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【スターダム】これぞ妖精だ、なつぽい:4.29 STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 in NAGOYA 観戦記 2

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回は昨日に引き続きまして4月29日に行われましたスターダムの名古屋大会の感想を書かせていただきます。

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宜しくお願い致します。

GoldenWeek Fight Tour 2023

ここからは第5試合からの3試合について書いてまいります。

ハイスピードが軽い

まずは星来芽依&AZM vs スターライト・キッド&コグマです。

昨日取り上げた今週の週刊プロレスのSareee選手のインタビューの中で語られたジュリア選手が噛み付いたSareee選手の言葉が

「キラキラカワイイだけじゃなく、まず強くなきゃダメ」と「闘いがない」という言葉なんですが、この試合を観てますと、Sareee選手が批判しているのはこういう試合のことを言うんじゃないかと思いました。

キッド選手とコグマ選手がタッグを組んでることも少々違和感はあるんですけど、問題はそこじゃなく近々タイトルマッチを行うAZM選手と星来選手が組んでるってことです。

普通なら前哨戦をやってタイトルマッチを大いに盛り上げるべきなのに、どういうわけか組んじゃってるんですね。

こんなカードのどこに「闘い」を見出だせと言うんでしょう。

ハイスピードの試合ができる選手の技術のお披露目会にしかなってないのです。

普通に考えたら、このカードはAZM&コグマ vs キッド&星来ではないでしょうか。

それでしかもドローでしょ。

いくら何でもタイトルマッチの前に、同じユニットでもないのに、組んじゃダメです。

裏でナンボ仲良しであっても構いませんが、表に、リングに立ってる時はこれはアウトだとボクは考えます。

そして、この行為はハイスピード王座を軽くしてしまいます。

AZM選手が何度も防衛しようが、素晴らしい試合をしようがビッグマッチでメインに持ってくることが出来ない緊張感のないタイトルであるとスターダムがアピールしてるようなものです。

なんか事情があってこういうカードを組まねばならないことがあったのかも知れませんが、タイトルマッチの前ぐらいはやめてもらいたいです。

スターダム vs 高橋奈七永

次は岩谷麻優&葉月 vs 高橋奈七永&水森由菜です。

このところ奈七永選手がスターダムにとって重要なポジションを担っています。

スターダムの選手の実力の底上げをするというかかりです。

他所からスターダムにやってきた選手は関係ないんですが、スターダム生え抜きの選手にとって奈七永選手の試合は通過儀礼となっている感じがします

本当はボクの知らないスターダム創成期にその時所属していた選手がやっておくことだったのでしょうが、上手く機能しなかったんでしょうね。

スターダムのアイコンとしてスターダムの中心人物の1人である岩谷選手ですら、奈七永選手はしっかり倒しておかないとマズい相手という感じになっています。

それは岩谷選手の忘れ物なのか、奈七永選手のアピール力が卓越してるからなのかはわかりませんが、岩谷選手はかなり奈七永選手を意識しておられました。

全日からUターンしてきた長州力一派に硬く行った橋本真也さんみたいな感じですかね。

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そして葉月選手も奈七永選手には特別な感情があるかのような気もしました。

こうなったら生え抜きの選手は全員奈七永選手に噛み付いたら良いんです。

スターダム vs 高橋奈七永です。

女子プロレスの暗黒期をしぶとく生き抜いてきた選手ですから、試合をして得られることはたくさんあると思います。

ところで、奈七永選手はスターダムの創成期に所属選手で、ワールド・オブ・スターダムの初代王者なんですよね。

※ちなみに名前は「高橋奈苗」でした。

つまりは当時のトップ選手だったわけですから、このとき若手だった岩谷選手などは奈七永選手から教えを請うているんだと思うんですが、どうして奈七永選手はのべつ幕なしに声を出しておられますが、岩谷選手などの選手はあそこまで声を出さないんでしょう。

以前、解説でおなじみの大江慎さんが奈七永選手の声を出し倒すスタイルはかつての全日本女子プロレスの教えがそうだったから、というようなことをおっしゃっていました。

少し前にテレビであったオカダ・カズチカ選手がプロレスラーを発掘する番組の中で、オカダ選手も候補生の皆さんに事あるごとに「声を出せ」と指示をしておられました。

「声を出す」というのは男女限らずプロレスラーにとってはかなり重要なことなのではないかと思えてました。

それなのに、奈七永選手はうるさいと言われる始末だし、最近の選手はそれを継承している選手は見かけません。

なぜなんでしょ?

練習のときには声を出して、心肺機能の向上を目指したり、声を出すことで力で安くなったりするそうですから、そういう効果があるけども、試合ではあそこまで出す意味がないということでしょうかね?

