好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【NJPW】棚橋のテキサスクローバーホールド:3.21 ニュージャパンカップ2018 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

お休みでしたが雨で出かける気にならず、しっかり試合開始前からテレビの前にスタンバイしまして観ておりました。 

ちゃんとしたプロレスってなに?

ザック・セイバーJr.選手がニュージャパンカップを制しました。

ニュージャパンカップ2018優勝ザック・セイバーJr.
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ザック選手を応援しておりましたが、なんだかんだ言って棚橋弘至選手が勝っちゃうかもな〜と心の何処かで思っていたので、棚橋選手がそんなにガマンせず素直にタップしたのには、ホッとした気持ちになりました。

鈴木みのる選手が散々攻めた足ではなく、腕への攻撃が中心でしたので(フィニッシュは内藤哲也選手を倒したオリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デスでしたが)怪我の悪化は最小限に食い止められたんじゃないかと信じております。

ただ、ハイフライフローではこれまで以上にヒザを痛そうにしていたので、やっぱりずいぶん悪いんだな〜と思いました。会見でハイフライフローに代わる、ヒザに負担の少ないフィニッシャーを用意しているとのことでしたが、結局それが何だったのかわからぬまま、終わってしまったのはちょいと残念でした。

今回も変幻自在のサブミッションホールドが堪能できて、ヒジョ〜に楽しめたのですが、どうもザック選手の試合が好きになれない人がおられるようですね。

一部で「そんなに関節技使うのなら
他でやれ」「ちゃんとプロレスやれ」と言われているザック・セイバーJr.の関節技。そういうなら、グラップリングの専門家から意見を聞きたい。彼の関節技レベルや数々の複合関節技について解説してほしい。

— ジャスト日本【電子書籍発売中!】 (@jumpwith44) 2018年3月19日

あれをプロレスじゃないとおっしゃる人もいるとか。好き嫌いはあるでしょうけど、「プロレスじゃない」ってのは変ですな。僕は格闘技をやったことないので、ザック選手のサブミッションホールドがガチンコのリングで通用するものなのかどうかはわからないけど、あれこそがプロレスの技術という気がして、食い入るようにテレビを観てしまいますね。

ちゃんとしたプロレスってなんでしょうね?

ま、テレビじゃなかったら(つまりライブ観戦なら)何をやってるのかたぶんわからないので、ちょっと退屈かもしれませんが。

棚橋さんはホントに素晴らしかった

負けてしまいましたが、棚橋選手のニュージャパンカップの試合の中ではこの試合が一番良かったです。また、他の選手のvsザックを比較しても、あらゆる面で棚橋選手が上でした。さすが、エース。

どういう風にザック選手と戦うかというのがしっかりシュミレーションする時間があったからでしょうか、1回戦、2回戦と上にあがっていくほどにザック選手の動きに対応していたように思います。

だから、今度内藤選手が対戦した時は、前回ほど無様に負けないんじゃないかと。得手不得手というのがありますから、内藤選手がザック選手のような戦い方をする選手がすこぶる苦手ということなら、また同じかも知れませんが、近いうちにきっちり星を取り返して欲しいものです。

間が空くとヌルヌルっと組み付いてきて、腕やら脚やらが極められてしまいます。間を開けずにヘッドロックとかドラゴンスクリューとか行ったところが良かったんじゃないでしょうか。特にテキサスクローバーホールドに捕らえたところは感激でした。

棚橋弘至のテキサスクローバーホールド
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

特に今回のテキサスクローバーホールドは脚のロックがしっかりしてて、こりゃさすがのザック選手もどうしようもないんじゃないの?これでフィニッシュかもと思わせました。

いつもの棚橋選手のテキサスクローバーホールドの脚のロックは、棚橋選手の左手が相手の左足のかかとの上に掛かってて、力で足を押さえているように見えることがほとんどです。

棚橋弘至のテキサスクローバーホールド
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

こちらは昨年の大阪城ホールでフィニッシュになったテキサスクローバーホールドです。ご覧のように棚橋選手の左腕は内藤選手の左の足の裏の上からロックしてます。常に棚橋選手のテキサスクローバーホールドはこんな感じです。

実は子供の頃からこの技が大好きで、よくプロレスごっこの時に仕掛けたもんですが、棚橋選手のロックの仕方では足がスポッと抜けてしまうんです。相手の左足が抜けてしまうと片逆エビ固めになってしまうので威力半減です。

なんでも丁寧にやる棚橋選手が唯一雑のが、このテキサスクローバーホールドなのです。この雑なテキサスクローバーホールドにギブアップ負けをしなくちゃいけなかった内藤選手が昨年は不憫で仕方なかったです。

ところがザック選手に掛けたテキサスクローバーホールドをもう一度ご覧下さい。棚橋選手の左腕は、ザック選手の左足のかかとの下をロックしています。僕のプロレスごっこの経験で言わせてもらえれば、この形になれば力を込めなくても、そうカンタンに足がはずれることはありません。つまり威力は半減しないのです。

だから、丁寧なテキサスクローバーホールドが出たので、これはフィニッシュになるかもしれないと思ったのです。結果なりませんでしたけどね。かつて長州力選手のサソリ固めをかえしたアントニオ猪木さんのよう(わからない人多いでしょうね、ごめんなさい)に、ザック選手は棚橋選手の股を抜けてこの完璧なテキサスクローバーホールドを返してしまいました。

オカダ vs ザックのIWGPヘビー

というようなことで、次のIWGPヘビーの挑戦者はザック選手になりました。TAKAみちのく選手と外道選手のマイク合戦も楽しかったです。

TAKAのマイクを外道がストップ
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ザック選手の関節技地獄をレインメーカーはどう対処するのでしょうか?楽しみですね。きっとオカダ選手は互角とまでは行かないかも知れませんが、そこそこ関節技にジャベで対抗してくれるんじゃないかと期待しております。

予想はオカダ選手の勝利です。V11達成で棚橋選手の記録と並びます。そして、試合後リング上からV12の相手として、オカダ選手が棚橋選手を指名します。だから、今日は棚橋選手は勝っても負けてもどっちでも結局はIWGPヘビーに挑戦できたのです。

そして、それが棚橋選手最後のIWGPヘビー挑戦となります。博多でのレスリングどんたくのメインになるでしょう。棚橋ファンは博多に集合して下さい。

僕の予想では大阪城ホール大会で、内藤選手がオカダ選手に勝つことになっています。一切ブーイングのない状況での「デ・ハ・ポン!」の大合唱になるはずです。そのためには内藤選手がIWGPヘビーに挑戦するにふさわしいという空気を作らねばいかんのです。

その最初の一手が、次の両国大会です。どうなることでしょう。ワクワクします。

それではまた。

ありがとう!


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