元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
昨日は泣きました。
そもそも涙もろいのでどんな試合でもちょっと感情が入っちゃうと涙がこぼれてしまうんですが、昨日は本泣きでした。ちょっと出たというレベルではなかったです。
それでは振り返ってまいりましょう。
ヘビー vs ジュニア
まずは上村優也 vs ゲイブリエル・キッドです。
ゲイブ選手と辻陽太選手がニュージャパンカップにエントリーされていて、上村選手がエントリーされていないということは、階級の線引きがヤングライオンにもあるということになります。
この試合はヘビー vs ジュニアという図式で見ると、ここからは上村選手はおいそれとゲイブ選手に勝てないということになるのです。
むしろ、この試合で以って階級の違いというのをもっと出していってくれたら良いのにな、と期待されながら組まれたような気もしました。
サポートしないのか?
次は永田裕志&辻陽太 vs ジェフ・コブ&グレート-O-カーンです。
辻選手的にはついこの前戦った永田選手とタッグを組まなきゃいけないのは気持ちの作りようが難しかったでしょうね。
かといって、相手には-O-カーン選手がいるわけですから、試合そっちのけで永田選手をぶん殴るとついに裏切ったか!となっても困りますからね。
近々第3世代は超えておきたいとは思っているでしょうから、なかなか気の毒なカードを組むな〜と思いました。
さて、コブ選手が今後はウィル・オスプレイ選手が優勝するためにサポートするというようなことをおっしゃっていたと思うのですが、この日のメインはセコンドについてませんでした。
こういうところが新ユニットのツメの甘さを感じました。
コブ選手はともかく、-O-カーン選手はセコンドに付く時にどんなカッコで出てきたら良いのか迷ってるのかな?と思ったりもしました。
ヘナーレのヒールターン
次はジュース・ロビンソン&トーア・ヘナーレ vs KENTA&バッドラック・ファレです。
ヘナーレ選手がいつものようにファレ選手のグラネードで破れてしまいますと、デビッド・フィンレー選手のサポートの準備が忙しいのか、ヘナーレ選手をほったらかして、そそくさとドレッシングルームに帰ってしまったジュース選手。
すごく冷たい感じに見えまして、フィンレー選手のことも裏切るんじゃないかと不安になりました。
バッドラックフォールでなく、グラネードで負けている時点で残念ながらこの中では格下が確定してしまったヘナーレ選手。
どうして自分の格付けが上がらないんだと、静岡のファンはなぜ自分を応援しないのかと、バックステージで荒れてました。
完全にヒールの言い草です。
ヒールターンまっしぐらという感じなんですが、BULLET CLUBに行くのでしょうか?
連日負けている相手のところ行くというのは、逆にそんな感じだから応援してもらえないんだよって思わせてしまうので、マズいと思います。
やっぱりユナイテッド・エンパイアかな?
この異動が格上げのきっかけになると良いですね。ユニット異動があっても結局は本人次第ですが。
鷹木の土俵に乗るなよEVIL
次は鷹木信悟&内藤哲也&BUSHI vs EVIL&チェーズ・オーエンズ&石森太二です。
鷹木選手の口車に乗って、多くの人が期待する真っ向勝負は絶対にしないで欲しいと、EVIL選手にお願いしながら観ておりました。
本当は真っ向勝負が観たいですよ。それが出来るのも知ってますし。
でも、それをやってしまっては何のためにロスインゴを出て、BULLET CLUBに入ったのか、わからなくなります。
この試合では鷹木選手の土俵に乗ることはなかったので安心しました。
EVIL選手が勝ち上がるところも見たいけど、やっぱり鷹木待望論のほうが上な気がしますね。
フラストレーションを溜められるだけ溜めて、見事に散るEVIL選手を期待します。
ここからがスタート
ボク的にはメインでした。デビッド・フィンレー vs ジェイ・ホワイトです。
試合が決したあと、ツイッターを見ますとフィンレー選手の勝利に驚いている人がすごく多かったです。
ボクは予想で書いた通り、最初からフィンレー選手はジェイ選手に勝つことを見越してました。
https://www.loca-neo.com/new-japan-cup-2021-yoso-1/
逆に言うと、ここでジェイ選手に負けるようなことがあったら、それこそヘナーレ選手と一緒にヒールターンでした。
