元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は3月26日行われました『シンデレラ・トーナメント』の開幕戦の感想を書いてまいります。
CINDERELLA TOURNAMENT 2023 〜開幕戦〜
少し前に今年の『シンデレラ・トーナメント』の予想はしておりましたが、
元気ですか〜!?どうも、ろけねおです。今回は本日開幕する『シンデレラ・トーナメント』の予想をします。CINDERELLA TOURNAMENT 2023今回の予想はかなり難しかったんですが、※毎年こ[…]
悪い意味で予想を裏切られましたね。
そんなに長らくスターダムを観てきたわけではないですけど、ボクが観た中では最も興味が沸かなくなってしまった『シンデレラ・トーナメント』になってしまいました。
ということで振り返ってまいります。
レディ評価を下げただけの試合
まずはレディ・C vs 月山和香です。
1つ勝ったら、2つ目はずいぶんあっさり勝てるもんなんですね。
第1試合に相応しいといってはなんですけど、グズグズな内容だったかな、と思いました。
レディ選手はまた基礎体力のなさというのか、ショルダーを当てて、月山選手をしっかり吹き飛ばすことで身体の大きな選手なんですよ、ということを観せないといけないのに当たった瞬間に腰砕けになってました。
同じような体型の後で出てくるマライア選手が身体を上手に使えていることで、レディ選手の鈍臭さがクローズアップされてしまったと感じます。
かたや月山選手も相変わらず腰の入らぬフォア・アームを連発したり、パロ・スペシャルを仕掛ける時は肩をペチペチ叩いて腕を取るという実に説得力に欠ける技の入り方をしたりと、2人ともいくらなんでももう少し出場選手に制限をかけたほうが良いんじゃないかと思わせる内容でした。
最後の変形オースイ・スープレックスだったわけですが、しっかり丸め込んではいたので良かったとは思うのですが、受けてるレディ選手のリアクションがヒドい。
腕を水平に動かしてるんですね。
あんなのキックアウトする気ないじゃないかとしか思えません。
動けないという演出としては最悪の部類に入ると思います。
試合後はレディ選手が勝てて良かったね、という感じになってましたけど、こんな感じで勝ってもダメだろうと。
レディ選手がただ評価を下げただけの試合でした。
キレイに決まった達者でな
次は飯田沙耶 vs 天咲光由です。
天咲選手は好調をキープしている感じでしたが、テーピングをしてない方の足に攻撃を集中させてしまったのは、もったいなかったです。
練習では相手の左足しか攻撃してないんでしょうね。
ここを臨機応変に右足にも同じことが出来るともっと良かったんですけどね。
いくら超新星とはいえ、そこまで望んではいけませんかね。
飯田選手のフィニッシャーである達者でなが久しぶりに出ましたね。
飯田選手は負けちゃうことが多いのでなかなか達者でなが決まることが少ないので、技が決まっただけで嬉しくなります。
それよりも最近はブレーンバスター、垂直落下式狙いだったのかな?を繰り出す時に「あばよ」と言うんですよね。
もしかしたら、飯田選手の使うブレーンバスターは「あばよ」という名前になったのかな?とずっと考えてます。
天咲選手に負けると予想してしまってごめんなさい。
水森の入場テーマが戻ってた
次は壮麗亜美 vs 水森由菜です。
投げ捨てて勝ちというビッグガールならでは勝ち方で、笑っちゃいました。
「熊本の不沈艦」なんですが、割とあっさり沈んじゃいました。
試合どうこうよりも、水森選手の入場テーマが「女を捨てたわけじゃない〜」とか歌っているほうに戻っていたのが嬉しかったです。
両者失格1
次はスターライト・キッド vs 梅咲遥です。
試合を観てますと、キッド選手が難なく勝っちゃいそうなんですが、ここで決着がつくと面倒になるから両者失格にしたという感じがして、つまらなかったです。
ここまで梅咲選手はキッド選手と同格のような扱いになっているように思うのですが、ボクにはそこまでの価値を見出だせていません。
勝ち上がっていけば、もっと輝くことも出来たかと思います。
こんな結末を選ぶぐらいなら初めから組まなきゃ良いのに、と思っちゃいました。
新外国人・ジーナ見参
次は妃南 vs ジーナです。
妃南選手はクイーンズ・クエストらしさ満点の新コスチュームでした。
そこにこの『シンデレラ・トーナメント』に懸ける意気込みを感じたのですが、新外国人選手のお披露目になってしまいました。
どんな選手なのかよくわからない選手を、よく分かる形で提示できる選手ということで、会社からの信頼度は高いということだと思いますが、本人的にはもうちょっと活躍したかったんじゃないかと思ってしまいます。
さて、ジーナ選手。
下半身のデカさが目立ってまして、こりゃスゴいことをやってくれそうだと期待させるルックスではあったんですが、期待したほどのインパクトは感じませんでしたね。
パワーは有るんだな〜というのはわかったんですが、ジーナ選手よりも細身のマライア・メイ選手がなかなかのパワーファイトを見せてくれてますので、
※次の試合の話ですみません。
今回ぐらいのことでは驚きは少なめになってしまいますね。
これからですね。
さてフィニッシュですが、プリンスズ・スロウンだと思ったら「サンダーストラック」というそうです。
下半身がゴツいので、この技にはそこそこ説得力を感じました。
朱里選手がすでにこの技を使っておられましたが、今後はあまり使わなくなるのかな?
