好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【NJPW】内藤さんもお休みあそばせ(4.13 Road to レスリングどんたく 観戦記)

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

ついに始まりましたね「Road to レスリングどんたく」シリーズ。どうも、次期シリーズ『BEST OF THE SUPER Jr.26』のほうが話題になっているようですが、僕は『レスリングどんたく』は見どころ満載だと思っているので、しっかり観戦して観戦記を書いていきます。

Road to レスリングどんたく

今回は3試合をピックアップして振り返ってみます。

悔し涙が出た

まずは第1試合。辻陽太 vs 上村優也のともにキャリア2年目に突入した者同士の対決です。ず〜っと決着のつかなかった両者ですが、ついに決着がついてしまいました。

辻陽太の逆エビ固め
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

フィニッシュはおなじみ逆エビ固めでしたが、上村選手はついにタップしてしまいました。

ずっと一緒に練習はもとより、雑用やら何やら常に一緒に頑張ってきた辻選手に、ギブアップ負けしなければならないのです。確かに辻選手のほうが体はデカいし、顔のインパクトも上です。観に来たお客さんの記憶に残りやすいのは、きっと辻選手なのかも知れません。

そこで上村選手の意地なんでしょうね、今まで見せたことがないようなテクニックを、辻選手にテクニックでは負けないとばかり技術を披露していました。

上村優也のヘッドシザース切り返し
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

序盤のリストの取り合いを圧倒したあと、ヘッドシザースで動きを止められた上村選手でしたが、2回目のヘッドシザースをこのように相手をひっくり返して、ブリッジして隙間を作って脱出しインディアン・デスロックに切り返しました。

さらに新日のリングではあまり見かけなくなったアキレス腱固めまで繰り出しました。

上村優也のアキレス腱固め
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

足に攻撃を集中させるような試合運びに成長を感じました。

対して辻選手は良くも悪くもいつもどおり。体を活かしたがむしゃらな戦いっぷりでした。ヤングライオンですからそれで良いのですが、この試合で魅力的に見えたのは上村選手でした。

上村選手は負けた時、ダメージもあったんでしょうけど、悔しくて顔を挙げられないように見えました。

辻陽太の初勝利
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

魅力的に見えた上村選手のほうが負けてしまって、勝手に上村選手の気持ちになってしまい、涙が出てしまったのでした。

今後も何度もぶつかる2人でしょうが、次は上村選手が勝てることを祈ります。

辻選手も好きなので、次、辻選手が負けるようなことがあるとそれはそれで悔しくなるかも知れませんが・・・。

笑顔の後藤選手

次は、第5試合の後藤洋央紀&ジュース・ロビンソン&マイキー・ニコルス&田口隆祐 vs ジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&チェース・オーエンズ&ヒクレオの試合です。

このシリーズは今後の後藤選手の運命を左右するであろう大事なジェイ選手とのシングルマッチが組まれています。

www.loca-neo.com

ついにその前哨戦がスタートしました。

しかし特にこれといったシーンは作れず、そこにあったのは、

後藤洋央紀のざんまいポーズ
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

後藤選手の笑顔だけでした。もうすぐそこにジェイ選手に迫っているのにこの笑顔です。

これまでなら、こんなことしてる場合か、アホか後藤!と罵っていたかも知れませんが、なぜだろう、これは好調の証だと思えてしまうのです。この調子ならジェイ選手にもスカッと勝ってしまうんじゃないかと思えてくるのです。

ジュース選手もMSGのときはつまらなかったですが、やっぱり本隊の選手として戦ってるところ観ると良いですね。春らしい色のコスチュームに変わって、良い意味で軽薄さに磨きがかかって、名古屋でのタイトルマッチに期待してしまいます。

内藤さんもお休みあそばせ

最後はメインのオカダ・カズチカ&石井智宏&ロッキー・ロメロ&SHO&YOH vs SANADA&EVIL&内藤哲也&BUSHI&鷹木信悟です。

オカダ選手の入籍発表後の試合ということもあって、この日の試合はスカッとオカダ選手が勝って、リング上から結婚の報告でもあるのかと思ったら、

内藤哲也の勝ち
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ロッキー・ロメロ選手が普通にデスティーノでやられてしまい、奥では石井智宏選手がEVIL選手の新必殺技になりつつあるサソリ固めを極められちゃっているという、久しぶりの純粋なCHAOSのタッグチームが、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに完敗するというオチでした。

そうなりますと、普通に「デ!ハ!ポン!」〆になります。

それはそれで良いのですが、問題は内藤哲也選手のコンディションの悪さです。MSGの時も動きが悪いような気がしてましたが、この試合で確信になりました。ヒザの状態が相当悪いはずです。

内藤選手の試合の魅力は緩急の付け方の上手さと華麗な身のこなしだと思います。このところの試合では、緩急の付け方も甘いし、今回の試合では華麗な身のこなしにも陰りが見えてしまいました。

膝に力が入ってない感がMSGでのドライバー失敗あたりから酷くなってきました。

実はスタイルを変えるべきなのは棚橋さんよりも内藤さんなんでは?

— コンテンダー (@JH1NRBLUKvtnC6B) April 13, 2019

膝がだいぶヤバそう。
公式インタビューでもコンディションはヤバいと言っていたけど。

— サム@新日本プロレス好き (@Katsumi416) April 13, 2019

twitterでもお二人の方から内藤選手のコンディションのことを教えてもらいましたが、試合後に内藤選手自身も言っていたように、幸いにもこのシリーズには内藤選手のテーマは何もありませんから、今からでも休んでも良いのではないかと思います。

1シリーズ休んだくらいではどうにもならないケガなのかも知れないし、責任感の強い内藤選手にとって、ポスターに顔が出ている以上休む訳にはいかないと思っているのかも知れません。しかもすでに棚橋弘至選手が休んでいるわけですから、これ以上ポスターに顔が出ている選手が休む訳にはいかないとでも思っているのかも知れません。

ただ、今回の試合を観た感じでは棚橋選手よりも動けていないように見えてしまう以上、やっぱり休んだほうが良いんじゃないかと思います。

今後主役に戻るつもりはもうないというのなら、このまま無様な姿を晒し続けて、負傷を悪化させても構わないのでしょうが、そんなことファンも本人も望んでいないでしょう。

勇気を持ってお休みあそばせ。

ケガの回復とファイトスタイルの変更を真剣に考えてもらいたいです。

それではまた。

ありがとう!


プロレスランキング

最新情報をチェックしよう!
>とにかくプロレスが好き

とにかくプロレスが好き