元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
ボク的にはイマイチ盛り上がらない大会でした。
京都ということで、近かったら当日券があるなら行こうかな〜とちょっと思ったんですが、ウチから結構遠かったので諦めました。
それでは振り返ってまいります。
スコーピオンで連敗
まずは棚橋弘至&矢野通&ジュース・ロビンソン&上村優也 vs EVIL&バッドラック・ファレ&KENTA&ディック東郷です。
上村選手と東郷選手の絡みをちょっと期待したのですが、ありませんでした。
上村選手のさらなる成長のためには東郷選手と積極的に絡んで欲しいですね。
一昨日の試合も最後はスコーピオン・デスロックで決まりましたが、今日もスコーピオンでした。上村選手に対して2日続けてEVIL選手が勝負を決めたのには、何かあるんでしょうか?
ヤングライオンだからボストンクラブしか使ったらイカンのかも知れませんが、今日あたりは先にスコーピオンを仕掛けたら面白かったのに、なんて思ってしまいました。
ところで、EVIL選手は試合後のコブ選手を襲ったのは1回だけでしたね。毎回すれば明日の試合がもっと盛り上がったんじゃないかと思ったんですが、なんで継続しなかったんでしょうか?
エンパイアが負けない
次は小島聡&永田裕志&本間朋晃 vs ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーンです。
今年の初めは負けが込んでいた印象のユナイテッド・エンパイアがこのシリーズは負け知らずなんじゃないですかね。
といっても、相手が第3世代なんで勝ったり負けたりというのもどうかというところなんでしょうけども、この試合は永田選手が混じったので、もしかしたら本隊が勝利するのかな?なんて思ってましたが、本間選手が島流しにあってしまいました。
それにしてもこのシリーズ、小島選手も本間選手も1回戦敗退だったのですが、どちらも元気ハツラツです。小島選手は本間選手のことが好きなんだそうで、合体エルボーとかやってましたね。
この2人元気だと、ボクは同世代なのですが、嬉しいです。今までこんなこと思ったことなかったのですが、この試合の2人を見たらそんな気持ちになりました。
勝っても負けても元気がいちばん、元気があれば何でも出来るってやつです。
コブ選手はこの日も返事しませんでした。
CHAOSの連携も素晴らしい
次はオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&石井智宏&SHO vs 内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&BUSHIです。
この日のベストバウトがこれでした。
後藤 vs 鷹木の予告編も良かったし、久しぶりのオカダ vs 内藤の序盤も見応えありました。
ロスインゴの連携が素晴らしいのはすっかりおなじみで特に今更驚くことはないのですが、この試合ではCHAOS側の連携も引けを取らない素晴らしさで驚きました。
オカダ選手は控えでも凄く声が出てましたね。1回戦負けして落ち込んでいるかと思ってましたが、ぜんぜん大丈夫でした。腰はどうなんでしょうか。
鷹木選手が鷹木式GTRに続いて、鷹木式牛殺しを使いそうな感じです。
それにしても! 何だあれ? 牛殺しか……効くな、あの技。いい技だな、後藤。いい技持ってんな。牛殺しか……。(※牛殺しを決める仕草をしながら)担いで、こうか……。面白い技だな
後藤選手には先に後藤式熨斗紙とか、後藤式ラスト・オブ・ザ・ドラゴンとかバックエルボー→ナックル→龍魂ラリアットのコンボとかやって欲しいですね。
これは鷹木選手からの後藤選手へのフリな気がします。
なんとか勝てました
続いてデビッド・フィンレー vs チェーズ・オーエンズです。
試合はチェーズペースで終始しました。
今の絶好調のフィンレー選手ならば問題なくチェーズを倒してくれるだろうと思っていたのですが、さすがテキサスヘビー級チャンピオン。試合の主導権はチェーズ選手が握ったままでしたね。
あの場外のマット外して、セコンドのジュース選手を動かすことで、レフェリーの注意を引いて、その間にベルトでぶん殴るという流れがウマ過ぎて、こりゃもうフィンレー選手が負けたかも、とちょっと思っちゃいました。
本当は丸め込むならグランビーロール、ちゃんと勝つならACID DROPでしっかり勝って欲しかったのですが、とりあえず勝てたらOKです。
これで仮にフィンレー選手がトーナメントで負けても、テキサスヘビー級をかけて俺と闘え、という展開があるので良かったです。
次はYOSHI-HASHI選手が相手で、大変勢いのあるわけですが、なんとか倒して欲しいです。
山場がなかった
次はYOSHI-HASHI vs 高橋裕二郎です。
これまでのこの2人の対戦成績は裕二郎選手のほうが勝っていたみたいですが、今ではYOSHI-HASHI選手が勝つことになんの違和感もありません。
これはYOSHI-HASHI選手が自分の力で格を上げてきたからではあるのですが、裕二郎選手が足踏みしていたからあっさり抜き去った感じでした。
なんかボク的には盛り上がらない試合でした。
普段、相手におんぶに抱っこの試合をしてる感じの両者の対戦ですから、どっちも筋道を作れずに時間だけが過ぎて行くという試合だったように思います。
試合後に何やらYOSHI-HASHI選手から語りかけたり、バックステージのコメントを読みますと、何か2人の間には特別なものがあるように思いました。
どうしてそれを試合に反映しないでしょう。もっとエモーショナルなものになったんじゃないでしょうか。
最後もバタフライロックからカルマでしたが、もっと裕二郎選手が抵抗しても良かったのに、割とあっさり喰らってしまいました。
生の感情やら生き様やらをリング上で使わない主義なのかも知れませんが、それが出せないことにはきっと上にはいけないと思います。
裕二郎選手には、向上心ないのかな?