ボク自身も奈七永選手をスターダムで見始めの頃は、うるさいな〜と思ってましたが、今はこの声を聞かないと奈七永選手の試合を観た気になりません。

いつの間にか、ボクは奈七永選手が好きになっていたようです。

これぞ妖精だ、なつぽい

最後は中野たむ&安納サオリ&なつぽい vs 白川未奈&マライア・メイ&月山和香です。

CV(Club Venus)がユニット化して初の入場になると思うんですが、月山選手がやはり踊りません。

少し前に水森選手にダンスを教えてもらって、一瞬のうちにして上手になっていたのを見て、これまで踊れなかったのは教える人がまずかっただけなんじゃないかと思えてました。

また、ひめか選手の最後の試合があった興行(そういう興行があったことは存じ上げているのですが、どういう事情の興行なのかは全く知りません)でスターダムでもおなじみの選手も混じってたくさんでリング上で踊っている動画を見ましたら、そこで月山選手も踊っておられました。

そこで、これが今までさっぱり踊れなかったし踊らなかった月山選手とは思えないダンスを披露していたのです。

このような月山選手のダンスがちょっとうまくなってしまう件は、CVに加入したからには今度こそきちんと踊るという前フリだと思っていたので、この入場でさっぱり踊らない月山選手には少々ガッカリしました。

しかしながら、コズエン(コズミック・エンジェルズ)のときのようにどうしたら良いのかわからずなんとなくそこにいるしかない気の毒な月山選手ではありませんでした。

踊れないなりにメインを盛り上げようとしている姿勢が見られたのが、唯一救いでした。

でも、CVはジェシー選手までたどたどしくも踊っていたので、出来なくてもいいから必死に踊ってほしいものです。

かたやダンスの元祖?のコズエンは安納選手の配慮してか、いつものコズエンの曲なのに、一切踊らぬまま、踊る素振りも見せずに入場してくるじゃあ〜りませんか。

あれがアリなら、月山選手が混じっているときは踊らないという選択をしてあげて欲しかったです。

つまり安納選手には気を遣えても、月山選手には気を遣わないということですから、月山選手のCV異動は本当に良かったな、と思いました。

ま、安納選手と月山選手ではプロレスラーとしてレベルが雲泥の差ですけどね。

この試合は、前回の試合ではどういう選手なのかイマイチよくわからなかった安納選手に注目していたのですが、この試合でもやっぱりよくわかりませんでしたね。

「下手ではない」というのがわかったぐらいですかね。

というか試合にあんまり参加してない感じがしました。

ダンスもしない、コズエンポーズもしない、試合もしない、なんだか終始不機嫌そう。

安納選手は仕事を果たしてるんでしょうか?

ボクが単に知らないだけで、安納選手はもうそこにいるだけでOKという存在なのかも知れませんね。

これで安納選手には完全に興味がなくなりました。

さて、この試合の主役はこの時点で白いベルトの次期挑戦者であるなつぽい選手でした。

最後は普通になつぽい選手がフェアリーストレインで月山選手を倒しました。

そしてマイクを取って

みなさん、このコズエンが 裏切り者チームに勝ちました。裏切るなんてホントに許せない!

引用:スターダム公式サイト

なつぽい選手がどういうつもりでこんなことをマイクで言ったのかは、なつぽい選手のみぞ知るというところですが、会場はざわつきました。

え?あんた自分がDDM(ドンナ・デル・モンド)をしっかり裏切ってコズエンに行ったの忘れたの?というざわめきです。

スターダムが今すごい勢いで新規のお客さんを増やしている(たぶん)とはいえ、ほとんどのお客さんは、まだ1年と経過してない衝撃の裏切り劇を忘れるはずなかったのです。

現在なつぽい選手のキャッチフレーズは「世界最速の妖精」ですが、やっぱりこれまで月山選手が使ってた「コズエンの小悪魔」に変えたほうが良いんじゃないかと思わせた瞬間でした。

ただ、これを機にそもそも妖精って何なのよ?と思いましてWikipediaに聞きました。

妖精 – Wikipedia

人間に好意的なもの、妻や夫として振る舞うもの、人に悪戯したり騙したり、命を奪おうとするもの、障害として立ちはだかるもの、運命を告げるものなど、様々な伝承がある。

ボクは勝手に妖精は良いことをする存在だと思っていたましたが、ここにあるようにイタズラしたり、命を奪おうとしたりするわけですから、裏切ることも、裏切ったことをすっかり忘れて裏切ってもない人を裏切ったと濡れ衣を着せて罵ることもするのです。

これまで事あるごとになつぽい選手の性格の悪さを露呈してきましたが、この試合ではまさにそれが爆発してました。

バックステージでも再びCVを裏切り者チームと呼んだなつぽい選手に対して、たむ選手が

なっちゃん…そんな感じだったっけ?大丈夫、ホンモノ?

引用:スターダム公式サイト

となつぽい選手が偽物ではないかと疑いをかけていましたが、たむ選手がなつぽい選手の本質を全く見抜いていないことがわかる物言いだとボクは思いました。

性格の悪い人だけが残るユニット、それがコズエンなのかも知れませんね。

いっそコズエンは新しい形のヒールユニットにシフトしていったほうが良いように思えました。

それではまた。

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