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岩谷と鹿島には差がありますよ、ウン:3.8 ロストディケイド Presents NO PEOPLE GATE 観戦記 Part2

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

昨日に引き続きましてスターダムの観戦記になります。

www.loca-neo.com

渡辺桃が出過ぎました

まずはこちらでございます。 

ビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイター vs 渡辺桃&林下詩美
出典:スターダム公式サイト

ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合でございます。

単純に面白かったです。 同じような構成のチーム同士の試合でした。技の1号、力の2号という構成です。わかりませんか?

kamenrider2.net

そうなると個々の力が上のチャンピオンチームが普通に勝ちます。

じゃあどうすればチャレンジャーチームが勝てるのか?コンビネーションで上回るしかないんです。1+1が2ではなく、3にも4にもなるようでないとダメなんです。

でも、そういうのは見せられませんでした。コンビネーションにおいても、チャンピオンチームに上をいかれてしまいましたから、どうにもなりません。

結果的にチームリーダーと思われる(スターダム事情に疎いのですみません)渡辺選手が負けてしまったわけですが、それは決して渡辺選手が力不足だったからではありません。単純に出番が多過ぎたというのが敗因でしょう。

攻め時も1人、受ける時も1人。

林下選手があんまり仕事させてもらえなかったというのが、チャンピオンチームの上手さなんでしょうね。死角がなさ過ぎる強いチャンピオンでした。

とはいえ、終盤はかなり渡辺選手がビー選手を押してました。

明らかに体格差のある選手にも全く引けを取らない攻撃の数々で、この日一番興奮しました。そのままいてまえ〜って。

ただ技を重ねてやっとカウント2まで行っても、一発ドンともらいますと

ビー・プレストリーのカミゴェ
出典:スターダム公式サイト

ビタッと動きが止められてしまいます。これが如何ともし難い体格差です。

ただ、このデカい相手からの攻撃を受けてビクともしない頑丈さを出せたら、すぐビー選手に勝てるんじゃないでしょうか。

ビー・プレストリーのクイーンズ・ランディング
出典:スターダム公式サイト

そして最後はクイーンズ・ランディング。キチッと腕のクラッチもして完璧な形でした。

元祖の人でもここまで完璧には出来なかったんじゃないかと思うほど完璧な形で決まりました。この技は背が高いと映えます。

ビー選手は相変わらず素晴らしかったんですが、ジェイミー選手もいい動きしてました。あんなにでっかいのに動きが軽やかなんです。

ビー選手がコード・ブレイカーを決めてから、ジェイミー選手がセントーンで降ってくる合体攻撃は、あの尻のデカさがものすごい説得力を生んでました。

渡辺選手が死んじゃうんじゃないかと心配になる一撃でした。 

また、今回は出番が少なめになってしまった林下選手ですが、少ないながらも良かったです。

攻めてるときよりも受けっぷりのほうが魅力的な選手だな〜と思いました。

ジェイミー・ヘイターのブレーンバスター
出典:スターダム公式サイト

柔道をやってたそうですから、受けには自信があるのかな?

また、攻めに入る時の顔つきも良いですね。体格も外国人選手にそんなに引けを取らない。まだキャリアが浅いそうですが、スターダムの中心選手になっていくのではないかと期待させるに十分な内容でした。

また、このコンビで挑戦して欲しいとおもっていたら・・・。

やっぱり上谷の売り出し方が嫌い

上谷沙弥選手が出てきて、渡辺選手にかわって林下選手と組んで挑戦させろというのです。 

上谷沙弥が挑戦表明
出典:スターダム公式サイト

これはあまりにも酷い。まるで渡辺選手のせいで負けちゃったみたいになるでしょうが。

勝つことを想定して名乗りをあげたということになるんですが、アンタ渡辺選手よりやれるの?マジ?舐め過ぎてないか?腹が立ちましたね。

これじゃあまりにも渡辺選手の立場がないじゃないか。

せめて上谷選手が負けた渡辺選手を介抱してるところに、ビー選手が渡辺選手にさらに攻撃を加えたら、もう堪忍袋の尾が切れたって感じで1発やり返しての挑戦表明とかなら良かったんですが。

それでしかも挑戦させるの?

