好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【スターダム】白川、万全の戴冠:4.23 ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 観戦記 2

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回は4月23日のスターダム横浜大会の感想第2弾を書いてまいります。

ちなみに第1段はこちらでございます。

関連記事

元気ですか〜!?どうも、ろけねおです。申し訳ございません。いつもより更新が遅くなってしまいました。今回はやっと観ることが出来ました『ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023』の感想を書いてまい[…]

宜しくお願い致します。

ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023

今大会は全てのタイトルマッチで王者が負けました。

動くタイミングってこんなに揃えなくても良いんじゃないかと思っちゃいました。

これもこの先の仕掛けに関わる出来事なのかな〜と思ったりしました。

それでは振り返ってまいります。

NJPW STRONG女子王座創設だからか

まずはIWGP女子選手権試合のメルセデス・モネ vs 岩谷麻優です。

IWGPを冠するタイトルなのに、リングアナもレフェリーもいつものスターダムというのを知っていたら、ボクの予想も違ってたんですけどね。

※予想ではモネ選手の防衛ということにしてました。

モネ選手がサシャ・バンクスという名前だった時、いい選手だな〜と思っていた記憶だけが残っていて、実際どんな技を使うのか、どんなムーブがあるのかさっぱり思い出せないまま、この試合を観ました。

やっぱり大した選手でした。

岩谷選手が輝くのに必要なものが何なのかをちゃんと理解して、今まで仕掛けていたような気がします。

それが「怒り」だったのではないでしょうか。

だからこそ、ここまでさんざん挑発しまくりの上に、試合でも終始挑発していたのじゃないかと思いました。

かつてアントニオ猪木さんはプロレスには怒りが必要だということで、選手に聞いて回ったことがありましたが、

ニコニコ動画

猪木問答 [スポーツ] 自分から選手たちに話を振っておきながら理不尽な逆切れをするアントニオ猪木…

モネ選手はそれを知っていたんでしょうね。

モネ選手はIWGPのタイトルマッチだから、絶対に怒りを表現しなければならないと考えていたのでしょう。

そして「怒り」を引き出された岩谷選手は、しっかりと輝き放ちながらあっさりとモネ選手を打倒してしまったのでした。

ゲスト解説の舞華選手の話によると、岩谷選手が前回IWGP女子王者になれなかった時、控室で号泣していたそうです。

それぐらいIWGP女子に強い思い入れがあったということですが、果たしてIWGPを理解しているのでしょうか。

スターダムのベルトではなく、新日本プロレスのベルトであるということを理解しているのでしょうか。

岩谷選手がチャンピオンになったのは、大変結構なことだとは思っているのですが、それがちょっと気がかりです。

そんなことを考えると、岩谷選手が王者であるよりもモネ選手が王者であるほうが良かったんじゃないかな〜と思えてきます。

そして、モネ選手本人もそれを望んでいたと思えていたから、モネ選手の防衛を予想していたのに、ずいぶんあっさりと岩谷選手に渡しちゃったじゃないか。

なぜだ?

今ならわかります。

もう代わりのベルトがあるから、IWGPは不要になったから岩谷選手にお渡ししたのです。

そもそも岩谷選手がIWGP女子初代王者になれなかったのは、IWGP女子をアメリカで運用するためで、岩谷選手の生活拠点を海外にするのは無理だから、なれなかったというようなことを誰かが言っていた記憶があります。

それなのに、今になってなぜ岩谷選手がチャンピオンになったのか。

それはNJPW STRONG女子王座が新設されて、アメリカでの運用はこちらでやることになり、IWGP女子がアメリカで運用する必要がなくなったので、岩谷選手に渡されたのではないでしょうか。

そんなモネ選手に盛り上げてもらった上に譲ってもらったようなタイトルを、岩谷選手にはモネ選手が譲るんじゃなかったと後悔させるぐらいのタイトルに育ててほしいところなんですが、

ベルトを持ってくるのを忘れるという大失態。

控室で号泣するほど悔しかったはずのベルト、獲れたらもう忘れるのか、と悲しくなりました。

IWGPを冠するベルトなのに、ずいぶん軽く見られたもんです。

舞華の第1幕が終わった

次はひめか選手のスターダムラストマッチのひめか vs 舞華です。

ひめか選手が引退を発表した時に、まっさきにその引退理由は結婚だと、寿退職だと思ったのですが、そう思ったファンが多かったのか、早々に否定をしたひめか選手。

あんなかわいい女性を嫁にもらったのはどこのどいつだ許さんという全国1000万のひめかファンの憎悪が向けられる男などいないとしたはずなのに、この試合のひめか選手の入場ガウンはさながらウエディングドレスでした。

解説の中西百重さんも、あれで嫁に行ったら良いのに的なことをおっしゃっておりまして、女性が見てもウエディングドレスに見えたということは、紛うことなくウエディングドレスなのです。

ひめか選手は我々ファンにとっては大事な娘みたいなものだったのよ、というひめか選手のメッセージです。

ずっと恋人だと思っていたのに、急に娘だと突きつけられて、なんとも切ない気持ちになって試合を観ておりました。

気持ち悪いですね、すみません。

この試合だけリングアナが白川未奈選手でした。

大一番が控えているのに、ひめか選手のためならエンヤコラ。

いい関係なのが伝わってきました。

しかも本業のリングアナ(女性の方)よりも上手でした。

白川選手は選手を引退してもリングアナでスターダムに残ってもらえそうです。

引退試合と銘打たれている試合ではあるのですが、あくまでスターダムでのラストマッチで、このあとにもう一試合あることを知っていますので、引退試合感がかなり薄れてしまいました。