このあと白川未奈選手の入場にはダンスまで披露しておられるということは、継続参戦するということだと思います。
マライア選手も短期間でスターダムのプロレスにアジャストできましたので、ジーナ選手にも期待します。
マライア絶好調
次はマライア・メイ vs 吏南です。
結果を知ってから観ていますので、マライア選手が優勝することはないというのはわかっているのですが、この試合の充実ぶりと、ここ最近の躍進ぶりを観ますと、マライア選手の優勝というのもいいんじゃないかと思っちゃいました。
現在は白川選手の子分のような感じですが、次の白いベルト戦で勝てなかったら、同格扱いなってもおかしくないぐらいの好調ぶりでした。
マライア選手の黒のコスチュームのほうが良いな〜と思っていたのですが、ピンクのコスチュームもいいと思ってしまったということで、マライア選手が単純に好きなんだな〜と気が付きました。
起死回生がある限り
次は向後桃 vs 鹿島沙希です。
向後選手は新コスチュームでしたね。
すごく派手な感じで良いんじゃないですかね。
さらにはハーフハッチを横回転する新技も観せました。
このトーナメントにかける思いを感じましたが、いつも通り起死回生でやられちゃいました。
どれほど対戦相手が鹿島選手を追い込もうと、鹿島選手に起死回生がある限り最後まで気を抜けない緊張感のある試合になります。
向後選手はこのところ負けっぱなしだそうで、
羽南の成長が見えた
次はMIRAI vs 羽南です。
MIRAI選手に負けてしまいましたが、羽南選手がリニューアルしたように見えました。
高校を卒業して、ついにプロレスラーが専業になるわけでそういう決意がリニューアルしている感じに見えたんでしょう。
それだけに勝って欲しかったんですが、MIRAI選手は停滞期ですし、ここで羽南選手に負けるわけには行かない立ち位置なので、仕方がないですかね。
前から何度も書いてますが、羽南選手はカッコいい系のコスチュームが似合うと思うので、ヒラヒラしたのはやめて欲しいです。
それが分かりやすい変化になると思うんですけどね。
Twitterでチラッと見ましたが「格闘JKファイター」から「ヤング・ライオネス」になるそうですね。
女子プロレスで「ライオネス」と言えばレジェンドのライオネス飛鳥さんです。
かつてボクが大好きだったプロレスラーですから、羽南選手にも飛鳥さんのように強さを感じるプロレスラーになって欲しいです。
考えようによっては「ヤングライオン」の女性版というだけな気もしてくるので、若手枠には変わらないのかな?と思えなくもないのが、ちょっと微妙です。
コスを掴んでの丸め込みは反則じゃないのか
次はコグマ vs テクラです。
デューク佐渡さん、またやっちまったって感じですね。
最後の丸め込みはガッチリとコグマ選手のコスチュームを引っ張ってのフォールだったので、通常反則です。
佐渡さんには見えなかったということなのかな?
モヤモヤしました。
琉悪夏の勝ち
次は刀羅ナツコ vs 琉悪夏です。
ボク的には琉悪夏選手の完勝だったように思えました。
最後は辻褄合わせだけど、琉悪夏選手がやられた感じは全くしませんでした。
これは琉悪夏選手がもちろん素晴らしかったんですが、どっちかというとナツコ選手が頼りない感じに見えました。
ナツコ選手にはこれが限界なんですかね?
それとも同門対決だから、この程度の反撃とどめたんですかね?
ナツコ選手の今後が心配です。
差を見せつけた朱里
次は朱里 vs 稲葉ともかです。
同じような攻撃をする両者だったんですが、朱里選手のほうがいちいち破壊力があったように見えてました。
稲葉選手は改めてどえらい人の仲間になったんだなぁと思ったんじゃないでしょうか。
キックにそんなに違いはないだろうなんて思っていたのですが、ボクも改めて朱里選手の恐ろしさを感じました。
両者失格2
次はAZM vs 葉月です。
う〜ん。
両者失格ですか。
IWGPの影響がでてしまいましたかね?
