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【スターダム】盛り上がりに欠けたメイン:4.17 CINDERELLA TOURNAMENT 2022 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は日曜日にあったシンデレラ・トーナメントの感想を書きます。

いつもどおりワールド観戦なんですが、アップが異常に早かったですね。

試合のあったその日には全試合ではありませんが観られるようになっていたのは驚きです。

近頃、スターダムワールドのサービス内容の向上が著しいな〜と思っております。

先日もゴッデス・オブ・スターダム選手権試合だったかな?渡辺桃&スターライト・キッド vs ジュリア&テクラの時、桃&キッドの同時攻撃が2画面になって余すことなく観戦することが出来ました。

以前、タッグマッチのときの金丸義信選手の姿を追う、「金丸カメラ」の導入を切に新日本プロレスワールドに願っていた時期がありました。

2つ現場を同時に観る、というのは、ライブ観戦してても難しいことで、これぞワールド観戦しかできないことだから、ぜひとも導入してもらいたいと思っていたのですが、未だスロー再生はあっても2画面放送はありません。

それを同じワールドでもスターダムワールドのほうが先にやってしまう、というのは驚きましたし、スターダムワールドを契約しててよかったな〜、と思いました。

これでPPVではないライブ中継が始まると、新日ワールドに勝ち目がなくなりますね。

AEWが観られるようになるのもいいですけども、国内の熱戦をさらに面白くするような中継をお願いします。

CINDERELLA TOURNAMENT 2022

今回はトーナメント2回戦の6試合の感想を書いてまいります。

10分一本勝負なので、6試合フルでやっても60分というコンパクトさです。

シンデレラ・トーナメントをこの10分一本勝負のルールをもっともっと活かしたイベントにすれば、まだまだ楽しめるものになるはずです。

各選手のプロレス脳が試され続けているのです。

どうした桜井

まずは飯田沙耶 vs 桜井まいです。

飯田選手が1年ほど休んでいたので、実働キャリア的には同じぐらいなのかな?

それもあってか、試合を観てても技術的にほとんど差がないような気がしました。

というか、飯田選手ってこの程度だったかな?というのが、復帰してからの数試合を観た感想です。

欠場前はもっともっといい試合をしていたような気がしてたんですが、もしかしたらこの1年ほどでスターダム全体の試合レベルが相当上ったのかも知れませんね。

桜井選手には申し訳ないですが、飯田選手ならもうちょっと問題なく桜井選手を倒せると思っていたのですが、なんとか勝てたという感じでした。

飯田選手よりもさらに気になるのは、桜井選手が急に下手くそに戻ったように感じたことです。

飯田選手のリズムが掴めなかったのかな?

単に手が合わないというやつなのかも知れません。

攻めが単発で、ビッグブーツばかりでした。

ケンカキックとSTFだけ試合を作る蝶野正洋選手みたいでしたね。

※あれ?これホメてることになってます?ボクはこの蝶野スタイルは好みではなかったのです。

ただ、ビッグブーツがケンカキックほどの迫力、重さ、正確性があればもうちょっと見え方も違うんでしょうけども、全然物足りません。

何も思いつかないからとりあえず足でも出しとけ、という風に見えました。

ベテランになるとそんなに技を出さなくても試合を成立させる選手もいますが、あえて出さずに闘っている雰囲気があるからOKなんであって、出せない雰囲気が出てたらアウトです。

このところ、桜井選手がいい試合していたように見えていたので、ガッカリしました。

どうしたんでしょう?

3歩進んで2歩下がる的な365歩のマーチ状態です。

こんなに差があったのね

次はなつぽい vs ウナギ・サヤカです。

昨年の5★STAR GPのときかな?ゴムパッチンしてる映像が差し込まれてからの試合でした。

この2人にはゴムパッチンの因縁があるというのを、初めて見る人にもわかるようになっていました。

スターダムワールドは本当に素晴らしいです。

さて試合ですが、ウナギ選手がありとあらゆるところにゴムを隠していて、さながら矢野通選手のテーピングのようでした。

村山レフェリーとの掛け合いも楽しく、最後はなつぽい選手がクルッと丸め込むか、ウナギ選手がOTR(オーバー・ザ・トップロープ)で勝つかするんだろうな〜なんて思っていました。

ところがしっかりフェアリーストレインでなつぽい選手が勝ちました。

試合時間は4分45秒。

5分足らずですが、序盤はゴム遊びがあったので、ちゃんとした試合になったのは3分ほどでしょうか。

3分でしっかり3カウントを獲られてしまうほど、なつぽい選手とウナギ選手の間に差があるとは思ってませんでしたので、結構驚きました。

この1年で、ウナギ選手の格付がかなり上がったし、試合内容も良くなったと思うんですが、調子に乗せてきたけども思ったほど成果が出てないからここらでストップしておくか、となったんですかね?

それとも、今後は外に出ていくことが増えそうなので、外で負けちゃっても良いように格を上げすぎないようにしたのかな?とも思いました。

なつぽい選手は、このシンデレラ・トーナメントでの試合は内容が充実してますね。

優勝もあるんじゃないか、と思えてきました。

それはガッツポーズ

次はコグマ vs ジュリアです。

ジュリア選手がコグマ選手の世界に引きずり込まれたまま、負けてしまったという試合でした。

ジュリア選手ってシリアスな試合もコミカルな試合もちゃんと形になりますね。

この辺りがスターダムのエースという感じがします。

シンデレラ・トーナメントの2回戦で負けちゃっても、格は落ちないし、価値も下がらないという確固たる地位を築いてます。

最後はコグマ選手に負けちゃったということで、クマポーズをやる羽目になったわけですが、これがクマポーズではなく普通のガッツポーズでした。

かわいい姿を見せるのを嫌ったのかギリギリの抵抗だったんですかね?

