元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今日は月山和香選手の審判の日ですが、ここでは3月10日に行われましたスターダムの後楽園大会の感想を書きます。
後楽園大会
また大会タイトルが漢字に戻りましたね。
後楽園ホールのあるところの地名は「後楽園」なんですかね?
通常、○○大会なんて言う時は、この○○の部分には地名が入るものですからね。
会場名が入る場合もありますが、その場合はエディオンアリーナ大会みたいな感じになって、決してエディオン大会と略したりしないわけです。
※エディオン大会になると、電気屋さんの駐車場特設リングって感じがしますしね。
で、今大会は「後楽園大会」となっていますので、上の疑問になったわけです。

あ、地名は「後楽」なんですね。
正しくは「行楽大会」ですかね。
すみません、どうでもいい話をしてしまいました。
それでは振り返ってまいります。
今回は3試合だけピックアップして書いてまいります。
壮麗亜美は安定している
まずはフューチャー・オブ・スターダム選手権試合の壮麗亜美 vs レディ・Cです。
壮麗選手に死角なしですね。
フューチャー圏内にいる選手で壮麗選手を倒せるイメージが湧く選手は現時点では居ないですね。
前王者の羽南選手はたくさん防衛しましたけども、それよりも遥かに安定してます。
それもそのはず、普段はトップ選手と普通に試合が成り立ってますから、フューチャー圏内の選手と対等になるわけないんです。
このまま防衛を重ねていくことが、壮麗選手にとってもそうですし、スターダムにとっても良いことだとは思えなくなってきました。
頃合見て、返上しましょう。
レディ選手は工夫していたと思います。
ただ、組み立てが悪くて勝ちそうな雰囲気にはなりませんでしたね。
チョップ合戦に持ち込むとレディ選手の非力さが際立ちますし、ジャイアント・スイング狙いも誰も回せるとは思わなかったと思います。
見た目にも壮麗選手と比べると非力なのがわかるのに、なぜパワー殺法を使おうとするのか、ここを改善しないと勝ちにつながらないんじゃないですかね。
しっかり練習しておられるはずなので、きっとゴツくならない体質なんじゃないですかね。
例えば葉月選手なんかは、肩周りとか背中とか、見るたびにゴツくなっている気がしますから、女性でも筋肉が付く人はしっかり付くんですね。
同じようにきっとしっかり練習しておられるでしょうに、レディ選手はず〜っと細身のイメージのままです。
だから、パワーに頼るような攻撃はチョイスしないほうがレディ選手にとっては良いんじゃないかと思います。
今回良かったのは、ローリング・クレイドルですね。
これも組み立てのマズさが出てしまいましたが、この技の使い所が終盤だったら、もっと壮麗選手を慌てさせたはずですし、観てる側としてもひょっとしたらレディ選手が勝つかも、と思えたはずです。
フィニッシャー並みの喉輪落としも割と序盤ですぐやっちゃったり、良い技たくさん持っているのに、もったいないなと思います。
今、どんな展開で試合の序盤なのか中盤なのかはたまた終盤なのか、行くべきところか引きべきところか、これを掴みきれてないんでしょうかね。
それは前回感想を書いた『トライアングルダービー』の優勝決定戦大会のゲスト解説の時に感じてたことです。
だからフューチャー圏内なんでしょうけどね。
これはきっと試合を重ねていくしかないんでしょうね。
なつぽいに腕ひしぎのイメージが付けばデカい
次はひめか引退ロードのひめか vs なつぽいです。
なつぽい選手と並ぶとひめか選手がひときわデカく見えます。
こんなの、なつぽい選手が勝てるわけないやん、と思えるほどのサイズ差を感じます。
ところが時間切れギリギリのところで、サブミッションが極まって、なつぽい選手が勝つのです。
少し前の6人タッグマッチでの朱里選手との対戦でも見せた側転をして相手の腕をとっての飛びつき腕十字
※なんか名前がついたはずですが、今思い出せません、ごめんなさい。
が最後炸裂しました。
それまでも腕に攻撃を絞って布石を打つという闘い方は、サイズ差を埋めるのに有効だと思います。
ひめか選手は腕を使っての攻撃が多い選手ですから、攻撃力を削ぐという側面でも有効です。
これが観てる側の頭に印象づけば、最後の最後までなつぽい選手の試合はわからないと思えますので、ワクワクが増します。
ボクはこれをその朱里選手との対戦の中で見せた時に、赤いベルトを巻くことを目指して試合を積み重ねているんだな〜と思った理由です。
身体に恵まれてない選手が、目立つためには飛んだり跳ねたり、スピードのある丸め込み技をチョイスしたりするものですが、なんだかんだでデカさはそれを全て破壊してしまいますから、結局はチャンピオンになるというところまで行くのは難しかったりするんですね。
格闘技では体重差はそのまま戦力差になることが明らかになっているから、体重で分けて強さを競っているのですから、仕方がないことです。
特に階級分けのない女子プロレスでは、余計に体の大きさは結果に影響を及ぼします。
それでも、寝かしてしまえば大きさは関係なくなるというのもまた、昔からプロレスにある方程式です。
ヘビー級の選手がスーパーヘビー級に勝つための手段として、ポピュラーなものです。
今回のなつぽい選手の腕ひしぎ十字固めは少々グズグズになってしまい、肩を極める技になってましたけど、それでもどんなに追い込まれてもなつぽい選手には腕ひしぎがあるというイメージが付けば、なつぽい選手がスターダムの頂点に立つのもあり得ると思いました。
琉悪夏を育てる会
最後はゴッデス・オブ・スターダム選手権試合の高橋奈七永&優宇 vs 刀羅ナツコ&琉悪夏です。
タイトルマッチというよりも琉悪夏選手のチャレンジマッチでしたね。
カッコいい系の選手もかわいい系の選手もいっぱい居るので、単純にデカく丈夫で強そうな選手を育てたいというみんな期待を琉悪夏選手に背負わせてる感じでした。
ナツコ選手は居てもいなくても同じというぐらいの存在感しかなかったです。
※ナツコ選手、ナツコファンの皆様、ごめんなさい。
正直、ナツコ選手が7Upp相手ではほとんど通用しなかったことのほうが大問題だと思うんですけど、そこは割り切って琉悪夏選手の成長に賭けたというところでしょうか。
そして、琉悪夏選手はみんなの期待に応えて奮闘してたと思います。
琉悪夏選手はまだ10代でしょ?
これからまだまだ体は大きくなるだろうし、パワーだって付くでしょうから、その内優宇選手ぐらいのサイズならポンポン投げてしまう日が来ると思います。
さて、もう散々な書き様にしてしまったナツコ選手ですが、それは復帰してからここまでこれといった活躍には至っておりません。
気がつけばしっかり大江戸隊のリーダーとしての存在感を示してくると思っていたのですが、そうにもなっていません。
キャッチフレーズが「インテリジェント・モンスター」になったのは、サイズは小さめだし、パワーやスピード、テクニックでは売りにならないしってことだと思います。
それなのに相手を陥れるような連携攻撃や、敵ユニットを内部から破壊するような工作、ルールのグレーゾーンを巧みに使った戦略などは、ボクの知る限りでは観たことがありません。
そうは言ってもこれまでとは大きくスタイルを変えることになるわけですから難しいとは思います。
だから、シンデレラトーナメントで頭脳を使って勝ち上がって「インテリジェント・モンスター」であることを証明して欲しいです。
でも、一回戦の相手は琉悪夏選手なんですよね。
「琉悪夏を育てる会」の会員であろうナツコ選手が勝つのは難しいかも知れません。
それではまた。
ありがとう!