元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
またしても更新が遅れてしまいました。読者の皆様、申し訳ありません。ゴールデンウィークに突入して怠惰な日々を送ってしまっています。そろそろ元に戻します。
Road to レスリングどんたく 2019
近頃、ロッポンギ3Kのことばかりを書いているような気がします。それだけ期待しているということなんです。
ということで今回はロッポンギ3Kの試合以外の感想を書いていきます。
第1試合と第2試合について
成田選手の肩のテーピング
第1試合はヤングライオン同士のタッグマッチ、海野翔太&成田蓮 vs 辻陽太&上村優也です。キャリアが2年のチームとキャリアが1年のチームという分け方です。
1年というキャリアの差がかなりわかりやすく出ていた試合でした。技術的にはそんなに差がないのかも知れませんが、上手さと、視野の広さという部分でかなり差があるように見えました。

気になったのは成田選手の肩のテーピングです。この時期ケガしてしまうと成長が停滞してしまいがちです。ヤングライオンの中では成田選手がいちばん好みなので、欠場せずに順調に経験を積んで欲しいので、今以上には悪くならないことを祈ります。
とはいえ、こんなに大きなテーピングをしてたんでは狙ってくださいと言っているようなものです。今回の相手が、ただガムシャラに突っ込んでいくだけのヤングライオンだったので、そんなに狙われはしませんでしたが、先輩と当たるとなるとそうは行きません。試合をしながらケガを治す術をここで身につけてもらいたいです。
この4人は本当に順調に育っていると思うので、この調子で研鑽を積んでもらいたいです。
YOSHI-HASHI選手は厳しい
第2試合はYOSHI-HASHI&タイガーマスク&トーア・ヘナーレ vs 鈴木みのる&金丸義信&エル・デスペラードでした。
YOSHI-HASHI選手は今後どうしていきたいんでしょうか。獣神サンダー・ライガー選手がお休みで、鈴木みのる選手の相手をするのがYOSHI-HASHI選手の役目で、実際試合が始まるとすぐ鈴木選手がYOSHI-HASHI選手めがけて突っ込んできました。

これは凄いチャンスだったと思うのですが、ほぼ何も出来なかったという感じでした。 本人的にはそこそこやってやったという感じなのかも知れませんが、キャリア的にも年齢的にもそろそろ鈴木選手を圧倒する場面があってもおかしくないはずなのですが、それはありません。
舌を出して鈴木選手を挑発する場面が良かったのですが、その後、極太のエルボーが突き刺さるとピタッと動きが止まりました。見るからに鈴木選手のエルボーはキツいでしょうけども、1発で動きが止まるのはもうダメです。意地でも堪えないとダメなのです。
でも、ジュニアの金丸選手とは良い攻防を観せていました。それは金丸選手の受けの上手さもあるのですが、サイズ的にもちょうど良いように見えるので、YOSHI-HASHI選手は体重を絞ってジュニアに転向したほうが良いんじゃないでしょうか。
そうそうタイガーマスク選手の仕上がりが良いようです。これは『SUPER JR.』は期待できます。
第3試合と第4試合について
ますますいい感じのジュース&ニコルス
第3試合は真壁刀義&矢野通&ジュース・ロビンソン&マイキー・ニコルス&本間朋晃 vs タマ・トンガ&タンガ・ロア&バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&邪道のIWGPタッグとスペシャルシングルマッチの前哨戦です。
邪道選手の動きが悪いですね。もう現役選手として戦うのはキツいんじゃないでしょうか。
この試合にはTシャツを着て試合する選手が多かったのですが、僕は基本的にTシャツを来て戦う選手が好きではありません。
肉体こそがコスチュームなので、人前でさらしても恥ずかしくない体をしっかり作るわけですから、それを観せないというのは練習を怠っているのではないか、プロとして意識が低いんじゃないかと思えてしまいます。
ちなみに鈴木軍にはTシャツを着たまま試合をする選手はいません。
さて、日に日にコンビネーションが良くなっているような気がするジュース&ニコルス。あんまりいいコンビネーションを見せられると、デビッド・フィンレー選手の帰ってくる場所がなくなりますので、そろそろ新日本隊とCHAOSの境界線をはっきりして欲しいです。

