元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は3月25日に行われました『NEW BLOOD』のビッグマッチの感想を書いてます。
NEW BLOOD Premium
第0試合も観たんですけども、本戦からの感想を書いてまいります。
面白い大会でした。
キックに偏ってない
まずはさくらあや vs ジュリアです。
さくら選手のデビュー戦でございます。
入場から余裕感じまして、こりゃスゴい人が出てきたな〜なんて最初から思いました。
選手コールを受けた時に、打撃の格闘技をやってたことが誰でもわかるキレイなキックのポーズをやって見せて、こりゃまたスゴいな、と思わせました。
そんなにハードル上げて大丈夫?という思いもありました。
きっとジュリア選手のことをバッカンバッカン蹴っ飛ばすんだとばかり思っていたのですが、普通にプロレスしてました。
キックに偏った試合はしないんで、ちょっと拍子抜けしました。
キックを得意にした選手はすでにそこそこいますし、ね。
入場時に感じた只者ではない感は試合ではあまり感じなかったのですが、ジュリア選手がグロリアス・ドライバーを出したところに期待できる何かを感じたのだと思いました。
JPコースター受け継いだら良いのに
次はHANAKO&レディ・C vs 舞華&ひめかです。
もう一つのデビュー戦です。
HANAKO選手はレディ選手よりも身長が高いということで、日本女子プロレス界で最も背の高い選手ということになりました。
HANAKO選手は学生プロレスをやっていたということで、男子選手にはそういう選手が何人かいますが、女子ではこれまでいなかったそうですね。
昔は棚橋弘至選手なんて学生プロレスをやっていたことを隠して入門したなんて話があったぐらいで、学生プロレスをやっていたことはネガティブなことでした。
ところが最近の学生プロレスはキチンとプロレスの体を為すような練習をした上でやっているんだそうで、基礎は出来ている選手という見方でいいみたいです。
実際試合を観ますと、同じく大きいことを売りにしているひめか選手に良い勝負を見せていたので、身体が大きいというのはプロレスをやるには大きな財産だなと改めて思いました。
さくら選手に比べるとちょっと緊張してるようには見えましたが、今後楽しみですね。
ビッグ・マシンが消された
次はスーパー・ストロング・スターダム・ビッグ・マシン vs セクシー・ダイナマイト・プリンセスです。
謎のシングルマッチは今後シリーズ可するのでしょうか。
ともかく、セクシー選手があまりにもインパクト絶大でマシン選手は完全にその存在をなきものにされてしまった印象です。
足元を見るとガッチリ名前が書いてあるという脇の甘さもまたセクシー選手の良いところなわけですから、そこはマシン選手から「お前、◯◯だろ!?」とやって欲しかったです。
マスクウーマンは長らくキッド選手の独占市場だったわけですが、こんな感じで様々なタイプのマスクウーマンが登場するのなら、そのうち女性版の覆面ワールドリーグとか開催出来そうな気がしてきます。
セクシー選手でいいのは、かつての獣神サンダーライガーさんと同じく、髪の毛がマスクの外に出ているというところですね。
キッド選手もたまには上から髪を出せば良いのにと思っていたので、セクシー選手により採用されていたのが嬉しかったです。
マシン軍も増殖しましたがClub Venusから更なるマスクウーマンが増殖して、セクシー軍団が作られたら良いと思いました。
いろいろ物足りない
次はMIRAI&稲葉ともか vs 壮麗亜美&ななみです。
God’s Eyeの同門対決だったのですが、想像していたよりもずいぶんあっさりした試合に感じました。
MIRAI選手なんて、このところ壮麗選手の後陣に配してる分けですから、God’s EyeのNo.2は私だとばかりガンガンいってくれるものだと思っていたのですが、そうでもなかったですね。
また、稲葉選手はフューチャー圏の選手だと思うんですが、一本ベルト巻いてるからもう興味ないんですかね?