もしジェイ選手が2回戦負けて、フィンレー選手の相手が棚橋選手になっていたら、勝てなかったかも知れません。
でも、相手がジェイ選手ならまず勝てるだろうと思ってました。
だって、唯一の弱点と言われていたらぽっちゃり感がスッキリとしたからです。
明るくて速くて上手いイケメンレスラーになったんですから、会社も推すしかないでしょう。センスも多分ジュース選手より上です。
推される雰囲気は何年前だったかな?すでにあったんです。
フィンレー選手自身がバックステージで、ケガして手術して、ジェイ選手がマジソン・スクエア・ガーデンのメインに立っているのを家で観てた話をしましたが、まさにそのケガをする前は、フィンレー選手が推されつつあったのです。
きっとケガをしなければフィンレー選手もマジソン・スクエア・ガーデンのリングに立っていたでしょう。
その年のG1にも出られたでしょう。
きっと大躍進を遂げたと思います。
それなのに、得意のダイビング・ヨーロピアン・アッパーカット(ジュース選手が肩車した相手にぶっ放した)の着地に失敗してケガしちゃったんです。
本人も落ち込んだでしょうけども、ボクも落ち込みました。いよいよフィンレー選手の時代が来たと思っていましたから。
ケガも治って今度こそと思っていたらコロナ。G1にまたしても出場出来なかったし、去年のニュージャパンカップは決勝でKENTA選手に敗れるし、年末のタッグリーグも負けて、ドームにも出られませんでした。
ヘナーレ選手よりも遥かに頑張ってるのに、会社はアホかと思っていたら、今年のニュージャパンカップ。
トーナメントを見たら、これはフィンレー選手に美味しいぞとすぐに思いました。
ここでジェイ選手に勝てば、ジュース選手とほぼ同格にまで行くし、これで今年のG1出場も間違いなし。
早くジェイ戦が実現しないものかと心待ちにしてました。
それでも、ボクの予想はよくハズレます。
チェーズ選手には勝ててもYOSHI-HASHI選手には勝てないんじゃないか、ジェイ選手が棚橋選手に負けちゃうんじゃないかと、常に不安でした。
でも、予想通りYOSHI-HASHI選手に勝ち、ジェイ選手は棚橋選手に勝ちました。さらにジェイ選手がここまでの戦績の話までしました。
これで完全にフィンレー選手の勝ちだと確信しました。
それでもやっぱり、会社が推す気がなかったら、飯伏幸太選手の相手は一度負けてるジェイ選手が良いと判断したら、などと不安が頭をよぎりまくりました。
ついにACID DROPが炸裂して、これまでの苦労(ま、ボクは何も苦労してないんですが)が報われたという思いがブワッと溢れて泣いてしまいました。
サラブレッドなんですよ、フィンレー選手は。
きっとメチャクチャ期待されていたはずです。でも、結果が出なくてどんどん同期に追い抜かれて、惨めな思いもいっぱいしたでしょう。
でも、そういうことを表に出さず、G1に出られなくともCブロックのチャンピオンだとか言い出して、前向きにやってきたんです。
ジェイ選手も、リング上では信じられないって顔してましたが、フィンレー選手にならキチンと負けても良いと判断してくれたんだと思います。
悪いことばっかりしてるけど、こんなこと書くと営業妨害になっちゃうけど、ジェイ選手は良い奴だったと思いました。
きっとフィンレー選手は、次のオスプレイ戦で負けるでしょう。
スーパージュニアの決勝でその年のベストバウトクラスの試合を展開した、鷹木 vs オスプレイを2人ともヘビーになった状態で、今度はニュージャパンカップの決勝で観たいと、誰もが思っているでしょうから。
ボクはそれで良いと考えてます。
これでジェイ選手との差がずいぶん縮まりましたので、またここからさらに差を詰めていけば良いし、それはG1かなと思います。
いずれドームのメインでこの2人によるタイトルマッチが実現するはずです。
この試合は、そこへ向かうためのスタート地点なのです。
フィンレー選手、本当におめでとう!

鼻より肩のほうが悪いんじゃない?
メインはウィル・オスプレイ vs SANADAです。
見慣れぬ展開がたくさん観られて楽しかったです。
いつも炸裂しないSANADA選手のTKOがスペシャルバージョンで観られたし、進化系のパラダイスロックも観られたし、負けても大満足の試合でした。
オスプレイ選手の鼻は、実はもう大丈夫なんじゃないでしょうか。
むしろ、いつまでもテーピングがある肩のほうが心配です。
それではまた。
ありがとう!