最後は真壁選手のキングコング・ニードロップでした。邪道選手にはフィニッシュになり得て良かったです。
コブ選手の肩のテーピングが消えてよかった
第4試合は、5.3のNEVER無差別級選手権試合の前哨戦であるジェフ・コブ&田口隆祐 vs タイチ&TAKAみちのくでした。
長らくコブ選手の肩にあったテーピングが消えて、コンディションが良さそうでしたので、一気にタイトルマッチが楽しみになりました。

ヘッドスプリングで跳ね起きてからのその場飛びのムーンサルト・プレスもしっかり炸裂していましたし、

一発で流れを変えたラリアットというよりもアックスボンバーも強烈でしたが、なんと言ってもフィニッシュのツアー・オブ・ジ・アイランドは美しくて、説得力のあるの一発でした。

言ってしまえばパワースラムなんですが、ジェフ・コブ選手のアレンジが効いていて、良い技だな〜といつも思います。
見るからにパワーが有るように見える外見に、スピードがあり、飛べるというコブ選手の魅力が詰まった必殺技です。もっと試合が観たいので、是非ともタイトルを防衛して欲しいです。
第5試合と第6試合について
ヒクレオ良かったです
第5試合は後藤洋央紀&ウィル・オスプレイ&ドラゴン・リー vs ジェイ・ホワイト&ヒクレオ&石森太二の2つの前哨戦の6人タッグマッチです。
以前書いた見どころでは、ヒクレオ選手に注目していると書いておりましたが、この日のヒクレオ選手は大変いい動きしてました。
最後は後藤選手のGTRの餌食になってしまいましたが、

オスプレイ選手をふっとばしたショルダー・タックル、飛んできたオスプレイ選手をキャッチしてのボディスラム、後藤選手に食らわせたスイング式のネックブリーカーと、充分に見せ場を作りました。
なんで新日本プロレスの公式ウェブサイトにはそんなヒクレオ選手の写真が一枚もないのでしょうか。どう考えてもおかしい。
我らが後藤選手はこの日もまた絶好調。この調子でシングルマッチでなんとしてもジェイ選手を倒して欲しいです。いや、倒さなければなりません。
最高の6人タッグマッチ
第6試合のセミファイナルはオカダ・カズチカ&石井智宏&飯伏幸太 vs SANADA&EVIL&内藤哲也です。
凄い6人タッグマッチでしたね。本来NEVERの6人タッグのベルトは、どちらかのチームが巻いてないとおかしいです。こんな6人タッグマッチを見せられたら、NEVER6人タッグ選手権試合なんて霞んでしまいます。あのタイトル、本当に必要なのかな?
IWGPヘビー級王者であるオカダ選手がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに捕まってしまったのは、この6人タッグマッチならではシーンでした。
あれはロスインゴの立て板に水のコンビネーションにより実現したシーンでした。このコンビネーションの巧みさが勝利を呼び込んだと言えるかも知れません。逆にCHAOS+飯伏の3人にはコンビネーション攻撃はありませんでしたから、仕方がないですね。
このところコンディションの悪さが目立っていた内藤選手もこの日は動けていたように思いますし、飯伏選手は相変わらず絶好調のようでしたし、

これなら、いつ行われるのかまだわからないインターコンチ戦ですが、これまでの飯伏 vs 内藤よりは良い試合になりそうな気がします。
一騎打ちではEVIL選手が勝つと思っていたので、前哨戦では石井選手にEVIL選手が負けると予想していたのですが、カウンターのイービル(技名)が見事に炸裂させて、石井選手から完全なる3カウントを奪ったのはEVIL選手でした。

久しぶりに完璧なイービル(技名)でした。切れ味鋭いです。
IWGPヘビー級選手権試合の前哨戦は、ここまでの前哨戦よりは絡み少なめでしたかね。この2人が先発で出てこないとコッテリとしたレスリング勝負は観られませんから、その部分がちょっと残念でした。

オカダ選手のドロップキックもいつもより低めだったのも残念でした。
広島グリーンアリーナの小アリーナということで、ビッグマッチという扱いではなかったかと思いますが、サブタイトルが付いているところを見ると、準ビッグマッチという扱いだったのではないかと思います。
普通の『Road to〜』のシリーズよりも遥かに白熱した内容ばかりでした。こんな内容を小さめの会場で見られた広島のファンの皆さんはラッキーだったと思います。
羨ましいです。
さ、次はレスリング火の国です。後藤選手の未来を決める大一番。何が何でも勝って欲しいです。
それではまた。
ありがとう!