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【NJPW】札幌は新時代の到来をまだ望んでない:2.4 THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~ 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回は雪の札幌2連戦の1日目の感想です。

3試合をピックアップして書いてまいります。

THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~

これがアップされる時間には今日の分が終わってしまっているので、昨日の感想なんてどうでも良いよ、となっているかも知れませんが、どうかひとつ宜しくお願い致します。

DOUKIに勝って欲しかったな〜

まずはIWGPジュニアタッグ選手権試合のキャッチ2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)vs 金丸義信&DOUKIです。

この日のベストマッチでした。

結果以外はいうことなしのシビレる試合でした。

キャッチ2/2がエグいぐらい強いのはわかっているので、この結果は当然といえば当然なのかも知れません。

だがしかし、金丸&DOUKIがというよりも、DOUKI選手が勝ってくれるんじゃないかと思わせる展開で、負けた時は悔しく泣けちゃいました。

もう勝たせてあげてもいいじゃないか、これほどの試合をしてるんだから、DOUKI選手がチャンピオンであっても全く違和感がないのに、最後はひっくり返されるのは何でよ〜と。

この試合までずっとTJP選手への足殺しを重ねていましたので、一番いいのはDOUKI選手自身が勝っての戴冠ですけども、この際金丸選手が勝っての戴冠でもいいか、と思っていたのですが、それも叶いませんでした。

イタリアンストレッチでイタリアンが負けるなんて最高だな〜と思ったんですけどね。

スープレックス・デ・ラ・ルナ以外は全部出しきったんじゃないかと思うので、大変悔しいですけども、腐らずこれからもタイトルを狙っていって欲しいです。

そして、何なら今すぐ某かの理由を見つけてリマッチをしてほしいぐらいです。

そろそろDOUKI選手に新日で良い思いをしてもらいたかったなぁ。

結果はただただ悔しいんですけども、内容は今年のベストバウト候補です。

タッグマッチの最先端を行ってたんじゃないかというぐらい、いろんな形での合体であったり、連携であったりで素晴らしかったです。

セミ前でこんな試合をやられたらセミとメインに出る人たち、しんどいだろうな〜と思わせるほどです。

実際ボク的にはセミとメインはこの試合を超えられませんでした。

不撓不屈のタイチ

次はスペシャルシングルマッチのウィル・オスプレイ vs タイチです。

本来は北海道ですし、相手が最強外国人であるオスプレイ選手ですから、メインだったんじゃないかと思います。

ただ運悪く、未来のエースの海野翔太選手の売出し試合で、相手が今特に人気者である内藤哲也選手のシングルマッチが同日に組まれてしまったことでセミなんでしょう。

声出しOKの大会となれば、「デ・ハポン」締めしたいですものね。

ずっと声出ししてる状態でのこの大会を迎えたならば、間違いなくこの試合がメインだったんじゃないかと思います。

内容的にもメインを食ってました。

だからセミ前からメインまで、尻すぼみになってしまった印象です。

タイチ選手が試合前に、どんなに贔屓目に見てもタイチ選手が勝てるとは誰も思わないというようなことをおっしゃってたそうで、申し訳ないですけど確かにその通りです。

そのシチュエーションで、タイチ選手が一体ボクらに何を見せてくれるのか、がこの試合のポイントだったのではないかと思います。

結果、タイチ選手は不撓不屈の精神を見せてくれました。

オスプレイ選手の技は、目を覆いたくなるようなエグいのが多いわけですが、それをガッツリもらいながらも立ち向かっていく姿は、泣きはしませんでしたけども感動的でした。

この前、壮絶にケニー・オメガ選手に負けて、ベルトをよそに流出させてしまった直後です。

いくら地元のスーパースターだとはいえ、ここでオスプレイ選手が負けることは考えにくいと思っていました。

ところが試合が進むにつれて、今だからこそタイチ選手は勝てるかも知れないと考えるようになってきました。

これは偏にタイチ選手の闘う姿がそう思わせたのです。

ヒドゥン・ブレイドのカウンターで横綱エルボーが入ったり、三冠パワーボムが炸裂したり、オーからのバックドロップホールドが決まったり、ジワジワと無敵のオスプレイ選手を追い詰めているように思えました。

とはいえ、勝つとしてもブラックメフィストできっちりはないだろうと考えていたので、タイチ式外道クラッチが出たときは、これだ!と思っちゃいました。

でも、そうはなりませんでした。

さて、新ユニット「ジャスト・4・ガイズ」は全員敗北となってしまったわけですが、思えば相手になったユナイテッド・エンパイアも全敗なんてことがあったので、今後の飛躍が逆に期待できるんじゃないかと思った次第です。

札幌は新時代の到来をまだ望んでいない

最後はメインの内藤哲也 vs 海野翔太です。

期待していたほどは盛り上がらなかったです。

そういう場合、すぐにこういうところがイマイチだったからじゃないかな〜と思い当たるものなんですが、この試合においてはこの盛り上がらなさの原因が何だったのか、わかりません。

強いていうならば、内藤選手は派手に受けることで試合を盛り上げるタイプですが、海野選手が内藤選手を攻めきれなかったということでしょうかね。

ただ、そこまで海野選手の攻め手がまずかったとも思えません。

変形のデスライダーなのかな?一度体の上に内藤選手を固定してからのDDTとか、コリエンド式?スイング・ネックブリーカーよりもさらにもう半回転のなんて名前の技なのかわからない技とか、アックスギロチンドライバーなんて良かったんですけどね。

それとも終盤、もうひと頑張りが今回の海野選手には足りなかったのかな?

内藤選手的には最後のデスティーノは切り替えされるの前提で出したら、サラッと炸裂しちゃったんじゃないかとも思えます。

それでも試合の時間的にはデスティーノがしっかり決まってもおかしくない時間だとは思います。

そんなに悪いことはなかったはずなのに、充分に盛り上がっていた方もたくさんおられたと思いますが、ボクが盛り上がれなかっただけなんだと思います。

それに、このシチュエーションだと本当なら海野選手への声援が集まるはずです。

どう考えたって内藤選手にはまず勝てないわけですから。

新時代の到来はいつだってプロレスファンをワクワクさせるものでしょう。

それなのに、ワールドで観る分には声援はほぼほぼ内藤選手の名前でした。

これもコロナ禍の影響でしょうね。

新時代の到来よりも、まずは日常を取り戻すことのほうが今は大事だったのです。

日常とは、メインに内藤選手が立った時の日常とは「デ・ハポン」締めなのです。

残念ながら海野選手の活躍するタイミングはもう少し後だったのです。

少なくとも札幌のプロレスファンはまだ望んでいなかったみたいです。

そして、ボクは新時代の到来を期待していたつもりでしたが、心の中では普通に内藤選手が勝って「デ・ハポン」締めをするところを観たいと思っていたのかも知れません。

だから、海野よ余計なことをせずにさらっと負けろなんて考えていたのかも知れません。

だから、盛り上がれなかったのかも知れませんね。

でも、誰もが新日の未来は明るいと思ったんじゃないでしょうか。

それではまた。

ありがとう!

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