元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回はスターダムの後楽園大会の感想です。
一応全試合を観ましたが、今回は3試合をピックアップして感想を書きます。
後楽園大会
最近のスターダムは話題が多くて、ブログに書き残しておきたいと思う出来事が多くてなかなか大変でございます。
ストーリーそのものはいつも観ている新日よりもワクワクさせてくれております。
同じグループ会社ですので、新日ももっと試合内容以外の部分のところでも面白くなって欲しいと思っております。
天咲光由初勝利
まずはAZM&天咲光由 vs 中野たむ&月山和香です。
デビュー3戦目で初勝利ということで天咲選手これ以上ない滑り出しですよね。
直接3カウントを奪ったわけではないですが、しっかりたむ選手に持ち上げないペディグリーをしっかり決めて、カットをさせないようにしていたので、勝利には貢献してました。
普通は技を振りはらわれて、AZM選手のフォールをカットされるでしょうから、お手柄です。
対角にはデビューして1年半ぐらいになるでしょうか、未だ勝ち星なしの月山選手がいるというのに大したもんです。
直接、この2人がやり合う場面はほとんどなかったかと思いますが、これは意図的にそうしたような気がしますね。
デビュー3戦目の選手と比べて見劣りするようなことが起きたら、さすがに気の毒だとなったんじゃないですかね。
直接当たらなくても、天咲選手のほうが少し上なんじゃないかと思いましたけどね。
とはいえ、やっぱり天咲選手はまだ基礎体力、基本技がしっかりやれていないな〜と思わせましたね。
ここまではデビューして間なしのなのにスゴいな〜という目で見てましたけども、いよいよ他の新人さんと同じ目線で見てみると、やっぱりキャリアの少なさが出てはいました。
他の選手のときも噛み付いてましたが、まずはロープワークですね。
手を下にダラ〜ンとして走っちゃうところがありましたね。
スタミナをロスすると手が上がらなくなるんでしょうか。
手を振って走るだけで、ずいぶん早く走っているように見えるんじゃないかと思うんですけどね。
まだロープワークをするということでいっぱいいっぱいで早く動いているように見えるとか、躍動感を出すとかまでは意識は行っていないという感じですね。
ま、当たり前なんですけどね。
またエルボーも月山選手ほど酷くないにしても、手打ちになってましたね。
もっと体全身で打っていかないと、相手には効いているかも知れませんが、観る側には痛みが伝わりません。
また体つきは、同じぐらいのサイズ感のAZM選手と並ぶと、ずいぶん貧弱に見えましたね。
これまた、当たり前のことなんですけどね。
これが今日明日の試合で修正されていたら、エゲツない話ですよ。
体は急にゴツくはならんでしょうけど、動きに改善が見られたら、ますます好きになっちゃいますね。
こんな逸材なんですから、むしろ月山選手は意識しまくりでガンガン行ったほうが良かったんじゃないかと思います。
おそらく以前バックステージで練習中だという新しいスープレックスを出せたと思うんですけど、なかなかキレイに決まってましたね。
ただ、技を出すだけで終わっていますね。
技は何を使うかというのも大事ですけども、どこで使うかというのも同じぐらい大事なんじゃないでしょうか。
出来るようになった技をただただんに並べるだけでは話にならないと思います。
この技は相手のどこにダメージを与えて、そのダメージがあるから、次の技が効果的で、最終的に勝ちました、という流れを作らないと先をゆく同じキャリアぐらいの選手には勝てないでしょう。
天咲選手はデビュー戦から林下詩美選手のヒザに攻撃を集中させようとしたりしてましたし。
調子の良くない詩美選手のヒザを攻めたから、新技の丸め込みはキックアウトしづらいし、持ち上げないペディグリーも決まるというような流れが出来てましたからね。
そういえば、いつの間にか月ポーズをやめてましたね。
ただのファイティングポーズでした。
これはボク的にはスゴくいい傾向なんじゃないかと思いました。
プロレスに真剣に取り組んでいる感じがします。
ああいうパフォーマンスはちゃんとプロレスが出来てからで全然良いわけで、むしろちゃんとプロレスが出来ないうちからポーズなんて作ってんじゃねぇと思っちゃいますので。
ともかく月山選手も徐々にではありますが、ちゃんとしてきてはいますので、上手く行けば来年の今頃には初勝利出来るかも知れませんね。
やっぱりヤングOEDが良い
続きましてはSTARS vs 大江戸隊の10人タッグマッチです。
葉月&コグマ&岩谷麻優&飯田沙耶&羽南 vs 渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希&琉悪夏&吏南です。
なぜか岩谷選手と鹿島選手の出番が極端に少なかったですね。
岩谷選手は大事な試合が控えているから、ということでしょうかね。
やっぱりこの試合でも琉悪夏&吏南の2人が素晴らしかったですね。
吏南選手は直接チャンピオンの羽南選手から3カウントを奪いまして、ノッてますね。
あのゴリーボムと表記されていた、熨斗紙はPINK♥Devilという技名になったっぽいですね。
かわいい名前ですな。
吏南選手のイメージカラーがピンクなので、こういう名前にしたんだと思うんですが、ちょっとだけスケベーな香りを感じてしまう、ボクはダメな大人です。
琉悪夏選手はコスチュームをマイナーチェンジしたのかな?
