたいから、オカダ選手にお願いしてチームに入れてもらったわけです。
だから、オカダ選手から棚橋選手を入れますけどそれでも良いですか?と聞かれれば、デスペラード選手をシバけたらそれで良い、となったんでしょう。
残念ながら線引きが曖昧なCHAOSと本隊は、まだまだ曖昧なままのようです。
むしろ中島選手のSTRONG STYLE入りがあっても良いんじゃないかと思いました。
ヤングライオンでユニットに加入するのは、すでに藤田晃生選手がやってますから問題ないでしょうし。
きっとタイトルマッチは王者チームの防衛ということになるんだと思います。
でも、今度は棚橋選手が負けずにオカダ選手が負けて欲しいです。
ヒロムには乗れません
最後はSANADA&金丸義信 vs 内藤哲也&高橋ヒロムです。
ヒロム選手の夢ですから、他人がどんな夢を描こうが犯罪じゃなければ別に良いんですけど、その夢が実現して欲しくないと、申し訳ないんですが思います。
ジュニアのベルトを持ったままヘビーの王者になるというのが、どうしても受け入れられません。
ヒロム選手がジュニアベルト封印してヘビーに挑戦するということなら、良いんですけどね。
二冠王でも三冠王でもベルトが複数あるんだから、複数持つ選手が出てくるのは良いけども、階級分けされてるだけで存在の意味合いが同じヘビーとジュニアの二冠王はダメだと考えています。
一番強いとされる人が巻くわけですし。
そうなるとますますNEVERの存在理由がなくなるんですけどね。
頭が古いんですかね?
仮にヒロム選手がヘビーとジュニアの二冠王になったところで、なんか変わります?
タイトルマッチが減るだけのことですかね?
二冠ともかけるにせよ、一冠だけにせよ、同じ日にヘビーのタイトルマッチとジュニアのタイトルマッチは出来なくなる、それぐらいですか?
そもそもヒロム選手が好きじゃないというのもあるんですが、二冠王になったところで面白くなりそうな気が全然しないというのが、ヒロム選手に乗れない最大の理由ですかね。
これが東京ドームのメインでジュニアタイトルマッチをやるために、動員でヘビーと勝負するとかなら、ヒロム選手を応援しやすかったんですがね。
こんなことを許すためにSANADA選手がチャンピオンになったとしたら、SANADA選手もまた気の毒です。
ヒロム選手は人気選手なのである程度のわがままは飲んでもらえるでしょうし、大ケガで長期欠場も経験しておられるので、いつまた同じことになるかもと思うと、どんどん前に出て主張していく姿勢は良いですが、ヘビーとジュニアの二冠王だけは無理です。
ご勘弁を。
それではまた。
ありがとう!