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【NJPW】緑(ユナイテッド・エンパイア)一色:3.13 NEW JAPAN CUP 2023 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回は3月13日に行われました新日の『NEW JAPAN CUP 2023』の2回戦の感想を書いてまいります。

宜しくお願い致します。

NEW JAPAN CUP 2023

いつの間にかユナイテッド・エンパイア(UE)というユニットが、どこのユニットよりもバランスが良くて、強くて、楽しいユニットになってしまいましたね。

古くからあるユニットは、なんだか線引きが曖昧だったり、組織自体がぐらついていたり、新しい話題が出せなかったりしてます。

そして新しいユニットもイマイチユニットのカラーというのが出せないまま時が過ぎていて、どこも足踏み状態です。

その中で、もっともNJC(ニュージャパンカップ)に選手を出しているUEが今シリーズの中心になってしまうのは、当たり前のことなのかも知れませんね。

出場選手の多いだけではなく、それぞれの選手がいい味を出しまくっているのが印象的です。

そして、この愛媛大会はそのUEの魅力が大爆発。

まさにUEの緑一色となってました。

それが実に心地よかったです。

これはライブで観戦した皆さんは運が良かったと思いました。

それではNJCの2回戦の2試合を振り返ってまいります。

EVIL全開

まずはEVIL vs ジェフ・コブです。

ボクはEVIL選手が入場して、リング中央でポーズを取りますが、あの時にテレビカメラがバイ〜ンとブレるというのか、近づいたり離れたりするのが大好きなんです。

これだけはライブ観戦のお客さんが味わえない楽しみです。

選手の動きとテレビカメラの動きが連動するのは、EVIL選手とオカダ・カズチカ選手のレインメーカー・ポーズの時ぐらいだと思いますので、かなり特別なことなのです。

そしてバイ〜ンとなったあと、EVIL選手は必ずカメラ目線でニヤリと笑うのです。

これも堪りません。

この試合でも当然それを披露したわけですが、な、な、なんとこの試合ではコブ選手もこれをやって、ちゃんとテレビカメラも付き合っていました。

もうこの瞬間だけで、この試合は間違いないと確信しましたね。

そして実際の試合は、ボクが想像していた以上に面白く仕上がっていたのですから、嬉しい誤算です。

HOT(ハウス・オブ・トーチャー)とUEの総力戦の様相を呈しておりまして、EVIL選手はヒールっぷりを全開にして闘っておりました。

やっぱりヒールは徹底的に悪いこと、ズルいこと、セコいことをやってこそ試合が盛り上がるというのをこの試合で証明してみせました。

解説のミラノ・コレクションA.T.さんの所望する真っ向勝負をするEVIL選手も魅力的ではありますが、ここに来てヒールが板についてきたEVIL選手もまた、ボクには実に魅力的でした。

長らくヒールとして活動してきたEVIL選手でしたが、どうにもしっくり来ないというか、ヒールのテンプレートに収まろうとして上手く行かない感じが見受けられたのですが、このところやっとEVIL選手らしいヒール像が掴めたのではないかと思えました。

コブ選手にオモチャにされた上でしっかり勝って、手錠に繋がれてしまったグレート-O-カーン選手を煽り、レフェリーを踏んづけて意気揚々と帰っていくなんて最高でした。

EVIL選手の笑顔がまた最高でした。

あんなにスゴい試合を見せるコブ選手がこれでNJCは終わりなんて、ちょっともったいない気がしますが、ヒール全開のEVIL選手が観られたので良しとします。

スタン・ハンセンみたいだったデイビス

最後はマーク・デイビス vs ウィル・オスプレイです。

オスプレイ選手がスゴいのはすでにわかっていることですから、少々のことでは驚きはしないのですが、この試合はデイビス選手のスゴさをまざまざと見せつけられて驚き、多くの方がデイビス選手の認識が変わったんじゃないですかね。

カイル・フレッチャー選手も凄かったんですが、負けず劣らずでした。

こんなスゴい2人が組んでるわけですから、オージーオープンが強いのも大納得です。

なんで毘沙門が勝てたんでしょう?

デイビス選手の繰り出す技がどれもこれもムチャクチャ重そうで、観てて実に痛そうでした。

これを観ながら、この感じ以前にどこかで観たことがあるなぁと考えてしまいました。

そしてすぐに思い出しました。

それは90年代のスタン・ハンセンさんです。

技というよりも、腕や足をブンブン振り回してるだけなのに、いちいち効きそうな説得力しかない攻撃の数々は、これから団体のトップを狙って頑張るぞ〜となっていた三沢光晴さんや川田利明さんを容赦なく叩き潰しに行っていたハンセンさんを思い出させました。

デイビス選手のほうがややテクニカルな風味がありますけども、いくら何でもオスプレイ選手には勝てないだろうと高をくくっていた気持ちを何度も揺らしました。

ハンセンさんの「ウィー」に相当する決めポーズがデイビス選手にあったら、もっともっと盛り上がったんじゃないかと思いました。

※ハンセンさんの「ウィー」は本当は「ユース」と言っていたそうですね。でも「ウィー」のほうがしっくり来るので「ウィー」にしました。

また最後が良いじゃないですか。

割と早い段階から繰り出していたオスプレイ選手の足への攻撃が効いて、デイビス選手がガクッとなったところにヒドゥン・ブレイドが炸裂です。

序盤と終盤がちゃんと繋がる試合になっていたんですよね。

そして、最後はオスプレイ選手が日本語をまじえてのマイク。

日本語を一生懸命話してくれる外国人選手が大好物ですから、それだけで多幸感に包まれます。

次はコブ選手を倒したEVIL選手と当たるわけですから、ワクワクしますね。

プロレスを観たな〜という気持ちにさせる大満足の愛媛大会でした。

それではまた。

ありがとう!

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