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【NJPW】KOPWの新しい景色:4.25 ゴールデン・ファイト・シリーズ 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は広島で行われました『ゴールデン・ファイト・シリーズ』の感想でございます。

ゴールデン・ファイト・シリーズ

3試合をピックアップして感想を書いていきます。

久しぶりにリアルタイムで試合を観てました。

結果を知らないでみるというのは、やっぱり良いものですね。

タイトルマッチは通常のタッグで良いんじゃないか

まず取り上げたいのは第4試合の毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI) vs バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズです。

福岡でタイトルマッチを行うチャンピオン以外のチームが闘うわけですから、これに負けたほうはもうタイトルマッチに出場できないってことでも良いんじゃないかと思いながら観ておりました。

とはいえ、タイトルマッチ前ですから、どっちが勝ってもおかしくない雰囲気で決着がつくんだろうな〜と思っていたのですが、まさかまさかの毘沙門がしっかり負けるというオチに驚きました。

YOSHI-HASHI選手が戦闘不能に陥ったのは、YOSHI-HASHI選手の相棒の棒が誤爆してしまったということがあったにせよ、介入も反則もほぼなく、しっかり負けてしまうとは思いませんでした。

後藤選手に至ってはしっかりグレネードランチャーを貰って戦闘不能に陥ってしまったわけですから、言い訳が出来ません。

この日のYOSHI-HASHI選手も実に機敏な動きを見せていまして、調子いいな〜と、こりゃすぐにチャンピオンに返り咲くかもな〜とか、思っていたんですけどね。

合体やら連携やらは毘沙門が一枚上手かと思っていたのですが、なんのなんのファレ&オーエンズも負けてません。

オーエンズ選手が上手いのは周知の事実なんですが、ファレ選手も軽快に動いてまして、このコンビは相性がいいんでしょうね。

長らくファレ選手には光が当たっておりませんので、これを機に輝いてもらいたいです。

ということで、毘沙門のリマッチはまた今度ということでいいかな、とファレ&オーエンズがそれをアピールするんじゃないかと思っていたのですが、

もう1度、YOSHI-HASHIとゴトーをぶっ潰す! 5.1PayPayドームで俺たちが次期IWGPタッグチャンピオンの座を手にする。アンチのオマエらは、せいぜい文句を言ってればいい。どうせオマエらには何もできないんだから。

出典:新日本プロレス公式サイト

ドームでもしっかり相手してくれるみたいです。

ホントにいい人たちです。

このコメントで気になったのは、これはオーエンズ選手のコメントなんですが、毘沙門のことを「YOSHI-HASHIとゴトー」と呼んでいることです。

「ゴトーとYOSHI-HASHI」ではなく「YOSHI-HASHIとゴトー」なのです。

闘っていてもYOSHI-HASHI選手の調子の良さ、動きの良さを感じたのではないか、と思っちゃいました。

後藤選手の動きが悪いわけではないんですけどね、光っていたのはYOSHI-HASHI選手でした。

広島ですし

続きましては第5試合のオカダ・カズチカ&矢野通&YOH vs 内藤哲也&高橋ヒロム&BUSHIです。

ヒロム選手のリクエストを受けて、YOH選手が熱くなって見せていますが、自分のスタイルではないと思いながらやっているような気がしてなりません。

とはいえ、もし本当にそう思っていながらヒロム選手の相手をしていたのなら、自分を貫く勇気がないってことになります。

そうなると、ヒロム戦を経たあとも何も変わらないように思えてきます。

ボクの気の所為なら良いんですけど、YOH選手には周りに何を言われようが自分の心の赴くままに自由に闘って欲しいところです。

あ、それがウケないから困ってるのか。

さて、なんと言ってもこの試合は試合後がハイライトでした。

試合は内藤選手がジャックナイフで矢野選手から3カウントを奪って終わったわけですが、試合後にいつものLIJ(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)ポーズをオカダ選手に向けて、挑発も兼ねて繰り出して行ったんです。

