好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【スターダム】4.1 CINDERELLA TOURNAMENT 2023 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回は4月1日に行われましたスターダムの『シンデレラ・トーナメント』の感想です。

出場選手がぐっと減りまして、昨日は史上最強のトーナメントなんじゃないかなんて書いてしまいました。

関連記事

元気ですか〜!?どうも、ろけねおです。今回は3月26日行われました『シンデレラ・トーナメント』の開幕戦の感想を書いてまいります。CINDERELLA TOURNAMENT 2023 〜開幕戦〜少し前に今年の[…]

これが『NEW BLOOD』で行われているトーナメントだと捉えると、全体の底上げを狙ったものなのかなとも思えなくもないと、今朝冷静になって思っております。

CINDERELLA TOURNAMENT 2023

大会のタイトルこそ『シンデレラ・トーナメント』になっておりますけども、全体的にはその次のビッグマッチに向かって動いている感じがしました。

それでは振り返ってまいります。

何でキックを多用しないんだろ?

まずはAZM&妃南 vs 向後桃&さくらあやです。

ついつい目で追ってしまうのは、デビューしたばかりのさくら選手ですね。

どの組み合わせも新鮮そのものですし。

ハイスピードのチャンピオンであるAZM選手に対してはどんなことが出来るんだろう?とかバックボーンに柔道がある妃南選手に対してはどんなことが出来るんだろう?といろいろ考えます。

今のところ、さくら選手の最大の売りはバックボーンに空手があるところだと思います。

本人もそれがわかっているから選手コールの時に蹴りを見せるわけでしょうし。

それなのに、試合が始まるとキックをそんなに使わないんですよね。

なんで?

序盤からバンバン蹴っ飛ばしていけばいいのに、終盤になって見栄えのいい頭部狙いのキックしか出さないんです。

さくら選手は空手だけではなく柔道もやっていたと、解説でおなじみの大江慎さんもおっしゃっていたので、投げだったり上半身への絞め技だったりは出来るのでしょうが、そういうのも出さないんですよね。

なんで?

しっくり来ないエルボーとか、しっくり来ないドロップキックとかやってます。

しっくり来ないからこそ試合で練習してるという感じなんでしょうかね。

苦手?を克服するより得意を伸ばしたほうが良い気がするんですがね。

2人の間には大きな差がある

次はMIRAI vs 飯田沙耶です。

このお2人は左利き同士なんで、打撃合戦がいつもよりやりやすそうで白熱します。

若干リズムが合わない感じもありましたが、両者のパワフルなところが観られて良い攻防でした。

打撃の打ち合いは熱くなるのですが、試合そのものはあっさりでしたね。

MIRAI選手の大技がポンポンと決まって終わっちゃいました。

試合時間が5分ちょっと。

そもそも設定が短い『シンデレラ・トーナメント』とはいえ、5分ほどでしっかりフィニッシャーが決まって勝てるというのは、MIRAI選手と飯田選手の格の差はかなりあるということです。

互角の打撃戦をやった者同士とは思えないあっさり具合に、飯田選手の扱いは本当にそれで良いんだろうか?と思いました。

いい選手だと思うんですけど、便利に使われているだけに思えます。

テクラ負けるの?

次はテクラ vs ジーナです。

ジーナ選手がまだよくわからない状態で観ていたのですが、いくらなんでもそんなカンタンにテクラ選手には勝てないだろうと高をくくっていました。

それが急にサンダーストラックが炸裂して、テクラ選手がしっかり負けてしまいました。

思わず「え?」と声が出ました。

なんで?

まだ海の物とも山の物ともつかぬジーナ選手がテクラ選手に、オーバー・ザ・トップロープでも丸め込みでもなく6分半ほどでしっかり勝ってしまうなんてことがあって良いのかしら、と思ってしまいました。

ボクが知らないだけでジーナ選手は海外でものすごい実績のある選手なのかも知れませんが、まだ2試合しか観てませんけども、そんな雰囲気は感じません。

テクラ選手の扱いが悪いな〜と思ってしまいました。

マイクが楽しみ

次は桜井まい vs マライア・メイです。

試合は『シンデレラ・トーナメント』らしいもので、今ジワジワ地位を高めてるマライア選手の価値が落ちない決着で良かったと思いました。

試合そのものよりも桜井選手の試合後の貴婦人がマイクが良かったです。

貴婦人コールが起きたのも良いですね。

あんな感じでこれからも、土地土地の名産品や特産品をいじってのマイクは、名物になるでしょう。

プロレスにはよくある光景なんですが、スターダムにはなかったので桜井選手はいいのを見つけたと思います。

まだ、ちょっと不慣れなところは見え隠れするんですが、どんどん精度が上がっていくことでしょうし、じゃんじゃん罵って欲しいです。

それをやったらナツコがキツい

次は刀羅ナツコ vs 中野たむです。

最終的にはナツコ選手が勝ったから良いんですけど、OTR(オーバー・ザ・トップロープルール)で落ちそうになった選手を仲間が助けるというのを先にコズエン(コズミック・エンジェルズ)がやるのは違うんじゃないかと思いました。

