好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

やっぱりブリスコブラザーズ(2.23 HONOR RISING:JAPAN 2019 観戦記)

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

やっと観戦記を書きます。

 

二日間と実に短いシリーズだったのですが、やっぱりファンタスティカマニアよりは盛り上がりが足らない気がしました。これはある程度ストーリーを追わないとレスラーのキャラクターが理解できないから、どうリアクションをとっていいのかわからないといった盛り上がり不足な気がしました。

 

今後もROHとは提携していくということであるなら、このHONOR RISING:JAPANシリーズをファンタスティカマニアくらいのボリュームにしていただけると、もっともっと楽しめたでしょうし、東京以外の土地でも観たいという人はいると思うので来年こそよろしくお願いします。

 

それでは、いくつかの試合を振り返ってみます。

ザックを圧倒するグレシャム

まずは第1試合のトーア・ヘナーレ&ジョナサン・グレシャム vs ザック・セイバーJr.&TAKAみちのくです。最初から衝撃的な試合でした。

 

サブミッションというか、腕取ったり、足取ったり、というクラシカルなレスリングの技術において、ザック選手に真っ向から勝負できる選手がいないから、他の選手との差別化が図れて、世界で活躍できているんだろうな〜と思っていたのですが、真っ向勝負できる選手いましたね。ジョナサン・グレシャム選手です。

ザック・セイバーJr.vsジョナサン・グレシャム

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ザック選手もか細くて大きく見えないんですが、そんなザック選手よりも更に何もかも小さいこの男が、TAKAみちのく選手曰く「サブミッションマスター」のザック選手をレスリングの技術で圧倒してました。

 

新日マットに初参戦ということで、顔見世というのもあって、ザック選手が受けに回っていたのかも知れませんが、それにしたって、ここまでザック選手と技術で勝負できる選手は新日本にはいません。

 

グレシャム選手のようなレスリングを「チェーンレスリング」と呼ぶそうで、確かにず〜っと動き続けて、テクニックが次のテクニックの布石になっているので次々と連鎖していく、まさに「チェーン」でした。

 

これだけでも驚きなのに、

ジョナサン・グレシャムのシューティング・スター・プレス

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ご覧ください、この見事な跳躍。空中姿勢の素晴らしいシューティング・スター・プレスです。このレベルのシューティング・スター・プレスをやる選手は近頃多いので驚かなくなっては来てますけど、どこまでもグラウンド勝負のレスラーだと勝手に決めつけてみていたので、度肝を抜かれました。恐れ入りました。

コルト・カバナに首ったけ

続いては第3試合の矢野通&コルト・カバナ vs デリリアス&チーズバーガーです。もう終始、コルト・カバナ選手に目を奪われてしまいました。首ったけです。2.22の試合ではそんなに魅力的に見えなかったので、観戦記にも取り上げてませんでしたが、

www.loca-neo.com

この試合では存分にその魅力を発揮していまして、これはROHを知りたい、継続して観たいな〜とちょっとだけ思ってしまいました。カバナ選手はNEW JAPAN CUPに出場して一回戦で真壁選手と当たるんでしたね。真壁選手を倒して、二回戦での矢野選手との対決を観たいです。

 

フィニッシュも最高でした。

コルト・カバナのシカゴスカイライン

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

コーナー上でファイアーマンズキャリーで担いで、しゃがみながら着地して、相手をトップロープに打ち付けるという荒業です。そして、

コルト・カバナのスーパー・マン

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

写真ではわかりにくいんですが、この体制に入る前にボディプレスのように両手広げてジャンプします。その際に「スーパーマン!」と叫びます。相手の上に落下するのかと思えば飛び越えてしまうのですが、足だけがしっかり相手にかかっていて、そのままフォールを奪うのです。

 

ワールドではカバナ選手がこの技を決めたときの表情が見れるのですが、多分顔もセットでこの技が完成すると思います。楽しい選手でしたので、もっと観たいです。

ブリスコブラザーズ最高

この日、終わりの2試合がタッグのタイトルマッチでしたが、今回はROHが主役の大会だから、ROHのタイトルがメインになったのでしょうけど、終わってみれば内容的にもROHのタイトルマッチのほうが素晴らしかったです。

