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【NJPW】ファレのもっといいとこ見てみたい:3.10 NEW JAPAN CUP 2022 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回もNJC(ニュージャパンカップ)の感想でございます。

この山梨大会は残念ながら後半の4試合しか観れませんでした。

NEW JAPAN CUP 2022

正直なところ、今大会のカードを見たときはあんまり期待してなかったのですが、観てみますと好勝負連発でしたね。

しょうもない試合が1つもなかったです。

藤田のがんばりに泣けた

まずはYOSHI-HASHI vs 藤田晃生です。

ちょっと気になったのはYOSHI-HASHI選手のプロフィールでは身長が180センチとなっておりまして、

780...…

かたや藤田選手のプロフィールでは身長が178センチになっておりますのに、

藤田選手のほうが背が高かったことですね。

体の厚みは圧倒的にYOSHI-HASHI選手の勝ちでしたけども、結局どっちがサバを読んでいるんだろうと終始気になってました。

昨日はマスター・ワト選手にガッカリしたということを書きましたが、

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それは勝ってやるぞという気迫が見えないことがいちばんダメだったわけです。

藤田選手からはYOSHI-HASHI選手を倒してやろうという気迫を感じました。

どう考えたって、なんなら昨日のワト選手よりも、勝つ可能性が低いんです。

それでもこの男なら空気を読まずに一発やらかすんじゃないかという雰囲気がありました。

負けても仕方がないだろうと思わせるほどのかなり厳しい逆エビ固めでエスケープしたところなんて、そのがんばりに泣けました。

あんなの諦めますよ、普通。

もう覚えてませんけど、ワト選手だってヤングライオンの時にはこんな試合をしていたんじゃないですかね。

YOSHI-HASHI選手もちょっと前なら、ヤングライオンにもコロッと負けちゃうんじゃないかという頼りない雰囲気が漂っていたものですが、今や一切そんな頼りなさは感じません。

繰り出す技の全てに魂がこもってました。

鯛焼きはしっぽまであんこが詰まっていることが褒め言葉になりますが、YOSHI-HASHI選手の逆水平はその指先まで気迫というあんこが詰まっていました。

ちなみにボクはあんこが食べられないので、鯛焼き食べないんですけどね。

今後のYOSHI-HASHI選手も楽しみだし、藤田選手も楽しみになるいい試合でした。

外道の手のひらの上?

続きましては内藤哲也 vs 外道です

こちらは新日にいるもうひとりの名人、外道選手の試合です。

昨日も名人たちの共演に酔いしれましたが、この試合も外道選手の名人芸にシビレました。

それにも増して内藤選手が楽しそうにプロレスをしている姿もまた楽しかったです。

ずっとニヤニヤしてましたもんね。

ただ、昨日の名人の試合とは違って、名人に試合をコントロールされていた感はほとんどありませんでした。

さすが内藤選手です。

トップ選手はやっぱり違います。

この試合もまた、どう考えても内藤選手の勝ちだと思うんですけども、随所にアレ?外道選手が勝っちゃった?とか、ひょっとして両者リングアウトなんてこともあるんじゃないの?と思わせる展開を見せたのが唸らせます。

最後は実況陣の誰もが技名が出てこなかったポルボ・デ・エストレージャでした。

※鷹木信悟選手だったかな?が言ってたグラウンド・グロリアのほうがしっくり来ます。

ボクもリアルタイムで観てる時は名前こそ出てこなかったけど、ちゃんと技名があったはずだと思っていたのに、ミラノコレクションA.T.さんですら見たことない技みたい感じになってましたね。

大丈夫か。

ともかく外道選手の名人芸と内藤選手の奥深さを感じた試合でした。

小島だけは他の第3世代とは違う

続きましては小島聡 vs ジェフ・コブです。

この試合も大方の予想はコブ選手の勝ちだったでしょう。

ほとんどの人が小島選手が勝つなんて思ってなかったでしょう。

それなのに、小島選手が勝っちゃうんじゃないかと思わせる内容だったことに感動しました。

コブ選手に気を遣ってもらった感がまるでなかったのが素晴らしいです。

小島選手は他の第3世代の選手とパッケージになって出場することが(小島選手が第3世代ですし)多いんですが、コブ選手相手にここまでの試合ができるのは第3世代では小島選手だけなんじゃないですかね。

前から薄々思ってましたけど、やっぱり一緒くたにしたらダメだと確信しました。

ただ、必殺のウエスタン・ラリアットが炸裂したのに腕を痛がってちゃあ勝てません。

※事情はあるでしょうけど

特に腕に攻撃を集中されていたわけでもないのに。

だって、その前はラリアットの相打ちで競り勝っているんですよ。

ここだけが残念でした。

ラリアットが炸裂してもカバーに行けない理由を全般にしっかり作っておけば言うことなしだったでしょう。

でも、本当に小島選手は素晴らしいです。

よく知りないで書きますが、小島選手と同世代でここまでの試合がやれる選手は世界中を見渡してもそんなにいないんじゃないですかね?

IWGP世界ヘビー戦線にどんどん参入してもらって、なんなら戴冠最年長記録を樹立してもらいたいです。

行っちゃえよ、小島!

ファレのもっといいとこ見てみたい

最後は棚橋弘至 vs バッドラック・ファレです。

昨日の前哨戦で、ファレ選手が低空ドロップキックを見せたんですね。

そんなことを仕掛けてくるファレ選手を始めて見たので、この試合はちょっと面白くなりそうだな〜と期待していました。

だけど、始まってみるとほぼこれまでの棚橋 vs ファレでして、少々期待はずれでした。

勝ち方も丸め込みですし。

もっとファレ選手が足殺しを徹底してやれば、同じ丸め込みフィニッシュでも棚橋選手の必死度は違っていたと思うんですけどね。

ファレ選手が足殺しを徹底しちゃうと、棚橋選手が本当に動けなくなっちゃうということもあるでしょうけど、体格を活かした攻撃だけでなく、若い時に新日の道場で培ったサブミッションなんかも、もっともっと見せて欲しかったです。

あんなに大きいのに、実は細かいこともしっかりやれる、そんなファレ選手のいいところがもっと観たかったのです。

とはいえ、この試合に勝った選手が次に当たるのが内藤選手となりますと、棚橋選手が勝ってしまうこの結果は致し方なしでしょうかね。

棚橋 vs 内藤かファレ vs 内藤なら誰もが前者でしょうし。

ファレ選手にはもっともっと活躍してほしいんですけどね。

今の新日のトップ外国人選手は、軒並み小さめです。

日本人選手もまた小さめなので、そのほうがいろいろと都合が良いのかも知れませんが、大きい選手が普通に強いという構図もまた、プロレスの醍醐味ではありますし、一回ぐらいはIWGP世界ヘビーを巻いてもらいたいです。

ファレ選手は今年40歳。

ひと花咲かすにはギリギリの年齢かも知れませんが、たしか内藤選手や飯伏幸太選手、鷹木信悟選手と同い年と考えればまだまだチャンスは有ると思います。

今年は50周年イヤーでオカダ選手で行くと思うので来年チャンピオンになって欲しいです。

そのためにも今年、いろんな場面でインパクトを残して欲しいです。

ファレ選手はたしかBULLET CLUBのオリジナルメンバーだと思うんですけど、ここは新日本隊に異動するというのはどうでしょう?

ボクはずいぶん前から提唱しているんですけどね。

「グッドラック・ファレ」になればいいのに、と。

ダメですか?

ファレ選手のもっと良いところを観てみたいです。

それではまた。

ありがとう!


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