以前よりも下半身がゴツくなってますね。
これぞ女子プロレスラーという体型になってきましたね。
ボクなんかはちょっと全盛期のブル中野さんの下半身を思い出しましたね。
今、フィニッシャーは冷凍庫爆弾ですが、ギロチンドロップも併用してくれたら良いのに、なんて思いました。
デカくなっているのに、動きはそのままというのもしっかり練習しているんだろうな〜と思わせて、琉悪夏選手は応援したいとなります。
少し前に、コメントでキッド選手はあえて相手の技を受けているというご指摘がありました。
全くその視点がなかったので、今回はそういう視点でも見ておりましたら、あえてもらっているかどうかはちょっとわからなかったのですが、技をもらった後のリアクションがちょっとこれまでは違ってきたのかな、という気がしました。
受けの名人であるディック東郷選手や金丸義信選手のようなリアクションを取り入れつつあるように思いました。
これはスゴくいい傾向だと思います。
他にそんなことをやる選手がスターダムにはいないので。
そもそも女子選手は男子選手よりも体重が軽く、体が柔軟であることが多いので、同じ技でも男子選手よりもエゲツない形になりがちです。
だから、技をもらったあとに派手なリアクションをする必要はなかったんじゃないかと思うのですが、キッド選手はそこに着手したということは、ヒールを極めに来てると思って良いんじゃないかと思いました。
そう考えると、幼児体型なのにセクシーに振る舞うのも、ヒールとしてベビーフェイスよりもカッコよくなり過ぎないようにという配慮からなんじゃないかと思えてきました。
やっぱり今のヤングOEDは良いですね。
ついでに桃選手は、ちょっと肥えはりましたかね。
琉悪夏選手は大きくなったという印象ですが、桃選手は肥えたという印象です。
もうこうなったら、腹の肉、もっと派手にダブらせて欲しいです。
祝アーティスト防衛
最後はメインのアーティスト・オブ・スターダム選手権試合の舞華&ひめか&なつぽい vs 林下詩美&上谷沙弥&レディ・Cです。
レディ選手の要求が通って実現した試合ではあるのですが、QQ(クイーンズ・クエスト)がタイトルを奪取するだろうと思った方はあんまりいないんじゃないですかね。
結果、普通にレディ選手が負けちゃいました。
せめて、もうちょっとひょっとしたらひょっとするぞってな場面が作れたら良かったんですが、今のレディ選手ではまだそこまでチャンピオンチームを追い込むことは難しかったです。
豪快さを重視するあまり、技が雑になるというのは、ある意味仕方のないことなのかも知れませんが、やっぱりボクは豪快さを保ちながらも丁寧に技を繰り出すということはやるべきだと思っております。
よって、現在のレディ選手はメインでやれるレベルには達してないかな、と思いました。
試合後、舞華選手がレディ選手のことをホメておられまして、ボクも全くおっしゃるとおりだとは思ったのですが、もっとレディ選手はやれるんじゃないかと期待を込めて、もっと丁寧に技をださなきゃダメだと書いておきます。
そうそう、詩美&レディでマジックキラーの体制にして、そこに上谷選手がスワンダイブのミサイルキックを当てる合体攻撃はとっても良かったです。
シビレました。
それから「俺が田上」ですが、相手を抱えてから一旦静止させて欲しいですね。
あれ、静止しないと公式サイトにいつまでも「チョークスラム」と書かれてしまいますよ。
せっかくチョークスラムが進化した技を繰り出しているんだから、公式サイトに試合経過を書いている人にもしっかりと認識してもらいたいです。
そのためには、まず抱えて静止してからズドン、この流れを丁寧にやって欲しいです。
今回はなんと言ってもアーティスト戦では縁の下の力持ちになりがちな、我らがひめか選手が結構目立っていたのも、大変嬉しかったです。
詩美選手と上谷選手の2名をまとめてアルゼンチンで持ち上げたり、一歩も譲らぬラリアット合戦を詩美選手と繰り広げたりと、言うことなしの大活躍でした。
これでフィニッシュがひめか選手なら、さらに良かったんですが、それはさすがに贅沢過ぎますか。
これは今年のシンデレラトーナメント、もしくは5★STAR GPはひめか選手の優勝があるかも知れませんぞ。
そろそろ、シングルタイトルの戴冠があっても良いんじゃないでしょうか。
実はすでにシンデレラトーナメントの予想はし終わっております。
近いうちに出しますので、乞うご期待。
それではまた。
ありがとう!