ななみ選手は久しぶりにスターダムに絡むんだから、もっともっとガンガン行って欲しかったです。
いろいろ物足りなく感じた試合で、この後の決勝戦が勝てなくてしょげてるMIRAI&稲葉の動画を観た時は気の毒に思っていたのですが、しょげるほどの闘いはしてないんじゃないかと思ってしまいました。
ちゃんよたがジワジワ良くなってる
次は桜井まい&ちゃんよた vs KARMA&スターライト・キッドです。
ちゃんよた選手は元警察官なんだそうで、なんか楽しそうな人生を送ってる人だなぁと思うと、俄然応援したいという気持ちになりました。
前までは、ボディメイクの一環で遊びでプロレスやってるみたいに思えてしまって、ちょっと嫌悪があったんですが、この試合ではプロレスもキチンとやろうとしている感じがしました。
ここまで『NEW BLOOD』でしかちゃんよた選手の試合を観たことはありませんが、ジワジワと良くなってきたると思います。
もっともっと試合をする機会が増えたら、もっと良くなる気がしました。
ちなみに乳がデカいから評価が甘くなったわけではありません。
ボクはマッチョな女性苦手なんで。
良くなってきてるとはいえ、負けるのはちゃんよた選手だろうと思っていたのですが、桜井選手が3カウントを取られるのはちょっと驚きました。
今の桜井選手はもうコロンコロン負けないと思っていたのです。
パッションは確かに注入されてた
次は天咲光由 vs 朱里です。
少し前に高橋奈七永選手によってパッションを注入されて、挙句奈七永選手にまで、天咲選手の決めポーズまでさせていました。
見た目は普通の女の子に見えるけど、肝の座り方が違うんだなあと思ったものでした。
そして、この試合。
スターダムの強さの象徴である朱里選手相手も全く物おじせず立ち向かってゆく様は、注入されたパッションは天咲選手の中で生きていることがわかりました。
結果は見事に玉砕でしたが、ある意味天咲選手の勝ちのような気もしました。
試合後に朱里選手が天咲選手を愛おしそうに抱きしめるシーンにジーンときました。
大事に育てていきますから、安心して私たちについてきて、とでも言ってる気がしました。
良い試合でした。
KARMA以外は良かった
次はMIRAI&稲葉ともか vs KARMA&スターライト・キッドです。
準決勝が物足らなくて、かなりがっかりしていたのですが、打って変わってこちらはMIRAI選手に勝ちたいという気持ちが見えて、この闘いならしょげても仕方ないかぁと思わされました。
同じ選手に感情を揺さぶられまくりでした。
最後はMIRAI選手がしっかりと3カウントを奪われてしまい、キッド選手とは格の差があるように感じました。
キッド選手が自分より大きなMIRAI選手を普通にスープレックスに切って取ったということは、もう完全にハイスピードからは卒業したと思わせました。
MIRAI選手が投げられたら、優宇選手クラスでなければ大抵は普通に投げられると思います。
これで足関節も得意にしているんですから、もっと上を狙えると思いました。
実況でも行ってましたが、ポップアップした相手にキックを当てるのが稲葉選手は上手かったです。
この日はジャスト・フェースロックに、みちのくドライバーⅡと繰り出して、やっぱりTAKAみちのく選手のところの人だなぁと思いました。
みちドラは使うなとTAKA選手から言われてたけど、これからも使うつもりみたいですね。
今後、舞華選手とみちドラ封印マッチやれるなぁなんて思いました。
というわけでKARMA選手以外は記憶に残ってるんですが、KARMA選手は何かしたんかな?という感じでした。
それでチャンピオンベルトを巻くの辛くないですかね?
見た目以外に明確な線引きができてないなら、無理に「KARMA」をやらなくても良いと思うんですがね?
本人が気に入ってるのかな?
高橋奈七永がいて良かった
最後は月山和香&中野たむ vs KAIRI&高橋奈七永です。
試合前、月山選手はもちろんのこと、相手になるKAIRI選手も奈七永選手も厳しい表情で、月山選手の覚悟を受け止めてやろうという感じでした。
ところが、たむ選手だけがいつも通り笑顔で選手コール受けてるのが、空気読めてない感が出てものすごく嫌悪感がありました。
このキツいシチュエーションにした張本人なのにずいぶんお気楽だなぁと思ってしまいました。
試合は、実況ではたむ選手が完全にサポートに徹してたと言ってましたので、そうなんでしょうけど、「月山に勝たせる」と言っていたのが、ずっと月山選手を矢面に立たせるということだったのかとボクは残念に思いました。
もうちょっとお膳立てしてあげても良かったんじゃないかと。
でも、お膳立てがすんなり出来るようならとっくにタッグで勝利してますかね?
ボクには月山選手が誰の手も煩わせることなく、奈七永選手を丸め込めたと思いました。
それもこれも奈七永選手がスターダムにやってきてくれたからだと思いました。
最初は、もっさり動くおばちゃんに何が出来るんだ?なんて批判的に観ていましたが、奈七永選手じゃなかったら月山選手は勝てなかったと思います。
明らかに技量で劣る月山選手に負けてあげても良いと思える同僚?はいないでしょう。
スターダムの肝っ玉母さん、奈七永選手だからこその初勝利でした。
奈七永選手が負けたんだからと、他の選手も負けやすくなります。
奈七永選手がスターダムにいて良かったです。
それではまた。
ありがとう!