名勝負の予感をさせながらも不完全燃焼。
とはいえ、次は3WAYだから、ちょっと求めてるものとは違います。
多分、メルセデス・モネ選手の防衛でしょうし。
※岩谷麻優選手が次のチャレンジャーに決まってますから、せっかくのモネ選手にスターダムの選手を岩谷選手に当てるわけがない。
このカードはじっくりと観たいです。
危婦人覚醒
次はジュリア vs 桜井まいです。
結果は知っていたのですが、どんなフィニッシュなのかは知りませんでした。
エプロンの攻防でトップロープを超えてたのはジュリア選手だったということで、断崖式?奈落式?のブレーンバスターが決まり手になりました。
ジュリア選手は普段変わらぬ厳しい攻撃をガンガン桜井選手に喰らわしていたんですが、桜井選手はジュリア選手に喰らいついて行ってました。
また技一つ一つに重さが増した気がしました。
差はありますけど、以前よりもずいぶんと差が縮まってきたように感じました。
しかも試合後のマイクは貴婦人キャラを前面に押し出したものになってました。
若干の辿々しさはあったものの、回数重ねるごとにきっと板についてくると思います。
覚醒したんじゃないでしょうか。
これは今後楽しみです。
両者失格3
次はなつぽい vs 白川未奈です。
これもAZM vs 葉月と同じで、この先に白いベルト戦が決まってるから両者失格にしたのかな?と思わせる内容でした。
両者失格のなり方も四の字固めのまま落下とは、トホホです。
こんな展開、両者失格になりに行ってるじゃないですか。
反対に転んだらリングに戻れたんですよ。
白川美奈選手にぜひとも白いベルトを巻いて欲しいと思って応援していたのですが、この展開にはガッカリで、これじゃ上谷沙弥選手に負けちゃうんじゃないかと思えてきました。
両者失格4
次は上谷沙弥 vs 岩谷麻優です。
うんちくばかり語り過ぎる元井美貴さんが苦手なボクですが、今回は名前だけ存じ上げていますが、よく知らない三田佐代子さんが実況でして、岩谷選手が『シンデレラ・トーナメント』に優勝したことないとおっしゃっていたのですが、
Cinderella Tournament – Wikipedia
Wikipediaによりますと、2015年からスタートした『シンデレラ・トーナメント』ですが、始まった年とその次の年に2年連続で優勝してました。
あれ?岩谷選手がドレス姿になっているのを観たことがあるのにな〜と思っていたので確認しました。
解説の大江慎さんまで、それに乗っかってました。
こりゃ解説の人変えないといけない事態です。
さて、この試合も両者失格になりに行くような終わり方で、ガッカリでしたね。
スターダムの主力選手のほとんどが両者失格になってしまうという衝撃の開幕戦だったのですが、さすがにこの試合まで来た時には、今年の『シンデレラ・トーナメント』はもうダメだと思えてました。
こんな展開で誰が優勝しても、誰も喜ばれないんじゃないですか?
なんで桃の勝ちにしたんだろ?
次は舞華 vs 渡辺桃です。
こうなったらいっそここも両者失格で良かったのに、桃選手が勝っちゃうんですよね。
なんでかな?
どうせなら、舞華選手が勝って林下詩美選手が上がってくることにワクワクさせたほうが良いんじゃないかと。
実際は詩美選手も失格となってしまったわけですが、それならなおのこと次の相手は桜井選手ですし、再びDDM(ドンナ・デル・モンド)の同門対決のほうが盛り上がったんじゃないでしょうか。
よくわかりません。
両者失格5
次は林下詩美 vs 高橋奈七永です。
まさかここまで両者失格とは。
月山選手に負けた奈七永選手に詩美選手が勝てないということですから、事件ですよ。
詩美選手を一体どんだけ寝かすんでしょうね?
負けるわけには行かない
最後は中野たむ vs ひめかです。
ようやくメインです。
いくら何でもたむ選手が引退控えてる選手に負けるわけには行きませんね。
ここたむ選手が負けてたら、悲壮感がより一層出て良かったんじゃないかと思えてきたのにもったいないです。
最後のヴァイオレット・スクリュードライバーは多少物議を醸してましたね。
持ち上げてる間もフラフラしてて危なかった上に、落とすのも急角度。
ひめか選手の引退を早めるつもりか?とTwitterで論争が巻き起こってました。
ボク的にはこのぐらいのことなら大丈夫かな、と思っていたし、脳天から突き刺さらないようにたむ選手がしっかりケアしてたという説を信じたいです。
最近メンヘラぶりがクローズアップされがちな、たむ選手です。
でも、言うてもスターダムのトップ選手の1人ですから相手に怪我をさせる様なことにはまずならないはずです。
あんなにフラついてたら、危惧されるのも仕方がないですがね。
余計な心配や批判をされない為にも、たむ選手にはこの技の使用をやめておいたほうが良いとは思いました。
開幕戦で誰が優勝するか?という興味を完全に失ってしまう内容になり大変残念でした。
スターダムのお偉いさんはどういうつもりなんでしょう?
それではまた。
ありがとう!