ただ、対戦してる舞華選手だけはひめか選手と肌を合わせるのがこれで最後なわけですから、感情が高ぶるのはわかります。

人目はばからず号泣していた姿に、涙もろいボクはもらい泣きしてしまいました。

小学校の時、仲良くしていた友達が海外に転校をすることになったときのことを思い出しました。

隣の県でもえらく遠く感じる小学生の頃に海外ですから、絶望的な距離に思えてムチャクチャ泣いてしまいました。

きっとプライベートでは今まで変わらぬ付き合いがあるのかも知れませんが、リングで会えないというのはキツいんでしょうね。

試合自体はそんなに面白くはなかったのですが、結局、白いベルト戦の上谷沙弥選手に出そうとしたジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスなのではないか?という技は出さず終いでしたね。

ちょっとそれが残念でした。

さて、ひめか選手がこれを以てスターダムを去ることになったわけですけども、それと同時に舞華選手のスターダムでの第1幕が終わりを迎えたように思います。

何もひめか選手と一緒にスターダムにやってきたわけではないですが、ここまでのほとんどの時間を二人三脚で歩んできた気がします。

また2人でゴッデス巻いたり、2人で赤いベルト戦やったり、舞華選手的にはいろいろ考えてたこともあったかと思うんですが、これからは完全なるシングルプレイヤーとしての舞華選手にシフトチェンジする時なんじゃないかと思いました。

髪の毛が赤くなって、それこそ「スーパー舞華」に変身したような感じでもありましたし。

※スーパーサイヤ人は金髪ですが、赤い髪のサイヤ人っています?

この大会でジュリア選手が赤の王者じゃなくなったことで、舞華選手が狙いやすくなったと思いますし、来年の今頃の福岡でチャンピオンになって欲しいです。

王者を目指す舞華選手の第2幕を楽しみです。

PROMINENCEのほぼ勝ち

次はアーティスト・オブ・スターダム選手権試合のPROMINENCE(世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ)vs REstart(KAIRI&なつぽい&安納サオリ)です。

最後の技が見事に決まったので辻褄は合った気がしましたが、タイトルが移動するのはどうだろう?と思ってしまいました。

注目の安納選手もその良さが全くわかりませんでしたが、あのすず選手から直接3カウントを奪うという推され方をするんだから、これからもっと素晴らしさが見えてくるんでしょうね。

とはいえ、試合内容はプロミネンスの勝ちでした。

どこを切り取ってもプロミネンスのほうが良かったと思いましたが、今から考えるとこれも仕方のないことでしょう。

すず選手がプロミネンスを離れて、スターダムを主戦場にするということですから、いつまでも王者でいるわけにはいかなかったところに、安納選手が来たという感じですかね。

さて、試合より気になったのは選手コールです。

入場時安納選手は「あんのう(もしくはあんの)」とコールされてました。

試合前のカード発表のところでは「あのう」で、実況の村田晴郎さんも「あのう」と読んでいたのに。

リングアナが選手の名前間違っちゃマズいと思います。

間違うのは分からなくもないです。

同じ字を書く安納芋は「あんのう」と読みますし。

安納選手の良さがわからなくてモヤモヤしましたが、出番少なめで、コールで名前間違えられてモヤモヤしたのは安納選手も同じかも知れません。

白川、万全の戴冠

最後はワンダー・オブ・スターダム選手権試合の上谷沙弥 vs 白川未奈です。

結果知った上で観ているというのもあるんでしょうけど、気合いの入り方が明らかに上谷選手を上回っていて、試合前から白川選手が勝ってるように見えました。

ニューコスチュームにしてきたこと、様々な新技を用意してきたこと、フェニックス・スプラッシュをもらう覚悟をしてきたこと、準備に差があったように思います。

そして、基本的に雑な上谷選手に比べると、白川選手は一つ一つを丁寧に出していたように見えました。

振る舞いが王者のそれでした。

最終的にはフェニックスを出しはしましたが、やっぱり着地点がケガさせた時と同じく相手の体の真ん中ではなく上谷選手から見て左側になっていました。

今回は白川選手の頭の位置が前回とは逆だったので、ケガしませんでしたが、同じ向きにセットされていたらまた顔面に落ちていたんじゃないかと思いました。

顔の上に落ちてはならないということで左に寄れたのかも知れませんが。

フェニックスの代わりに使ってたファイヤーバードもキレイに決められてないことが多い気がしますし、もう無理して飛ばなくても良いんじゃないでしょうか。

それにフェニックスは白川選手がキックアウトしたのでもう切り札にはならないでしょう。

試合そのものは、四の字固めが決まらなかったのを結果知らずに観てたら、上谷選手の防衛だと考えていたに違いないぐらいハラハラの展開で面白かったです。

グラマラスドライバーもキックアウトされちゃうし。

これだけは結果知らずに観たかったなぁと思いました。

ケチらずにPPV買えよって話ですね。

白川選手は白いベルトを巻くのがこれまでの目標でしたから、巻いた後にどうするかはこれからです。

とりあえず初防衛戦の相手はなつぽい選手で、その後は中野たむ選手を指名してます。

なつぽい選手はなかなかの強敵ですし、そんな簡単に防衛できない気がしますが、ユニットのリーダーになったことですし、大いに王者を、プロレスを楽しんでもらいたいです。

それではまた。

ありがとう!

最新情報をチェックしよう!
>とにかくプロレスが好き

とにかくプロレスが好き