う〜ん。

ルックスも良い、体も大きい、運動神経もいいとまるでオカダ・カズチカ選手のような感じですが、同じではありません。圧倒的にヘタクソです。

早くこの選手を売り出したいのはわかります。女子選手の賞味期限が短いのもわかります。でも、もうちょっと基礎的な部分をしっかり磨いてから、ベルトだ、タイトルマッチだ、といっても良いんじゃないでしょうか。

この挑戦表明も雑過ぎやしませんか。

基礎的なことでは同じ「さや」でも飯田沙耶選手のほうがしっかりやれてるのに、ベルトに絡ませてもらってないでしょ?

そういえばバトルロイヤルの時もリング上で何やら始まっていたのに上谷選手の入場をカメラが追ってしまったので、リングで何が起きてるのかわからないということがありましたね。

ダメでしょ?お客さんいないんだから、絶対リングを映さないと。

この不当な持ち上げ方にイラッとします。上谷選手の売り出し方が嫌いです。下手したらこの才能を潰すことになりますよ。

鹿島は岩谷とはずいぶん差がある

メインは裏切り者を制裁するための試合ということでした。こういう感情が先走る試合はお客さんがいるともっと盛り上がったでしょうね。

仕方ありません。

岩谷麻優 vs 鹿島沙希
出典:スターダム公式サイト

今大会のポスターが秀逸でしたね。メインの2人の表情が本当に素晴らしいなぁと、ポスターが欲しくなりました。

果たして試合は秀逸なポスターに負けない試合になったんでしょうか。

結論から書きますと、ちょっと鹿島選手が力不足だったかなと思います。

2人がこの試合を組まれる経緯を知ったとき、こりゃ【噛ませ犬】発言の時と同じじゃないかと思いました。

【噛ませ犬】という言葉は出て来ません(出て来たらなお良かった)でしたが、ジェラシーを燃やして戦うというシチュエーションはわかりやすくて、観てるこっちもテンションが上がりやすいです。

だから、ありとあらゆる手を使ってでも、どれだけ岩谷選手をボコれるか。このシチュエーションだとそれを期待してしまいます。

ところが全然なんです。最後まで岩谷選手から余裕を奪えませんでした。

こう言っちゃあなんですが、鹿島選手はまだメインでシングルマッチをするレベルではなかったのでしょうね。

そのせいか、岩谷選手はボクの中では技のミスが多い選手というイメージが付いてましたが、今回はそんなミスなくキチッとやれていました。全然慌ててないからでしょう。

しかも鹿島選手は、場外にランニング・スリーで放り投げられて、最後も無茶苦茶に蹴られてやられてしまいました。

確かに岩谷選手がボコボコにしてやると試合前に言ってましたが、ホントにやられてどうする?と。

やれてもやられても立ち上がってくるタフさも岩谷選手の魅力なのにそれも発揮させずに終わってしまいました。

せっかくランバージャックデスマッチというリング内で決着をつけるというルールを採用したのに、場外戦がバンバンあるというグダグダな内容になってしまったのも、鹿島選手がリング上で試合を完結させても、物足りなさが出ると大江戸隊の皆さんが判断したんじゃないかと思いました。

残念ながら、現時点では岩谷選手のライバルにもなれません。

そのおかげで、岩谷選手のエース感がコッテリと出た試合になりました。

岩谷麻優のムーンサルトプレス
出典:スターダム公式サイト

ムーンサルトプレスも美しく決まりましたが、不運だったのは中西百重さんのムーンサルトプレスがあまりに美し過ぎたので、魅力が半減したことです。

あのムーンサルトは初トライだったそうですね。中西さん、凄すぎです。6年ぶりのリングで、その6年前もエキシビジョンだったのに、エースを超えてしまうのはマズいです。

今後、また出るようなことになるなら、スターダムの皆さんは相当練習しないとキツくなりますよ。

それではまた。

ありがとう!


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