元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は3月10日に行われました新日本プロレス『NEW JAPAN CUP 2023』の一回戦の感想を書いてまいります。
NEW JAPAN CUP 2023
まずはデビッド・フィンレー選手周りの事に触れます。
思えば、BULLET CLUB内の揉め事というのは、ハウス・オブ・トーチャーが結成されたあたりにちょっとだけありましたが、なんとなく有耶無耶になってしまった感じです。
今もハウス・オブ・トーチャーはBULLET CLUB内のユニットなのか、独立してるのか、ハッキリしてない感じがします。
こんなハッキリしないことが続いていても良いものだろうか?と思う人がほとんどいなくなったタイミングでフィンレー選手がBULLET CLUBにやってきたのは、ここでついにハウス・オブ・トーチャーとBULLET CLUBの関係もろとも、ハッキリさせるということなのではないか、と期待しております。
バックステージコメントを見ますと、フィンレー選手が直接エル・ファンタズモ選手と話し合って解決するみたいです。
フィンレー選手がBULLET CLUBを出ていくことはないでしょうが、ファンタズモ選手はどうするんでしょう?
新日から出ていきさえしなければ、ファンタズモ選手がどこへ行っても良いと思っている派です。
それでは一回戦を振り返ります。
フレッチャーのシングルがもっと観たい
まずはYOSHI-HASHI vs カイル・フレッチャーです。
やっとちゃんとフレッチャー選手を観られた気がしましたね。
タッグチームで名を馳せている選手というのは、そのコンビネーションの良さに焦点を絞ってボクらに試合を見せてくれているわけですから、個としての魅力は半減してしまっていたことを教えられました。
タッグ専門ゆえに、シングルマッチになると途端にイマイチになる選手もいるかと思いますが、矢野通選手と闘ったマーク・デイビス選手も良かったんですが、それ以上にこの試合に登場したフレッチャー選手が楽しかったです。
序盤から中盤は完全に試合を支配していて、YOSHI-HASHI選手が昔のどうにもウダツの上がらないダメなプロレスラーに逆戻りさせられた感じがして、このまま普通に負けちゃうんじゃないかとハラハラしました。
それが終盤になると盛り返しまして、やっぱりYOSHI-HASHI選手はもう大丈夫だ、と安心しました。
きっと序盤から中盤は、フレッチャー選手がシングルマッチで何をしてくるのか、観てる側もそうなんですが、YOSHI-HASHI選手もわからなかったんじゃないかと思います。
ある程度受けてみてから、反撃に移ろうと考えていたのかも知れません。
終盤は互角の攻防を繰り広げましたが、身体能力と体格に勝るフレッチャー選手が最後まで勢いが止まることなく押し切っちゃったという感じがしました。
次やればYOSHI-HASHI選手が勝つでしょう。
フレッチャー選手の投げ技はただでさえ背が高いのにジャンプして放つもんですから、ダイナミックかつ説得直抜群でした。
そして打撃は、その長い足があらゆる場面で頭部を狙ってきます。
このケリ一発でいつでも流れを変えることが出来るので、どんなに劣勢でも自分の試合に持ち込めるところが強いな〜と思いました。
またエルボーも強烈でしたね。
前にぜひSANADA選手に使って欲しいと書いたエルボースイシーダもやってましたね。
後はサブミッションは何か持っているんでしょうか。
その部分が気になります。
次は後藤洋央紀選手が相手になるわけですが、ここでまだ見せていないものを見せて、後藤選手にしっかり勝ってワールドタッグリーグの無念を晴らして欲しいです。
最後は腕のロックが外れてしまってましたが、本当は腕をロックしたまま旋回してのツームストン・パイルドライバーが正解だったのかな?
その名をグリムストーンというそうです。
ぜひG1にも出て欲しいです。
ヘナーレが大勝利
最後は鷹木信悟 vs アーロン・ヘナーレです。
結果自体はサプライズではあると思いますが、試合を観ると全然違和感はなかったです。
予想ではヘナーレ選手が勝つとしたのですが、
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それはKOPWの王者が負けることで、ヘナーレ選手がタイトルに挑戦できるし、元世界ヘビーのチャンピオンが一回戦負けというインパクトもあるし、良いかな〜と思っての予想でありました。
勝ったとしても、なんとか丸め込んで勝ちをもぎ取ったという感じになるだろうと思っていたので、ここまでしっかり勝てたということは驚きました。
予想したときはこの試合が鷹木選手の地元山梨で行われるということを全く考慮に入れてなかったので、予想を外したかな〜と思って観てました。
それに前哨戦でヘナーレ選手が勝ってましたから、ますます鷹木選手が勝ってしまうような気になってました。
勝ったことには違和感はなかったのですが、やっぱり観てて面白いのは鷹木選手のほうなんですよね。
タフネスさとか、パワーとか、瞬発力とか、鷹木選手と互角以上に渡り合っていましたから、フィジカル面では全く見劣りしなかったのですが、技とか、盛り上げ方とか、フィジカル面以外のところはまだまだ鷹木選手に追いついてないので、この1勝でヘナーレ選手の格上げが成るということはないのかな〜と思いました。
きっと誰よりもしっかり練習して、コンディションを整えて、リングに上っているとは思います。
でも、練習しても身につかない部分がヘナーレ選手の場合かなり大きく劣っているように思えて、たまにトップ選手に勝ったりはするけども、世界ヘビーとかUSヘビーとかには絡めない雰囲気はまだまだ感じます。
外道選手であったり、ディック東郷選手であったりのような、旨味で勝負できる人にプロレスを教われば、本当に一皮むけるんじゃないかと思います。
ユナイテッド・エンパイアには、そういう人材がいないんで、なかなか難しいですね。
でも、日本語でマイクをしたのは、良いことだと思います。
今後も新日本のリングで闘っていくのなら、ある程度日本語は出来たほうが良いと思います。
ケニー・オメガ選手とジェイ・ホワイト選手を比べたときにどちらもプロレスラーとして能力は非常に高いんですが、日本で人気が出たのは日本語がペラペラのケニー選手でした。
ジェイ選手も日本でヤングライオンをやってたんだから、日本語はそこそこ行けるんじゃないかと思いますが、それを全くしなかったことがケニー選手ほどの支持を集められなかったと感じる理由です。
※実際、プロレスファンではどっちのほうが人気があるのかは知りませんので、あくまでボクの感じたところを書いてます。
だから、ヘナーレ選手も今後はどんどん日本語を喋ってみてはどうでしょう。
あと何度か書いてますけども、フィニッシャーのStreets of Rageは普通のバックフリップにしか見えないので、何か違うのを考えて欲しいです。
もしくはフィッシャーマンの形で持ち上げる意味をもたせて欲しいです。
至近距離からのヘッドバッドが事実上フィニッシュになったような感じに見えたのはちょっと残念でした。
アルティマが強力な絞め技だと思いますし、力任せに締め上げるという感じなのもヘナーレ選手にぴったりだと思いますので、アルティマから派生するフィニッシュを何か考案してはどうでしょう?
つまりフルネルソン○○というが良いと思う次第です。
次はNEVERのチャンピオンのタマ・トンガ選手です。
ボク的にはタマ選手にはもっと上に行ってほしいので、ヘナーレ選手には勝って欲しくないんですけど、ここでヘナーレ選手が勝つようなことがあれば、ちょっと新日の景色が変わってくると思います。
それではまた。
ありがとう!