何も変わりません
最後はトーア・ヘナーレ vs ジェイ・ホワイトです。
ヘナーレ選手がジェイ選手にどこまで迫れるか。ポイントはそれだけでした。
バックステージコメントで、ジェイ選手の昔のことを話したりして、YOSHI-HASHI vs 裕二郎とは逆にエモーショナルなものを持ち込んでは来ました。
だけど、ジェイ選手は悪くなったから今の位置にいるわけじゃなく、実力でヘナーレ選手と差をつけたわけです。
その辺り、ちょっと的外れに思いました。
ヘナーレ選手は試合中時々アピールしてましたが、ジェイ選手相手にそんなことやってる余裕などあるはずないのです。
間を空けずにガンガン攻めないといけない立場なんです。ハカなんてやってる場合じゃないんです。あ、これは試合前でした。
ヘナーレ選手のキャラとして正しいのかも知れませんが、同い年で同郷でほぼ同じキャリアなのに、ジェイ選手はすでにIWGPと付くベルトを全て巻き、ヘナーレ選手はヤングライオンと大差ないわけですから。
この辺を理解してないからこんな試合になるのかな、と。
そういえば、前はもっと蹴りを有効に使ってませんでしたか?なんでアレを使わないのだろう?打撃は腕を使ったものばかりでした。
また、ランペイジとトーア・ボトムは出す順番が逆になっちゃってトーア・ボトムが痛め技に格下げになっちゃいました。
ジェイ選手を全く追い込むことなく終わりました。
ボクは残念ながらヤングライオンの時のヘナーレ選手は知りません。ヤングライオン卒業直後からしか知りませんが、ボクにはその時からな〜んにも変わってないように見えました。
使う技がちょっと増えただけ。
この調子では永久にジェイ選手には追いつけないでしょう。
バックステージコメントを読むと、ヘナーレ選手的には必死になって、いろんなものを犠牲にして、頑張っているのに報われないということで、ファンの同情を買いたいのかな?と思いました。
でもキツい稽古なんて、プロレスラーはみんなやってるんですよ。当たり前のことであって、殊更それを凄いことをなしてきたように言うようではダメなんです。
ジェイ選手の体を見れば、かなりの稽古を積んでいることがわかりますが、ジェイ選手はイチイチそんなこと自慢しません。
また、ジェイ選手を応援するファンがいることを理解出来ないのもダメです。ただ悪いだけではないということに気が付いていないのでしょうか?
努力は必ず報われるものではありませんが、大きなことを成す人は大抵努力してます。
努力は正しい方向に向かってしないとダメなのです。
残念ながら、ヘナーレ選手のここまでの努力は無駄ではないにはしても、ジェイ選手に勝つために必要な方向のものではなかったということ。
なぜ、これほど大きく差が開いてしまったのか、もう少し考えて、方向を変えれば現状を打破出来るかも知れません。
次に対戦する時はせめてジェイ選手から余裕を奪って欲しいです。

それにしても、邪道選手の解説とミラノさんの解説は噛み合いませんね。
邪道選手のボケが粗いし、ミラノさんのツッコミが粗いのでオチないままで終わるのが多かったのが残念です。
ボケでない部分の言ってることは間違ってないので、ボクは邪道選手の解説は嫌いじゃないです。
それではまた。
ありがとう!