元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は4月30日に行われましたスターダム福山大会の感想を書いてまいります。
宜しくお願い致します。
STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 in FUKUYAMA
今回は前半4試合について書かせていただきます。
ジーナがやりにくそう
まずはHANAKO vs さくらあや vs ジーナです。
入場してくるときのジーナ選手が素晴らしかったです。
ファンの声援に気がつくと表情を崩して満面の笑みを浮かべて応えていたのですが、すぐにスッと表情が引き締まって闘う女の顔になってましたね。
その切替が実に素晴らしかったです。
で、入場してくる時は気合も入っていたのでしょうけども、試合となると相手は新人さんですから、どう扱って良いのか、ちょっと戸惑っている感じがしてやりにくそうでした。
ジーナ選手が中心になって試合を作っていけばいいんじゃないかと思ったのですが、新人のやりたいようにやらせてたように見えました。
HANAKO選手が見せ場の1つであるブレーンバスターをミスってましたね。
ジーナ選手の身体に肉がパンパン詰まっていて、想像以上に重かったんでしょう。
悔しいでしょうね。
さくら選手もそうですが、まだ基礎体力が不足しているように見えました。
最後もジーナ選手が急にアクセルを踏んだらあっという間に試合が終わったという感じでしたね。
ジーナ選手がアクセルを踏んでも少しはついていけるようになるといいですね。
2人とも素質はあると思うので精進して欲しいです。
飯田が負けちゃうのか〜
次は羽南&飯田沙耶 vs 月山和香&水森由菜です。
羽南選手はずいぶんと華やかになりましたね。
やってることは以前と違わないとは思うんですが、なんとなく動きにダイナミックさが出てきたように思いました。
前にも書きましたが、せっかくいろいろとわかりやすく変化をしてきてるわけですから、ファイトスタイルもちょっと変化をつけて欲しいです。
また、チームリーダーなわけですからもっと積極的に前に出てこの試合をリードして欲しいところでした。
飯田選手に負けないぐらいアピールなんかもしてもいいと思います。
さて、問題はその飯田選手が負けちゃったことですね。
相手は月山選手です。
しばらく確率変動が起きて「なんだかよくわからないけども勝ってしまう」という状態が続いていました。
が、それももう終わっているはずなのに、飯田選手が負けてしまいました。
試合全体を通して観れば、飯田選手が月山選手に負けて良い要素はありません。
とはいえ、フィニッシュになったオースイ・スープレックスは高橋奈七永選手をもフォールしてしまった技です。
飯田選手をフォールしてもおかしくないといえばおかしくないのかも知れませんが、それでも不思議な勝ちに見えました。
月山選手はせっかくCV(Club Venus)に異動して心機一転したわけですから、ファイトスタイルを変化させて「不思議な勝ち」に見えない工夫をしたほうが良いんじゃないかと思いました。
この試合では通常のオースイでしたが、奈七永選手を倒したブリッジを解除して強く抑え込む形をキチンと決めるだけでも不思議さはかなり薄まると思うんですがね。
※他の選手との試合でキチンと押さえ込めなかったのに3カウント入ったというのもありましたので。
派手な技よりも地味な技のほうが上手にこなせていると以前から思っておりますので、そっちにシフトしたほうが説得力が出せると思うんですがね。
※地味な技とはザックリ言えばヤングライオン的な技です。打撃はトーキックとエルボーとストンピング、極め技はヘッドロックとアキレス腱固め、投げ技はボディスラムとフライングメイヤー、あとはしつこい押さえ込みでいいと思ってます。ここをキチンと決めることが出来てから次のステップに行くべきです。
見た目が派手でかわいいし、表情を作るのも上手いので、使う技が極端に地味なほうがギャップが出ていいと思います。
ぜひ少しずつ変化させていって欲しいです。
刀羅ナツコに釘付け
次は林下詩美&レディ・C&天咲光由 vs 刀羅ナツコ&渡辺桃&鹿島沙希です。
ナツコ選手のガウンのお面が割れたままでした。
あれは確か琉悪夏選手との試合で、入場時に襲われて壊されたんでしたよね。
直さないんですね。
ナツコ選手はあんまりコスチュームにはこだわらないタイプの選手なんですかね?
前のコスチュームもちゃんと着てないことが多かったし。
それもまたキャラ付けに一役買っていると解釈したほうが良いのかも知れませんね。
試合ではナツコ選手が急に相手をコーナーに詰めてから、逆水平の連打をやってましたね。
それが実に力なく、おふざけで繰り出している感じでした。
これはどう捉えたら良いんだろ?と戸惑いました。
そして試合後は負けて大の字になっているレディ選手とそれを介抱している天咲選手になぜかナツコ選手が飛びかかっていきました。
負けたのに大暴れしてどっちが勝ったのかわからない、というような状態に持ち込むことはよくあるんですが、勝ったのに、さらに追い打ちをかけたのもどう捉えて良いのかよくわかりませんでした。
とにかくインテリジェントが高過ぎて凡人のボクには理解しがたい行動ばかりのナツコ選手に釘付けの試合でした。
これがmeltear
最後はmeltear(中野たむ&なつぽい)vs スターライト・キッド&琉悪夏です。
ボクはスローテンポの曲、バラードがあんまり好きじゃないので、絶賛発売中のmeltearの曲は結構好きです。
女子プロレスラーの歌を聞いてるな〜って感じがしますし。
あのサビの「まだ、まだ」ってところってみんなで歌えそうで良いですね。
ビューティ・ペアの「かけめぐる青春」の
「ビューティ、ビューティー」と同じ感じがしてます。
たしか令和のビューティ・ペアを目指すとか言ってましたかね。
良いんじゃないでしょうか。
さて試合ですが、歌はいいんですけどタッグチームとしては大江戸隊の2人のほうがずいぶん良かったですね。
たむ選手がタッグには向いてないんじゃないでしょうか。
お互いに合わせようとしてキレイに合体や連携攻撃を繰り出している大江戸隊に比べると、たむ選手がやりたいようにやっているのを、なつぽい選手が合わせに行ってなんとか合体や連携攻撃の体裁を保っている感じです。
これはたむ選手が赤いベルトのチャンピオンで現状スターダムの主役の1人だから成り立ってはいますが、我が強そうに見えるなつぽい選手がいつまでもたむ選手を立てるような闘い方を選択するとは思えません。
タッグは2人で協力して試合を作っていくものだと思いますので、赤いベルトのチャンピオンでユニットのリーダーですが、タッグマッチの時は同格としてやったほうがもっと良い感じに見えるんじゃないでしょうか。
なつぽい選手の鋭いトラースキックとか、飛び技が見られないとちょっと物足りなさを感じます。
でも、これがmeltearなんだとは思いました。
それではまた。
ありがとう!