 

というか、EVIL&SANADA vs G.O.D.の試合はこの試合が天井でしょう。この試合以上にいい試合が作れるような気が全然しませんでした。毎回同じものを見せられているような気がして、ちょっと僕は退屈でした。

 

そして、EVIL&SANADAもしばらくはもうタッグを組まないほうが良いんじゃないでしょうか。シングルプレイヤーとして格を上げてからまた組んだほうが面白くなるように思いました。

 

さて、メイン。ブリスコブラザーズ(ジェイ&マーク)vs ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーです。

 

我らがフィンジュースの大活躍によって大盛り上がり大会と言いたいところですが、主役は勝ちましたブリスコブラザーズでした。

ブリスコブラザーズ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

以前から僕はブリスコブラザーズが大好きでしたし、ヤングバックスが重宝がられる中、なんでブリスコブラザーズをもっと呼ばないのか、新日首脳の目は節穴かと思ってました。

 

ヤングバックスはもちろん素晴らしいタッグチームではあります。でも、全然好きじゃなかったのです。ま、そんな人、少数なんでしょうね。あ、僕の目が節穴だったのか。

 

グレシャム選手のレスリングを「チェーンレスリング」と呼ぶと上で書きましたけども、ブリスコブラザーズのレスリングもまた「チェーンレスリング」と呼んでも良いんじゃないかと思うほどに、どんどん攻撃が繋がっていきまして、相手を全然休ませないところが好きです。

 

フィンジュースもけっしてやられっぱなしだったわけではありません。

フィンジュースのフラップジャックからのフェイスクラッシャー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

新ユニット・ライフブラッドを結成しましたし、このところずっとタッグを組んでいますから、連携もバッチリです。こちらはダブルのフラップジャックからのフェイスクラッシャーです。

 

以前、あれはヤングライオンの上村優也選手だったかな?このダブルのフラップジャックをショルダースルーだと思って体を丸めて受け身を取ろうとしたら、足を掴まれたままだったので、頭から真っ逆さまに落ちちゃったことがありました。

 

それで、ショルダースルーだと勘違いされてもフェイスクラッシャーに繋げば、体を丸めることなく、体全体でビターンと受けられるんじゃないかということで、この形に進化したんじゃないかと僕は思いました。

 

そこに過去の反省が活かされているような気がして、フィンジュースが日々進化をしているのだということを感じて、感激しました。

 

そしてフィニッシュムーブにもなり得るであろうこの技。

フィンジュースのエルボー&パワーボム

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

これはフィンレー選手の得意技、コーナーからのダイビングヨーロピアンアッパーカットとジュース選手のパワーボムの合体技です。ご覧ください、この見事なフィンレー選手の跳躍。長い髪が躍動感を演出しています。これで3カウントを奪ってROH世界タッグを奪取ということになりそうだったんですが、なんとこのあと、フィンレー選手は着地に失敗してしまいまして、肩をケガしてしまったみたいです。

 

すぐにフィンレー選手はレフェリーにヤバいと伝えると、レフェリーは素早くジュース選手とブリスコ選手のどっちか(パッと見ジェイなのかマークなのかわからない)に伝えました。

 

すると、チャチャッとブリスコ選手(どっちかわからない)がエルボードロップで試合を〆ました。

 

試合結果も残念でしたけど、あんなに張り切ってたフィンレー選手がケガしちゃったのが何より残念でした。

英語はよくわかりませんが、そんな深刻なケガではないみたいなことを書いてるような気がします。

 

良かった。フィンレー選手にはNEW JAPAN CUPで活躍してもらわなにゃならんのです。

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というようなことで、ROHが楽しいプロレスをやっているということがよ〜くわかった大会でした。ますますMSGが楽しみになってきました。

 

MSGで実現するかわかりませんけども、ブリスコブラザーズとG.O.D.が戦うっぽいのも楽しみですね。ブリスコブラザーズが勝つでしょうけど。今、ブリスコブラザーズに勝てるチームは、たぶんK.E.S.しかいません。

 

それではまた。

ありがとう!


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