序盤からサービス満点の場外戦を組織ぐるみで展開していた大江戸隊。

ヒールの面目躍如で、まさに見せ場です。

かたやヒールではないコズエンは応援はするけど試合に介入しない姿勢でした。

ところがたむ選手がOTRで落ちそうになるとコズエンがみんなで支えて場外に落ちないようにしたのです。

先に大江戸隊がこれをやって、後からコズエンならまだしも、先にやってしまったらヒールの面目丸潰れです。

最近パッとしないナツコ選手が、またしても辛酸を舐める形となってしまいました。

最近のたむ選手のコメントは、大江戸隊よりヒールですのでナツコ選手的には商売あがったりなんですが、試合でもこんなことされたらキツいだろうなと思いました。

ナツコ選手は連勝していますが、どちらも顔に泥を塗られた感じに見えて、ちょっとかわいそうになりました。

朱里には起死回生しか通じない

次は朱里 vs 鹿島沙希です。

朱里選手の強さを改めて思い知る試合でした。

まずは朱里選手にはヘリウムガスが効かないということが判明しました。

鹿島選手がいくらシューシューやっても、全然声が面白くならないのです。

真面目にやれ!と言われたりしてました。

恥ずかしい気持ちにさせての精神攻撃は通用しなかったです。

そして、手錠もつけられてしまいました。

少し前にグレート-O-カーン選手が手錠で鉄柵繋がれて動けない事件がありましたが、これでさすがの朱里選手も劣勢に立たされるかと思いきや、カンタンに引きちぎって、その後普通に試合してました。

手錠引きちぎるなんて、人非ざる力があるということです。

そりゃ強いはずです。

ショッカーにでも改造されてるはずです。

でも、試合は起死回生で鹿島選手が勝つのです。

もう朱里選手には起死回生しか効かないんじゃないでしょうか。

水森が前に出る

次はジュリア&ひめか&舞華 vs 壮麗亜美&レディ・C&水森由菜です。

なんだかよくわからないカードではあるんです。

出来るだけいろんな人がひめか選手と絡めるようにってことですかね?

こういう時にしっかりジュリア選手相手にガンガン行けたら、道が開けるってもんだと思うんですが、前に出たのは水森選手でした。

フリー参戦(多分)だから貪欲なんだと思います。

目立ってナンボですし。

いつか「熊本の不沈艦」がしっくりくるレスラーになって欲しいです。

ワンダーが楽しみ

次は上谷沙弥&林下詩美&天咲光由 vs 白川未奈&なつぽい&月山和香です。

ちょっと連勝したからって月山選手が調子に乗ってるように見えて嫌でした。

修行で欠場したのに技術的には体力的には一切向上したように見えず、周りに忖度されてようやく勝てただけなのに。

これから大事な一戦控えている白川選手を押し退けてまで天咲選手と闘う理由ってあります?

仕方なく白川選手が引いて、天咲選手相手に試合は始まって、少しでも変わったところを見せてくれたら、真摯に取り組んでるなぁと思えたのですが、本当にこの人練習してるのかな?と思わせる動きで、ただただガッカリでした。

キチンと一つ一つ練習したことを確かめるように技を繰り出す天咲選手と、練習したかどうかも疑問だし、していたとしても舞い上がってすっかり忘れたかのように、力ずくで技を出そうとする月山選手。

こんなところにもデビュー早々に勝ち星をもらえた選手とつい最近まで勝てもしなかった選手とのは差が出てました。

最終的にはコズエンが勝ってしまうわけですから、月山選手の確変はしばらく続きそうです。

さて、白いベルト戦がひかえておるこの試合の本来の主役の2人ですが、なかなか激しいぶつかり合いでひた。

白川選手の打撃のラッシュがスゴいな〜と思ったら、それを物ともせず押し返した上谷選手もスゴかったです。

試合後も大いにモメてまして、ワクワクさせました。

ボク的には白川選手が好きで上谷選手がそんなに好きじゃないのもあり、白川選手を応援していたわけですが、こんなの見せられたらどっちが勝っても良いなぁと思えてきてしまいました。

アーティスト狙いなの?

最後は岩谷麻優&葉月&コグマ&羽南 vs 渡辺桃&スターライト・キッド&琉悪夏&吏南です。

試合はなんてことはなかったんですが、最後に勝った羽南選手のマイクがちょっと興味深かったです。

羽南選手のところ三姉妹でアーティストを巻きたいとか言ってたんです。

全員違うユニットなのに、それはなかなか難しいことだとは思いますが、そんな野望があったなんてちょっと驚きました。

羽南選手がようやくプロレスラー専業となりましたが、他の2人がそうなるか今のところ不明です。

そうならない限りと多分タッグのベルトは巻けないんじゃないかと思います。

リング上では敵対し続けている姉妹ですが、いつか仲良し姉妹に戻る日までスターダムを観ようと思いました。

それではまた。

ありがとう!

最新情報をチェックしよう!
>とにかくプロレスが好き

とにかくプロレスが好き