そこでオカダ選手は内藤選手の差し出した拳に、同じように拳を合わせたと思ったら、内藤選手の手首を掴んでショートレンジのラリアットを繰り出しました。

※面倒になりましたが、正調形のみをレインメーカーと呼ぶことになったので、あえてこういう表現にしました。

内藤選手はそれをかわして、ポップアップ式の金的蹴りからのデスティーノでオカダ選手を完全にK.O.してしまいました。

オカダ vs 内藤において、連勝も連敗もないと思いますので、次のドームはオカダ選手が勝つ公算が高いのです。

そして、ここでオカダ選手が赤っ恥をかかされてしまったことで、それが濃厚になってしまいました。

この会場は内藤選手の「ホーム」広島ですし、こういう結末に持っていったのは良いことだと思いました。

第4試合なんかで普通はマイクしないんですけども、内藤選手はマイクもやりました。

もう充分仕事は果たしたという感じでした。

とはいえ、ボク的にはこすり過ぎでどっちが勝とうがどっちでも良いかな、と思ってちゃってます。

どちらが勝っても負けても、G1で再び当たって、またまた年内にタイトルマッチをやるでしょうから、次のドームでのタイトルマッチの勝敗なんて、あんまり意味がありません。

それより50周年イヤーのビッグマッチで用意できるカードがこれしかないみたいな感じになっているのがマズいな〜と思います。

50周年イヤーだからこそ、オカダ選手よりも下の世代が挑戦してビッグマッチをやって未来を見せて欲しいところです。

無駄にオカダ vs 内藤を消費しているように思います。

KOPWの新しい景色

最後はメインのKOPW2022争奪戦のタイチ vs 鷹木信悟です。

ボクのイメージでは持ち点30点を削り合うようなイメージだったんですが、30点積み上げていく方式でした。

ま、そりゃそうか。

KOPWはほとんど毎回、これまで誰もやったことがないルールなので、闘う両者が探り探りやることになり、試合のテンポが悪くなってしまい、これがメインではとても使えないということの原因なのではないかと思います。

今回のルールでは普通に闘って、カウントを積み重ねたら良いわけですから、探り探りする必要はないのです。

よってメインにふさわしい試合になるだろうと考えていたのですが、この試合でも結構探り探りでしたね。

ただ終盤はルールに順応してきて、濃厚な攻防になって良かったんじゃないでしょうか。

お互いフィニッシャーが炸裂しても試合が終わらないというのは、思っていた以上に過酷なルールだったようです。

元気ハツラツおじさんとして名を馳せている鷹木選手も試合後なかなか立ち上がれませんでした。

負けたほうは、寝たままで全然いいんですけども、勝ったほうはメインですから大会を〆ないといけないわけです。

これは元気ハツラツおじさんの鷹木選手だから成立したんだな〜と思いました。

この試合でわかったのは、鷹木選手のようなタフな選手であってもタイチ選手のブラックメフィストはカウント6だったかな?取られてしまうダメージを与えるということですし、鷹木選手のラスト・オブ・ザ・ドラゴンもまた同じぐらいのダメージを与える技なんだなということでした。

そりゃ3カウントでは返せないはずです。

もう一回、このルールでやれば、もっともっと面白い試合になると思いますが、しんどすぎてやらないでしょうね。

大変、楽しめました。

鷹木選手が保持者になったことで、とにかくしんどい試合をするタイトル?になっていくように思います。

これはゲーム性重視だった矢野政権時代とはまた違ったKOPWの運用となり、新しい景色が見えてくるように感じました。

ホントにオカダ選手を巻き込むようなことになれば、面白いタイトルになると思います。

思えば、そもそもKOPWはオカダ選手の提唱で生まれたものですし、もっとオカダ選手が積極的に絡むべきだと思っていたので、いい流れになったように感じました。

それではまた。

ありがとう!


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