元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
『SUPER JR.』まで、しばらく時間がありますので、レスリングどんたく2019の2日目の感想を小出しにしていってます。今回は第4試合から第6試合の感想を書きます。
ジェイくんが後藤さんの名前を出してくれた
第4試合についてです。
大阪城ホールか両国か、いずれにしても後藤選手とジェイ選手のリマッチが組まれてついに後藤選手が勝つという展開があるのではないか、とほんのちょっぴり期待していたのですが、
変なカッコで、復帰宣言をしに来た棚橋弘至選手に対して、ジェイ選手がちょっかいを出してしまいました。ヒールとしては100点だったのかもしれませんが、後藤時代到来を望むものとしては、対後藤戦はしばらくお預けになりそうな雲行きになり、微妙です。
ただ、
タナハシ! おまえはここに来て、IWGPヘビー級のベルトを狙っているのか? おまえは挑戦者として、自分が値するレスラーだと思っているのか? おまえなんか、いまとなっては挑戦者の列の最後尾だ! ゴトーよりも後ろだ! ベルトは持っていないが、俺こそがチャンピオンなんだ。俺こそがチャンピオンなんだ。おまえは列のうしろに並んでおけ!
リング上でわざわざ後藤選手の名前を出してくれたのは、嬉しかったです。
なんとかUSヘビーを盛り上げようとしているのは良いんですが、「X」で引っ張るのはもうすでにスベって(次の試合のファンタズモ選手も「X」にしておく効果がありませんでしたし)いると思います。
それよりヒクレオ選手に挑戦させてあげて、勝敗は見えていても、タイトルマッチを経ることでひと皮もふた皮も剥けるのではないかと思うので、上手にUSヘビーを活用して下さい。
きっとそのほうがジュース選手も一皮むけるはずです。
あ、試合の感想になってませんでした。なんちゃない試合だったということです。
薄味のオスプレイ
第5試合は「X」が明らかになりました。
熱心なファンの方の分析によって、エル・ファンタズモという名前はわかっていたのですが、名前を聞いてもどんな選手なのかサッパリわかりませんでした。新日デビュー戦で、いかほどのインパクトを残してくれるのか。
電飾のついたジャケットでの入場は新日時代のプリンス・デヴィット選手みたいで、目新しさはありませんでした。ジャケットを脱いで試合のコスチュームを見れば、
BULLET CLUBだから仕方がない部分もあるのですが、またしても黒のロングタイツという出で立ちで、目新しさがありません。BULLET CLUBにはロビー・イーグルスというパッとしないジュニアの選手がいて、この選手を扱いきれていないのに、新しい選手を入れて大丈夫かいなという不安を感じてしまいました。
さて、試合は薄味のオスプレイ選手と言ったような感じでしょうか。オスプレイ選手と何度も戦っているようですから、良い動きを見せてはいましたが、ここでもやっぱり目新しさというのは感じません。オスプレイ 選手が居なかったら、充分インパクトがあったんでしょうけどね。
解説の獣神サンダー・ライガーさんが偉くプッシュしているような口ぶりでしたが、それもインパクトが薄めなので、なんとかライガーさんがサポートしようとしているように思えて、逆にダメなんじゃない?と思わせました。
最後は見たことがない技を連発して、オスプレイ選手がから3カウントを奪いました。1つ目は腕をロックしてアルゼンチン・バックブリーカーみたいに持ち上げてから、ネックブリーカーに行く技です。これ1発フィニッシュでも良かったんじゃないかと思ったんですが、続けて、
腕をクラッチしてのフェイスバスターでフィニッシュしました。この写真の後、前に倒れ込みます。解説のミラノコレクションA.T.さんの話によりますと、この技はかつてミラノさんが使っていた技だそうです。ネックブリーカーにフェイスバスターと後向けと前向けとに落とすというつながりのない技の使い方に、この選手、ダメなんじゃないかとまたしても不安になりました。
オスプレイ選手にマーティー・スカル選手、ザック・セイバーJr.選手を見ますと、イギリスの選手は丁寧に技を積み重ねる選手がイメージがあります。でも、エル・ファンタズモ選手からはそういう丁寧さは感じられませんでした。
初戦ということもあって、やれることをひとまず全部やっておいたということなのかも知れませんね。『SUPER JR.』が正念場でしょう。せめてロビー・イーグルス選手には負けないようにして欲しいです。
内藤選手がやばい
最後は第6試合の感想です。どんたく1日目と全く同じカードです。
一応、インターコンチの前哨戦ということで組まれていると思うのですが、内藤選手の影の薄さが、しんどいな〜と思いました。
本当に内藤選手はインターコンチが欲しくて挑戦表明をしたんでしょうか。会社からインターコンチに挑戦するくらいしかアンタを大阪城ホール大会のカードに入られないよ、と言われて渋々インターコンチに挑戦したんじゃないかと勘ぐってしまうほどの覇気の無さを感じてしまいます。
内藤哲也というキャラクターを必死に演じてはいるんですけど、心にここにあらずという風に見えてしまいます。
インパクトを残そうとしてか、シットダウン式グロリアとでも呼べば良いのでしょうか、厳しい角度のグロリアを決めましたが、そもそもこの技に入るときは相変わらずもたもたしているし、決めた後も飯伏選手がピンピンしていたので、インパクトを残せませんでした。
むしろ、飯伏 vs 鷹木のほうが見たくなりました。インターコンチってジュニアの人は挑戦したらダメなんだっけ?
きっと体重差もほとんど無いでしょうし『SUPER JR.』が終わった直後に、急にヘビーに転向すると言い出して、内藤選手を襲ってインターコンチの挑戦権を奪い取る、ってなことでもやって大阪城ホールでは飯伏 vs 鷹木のインターコンチ戦で良いんじゃないかと思いました。
終わりのマイクも、またしても甘噛みしてました。内藤選手って普段からあんな喋り方をしてるんでしょうか?考えながら、キャラクターに沿って喋っているのはわかるのですが、ほぼほぼ噛みます。もっと素に近い喋り方にしたら噛まないんじゃないかって気もします。
棚橋弘至選手もそんな感じですから、新日おいては、噛むほうがエースにふさわしいのかも知れませんが、オカダ選手やSANADA選手が上手に喋っているところを何度も見てしまうと、しょっちゅう噛んでしまう内藤選手には不甲斐なさしか感じません。
こういうところからも、インターコンチ戦へのやる気が感じられません。今年3度目の飯伏戦に本人が飽きてるのかも知れませんが、これは会社が内藤選手にくれた大チャンスです。
アンチ内藤の僕ですら、何度も観たいと思う名勝負にまで仕上げたら、4強の一角は盤石になるでしょう。でも、それが上手く行かなかったら、4強の一角は飯伏選手やSANADA選手のほうがふさわしいんじゃない?って空気になるんじゃないでしょうか。
ここで気持ちを切り替えて、大阪城ホールのベストバウトという試合をしないと内藤選手はやばいです。
それではまた。
ありがとう!