元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
ジェイ・ホワイト選手の変化を必死に探して観ていたのですが、ほぼ全く何も変わらないことに逆に驚いた『2.2 Road to THE NEW BEGINNING』でした。
あ、白いTシャツだったのは嬉しかったです。
それでは振り返ってまいりましょう。
こういう試合は必要
第1試合は辻陽太 vs ゲイブリエル・キッドのヤングライオン対決です。
一昨日も同じカードが組まれましたが、こういう試合をたっぷりやることで意識せずとも基本的なことが普通にキチンと出せるプロレスラーになるんでしょうね。
昨日、スターダムの話を書きました。
シングルマッチで何の実績もなく、キャリアも浅い上谷沙弥選手が団体最高峰のベルトに挑戦することに疑問を呈しました。
上谷選手に欠けているのが、辻 vs ゲイブで観られる基本動作だけで試合を組み立てることなんじゃないかと、思いました。
技が軽く見えたり、雑だったりというのは、この部分が欠けているからなのではないかと思います。
女子選手の選手生命が男子に比べると短いので、じっくりと育てる時間がないということなのかも知れません。
でも、新日出身の選手が世界中で活躍していることや、ゲイブ選手のように8年だか9年だかのプロレスのキャリアがありながら、ヤングライオンからやり直してまで、新日に入門した理由をスターダムにも理解して欲しいな〜と思いました。
関係ないスターダムの話をしてスミマセン。
辻選手が勝った試合は良かったんですが、ゲイブ選手が試合はちょっと雑な感じがしましたね。
ダブルアーム・スープレックスはとっても良いので、そこに辿り着くまでの道筋をもう少し丁寧に追えたら良いのかな、と。
がんばれ、元井美貴1
続いては田口隆祐&上村優也 vs 石森太二&エル・ファンタズモです。
ジュニアタッグチャンピオンチームと上村選手が当たるのですから、ここはパートーナーはタイガーマスク選手であって欲しかったです。
BULLET CLUBが悪ふざけをふんだんに盛り込んでくるチームで、田口選手もしっかりふざけます。
おふざけとおふざけの間で上村選手がどう動くのが良いのか困っているように見えて、上村選手の良さが死んでいる気がして残念でした。
ふざけないタイガー選手のほうがやっぱり良かったな、と思いました。
この試合でいちばん気になったのは、ファンタズモ選手の乳首攻撃に対して、解説の元井美貴さんがどこを攻撃されているのか、言えなかったところです。
「乳首」という言葉を発するのを躊躇したことで、逆にエロが増してしまいました。「解説」の元井さんが「乳首」と解説しなかったので、実況の人も「乳首」と言わず「胸部」なんて言ってしまいました。
いい年ぶっこいた完全なる大人の女性である元井さんは、今後も「乳首」を避けるスタンスで行くのでしょうか。
ファンタズモ選手のカードが組まれているときには是非とも元井さんをブッキングしてほしいと思うようになりました。
がんばれ、元井美貴!
内藤がいちばん目立つ
続いて本隊&CHAOS連合軍 vs ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの8人タッグマッチです。
本間朋晃選手と内藤哲也選手だけシングルマッチの予定がないのに、いちばんヒートしている(本間選手だけかも知れませんが)感じがするのがこの2人なんです。
内藤選手の力の抜け具合に、ついつい目が行ってしまいます。
このところ、チャンピオンの飯伏幸太選手の制御不能っぷりが取り沙汰されていますが、内藤選手の制御不能っぷりも負けてません。
遊び心満載で、実に試合を楽しんでいるように見えます。しかも、いちばん目立っていたようにも見えました。
飯伏選手はどういうつもりなのかわかりませんが、ボク的には悪目立ちしてしまってタイトルマッチへの興味がドンドン削がれていってます。
そのうち、SANADA選手もそんな感じならタイトルマッチやめとくわ、と言いそうな気さえします。これで負けたら絡み損ですし。
やっぱりちょっとボクは飯伏選手が苦手だな〜と思いました。
二冠戦、開始5分くらいでくるっと丸め込んで終わりSANADA選手がチャンピオン、というのでいいんじゃないかと思いました。
また、飯伏選手がAEWとの対抗戦をぶち上げているんですか?
それなら丸腰のほうが気楽でしょうし、SANADA選手の勝ちで良いと思います。
がんばれ、元井美貴2
メインはCHAOS vs BULLET CLUBの5 vs 5イリミネーションマッチです。
一昨日のイリミネーションマッチは面白かったので、きっとこの試合も面白くなるんだろうな〜と思っていたのですが、イマイチでした。
ビッグマッチでジェイ・ホワイト選手絡みのカードが追加されるので、短期間で一気に盛り上げないといけないというのもあって、こういうことになったんでしょうが、あそこまでやらなくても良いんじゃないかという気もしました。
帰ってきただけでも充分なインパクトだったわけですし。
BULLET CLUBで気になるのは、ジェイ選手とEVIL選手の関係性です。
リング周りには8人もいてワチャワチャしすぎて、ジェイ選手とEVIL選手が上手くやっているのかどうかがわかりにくい状況ではあったんですが、1つだけ感動的なシーンがあり、少し安心しました。
場外に落ちそうになったオカダ・カズチカ選手を、すでに失格になったEVIL選手が下からイスでぶっ叩いて落とそうとしたシーンです。
結局落ちなかったのですが、それでオカダ選手がキレてEVIL選手に飛びかかっていったんですね。そして、殴ったついでに場外でツームストン・パイルドライバーをぶっ放そうとしたのです。
すると、そこに一目散に走ってきて、それを阻止したのがジェイ選手だったんです。
そうして命拾いしたはずのEVIL選手は、その後すぐに控室に引き上げたみたいで、それはちょっと残念だったんですが、今後も2人が仲良くしてくれることをボクは祈っています。
さて、終盤のことです。
CHAOS陣営が後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIという現NEVER6人タッグ王者チームが残り、BULLET CLUB陣営が現IWGPタッグ王者チームのタマ・トンガ&タンガ・ロアとジェイ選手が残るという構図になりました。
そこで解説の石森太二選手にこの状況どうでしょう?と実況の人が聞くと、YOSHI-HASHIがいるから大丈夫的なことを言ったんです。
このところ好調キープし続けているYOSHI-HASHI選手に対して、明らかに1人だけ格下扱いした石森選手。ヒール側の人間として適切なコメントでありました。
それを受けた元井さんは、それがどういう意味なのか?と聞き返すにとどまったのです。
そこは、何を仰る石森さんと、今のYOSHI-HASHI選手は前のYOSHI-HASHI選手とは違う、としっかり解説するべきところだったのではないでしょうか。
これだけプロレスを観ていれば、どういう意味で言ったのかくらい、聞き返さずともさすがにわかるでしょ?
「乳首」を言葉にできなかったことは良いとしても、これはダメです。
それこそ得意のデータを持ち出して、いかに最近のYOSHI-HASHI選手が良いかというのをまくし立てて欲しかったです。
むしろ、何のためのデータなんだ?と。実況の人が喋れば良いことを奪い取ってまでデータを披露してきたのは一体何だったのか?と。
こういう時のためでしょう。
偉大なる?解説者であった山崎一夫さんや、柴田惣一さんが去った今、元井さんへの期待は大きいはずです。
もっともっと踏み込んだ解説をお願いします。
がんばれ、元井美貴!
ジェイ選手と石井選手はNEVER6人タッグを懸けて闘うことになりそうで、ここでのYOSHI-HASHI選手の奮起に期待します。
それではまた。
ありがとう!