それとも普通にクマポーズをやったつもりが筋肉のアピールのようなガッツポーズになったしまったのか。

ともかくこのカードでないと観られないジュリア選手ですし、面白かったです。

まさに電光石火の起死回生

次は鹿島沙希 vs 岩谷麻優です。

鹿島選手のキャッチフレーズが「電光石火の起死回生」なんですが、それ技の名前やんと、もうちょっとちゃんとしたキャッチフレーズを付けてあげれば良いのに、とずっと思っています。

で、この試合はまさに「電光石火の起死回生」で試合を決めてしまいました。

ただ、こういう勝ち方しか出来ないほど、岩谷選手と差があるようなイメージはボクにはないんですけどね。

しっかりマイエンブレムで3カウントなんてことがあっても良かったと思いますが、スターダムはそこまで鹿島選手を評価はしていないということでしょうか。

実に残念です。

飯田は勝てる要素がない

ここから準々決勝になります。

コグマ vs 飯田沙耶です。

見た目的に、飯田選手はパワーでコグマ選手を圧倒するシーンを作ることが最重要だと思うんですけど、飯田選手は見た目ほどパワーに偏った試合をしないんですよね。

これだと、コグマ選手に勝てる要素が何もないことになってしまいます。

飯田選手は背が低いんですけど、スピード感があまりないのでハイスピードに起用することはまずないでしょう。

また、技もそれほど多彩ではなく、最近は逆水平チョップ出したらほぼ仕事が終わったかのようです。

しかもOTRを狙わないとなると、逆にオマエは勝つ気あるんか?と思っちゃいます。

「マッチョゴリさん」というキャッチフレーズなんですから、もっとパワフルさを感じさせる攻撃を見せないとダメだと思います。

ま、パワーファイターがそこそこ居ますので、その選手たちと差別化を、技でするのが難しいということで今の感じなのかも知れませんが諦めないで欲しいです。

桜井選手を沈めた飯田岩も良い技ですけども、パワー関係ないでしょ?

パワー系の技を食らわした後に飯田岩というのはいいと思いますけどね。

サイズ的にコグマ選手のほうが大きく見えるんだから、その大きいコグマ選手飯田選手があらゆる形でぶん投げたら、パワーあるな〜となるんですけども、狙いません。

逆にコグマ選手がジャーマンでぶん投げて、コグマ選手はスピードもあるけどパワーもあるんだな、と思わせて、飯田選手の完封してしまいました。

このところ、飯田選手のキャラクター作りの緩さに苦言を呈してきましたけども、試合内容もちょっとしんどくなってきましたね。

たしか石井智宏選手が好きなんでしょ?

石井選手から良いところをもっと盗んで欲しいです。

盛り上がりに欠けたメイン

最後はMIRAI vs 鹿島沙希です。

現場はそこそこ盛り上がっていたのかも知れませんが、ボク自身は期待していたほどのことはなく盛り上がりに欠けた、メインとしてはかなり物足りない試合になっちゃったな〜という印象です。

MIRAI選手のキャッチフレーズが「新格闘プリンセス」ですし、鹿島選手がこのところ格闘技のエッセンスを小出しにしていますから、そういうサブミッションの攻防があるだろうと、期待してました。

でも、ありませんでしたね。

また、しっかりとレガースを履いていても全くキックを使わない選手もいる中、鹿島選手はしっかりミドルキックを連打して、ヒザ蹴りも叩き込みました。

サブミッションでは柔道経験者のMIRAI選手にかなわないかも知れませんが、打撃だったら勝負できるだろうと期待していたのですが、こちらもダメでした。

もっと打撃を全面に押し出して闘っても面白いと思うんですけどね。

なんでちょっと出しなのか?

倒されるためだけに出てきたときの鹿島沙希って感じでしたね。

鹿島選手だったらMIRAI選手のラリアットを派手に受けるから盛り上がるだろうということでメインだったのかな?

確かに見事にラリアットで回されてましたけど。

もうちょっとMIRAI選手が負けてしまうかも、というシーンがないとキツいですね。

さらにフィニッシュですが、急に極めて勝ってもなんだかな〜となります。

試合を早めに決めようと、序盤からMIRAI選手が鹿島選手の腕ばかりを狙ってのミラマーレということならしっくり来るんですけど、そうじゃなかったです。

体格差がありますから、どうせ勝つなら軽い鹿島選手を豪快ぶん投げるミラマーレ・ショックでフィニッシュが理想的だったと思うんですけど、一度かわされたらそれっきり狙いませんでした。

MIRAI選手ももっとやれる選手だと思っていたし、鹿島選手ももっともっとやれる選手だと思っていたので、ガッカリがキツかったです。

さて、ベスト4が出揃いまして、STARS2人に、DDM(ドンナ・デル・モンド)1人、God’s Eye1人ということになっております。

つい最近までGod’s Eyeの選手はDDMだったんですけどね。

こういうときって各ユニットからバランス良く排出されるものかとちょっと思っていたのですが、結構偏りますね。

この流れだと、MIRAI選手の優勝の可能性が高い気がします。

ボク的には葉月選手に優勝してもらうのが楽しいんですけどね。

なんとなく、コグマ選手は葉月選手に勝ちを譲りそうなので決勝戦には出るかな、と考えています。

それではまた。

ありがとう!


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